「前輪が2本なら転びにくそうだけど、買ったあとに重さや維持費で後悔しないかな……」
トリシティ125を検討しているあなたは、こんな不安を感じているのではないでしょうか。
トリシティ125は、ヤマハ独自のLMW機構による安定感が大きな魅力です。
一般的な125ccスクーターとは見た目も乗り味も違い、雨天時の通勤や荒れた路面で「前輪がもう1本ある安心感」を得やすいモデルですよ。
その一方で、三輪だから自立するわけではありません。
停車時には足で支える必要があり、車両重量も軽い原付二種スクーターとは大きく異なります。
そのため、「こけないと思って買ったのに立ちゴケした」「駐輪場から出すだけで疲れる」「125ccなのに価格も維持費も高く感じる」と後悔する可能性があります。
ここは見落としたくないところです。三輪という見た目から想像する乗り物と、毎日の使い勝手には少し差があるんですよね。
また、トリシティが壊れやすいという噂や事故率への不安、中古車の選び方、屋根付きカスタムの注意点も気になるところです。
さらに、トリシティ125を運転できる免許、燃費、車両の寿命、155との違いまで確認しないと、自分の使い方に合うか判断しにくいかなと思います。
2026年型は、従来型から外観が大きく変わり、4.2インチTFTメーター、矢印によるナビ表示、USB Type-C電源などを採用しています。
一方で、車両重量は173kgです。
125ccスクーターとして考えるとかなり重く、ここを確認せずに購入すると後悔へつながりやすいです。
トリシティ125で後悔する理由を、重さや立ちゴケへの不安と、実際に確認できる使い勝手に分けて整理します。あなたの用途なら満足できそうか、一つずつ確かめていきましょう。
立ちゴケ、故障、中古車、屋根、カスタム、燃費、寿命、免許、トリシティ155との比較まで整理するので、購入前の最終確認に役立ててくださいね。
この記事のポイント
- トリシティ125で後悔しやすい人と満足しやすい人の違い
- 立ちゴケする原因と購入前に試したい対策
- 壊れやすいという噂、寿命、リコール・改修履歴の確認方法
- 事故率を慎重に判断すべき理由とLMWの安全性の正しい捉え方
- 現行2026年型の燃費、重量、価格、免許、装備
- 中古車・屋根付き・カスタム車で失敗しない確認項目
- トリシティ125と155のどちらを選ぶべきか
先に結論|後悔を防ぐ3つの確認
- 三輪なら倒れないと思っていないか:トリシティ125は停車時に自立せず、足で支えます。走行中の安定感と立ちゴケしないことは別です。
- 173kgを毎日取り回せるか:納車後に困りやすいのは自宅の傾斜、段差、狭い駐輪スペース。試乗に加えて、エンジンを切った状態でも確認しましょう。
- 125と155の用途を比較したか:2026年型はどちらも173kg。高速道路の利用、免許、保険制度、出力、価格が選び分けのポイントです。
私なら「乗った瞬間の安心感」だけで買うのではなく、「駐輪場へ戻ってきたときも扱いやすいか」を同じ重さで判断します。毎日使うなら、ここがかなり大きいですよ。
【PR】先に査定額をチェック
スポンサーリンク
トリシティ125で後悔しやすい人を先に確認
トリシティ125は、性能が低いから後悔するバイクではありません。
一般的な125ccスクーターとは得意分野が違うため、使い方が合わないと後悔しやすいバイクです。
まずは、あなたがどちらへ当てはまりやすいか確認してみてください。
| 後悔しやすい人 | 満足しやすい人 |
|---|---|
| 125ccは軽くて取り回しやすいと思っている | 重さより走行中の安定感を優先したい |
| 狭い駐輪場で毎日何度も押し引きする | 平坦で余裕のある保管場所を用意できる |
| 三輪なら足を着かなくても倒れないと思っている | 停車時は二輪車と同様に支えると理解している |
| 最安クラスの125ccスクーターを探している | 価格よりLMWの乗り味や装備を重視する |
| 高速道路や自動車専用道路を使いたい | 通勤・買い物・一般道中心で使う |
| 前タイヤ1本のスクーターと同じ交換費用を期待する | 前2輪分の消耗品や点検費用を許容できる |
| 軽快なすり抜けや狭路での小回りを重視する | すり抜けを控え、落ち着いて走る |
| 坂のある場所で車体を押す必要がある | 乗車したまま出入りできる環境がある |
私が購入前に強く確認してほしいのは、走行中の安定感だけではありません。
エンジンを切った状態で車体を前後へ動かし、ハンドルを切りながら駐車枠へ入れる動作です。
販売店の平らな展示スペースでは問題なくても、自宅の駐輪場が傾いていたり、段差があったりすると難易度が一気に上がります。
可能なら自宅の通路幅、駐輪スペース、段差、傾斜を測り、車体をどの向きで出し入れするかまで考えてください。
購入前に確認したい不満を4つに整理
トリシティ125で後悔する理由として挙がりやすいのは、重量、停車時の支え方、購入・維持費、走れる道路の制限です。見た目から「一般的な125ccとほぼ同じ使い勝手で、前輪が1本増えているだけ」と想像すると、差を大きく感じるかもしれません。
| 気になる点 | 期待との違い | 購入前の確かめ方 |
|---|---|---|
| 重い・取り回し | 走り出すと安定しても、押し引きは自力で行う | 駐輪場を採寸し、販売店で前後移動を試す |
| 立ちゴケ・足つき | 三輪でも自立せず、傾けば足で支える | 左右の足つき・停車姿勢をスタッフの補助で確認 |
| 価格・維持費 | 前輪2本、LMWの点検などがある | 車両総額と前タイヤ交換の見積もりを取る |
| 走行範囲 | 125ccなので高速道路を走れない | 通勤・旅行ルートに自動車専用道路がないか確認 |
どれが最も負担になりそうかを決めると、販売店で質問すべきことも明確になります。「三輪だから安全そう」と一括りにせず、実際の使い道を先に考えてみてください。
壊れやすいという噂の真相
トリシティ125について調べると、「構造が複雑だから壊れやすい」という意見を目にすることがあります。
確かに、トリシティの前輪周辺には、一般的なスクーターにはないLMW機構があります。
左右2本の前輪、サスペンション、リンク、操舵に関わる部品で構成されるため、前輪1本のスクーターより確認する部分が多いのは事実です。
ただし、「部品点数が多いこと」と「設計上壊れやすいこと」は同じではありません。
通常の使用と適切な点検を続けている車両まで、短期間で故障すると断定できる根拠はありません。
中古車で注意したいのは、構造そのものよりも、前オーナーがどのように扱い、どこまで整備していたかです。
段差へ強く乗り上げた形跡、フロント周辺の異音、左右で異なるタイヤ摩耗、ハンドルの違和感などがある車両は、専門店で確認してもらう必要があります。
年式によってリコールやサービスキャンペーンがある
トリシティ125には、過去に一部型式を対象としたリコール、改善対策、サービスキャンペーンが実施されています。
例として、冷却水ホース、駆動系部品、CCUによるバッテリー消費に関する改修情報があります。
これは「すべてのトリシティが故障する」という意味ではありません。
対象となる型式と車台番号が決められているため、中古車を購入するときはヤマハ公式の検索サービスで確認するのが確実です。
販売店から「改修済み」と説明された場合も、整備記録や車台番号で確認しておくと安心ですよ。
ヤマハ公式の改修情報:
リコール情報と車台番号検索
サービスキャンペーン情報
「壊れやすいか」より整備を任せられる店があるかが重要
トリシティ125を長く使うなら、LMWを含めた点検を相談できる販売店との付き合いが大切です。
タイヤ交換、ブレーキ、ステアリング、サスペンション周辺で違和感が出たとき、車種に詳しい店なら原因を確認しやすくなります。
購入価格だけで販売店を決めず、点検を受けられる距離か、代車や引き取りに対応しているかも確認しましょう。
車両通販の在庫、価格、年式、型式、登録費用は変動します。
リンク先を確認するときは、2026年型の8BJ-SEL4Jなのか、2023~2024年型の8BJ-SEK1Jなのかを確認し、乗り出し総額と保証内容を比較してください。
中古車販売の広告を見たときに誤解しやすいこと
ネット通販の車両販売リンクに載っているトリシティが、必ずしも2026年型とは限りません。車名が同じでも年式・型式・装備が異なり、広告側の画像や価格は変わることがあります。
新車や中古車をネットで比較する場合は、車両本体価格、納車整備、登録費用、保証、輸送費、実車を確認できるかを分けて見てください。購入する店舗が遠方なら、LMWの整備を自宅近くで頼めるかも大事です。
立ちゴケのリスクと対策
トリシティ125は前輪が2本ありますが、停車中に自動で直立状態を維持する機構はありません。
停止するときは一般的なスクーターと同じように足を出し、ライダーが車体を支える必要があります。
ヤマハ公式サイトにも、停車時には地面へ足を着いて支え、駐車時は平らな場所でスタンドを使用するよう案内されています。
立ちゴケしやすい具体的な場面
- 停止直前にハンドルを大きく切った
- 路面が左右へ傾いていた
- 足を着いた場所に砂、落ち葉、水、段差があった
- 車体を押しながら坂を下った
- 駐輪場で切り返している途中に反対側へ傾いた
- サイドスタンドを十分に出さず車体を預けた
- 屋根や大きなトップケースを装着し、重心の感覚が変わった
- タンデムや荷物を積んだ状態で足を着いた
走行中はフロントの接地感を得やすくても、停止直前に車体が傾けば173kgを足で支えることになります。
傾きが大きくなってから腕力だけで戻そうとすると、腰や手首を痛める可能性もあります。
立ちゴケを減らす乗り方
- 停止直前はハンドルをできるだけ真っすぐにする
- 止まる場所の傾斜と路面を早めに見る
- 停止する前に足を出す準備をする
- 停止前に無理のない足の位置を決め、確実に接地できる姿勢を取る
- 押し引きでは車体を自分側へ少し預ける
- 急な坂や不安定な足場では無理に押さず、安全な動かし方と保管場所を販売店へ相談する
- 販売店の許可と補助を得て左右の足つきや片足支持を確かめる
ローダウンシートや厚底のライディングブーツは足つき改善の選択肢になります。
ただし、ローダウンによって膝の曲がり、乗り心地、車体姿勢が変わる場合があります。
パーツの適合型式と変化する寸法を確認し、販売店へ相談してから装着しましょう。
-
-
バイクの立ちゴケで査定はいくら下がる?修理前に知りたい減額と事故車扱い
バイクを立ちゴケさせた直後、「傷が付いた」こと以上に気になるのが、「これで査定はいくら下がるんだろう」「事故車扱いになったらどうしよう」という不安ではないでしょうか。 分かります。 カウルには擦り傷。 ...
続きを見る
すでに立ちゴケして傷が付いた方はこちら:
バイク立ちゴケ査定は修理すると損?傷対策と売り方を解説
屋根付き仕様のメリットとデメリット
トリシティ125の特徴を活かしたカスタムとして、ルーフや大型スクリーンを装着する屋根付き仕様があります。
通勤中の雨、冷たい走行風、虫の直撃を減らせるため、年間を通して通勤に使う方には魅力的です。
ただし、車のように完全な室内になるわけではありません。
横から吹き込む雨、足元からの水はね、停車中の雨をすべて防げるとは限らないため、レインウェアが不要になると考えないほうがよいでしょう。
屋根付き仕様で確認したい項目
- 自分の年式・型式へ適合するか
- 装着後の全高と全幅
- 駐輪場やガレージの高さ制限
- バイクカバーを使用できるか
- スクリーン越しの夜間・雨天視界
- ワイパーやウォッシャーの有無
- 横風を受けたときの挙動
- 追加重量と積載上限
- 整備時に屋根を外す必要があるか
- 破損した際に補修部品を購入できるか
重量と重心が変わる
屋根、スクリーン、支柱、ワイパーなどを追加すれば車両重量が増えます。
しかも高い位置へ部品が付くため、停止時や押し引きでノーマル車とは異なる重さを感じる可能性があります。
屋根付き車を買うなら、ノーマル車を試乗するだけでは不十分です。
できる限り屋根を装着した実車へ触れ、押し歩き、センタースタンド、低速旋回まで確認しましょう。
横風を受ける面積が増える
屋根の側面積が増えると、橋の上、海沿い、ビルの間、トラックの横を走る場面で横風の影響が変わる可能性があります。
フロント2輪でも、強風を無効化できるわけではありません。
風が強い日は速度を落とし、無理に走らない判断も必要です。
2026年型へ旧型用の屋根を流用しない
2026年モデルは外装デザインや型式が変更されています。
過去モデル用の屋根やスクリーンが、そのまま装着できるとは限りません。
商品名だけで判断せず、8BJ-SEL4Jへの適合、取付店、保証範囲を確認してください。
雨の日に使う人は視界と防水対策も必要
屋根を付けても、ヘルメットのシールドや眼鏡が曇ったり、路面の白線・マンホールが滑りやすかったりする問題は残ります。トリシティの前2輪を理由に雨天の速度を上げるのは避けましょう。
屋根を付ける前には、雨具の脱着場所、ヘルメットを濡らさず保管できるか、職場の駐輪場に屋根付き車体が収まるかまで想像してみてください。雨の日に何度も使う人には、カスタム費用だけでなく毎日の手間まで比べる価値があります。
トリシティの事故率は低いのか
「トリシティは事故率が低いのか」と気になる方は多いと思います。
しかし、一般の購入者がトリシティ125だけの事故率を、他車と同じ条件で比較できる公的な統計は確認しにくいのが実情です。
登録台数、使用目的、走行距離、ライダーの年齢、地域、天候などが異なるため、単純な事故件数だけで安全性を比較することもできません。
したがって、「三輪だから事故率が何%低い」「二輪より必ず安全」と断定するのは避けるべきです。
LMWが支えるのは主に走行中のフロントの安定感
トリシティ125は、左右の前輪と車体が同調して傾くLMW機構を採用しています。
前輪が2つあることで、フロントの接地感や安定感を得やすいのが特徴です。
左右の前輪がそれぞれ路面へ追従するため、片方の前輪が小さな段差や路面の変化を通過したときも、安心感につながることがあります。
ただし、次の危険まで防いでくれるわけではありません。
- 速度超過によるカーブでの逸脱
- 後輪のスリップ
- 急な飛び出しや右直事故
- わき見運転
- 車間距離不足
- すり抜け時の接触
- 停止時の立ちゴケ
- 強風によるふらつき
安全性を評価するときは、前2輪という一つの特徴だけでなく、ABS、タイヤの状態、ブレーキ、視認性、ライダーの操作まで含めて考えましょう。
トリシティ125はこけないという噂は本当か

出典:YAMAHA公式サイト
結論として、トリシティ125も条件によっては転倒します。
「こけない」という表現は、フロント2輪による走行中の安定感を強調した言い方として受け取るのが適切です。
停車中に車体を直立状態へ固定するロック機構はなく、停止時に足を着かなければ傾いていきます。
また、前輪が2本でも、後輪は1本です。
濡れた白線、砂、落ち葉、凍結路、油などで後輪のグリップを失えば、スリップする可能性があります。
2026年型のトリシティ125にはABSが採用されていますが、トラクションコントロールシステムは155専用装備です。
安全装備を過信せず、路面に合わせて速度とアクセル操作を調整してください。
つまり、「絶対にこけないバイク」ではなく、「フロントの安定感を得やすい、傾いて曲がる三輪スクーター」です。
【遠方で動けなくなった場合の備えも確認】
トリシティ125は173kgあり、故障やパンクで自走できなくなると、長距離を押して移動するのは現実的ではありません。
任意保険、クレジットカード、メーカーサポートなどにロードサービスが付いている場合もあるので、まずは無料搬送距離、搬送先、回数制限、帰宅費用の補償を確認しましょう。
現在の補償では足りない場合は、距離やサービス内容を比較したうえで、バイク向けロードサービスを追加する方法があります。
LMWはABSや運転技術の代わりにはならない
ABSは強い制動時の車輪ロックを抑えるための仕組みですが、止まれる距離を無条件に短くする装置ではありません。前輪が2本でも、濡れた路面や砂利でブレーキ操作を誤れば転倒・接触するおそれがあります。
中古車でABS付きかどうかを確認するときも、グレードやモデル年だけでなく車台番号と車両の装備を確認してください。警告灯が点灯したままの車両なら、原因を調べず走り続けないことが大切です。
価格の高さで後悔する可能性
2026年モデルのトリシティ125 ABSは、メーカー希望小売価格が572,000円です。
保険料、税金、登録費用、納車整備、オプションなどは別に必要になります。
一般的な125ccスクーターと比べると購入価格は高めなので、排気量だけを見て選ぶと割高に感じるかもしれません。
ただし、価格差にはフロント2輪のLMW、ABS、スマートキー、TFTメーター、スマートフォン連携などの装備が含まれています。
安い移動手段が欲しい方には合いにくい一方、安定感や独自性へ価値を感じる方なら納得しやすいでしょう。
購入前には、車両価格だけでなく次の費用を含めた総額で比較してください。
- 乗り出し諸費用
- 任意保険またはファミリーバイク特約
- 盗難保険
- 前輪2本を含むタイヤ交換
- 定期点検と駆動系消耗品
- トップケースやスクリーンなどのオプション
- 保管場所やバイクカバー
乗り出し価格と毎年の費用を分けて考える
車体本体の572,000円と、実際に支払う乗り出し総額は同じではありません。販売店の見積もりでは、車両代に加え、自賠責、登録、納車整備、任意保険、アクセサリーの有無を確認しましょう。必要な費用がどこまで含まれているかは店舗ごとに異なります。
さらに1年単位では、走行距離に応じたガソリン代とタイヤ、駆動系、ブレーキ、オイルなどの交換費がかかります。特に前輪が2本あるため、タイヤ交換の見積もりを一度取ると「125ccなら安いはず」という漠然とした期待との差が分かりやすくなります。
ファミリーバイク特約も、自動車保険の契約条件、補償範囲、家族の範囲、ほかの保険との重複によって適否が変わります。任意保険との比較は保険会社へ確認してから判断してください。
2026年型トリシティ125の仕様と生産終了予定

出典:YAMAHA公式サイト
※写真は2024年型の参考画像です。2026年型は外観が変更されているため、実車のデザインはヤマハ公式サイトで確認してください。
2026年型として案内されるトリシティ125は、2025年9月25日に発売されました。
2014年の初代登場以来となる大幅な外観変更が行われ、クロスオーバーを意識したフロントデザインへ刷新されています。ヤマハ発動機の2025年9月9日付発表資料で、変更内容と125・155の違いを確認できます。
2026年10月29日時点でも、ヤマハ公式の製品ページには「2026年夏 生産終了予定モデル」と記載されています。ただし、その表示だけで実際の生産終了日や販売店の新車在庫まで分かるわけではありません。
生産終了の案内と、販売店の在庫がなくなる時期は別です。新車在庫や希望色の取り扱いは店舗によって違うため、気になる仕様があるなら直接確認してください。
新車を考えている方は、在庫車のモデル年、実際の在庫、登録時期、保証開始日、乗り出し総額を販売店へ確認してください。ヤマハ公式のトリシティ125製品情報も確認できます。
2026年型の主な仕様
| 項目 | 2026年型トリシティ125 ABS |
|---|---|
| 認定型式/原動機打刻型式 | 8BJ-SEL4J/E35DE |
| 全長/全幅/全高 | 1,995mm/750mm/1,215mm |
| シート高 | 770mm |
| 車両重量 | 173kg |
| 総排気量 | 124cm³ |
| 最高出力 | 9.0kW(12PS)/8,000r/min |
| 最大トルク | 11N・m/6,000r/min |
| WMTCモード燃費 | 45.4km/L・1名乗車時 |
| 燃料タンク容量 | 7.2L・無鉛レギュラーガソリン |
| 前後タイヤ | 前90/80-14×2本/後130/70-13 |
| 乗車定員 | 2名 |
| メーカー希望小売価格 | 572,000円 |
燃費は定められた試験条件で測定した値です。
実際の燃費は、渋滞、短距離走行、気温、荷物、体重、屋根やトップケース、タイヤ空気圧、アクセル操作、整備状態によって変わります。
2026年型で追加・変更された主な装備
- 新しいクロスオーバースタイル
- 縦2灯LEDヘッドランプ
- 4.2インチフルカラーTFTディスプレイ
- Y-Connectとの連携
- Turn by Turnナビ表示
- USB Type-C充電ソケット
- ABS
- 静かな始動に貢献するSMG
- Stop & Start System
155に採用されているトラクションコントロールシステムとESSは、125には装備されていません。
125と155は見た目が似ているため、装備説明を読む際はどちらのモデルについて書かれているか確認しましょう。
生産終了予定の車両を選んでも大丈夫?
メーカーが生産終了を予告している車両でも、購入後すぐに整備ができなくなるとは限りません。一方で、車両やカスタム用品の在庫、外装色、専用パーツの入手条件は時間とともに変わることがあります。
私なら新車を検討するとき、まず希望色と車両在庫、納車後に点検する販売店、LMW周辺の部品や外装をどう相談できるかを確認します。生産終了予定を理由に慌てて契約せず、保証と整備体制まで見て判断したいですね。
125はヤマハ公式で「2026年夏生産終了予定」、155は「2026年秋生産終了予定」と案内されています。これは確認時点のメーカー掲載情報で、各店の実際の販売可否は個別に確認が必要です。
トリシティ125を運転できる免許
トリシティ125を運転するには、AT小型限定普通二輪免許以上の二輪免許が必要です。
具体的には、次の免許で運転できます。
- AT小型限定普通二輪免許
- 小型限定普通二輪免許
- AT限定普通二輪免許
- 普通二輪免許
- AT限定大型二輪免許
- 大型二輪免許
原付免許や普通自動車免許だけでは運転できません。
2025年4月から新基準原付の制度が始まったことで、「125ccなら原付免許でも乗れるのでは」と混同しやすくなっています。
しかし、現行トリシティ125は最高出力を4.0kW以下へ制御した新基準原付ではなく、12PSを発生する原付二種です。
したがって、原付免許や四輪の普通免許だけでは運転できません。
三輪だから普通免許で乗れるとは限らない
中古市場では、登録内容を変更した車両が出品されていることがあります。
ただし、車輪の配置、輪距、改造内容、登録区分によって必要免許や保安基準が変わるため、外観だけで判断できません。
普通免許で乗れるという販売説明だけを信じず、車検証・標識交付証明書、登録状態、必要免許を管轄機関や販売店へ確認してください。
購入後に公道を走れない、保険契約と登録が合わないという事態を避けるためにも、ノーマルの原付二種として購入する方が判断しやすいでしょう。
トリシティ125の燃費と給油の考え方
2026年型トリシティ125のWMTCモード値は45.4km/Lです。
車両重量173kgという重さを考えると、公式燃費は悪い数値ではありません。
Stop & Start SystemやBLUE COREエンジンによって、走行性能と燃費の両立が図られています。
ただし、実際の街乗りで必ず45.4km/Lを記録できるという意味ではありません。
燃費が落ちやすい条件
- 数km程度の短距離走行を繰り返す
- 渋滞で発進と停止が多い
- 急加速を繰り返す
- タンデムや重い荷物を積む
- 屋根や大型ボックスを装着する
- タイヤの空気圧が不足している
- エアクリーナーや駆動系が劣化している
- 冬季で暖機時間が長い
給油は限界まで引っ張らない
燃料タンク容量は7.2Lです。
公式燃費とタンク容量を掛ければ理論上の距離は計算できますが、実際にはタンク内の燃料を最後まで使い切る前提で計画すべきではありません。
坂道、渋滞、向かい風、燃費の変化、ガソリンスタンドの閉店も考え、燃料計に余裕があるうちに給油しましょう。
中古車を買った直後は、満タンから次の満タンまでの給油量と走行距離を数回記録すると、その車両の実燃費を把握しやすくなります。
年間ガソリン代はあなたの走行距離で計算できる
燃費だけを見るより、年間に何km走るかを先に決めると維持費のイメージがつきやすくなります。たとえばガソリン単価を仮に1Lあたり170円、実燃費を仮に35km/Lとして試算すると、次のようになります。
| 年間走行距離 | 年間燃料使用量の目安 | 年間燃料費の試算 |
|---|---|---|
| 3,000km | 約85.7L | 約14,600円 |
| 5,000km | 約142.9L | 約24,300円 |
| 10,000km | 約285.7L | 約48,600円 |
これは燃費35km/L、ガソリン単価170円/Lと仮定した計算例で、実際のトリシティの燃費や現在のガソリン価格を示すものではありません。計算式は「年間走行距離÷あなたの実燃費×地域のガソリン単価」です。WMTCの45.4km/Lを無条件に使わず、実際に給油して分かった数値で見直してください。
満タン法を使って自分の燃費を把握する
満タン給油後にトリップメーターをリセットし、次回の給油時に「走った距離÷入った燃料」を計算すると実燃費を確認できます。たとえば180km走って5L入ったなら36km/Lです。この36km/Lは計算例です。実際の燃費は、あなたの車両の給油記録と走行条件に合わせて確認してください。
一回ごとの給油量には誤差があるため、数回の合計距離を合計給油量で割ると、普段の使い方での目安がつかみやすくなります。燃費が急に落ちたときは、走行条件だけでなく空気圧や駆動系、ブレーキなども点検してください。
トリシティ125の寿命は何km・何年なのか
トリシティ125の寿命を「何万kmで終わる」と一つの数字で断定することはできません。
同じ走行距離でも、屋内保管と屋外放置、長距離中心と短距離中心、定期整備の有無で状態は大きく変わります。
走行距離が少なくても、何年も放置された車両では、タイヤ、ホース、ゴム部品、バッテリー、燃料系が劣化している可能性があります。
反対に、走行距離が増えていても、定期的に消耗品を交換し、異音やガタを早めに修理している車両は長く使えることがあります。
寿命を左右する主な項目
- エンジンオイルの管理
- 冷却水とホースの状態
- Vベルト、ローラー、クラッチなどの駆動系
- 前後タイヤの空気圧と摩耗
- ブレーキパッドとフルード
- LMW機構、ステアリング、サスペンションの点検
- バッテリーと充電状態
- 転倒・事故・冠水歴
- 雨ざらしや直射日光を避けた保管
具体的な交換時期は、年式ごとの取扱説明書と整備手帳を優先してください。
異音、ハンドルのガタ、まっすぐ走りにくい、左右でタイヤの減り方が違う、始動性が悪いといった変化がある場合は、次回の定期点検まで放置しないほうが安心です。
トリシティ125の中古購入で後悔しない確認項目
中古のトリシティ125は、新車より車両価格を抑えられる場合がある一方、年式によって装備、重量、型式が異なります。
単に「トリシティ125」と書かれた中古車を比較するだけでは、条件をそろえられません。
購入後にかかる修理・交換費を見積もる
中古のトリシティ125は、車両価格の安さだけでは判断できません。タイヤ交換が近い個体、駆動ベルトやバッテリーの交換履歴が分からない個体、前輪のリンク周辺に不安がある個体では、納車後の費用が読みにくくなります。
販売店では「納車整備でどこまで交換するか」「前タイヤ2本と後タイヤの交換が必要ならいくらか」「LMWやブレーキの保証はどこまでか」を見積書で分けてもらうと比較しやすいです。
車両価格が安くても初年度の修理・消耗品交換で差額が埋まることがあります。反対に、整備履歴が明確で納車整備を含む車両なら、購入時の金額が少し高くても納得できるかもしれません。
主な世代と型式を確認する
| 主な世代 | 型式例 | 確認したい特徴 |
|---|---|---|
| 初期型 | SE82Jなど | 年数経過、駆動系、冷却系、改修履歴 |
| 2018年以降 | SEC1Jなど | BLUE CORE世代、冷却水ホースのリコール確認 |
| 2023~2024年型 | 8BJ-SEK1J | 168kg、スマートキー、CCUサービスキャンペーン |
| 2026年型 | 8BJ-SEL4J | 173kg、ABS、TFT、ナビ、USB Type-C、新外装 |
登録年とモデル年が一致しない中古車もあります。
外装色や販売年だけではなく、車台番号と型式で判断してください。
フロント周辺の左右差を見る
トリシティの中古車を見るときは、前輪2本を同時に確認します。
- 左右でタイヤ銘柄や製造時期が大きく違わないか
- 左右の摩耗が極端に異ならないか
- ホイールやフォークに傷・曲がりがないか
- 押したときに引っ掛かりや異音がないか
- ハンドルを左右へ切ったときに違和感がないか
- まっすぐ走ったときにハンドルが取られないか
- ブレーキ時に異常な振動がないか
試乗できない場合は、納車前点検の内容を書面で確認してください。
立ちゴケと事故の痕跡を見る
ハンドル端、ブレーキレバー、ミラー、カウル、マフラーカバー、センタースタンド周辺の傷を確認します。
小さな立ちゴケ傷だけなら、走行へ大きく影響しないこともあります。
しかし、左右の外装を交換している、フロント周辺に不自然な新品部品が集中している、ハンドルがずれている場合は、修理内容を確認したほうが安心です。
屋根付き・ローダウン・カスタム車を慎重に見る
カスタム済み車は、同じ装備を新品で取り付けるよりお得に見えることがあります。
一方で、取付説明書、純正部品、保証、補修部品がないと、故障や売却時に困る可能性があります。
- 部品メーカーと品番
- 対応型式
- 施工した店舗
- 純正部品が残っているか
- 電装品の配線処理
- 屋根やボックスのひび、緩み
- 車体へ穴開け加工をしているか
安い個体ほど乗り出し総額で比較する
車両価格が安くても、タイヤ3本、駆動系、バッテリー、ブレーキ、油脂類をまとめて交換すれば費用が増えます。
保証なしの格安車と、整備・保証付き車の差額が小さい場合は、後者のほうが結果的に負担を抑えられるかもしれません。
中古車購入前チェックリスト
- 型式・車台番号・初度登録年月
- リコール・改善対策・サービスキャンペーン実施状況
- 定期点検記録簿と整備明細
- 前輪2本と後輪の製造年・残り溝・ひび割れ
- 冷間時の始動とアイドリング
- LMW・ステアリング周辺の異音やガタ
- ブレーキとABS警告灯
- スマートキー、メーター、Y-Connectの動作
- 転倒・事故・冠水・長期放置歴
- 保証期間と保証対象部品
- 納車整備を含めた乗り出し総額
トリシティ125のツーリングがつらいと感じる理由
トリシティ125は一般道ツーリングを楽しめるバイクです。
前輪の安定感、自然なライディングポジション、7.2Lタンク、低燃費は、下道をのんびり走る用途と相性があります。
一方で、ツーリングの条件によってはつらさを感じます。
高速道路と一部の自動車専用道路を走れない
トリシティ125は原付二種なので、高速道路を走れません。
道路によっては125cc以下が通行できない自動車専用道路やバイパスもあります。
ナビが通行できない道路を案内する可能性もあるため、出発前にルートを確認してください。
車重に対してエンジンの余裕は大きくない
最高出力は12PSで、通勤や一般道を走るには必要な性能を備えています。
ただし、173kgの車体に荷物やライダーの重量が加わるため、急な登り坂、向かい風、タンデムでは余裕が少なく感じられる可能性があります。
大型バイクを含むグループの速いペースへ無理に合わせると、疲労と燃費悪化につながります。
長距離ではシートや姿勢の相性が出る
シートの硬さや足の置き場所の感じ方は、体格によって変わります。
数分の試乗では問題なくても、1時間以上走るとお尻、腰、膝へ疲れを感じることがあります。
レンタルできる地域なら、購入前に数時間使ってみると判断しやすいですよ。
積載は追加装備で補う必要がある
シート下収納へ入るヘルメットの形状や荷物量には限りがあります。
ツーリングでは、公式アクセサリーのトランクマウントプレートやトップケースを追加すると便利です。
ただし、ケース本体、取付部品、荷物の重量は積載上限に含まれます。
重い荷物を後方へ集中させると、低速時の感覚やブレーキ特性が変わるため、左右と前後のバランスを意識してください。
125ccで一般道ツーリングを楽しみたい方はこちら:
125ccでツーリングは本当にダサい?評判とおすすめ車種を紹介
通勤とツーリングで選び方が変わる
通勤だけなら、毎日の取り回し、駐輪しやすさ、雨の日の装備、片道の距離を優先したいところです。休日の下道ツーリング中心なら、休憩を取るペースや荷物の積み方が合うかも大切になります。
片道数kmの近距離通勤で、毎朝狭い駐輪場から後ろ向きに押し出すなら、前2輪の安心感より重さの不便を強く感じるかもしれません。逆に駐輪環境がよく、一般道を長めに走るなら、走行中の落ち着きが魅力になる可能性があります。
いずれの用途でも、車体を安全に取り回せることが前提です。乗車した姿だけでなく、家を出る前と帰宅後の動作まで含めて比べてください。
トリシティ125と155の違いから選ぶ

出典:YAMAHA公式サイト
※掲載写真は2024年型の参考画像です。2026年型の外観は公式サイトで確認してください。
2026年型のトリシティ125と155は、全長・全幅・全高、シート高、車両重量、燃料タンク容量が共通です。ヤマハの2025年9月9日付発表資料でも両モデルの主要諸元を比較できます。
以前のモデルでは重量差がありましたが、現行型はどちらも173kgです。
つまり、2026年型を比較するときは、「155は重すぎるから125」という選び方は当てはまりません。
主な違いは、排気量、出力、燃費、高速道路、免許、TCS・ESS、価格、維持制度です。
125と155の価格差4万4,000円をどう考える?
2026年型のメーカー希望小売価格は125が572,000円、155が616,000円で、差額は44,000円です。車両本体だけの差なので、任意保険、自賠責、軽自動車税などの維持費や必要免許の取得費用は別に考えます。
すでに普通二輪免許を持ち、日常でも高速道路や自動車専用道路を使う可能性があるなら、この価格差だけで125に決めるのは早いかもしれません。反対に、小型限定免許しか持っておらず、一般道の通勤にしか使わないなら、免許の違いとファミリーバイク特約の条件が大きくなります。
なお、排気量が増えた155も車重は173kgです。走りの余裕を選ぶか、原付二種としての制度面を選ぶかが中心で、軽さで選ぶ比較ではありません。
2026年型スペック比較表
| 項目 | トリシティ125 ABS | トリシティ155 ABS |
|---|---|---|
| 認定型式 | 8BJ-SEL4J | 8BK-SGA9J |
| 排気量 | 124cm³ | 155cm³ |
| 車両重量 | 173kg | 173kg |
| シート高 | 770mm | 770mm |
| 最高出力 | 12PS/8,000r/min | 15PS/8,000r/min |
| 最大トルク | 11N・m/6,000r/min | 14N・m/6,500r/min |
| WMTCモード燃費 | 45.4km/L | 42.4km/L |
| 燃料タンク容量 | 7.2L | 7.2L |
| 高速道路 | 走行不可 | 走行可能 |
| 必要免許 | AT小型限定普通二輪以上 | AT限定普通二輪以上 |
| TCS | なし | あり |
| ESS | なし | あり |
| メーカー希望小売価格 | 572,000円 | 616,000円 |
※価格には保険料、税金、登録などの諸費用は含まれていません。燃費は定められた試験条件による値で、125と155では測定に使う走行モードの区分も異なります。実際の街乗りで同じ差になるとは限りません。最新情報はトリシティ125公式仕様とトリシティ155公式仕様で確認してください。
トリシティ125が向いている人
- 高速道路を使わない
- 通勤、買い物、市街地が中心
- ファミリーバイク特約を利用したい
- 燃費を少しでも重視したい
- AT小型限定免許で乗りたい
トリシティ155が向いている人
- 高速道路や自動車専用道路を使う
- 郊外、坂道、長距離の比率が高い
- タンデムや積載で走ることが多い
- TCSやESSを重視する
- 価格差より走行範囲を優先する
すでに普通二輪免許を持っていて、高速道路の利用を考えているなら155も比較する価値があります。ただし155でも高速道路の長時間巡航が快適かは、風防・車体の余裕・疲労感を含めて判断してください。
反対に、高速道路へ乗らず、家族の自動車保険へファミリーバイク特約を付けられるなら、125の維持面が魅力になります。
トリシティ125の維持費とメンテナンス
トリシティ125は原付二種なので、車検はありません。
条件を満たせばファミリーバイク特約を利用でき、燃料もレギュラーガソリンです。
ただし、車検がないことは整備が不要という意味ではありません。
前2輪と173kgの車体を安全に使うため、定期的な点検は欠かせません。
前輪タイヤは2本必要
一般的なスクーターの前輪は1本ですが、トリシティは2本です。
両方を交換する場合、タイヤ本体と交換作業が2本分必要になります。
ただし、総額が一般的なスクーターのちょうど2倍になるとは限りません。
タイヤ銘柄、サイズ、店舗工賃、同時作業の内容で変わるため、購入店へ見積もりを聞いておくと安心です。
左右の空気圧を同じ条件で管理する
前輪2本の空気圧や摩耗状態が大きく異なると、乗り味に違和感が出る可能性があります。
冷間時に指定空気圧を確認し、左右を同じタイミングで点検しましょう。
指定値は年式や積載条件によって確認し、車体ラベルまたは取扱説明書を優先してください。
LMWだけでなく通常のスクーター消耗品も必要
- エンジンオイル
- エアクリーナー
- スパークプラグ
- Vベルトとウエイトローラー
- ブレーキパッドとブレーキフルード
- 冷却水
- バッテリー
- 前後タイヤ
走行距離だけでなく、経過年数でも劣化する部品があります。
年にあまり乗らない場合も、定期点検を省略しないようにしましょう。
トリシティ125の重さと取り回し

2026年型トリシティ125の車両重量は173kgです。
軽い125ccスクーターから乗り換えると、数字以上に重く感じるかもしれません。
走り出せば重量が安定感へつながりますが、エンジンを切った状態ではライダーがすべての重さを扱います。
重さを感じやすい場面
- 狭い場所で何度も切り返す
- 後ろ向きで坂を上がる
- 段差を越えて駐輪場へ入れる
- センタースタンドを掛ける
- 満載のトップケースを付けて押す
- 傾いた路面で方向転換する
販売店で試しておきたい動作
- サイドスタンドから車体を起こす
- 販売店スタッフの補助を受けながら停車姿勢の安定を確認する
- エンジンを切って前後へ押す
- ハンドルを最大まで切って押す
- 後方確認をしながらバックする
- センタースタンドを掛けて戻す
この動作を行って「毎日は厳しい」と感じたなら、その感覚を軽視しないほうがよいです。
走行中の試乗が快適でも、毎朝の出し入れが負担になると乗る回数が減ってしまいます。
【すでに乗っていて重さに疲れてしまった方へ】
安定感を求めてトリシティを選んだものの、駐輪や押し引きのたびに負担を感じるなら、「慣れるまで我慢する」だけが答えではありません。
保管場所を変える、段差を解消する、軽い荷物へ替える、販売店で取り回しを教わるなどの対策を試してみましょう。
それでも乗ること自体が億劫になった場合は、軽いスクーターへ乗り換える選択もあります。
売却を決める前に現在の査定額を知っておけば、乗り続ける場合の維持費と、乗り換える場合の予算を比較できます。
トリシティ125のカスタムで後悔しない方法
トリシティ125は、通勤やツーリングに合わせて利便性を高められるモデルです。
ただし、装備を増やしすぎると重量、取り回し、外観、電装負荷が変わります。
カスタムは「付けられるか」だけでなく、「毎日の使い方が楽になるか」で選びましょう。
トップケース
通勤用バッグ、雨具、買い物を収納したい方に向いています。
2026年型には、公式アクセサリーとしてトランクマウントプレートやトップケースが用意されています。
ケースを選ぶ際は、容量だけでなく最大積載量と取付部品の適合を確認してください。
大きなケースへ重い荷物を入れると、押し引きや低速時に後ろの重さを感じやすくなります。
ハイスクリーン
胸や肩へ当たる風を減らし、通勤や冬のツーリングを快適にしやすい装備です。
高さが合わないと、スクリーン上端が視界へ入り、雨や夜間に見づらくなることがあります。
実車へ装着した状態を確認し、自分の座高と目線に合うサイズを選びましょう。
グリップヒーターとナックルバイザー
冬の通勤では効果を感じやすい組み合わせです。
グリップヒーターだけでは手の甲へ当たる風を防げないため、ナックルバイザーと組み合わせると快適性を高めやすくなります。
配線、電源容量、スイッチ位置は販売店へ相談してください。
ドライブレコーダー
通勤で毎日使う方には、事故時の記録や駐車中の不安を減らす選択肢になります。
カメラ位置がLMWの動き、ハンドル、ブレーキホース、視界を妨げないように取り付けます。
ローダウン
足つきを改善したい方に魅力がありますが、方法によっては乗り心地、最低地上高、サスペンションの動きが変わります。
シート加工だけで対応するのか、足回りも変更するのかによって影響が違うため、施工実績のある店舗へ相談してください。
屋根カスタム
雨天通勤には魅力的ですが、最も大がかりなカスタムです。
重量、全高、横風、視界、保管、補修、売却時の評価まで確認してから選びましょう。
カスタムは先に目的を一つ決める
用品を取り付けると便利になる一方、屋根・大容量トップケース・スクリーン・電装品をまとめて追加すれば、重さ、配線、取り回し、保管への影響が増えます。購入直後にまとめて装着する前に、まず純正状態でどこが不便かを確かめる方法があります。
雨の日の手の冷えが気になるならグリップヒーター、買い物の荷物が収まらないならトップケース、と一つずつ検討すると無駄な出費を減らせます。施工時には2026年型8BJ-SEL4Jの適合を確認し、ハンドルの可動範囲やブレーキホースに干渉しないか販売店でチェックしてもらいましょう。
購入前に考えたい最終チェック
トリシティ125は万人向けではありません。
しかし、自分の用途と環境へ合えば、一般的な125ccスクーターでは得にくい安定感と個性を楽しめます。
購入前に次の質問へ答えてみてください。
後悔を避ける11の質問
- 173kgの車体を自宅で毎日動かせるか
- 駐輪スペースは幅750mmの車体を余裕をもって収められるか
- 停車時に両足または片足で安定して支えられるか
- 高速道路を使う予定はないか
- AT小型限定普通二輪以上の免許を持っているか
- 前タイヤ2本を含む維持費を許容できるか
- LMWを点検できる販売店が通える距離にあるか
- 収納が足りない場合にトップケースを追加できるか
- 一般的な125ccスクーターより高めの価格に納得できるか
- 屋根を付ける場合、全高と保管場所を確認したか
- 125と155を同じ条件で比較したか
一つでも気になる項目があるなら、購入を諦める必要はありません。
試乗、レンタル、自宅寸法の確認、販売店への見積もりによって、不安を具体的に解消していけば大丈夫です。
反対に、「三輪だから安心そう」という理由だけで即決するのは避けたほうがよいでしょう。
走行中の安心感だけでなく、停止、駐輪、整備、売却まで含めて判断することが、後悔しない近道です。
軽いスクーターと比較したい方はこちら:
PCXでのツーリングの魅力と注意点
リード125の欠点と魅力を再確認
Dio110で後悔する原因と対策
アドレス125で後悔する前に確認したい欠点
後悔しないための最終判断は3段階
- 用途を決める:片道の距離、道路の種類、雨の日の使用頻度、高速道路の必要性を確認します。
- 扱えるか確かめる:販売店で足つきと押し引き、可能なら実際の通勤に近い走行条件を試します。駐輪場の通路・段差・傾斜も採寸します。
- 総額で比較する:125と155、軽量スクーターを含めて、車両代・保険・前輪2本分のタイヤ・カスタム費を見比べます。
走行中の安定感に魅力を感じても、毎日使う駐輪場で扱えなければ負担になってしまいます。実車確認でそこまで納得できれば、トリシティ125ならではの良さを楽しみやすくなるはずですよ。
トリシティ125の後悔に関するよくある質問
Q1. トリシティ125は本当にこけないのですか?
Q2. トリシティ125は立ちゴケしやすいですか?
Q3. トリシティ125は壊れやすいのですか?
Q4. トリシティ125の事故率は低いですか?
Q5. トリシティ125を運転するには何の免許が必要ですか?
Q6. トリシティ125の燃費はどのくらいですか?
Q7. トリシティ125の寿命は何万kmですか?
Q8. 屋根付きトリシティ125はおすすめですか?
Q9. トリシティ125の中古車はどこを確認すべきですか?
Q10. トリシティ125はツーリングに向いていますか?
Q11. トリシティ125と155はどちらがおすすめですか?
Q12. 重さで後悔したらすぐ売るべきですか?
Q13. トリシティ125の生産終了後も修理できますか?
Q14. トリシティ125のタイヤ交換費用は高いですか?
Q15. トリシティ125は雨の日なら二輪より必ず安全ですか?
トリシティ125で後悔しないためのまとめ
- トリシティ125は走行中の安定感を重視する人に向いている
- 三輪でも自立せず停車時は足で支える必要がある
- 2026年型の車両重量は173kg
- 押し引きや駐輪では一般的な125ccより重さを感じやすい
- 停止直前にハンドルを切ると立ちゴケしやすい
- LMWの複雑さだけで壊れやすいとは断定できない
- 中古車は改修履歴と車台番号を確認する
- 車種別の公的な事故率が不明なため安全性を数字で断定できない
- 前2輪はフロントの接地感や安定感に貢献する
- 前2輪でも後輪のスリップや接触事故は防げない
- 現行型にはAT小型限定普通二輪免許以上が必要
- 普通自動車免許や原付免許だけでは運転できない
- 2026年型の公式WMTCモード燃費は45.4km/L
- 実燃費は走り方、積載、気温、カスタムで変化する
- 前輪タイヤが2本あるため交換費用を事前に確認する
- 寿命は走行距離だけでなく整備と保管で変わる
- 屋根付きは雨風を軽減できるが重量と横風に注意する
- 屋根やカスタムパーツは年式・型式の適合確認が必要
- 2026年型125と155の重量は同じ173kg
- 高速道路を使うなら155も比較する
- 購入前は試乗だけでなく押し引きと駐輪を試す
- 自宅の通路、段差、傾斜、駐輪幅を測っておく
- メーカーが2026年夏生産終了予定と案内した車両の在庫・販売状況を確認する
トリシティ125は、「三輪だから誰でも簡単で絶対に転ばないバイク」ではありません。
重さ、価格、前輪2本分の維持、停車時の支え方という欠点があります。
一方で、その欠点を理解したうえで選べば、雨天の通勤や日常移動で前輪の安定感を得やすい、かなり個性的な実用車です。
私なら、トリシティ125を買う前に、まず自宅の駐輪場所を測ります。
そのうえで販売店へ行き、足つき、押し引き、センタースタンド、低速走行を確認し、125と155の乗り出し総額も比べます。
ここまで確認して重さと費用に納得できるなら、購入後に「想像と違った」となる可能性をかなり減らせるはずですよ。
【トリシティへ乗り換える方・重さで手放すか迷っている方へ】
現在のバイクからトリシティへ乗り換える場合も、トリシティから軽いスクーターへ替える場合も、先に今の車両価値を把握しておくと予算を立てやすくなります。
カチエックスは、車両情報と写真を登録し、オンラインで査定を進められるサービスです。
査定額を確認したからといって、必ず売却する必要はありません。
まだ乗り続けるか、修理するか、乗り換えるかを比較するための材料として利用できます。
購入して間もない車両の売却を迷っている方はこちら:
買ったばかりのバイクを売る際の選択肢と高価買取のコツ
-
-
ヤマハのバイク車種一覧|現行ラインナップ・絶版名車と免許別の選び方
「ヤマハのバイクって、いま何が買える?」「YZF-RとMTのどちらが自分に合う?」「SR400やセローはもう新車で買えないの?」 ヤマハを選ぼうとすると、スポーツ、ネイキッド、ネオクラシック、オフロー ...
続きを見る
