アドレス125は手軽さや低燃費が魅力のスクーターとして、通勤や通学用途で高い人気を集めています。
一方で、新型アドレス125の口コミを分析すると、「購入して後悔した」という声も少なからず見受けられます。
特に、新型2023や新型2024への乗り換えで旧型モデルとの違いに戸惑う人や、ロングツーリングに挑戦して乗り心地や最高速の面で不満を感じるケースが多いようです。
また、カスタムによって性能が逆に悪化する例もあり、初心者が安易に手を出して後悔することもあります。
この記事では、アドレス125を買ってから後悔しないよう、実際のユーザーの声やデメリットをわかりやすくまとめて紹介します。
ポイント
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新型アドレス125の具体的な欠点や不満点
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ロングツーリングにおける注意点や限界
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旧型から新型への乗り換え時の注意点
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中古車やカスタム選びでの失敗例と対策
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アドレス125で後悔する前に知りたいポイント

出典:SUZUKI公式サイト
新型の口コミ分析で分かる欠点
新型アドレス125の口コミ分析を進めると、特に目立った欠点は乗り心地に関する指摘が多いことが分かりました。
具体的には、「シートが硬めで長時間乗っていると疲れやすい」、「振動が意外と強く、走行中にストレスを感じる」といった意見が挙がっています。
もちろんコンパクトで小回りが効くため街乗りには非常に便利ですが、その反面、道路状況によっては路面からの衝撃がダイレクトに伝わりやすいというデメリットが指摘されています。
また、収納スペースの狭さについても口コミでの指摘が目立っています。
実際、「メットインスペースにヘルメットが入りづらい」「通勤や買い物の際、荷物を入れる場所に困ることがある」という不満の声が多く、新型アドレス125を購入する際には、積載性をあらかじめ確認しておくことが重要です。
ただし、これらの欠点は日常の使い方や工夫次第でカバーできる部分もあります。
例えば、シートクッションを追加したり、リアボックスや荷台を設置したりすることである程度改善が可能です。
購入を検討している方は、口コミで挙げられている欠点を理解したうえで、自分の使い方に合った対策を事前に考えることをおすすめします。
新型はロングツーリングに向てる?
新型アドレス125でロングツーリングを考えている方は注意が必要です。
なぜなら、このスクーターは本来「短距離の移動を快適にする」という目的で設計されているため、ロングツーリングには向いていない部分がいくつかあるためです。
実際、ユーザーの体験談を見ても、長時間のツーリングではシートの硬さや足回りの固さによる疲労が指摘されています。
100km程度までのツーリングであれば問題はありませんが、それ以上になると体への負担が顕著になり、快適性が大きく下がると言われています。
また、ガソリンタンク容量がやや少なく、頻繁に給油が必要になるのもロングツーリングの際のデメリットです。
遠出を考える場合は、給油ポイントの下調べを行い、ガス欠に備えることが求められます。
ただし、軽量で燃費が良く、維持費も安いというメリットがあるため、短距離から中距離までの軽めのツーリングには問題なく使用できます。
あえて新型アドレス125でロングツーリングに挑戦するのであれば、定期的に休憩を挟むなど、自分なりの対策を立てて快適性を確保することがポイントとなります。
新型の最高速が期待外れ?
新型アドレス125の最高速については、期待が大きすぎるとやや期待外れに感じる場合があります。
カタログやインターネット上での公称速度は、あくまで理想的な条件下での数値であり、実際の使用環境やライダーの体重、路面状況などで大きく変動するからです。
実際、ユーザーの口コミによれば、実測での最高速はおおよそ時速80km~90kmほどで、それ以上は加速感が鈍くなり、安定性も下がる傾向にあります。
このため、高速道路を頻繁に使うようなライダーにとっては、速度面で物足りなさを感じるでしょう。
ただ、これは排気量125ccのスクーターではよくあることで、そもそも新型アドレス125自体が街乗りや通勤、通学向けに設計されています。
最高速を求める場合、他の排気量やスポーツタイプの車種を検討した方が満足度は高いでしょう。
一方、街乗り中心で使用するライダーには、スムーズな加速と扱いやすいパワー感で十分満足できるレベルです。
新型アドレス125の魅力は、実用性や燃費性能、軽快な乗り心地にあるため、購入を検討する際は、最高速にこだわり過ぎず、自分の使用用途に合っているかどうかをしっかり考えることが重要です。
旧型から乗り換えで後悔する例
旧型アドレス125から新型モデルへ乗り換えた後に、かえって後悔する方も一定数います。その原因としてよく挙げられるのが「収納力の低下」です。
旧型のアドレス125は、コンパクトでありながらシート下の収納が広く設計されていました。
しかし新型ではデザイン変更やパーツ配置の関係で収納スペースがやや狭くなり、ヘルメットや買い物袋が以前のように入らなくなったと感じるユーザーが多いのです。
また、旧型からの乗り換えで不満が多い点には、乗り心地の変化があります。
新型は走行性能やスタイル重視で設計されているため、シートやサスペンションの硬さを感じやすくなっています。
このため、短時間の利用なら快適でも、日々の通勤や長距離移動などで長く乗り続ける場合には、疲れやストレスが溜まる可能性があるのです。
そしてもう一つは、「操作感の違い」からくる後悔です。
旧型モデルはシンプルな操作性で馴染みやすく、長く乗り続けるほど愛着が湧く車種でした。
一方、新型はデザインや機能の向上に伴い、各種操作スイッチやメーター類の配置が変更されています。
そのため、乗り換えた直後は戸惑いや操作ミスが起きやすく、慣れるまでの期間にストレスを感じる方も少なくありません。
旧型ユーザーが新型に乗り換える際には、こうした変化を事前に確認してから決断することをおすすめします。
新型2023年モデルを選ぶデメリット
アドレス125 新型2023モデルは魅力的な外観と高い燃費性能で人気を集めていますが、いくつかのデメリットもあるため注意が必要です。
まず挙げられるのは「シートの硬さ」によるデメリットです。
新型のアドレス125はスタイリッシュな外観を追求した結果、シートの厚みが薄く設計されています。
そのため、街乗りや短距離の通勤であれば問題ありませんが、長時間乗車すると腰やお尻への負担が大きくなり、快適性が損なわれます。
さらにもう一つのデメリットとして「収納容量がやや小さい」という点があります。
アドレス125の2023年モデルは、車体の軽量化やスマートなデザインを追求するあまり、旧モデルよりもシート下のスペースが縮小されています。
その結果、ヘルメットや荷物を収納しにくくなり、日常生活での利便性が低下する可能性があるのです。
また、新型特有の「初期トラブルの可能性」にも注意が必要です。
実際、新モデルのバイクは市場に出てすぐの段階では不具合が見つかることがあります。
2023年モデルでも、細かな電子系統やエンジン関連で不調を経験したユーザーの声が口コミでも見受けられます。
こうしたリスクを避けるためには、購入前に実際のユーザーの評価を十分確認することが大切です。
以上のデメリットを踏まえ、デザインだけで選ばず、自分の使い方や乗り方にマッチするかどうか慎重に検討しましょう。
アドレス125を購入後に後悔しないための対策
新型2024年モデルは買いか待ちか?
アドレス125 新型2024年モデルが気になる方にとって、買うべきか、それとも様子を見るべきかは非常に悩ましいところです。
現時点で言えるのは、2024年モデルは前モデルの不満点が改善される可能性が高いため、「急がないのであれば待つべき」と言えるでしょう。
具体的には、2023年モデルで指摘されたシートの硬さや収納容量の少なさ、さらに一部の細かな不具合が、次のモデルである2024年型では改善される可能性があるからです。
また、アドレス125のような定番車種は、年度が進むにつれて仕様変更が行われやすく、ユーザーの意見や市場の評価を反映した改良が行われることも少なくありません。
ただ、2024年モデルを待つ場合にもリスクはあります。
それは、新モデル発売直後に発生する可能性のある初期トラブルや、価格が従来モデルよりも若干高くなる可能性です。
実際、新モデルが登場すると値引き交渉が難しくなったり、乗り出し価格が上昇したりするケースが多いのです。
私の場合であれば、性能や仕様の進化を期待して2024年モデルを待ちますが、価格や初期トラブルを避けたい人にとっては、むしろ2023年モデルの購入が賢明かもしれません。
自分がどのようなポイントを重要視するかを考えたうえで、判断すると良いでしょう。
新型2025年モデルの変更点
2025年モデルのアドレス125では、大幅な変更が加えられています。
特に注目したいのが、新設計フレームと外装デザインの刷新です。
従来型よりもフレームが軽量化されており、車体剛性もアップしたため、操作性やハンドリングが向上しました。
具体的にはホイールベースを短縮したことで、小回りが利きやすく街中でも取り回しが楽になったと言えます。
また外装は、丸みを帯びたレトロ調のヨーロピアンスタイルに一新されました。
ヘッドライトは新デザインのLEDとなり、クロームメッキのアクセントが高級感を演出しています。
リアもZ字型のLEDテールライトが採用され、従来モデルと比較してよりスタイリッシュな印象になりました。
機能面では、多機能デジタルパネルを新搭載。
速度や燃料残量が見やすくなり、ハザードライトスイッチやブレーキロックスイッチも追加されたことで、日常の使い勝手が大幅に改善されています。
さらに、USB充電用のソケットが左側だけでなく右側ポケットにも追加されており、スマートフォンなどを充電しながらの運転が容易になりました。
収納面の進化も大きな変更点です。
シート下の収納容量が24.4Lに拡大され、フラットなフロアボードも広くなったため、荷物の積載性や運転時の快適性が向上しています。
エンジンは最新のユーロ5Plusに適合したSEP(スズキエコパフォーマンス)エンジンを採用。
低中速域のトルク特性が改善され、街乗りでの加速性能がさらに良くなりました。
サスペンションはフロント側が柔らかめに設定されており、路面追従性が良くなったことで、乗り心地もより快適になっています。
このように、2025年モデルは操作性、機能性、デザイン性すべてにおいて進化を遂げ、より魅力的なスクーターとして生まれ変わりました。
カスタムで失敗しない方法
アドレス125をカスタムしたいと思っても、実際に行動を起こして後悔する人は少なくありません。
その原因は、多くの場合「目的が曖昧なままパーツを選ぶ」ことにあります。
例えば、「見た目が良いから」とだけ考えてパーツを購入すると、取り付け後に乗り心地が悪化したり、走行性能に支障が出たりすることもあるのです。
これを防ぐためには、自分のカスタムの目的を明確にしましょう。
もし、通勤や買い物など日常的な使いやすさを重視するのであれば、まずはリアボックスやスマートフォンホルダーなど実用的なパーツを選ぶと良いです。
一方で、外見をかっこよくしたいと考える場合でも、取り付け後の実用性や耐久性を考えず、見た目だけでパーツを選ぶと後悔することになります。
また、性能向上を目指したカスタムの場合には、パーツ同士の相性を意識しましょう。
例えばマフラーを交換する際、純正エンジンとの相性が悪いと、燃費や走行性能がかえって落ちることもあります。
実際に、吸排気系統のカスタムで不調が起きた例も多いので注意が必要です。
これらの理由から、アドレス125のカスタムを成功させるためには、自分が何を求めているのかを事前に整理し、購入するパーツの評判や口コミもよく確認することが重要です。
こうして準備を整えることで、満足のいくカスタムが可能になります。
中古車選びで失敗する理由
アドレス125の中古車は手頃な価格で入手しやすいですが、安易に選ぶと失敗してしまうこともあります。
主な原因は、安さばかりに目を奪われて、状態の確認や保証の有無を軽視してしまう点にあります。
例えば、価格が極端に安い車両の場合、外装だけ綺麗に見えても内部が劣化している可能性があります。
エンジンや駆動系の異音、オイル漏れ、ブレーキやタイヤの消耗具合など、目視だけでなく、できる限り試乗して確認しましょう。
実際に中古で購入した後、エンジン内部の劣化が原因で修理費用が高額になり、新車と同じくらい費用がかかったというケースも珍しくありません。
また、メーター表示だけを信用して走行距離が少ない車両を安易に選ぶのも危険です。
特に年式が古いのに走行距離が極端に少ない車両は、長期間乗られず放置されていた可能性が高いため、内部の錆やゴム部品の劣化が起きている場合があります。
乗り出してすぐにトラブルが続発し、乗り換えが必要になるケースもあります。
さらに、保証やアフターサービスのない個人間売買で安価に購入すると、購入後の故障やトラブルが起きても自己責任となってしまいます。
多少価格が高くても、保証が充実している店舗や信頼できるショップから購入する方が安心できます。
このように、中古車選びでは価格だけでなく車両の状態確認とアフターサービスの充実度を重視することで、失敗のリスクを大幅に下げることができます。
維持費で後悔しないコツ

出典:SUZUKI公式サイト
アドレス125は燃費が良くて経済的とよく言われますが、実際には維持費が意外にかかり、後悔するケースも少なくありません。
これを避けるためには、事前に維持費の内訳をしっかり把握しておくことが大切です。
まず、ガソリン代やオイル交換といった日常的な出費は、確かに他のバイクと比べてリーズナブルですが、問題はタイヤ交換や定期点検などのまとまった費用が発生するタイミングです。
特にタイヤ交換は見落とされやすく、アドレス125のタイヤは細く摩耗しやすいため、走行距離が多い場合、年に一度交換が必要になることもあります。
これを知らずに乗り続けると突然大きな出費が必要となり、予算を超えて後悔することになるのです。
また、自賠責保険料や任意保険料の存在も軽視できません。
任意保険を省いてしまう初心者もいますが、万が一の事故での修理費や賠償責任を考えると、保険料を惜しんだことでかえって高額な出費を迫られるケースがあります。
例えば、任意保険の車両保険をつけなかったばかりに、事故で修理費が20万円以上になった例もあるため注意が必要です。
これらを踏まえて後悔しないためには、定期的にかかる費用を事前に把握し、少なくとも年間5万円程度の予備費用を確保しておくと安心です。
また、こまめなメンテナンスを行うことで、トラブルの発生を抑え、結果的に長期的な維持費を節約することにも繋がります。
初心者が見落としやすい落とし穴
アドレス125は、初心者でも気軽に乗れるスクーターとして人気がありますが、初めてのバイク購入でつい見落としがちな落とし穴も存在します。
特に初心者が見逃しやすいのは「サイズ感」と「実用性」のバランスです。
まず、車体のコンパクトさが魅力である反面、そのサイズゆえの落とし穴があります。
例えば、身長が高い方が乗る場合、膝が窮屈になったり、長時間の乗車で疲れやすくなることがあります。
短距離通勤や買い物などでは問題ないかもしれませんが、通学や少し遠い距離の移動ではストレスを感じてしまう可能性があります。
試乗せずに購入を決めてしまい、乗ってから後悔する初心者ライダーも少なくありません。
また、収納スペースに関しても誤解が多い部分です。
シート下の収納は確かに便利ですが、実際にはフルフェイスヘルメットが収納できないこともあり、ヘルメットが入らないことに後から気づいて困る初心者もいます。
さらに、シート下のスペースに物を詰め込みすぎると、エンジンの熱がこもりやすく、熱による荷物の劣化を引き起こすケースもあります。
これらの落とし穴を避けるためには、購入前に実際に試乗や店舗での確認を行い、自分の身長や使い方に合ったバイクかどうかをしっかりと確かめることが重要です。
また、シート下収納以外にリアボックスやバッグを用意しておくと、荷物を載せるときの不便さを解消できるため、初心者でも安心して乗り続けられます。
アドレス125で後悔しないために知るべきポイントまとめ
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シートが硬く長時間走行で疲れやすい
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走行時の振動が意外と強くストレスを感じる
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収納スペースが狭くヘルメットが入りにくい
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長距離ツーリングには不向きで疲労が溜まりやすい
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ガソリンタンクが小さく給油回数が増える
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実際の最高速は80~90km程度で高速走行には物足りない
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旧型と比べて収納力が低下している
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新型への乗り換え直後は操作感の違いに戸惑う
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新モデルには初期トラブルが起こる可能性がある
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カスタム時はパーツの相性をよく考える必要がある
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値引き交渉次第で乗り出し価格に差が出る
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中古車は内部劣化やメーター改ざんに注意が必要
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維持費はタイヤ交換など意外な出費がある
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任意保険を軽視すると事故時の出費が高額になる
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身長が高いとコンパクトな車体に窮屈さを感じることがある