ディオ110が気になっているけれど、「安いぶん欠点が多いのかな?」「買ってから後悔しない?」「壊れやすいって本当?」と不安に感じていませんか。
さらに今は、Dio110・ベーシックだけでなく、名前のよく似たDio110 Liteもあるので、調べれば調べるほど分かりにくくなっていますよね。
結論からお伝えすると、2026年時点のDio110・ベーシックは、通勤・通学・買い物の費用を抑えたい人にはかなり合理的な原付二種スクーターです。
メーカー希望小売価格は250,800円。
109ccの空冷単気筒エンジンで最高出力8.7PS、車両重量96kg、WMTCモード燃費55.6km/L。シート高も760mmなので、毎日の足として扱いやすい数字にまとまっています。
一方で、安さには理由もあります。
シート下収納は約18L。Honda SMART Keyはなく物理キー。ABSも装備せず、ブレーキはコンビブレーキです。
さらに、109ccなのでリード125やPCXのような124ccクラスと比べると、坂道、向かい風、二人乗り、流れの速い道路では余裕の差を感じる可能性があります。
このあたりを知らずに、「Hondaの原付二種なら全部だいたい同じだろう」と選ぶと後悔しやすいです。
逆に言えば、収納はリアボックスで補える、スマートキーはなくても困らない、高速道路は使わない、毎日の維持費を優先したい。そんな人ならDio110・ベーシックの弱点はかなり許容しやすいと思います。
私はDio110を「安いPCX」や「安いリード125」として選ぶより、軽さ・燃費・価格へ割り切った生活スクーターとして選ぶ方が失敗しにくいと考えています。
この記事では、現行Dio110・ベーシックの欠点、壊れやすいと言われる理由、最高速や加速の考え方、収納、物理キー、長距離走行、中古選び、旧型、Dio110 Liteとの違いまでまとめて確認します。
「安いから買う」で終わらせず、あなたの通勤距離、道路環境、荷物量、予算に本当に合うかを一緒に見ていきましょう。
先にわかる結論
- 2026年の現行Dio110・ベーシックは250,800円
- 109cc・8.7PS・96kg・WMTCモード55.6km/L
- シート高760mmで、毎日の取り回しを重視しやすい
- シート下収納は約18Lで、大容量ではない
- Honda SMART Keyはなく、シャッター付きの物理キー
- ABSではなくコンビブレーキを採用
- 坂道・向かい風・二人乗りでは124ccクラスとの差を感じやすい
- Hondaは最高速度を公式諸元として公表していない
- 壊れやすい車種と決めつける根拠はなく、中古では整備履歴の方が重要
- 2022年には一部の2BJ-JK03型で公式リコールがあるため中古は車台番号を確認
- 現行ベーシックと、原付免許で乗れるDio110 Liteは別物
- 収納重視ならリード125やアクシスZも比較したい
- 走行余裕や快適装備重視ならPCXも比較したい
- 新車は値引き額より乗り出し総額で比較する
- 中古は価格だけでなく、駆動系・タイヤ・ホイール・整備履歴まで確認する
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ディオ110の欠点は?2026年の現行仕様から確認
まず現行Dio110・ベーシックのスペックを確認
最初に整理しておきたいのが、現在販売されているDio110の仕様です。
2026年5月時点でHonda公式サイトに掲載されている原付二種モデルは「Dio110・ベーシック」です。
| 項目 | Dio110・ベーシック |
|---|---|
| 型式 | 8BJ-JK03 |
| メーカー希望小売価格 | 250,800円 |
| 総排気量 | 109cc |
| 最高出力 | 6.4kW[8.7PS]/7,500rpm |
| 最大トルク | 9.0N・m/5,750rpm |
| 車両重量 | 96kg |
| シート高 | 760mm |
| 燃料タンク | 4.9L |
| WMTCモード燃費 | 55.6km/L |
| シート下収納 | 約18L |
| ホイール | 前後14インチ |
| キー | シャッター付きキーシリンダー |
| ブレーキ | コンビブレーキ・ABSなし |
メーカー希望小売価格250,800円はかなり魅力があります。
ただし、これは車両本体の参考価格です。自賠責保険、登録などの諸費用は含まれていません。
購入するときは「25万800円で乗り出せる」と考えず、販売店の支払総額で比較してください。
また、Dio110・ベーシックは2025年4月から始まった「新基準原付」ではありません。
運転にはAT小型限定普通二輪免許以上の二輪免許が必要で、原付免許や普通自動車免許だけでは運転できない点にも注意してください。
Honda公式サイトでDio110・ベーシックの最新仕様を確認する
最大の欠点は「安い代わりに余裕を削っている」こと
Dio110・ベーシックの欠点を一言でまとめるなら、安さと軽さを優先したぶん、収納、装備、走行性能の余裕が控えめなことです。
これは車両として悪いという話ではありません。
むしろ、毎日の足として不要なものを増やさず、価格を抑えていると考えた方が分かりやすいです。
| 後悔しやすい条件 | Dio110で気になりやすい点 |
|---|---|
| 速い流れの道路を毎日長く走る | 109ccなので加速の余裕が少ない |
| 坂道が多い地域に住んでいる | 上りでパワー不足を感じやすい |
| 二人乗りを頻繁にする | 乗員重量が増えると加速余裕が減る |
| 通勤バッグや買い物荷物が多い | シート下約18Lだけでは不足しやすい |
| スマートキーに慣れている | 毎回物理キーを出す必要がある |
| ABSを必須条件にしている | ABSはなくコンビブレーキ |
| 高級感や所有感を重視する | デザインや装備は実用性重視 |
| 長距離ツーリングが中心 | 防風・収納・走行余裕が物足りなくなりやすい |
反対に、近距離から中距離の通勤・通学、買い物、駅までの移動などが中心なら、96kgという軽さは大きなメリットになります。
狭い駐輪場で押す、センタースタンドを掛ける、買い物先で何度も出し入れする。
毎日使うスクーターは、最高出力よりこうした場面の方が多いですよね。
その意味ではDio110の軽さは、スペック表以上に日常で効いてくる部分だと思います。
Dio110・ベーシックとDio110 Liteはまったく同じではない
2026年にDio110を調べるなら、もう一つ絶対に混同したくないモデルがあります。
それが「Dio110 Lite」です。
名前はかなり似ていますが、免許区分も性能も用途も違います。
| 項目 | Dio110・ベーシック | Dio110 Lite |
|---|---|---|
| 区分 | 原付二種 | 新基準原付 |
| 価格 | 250,800円 | 239,800円 |
| 排気量 | 109cc | 109cc |
| 最高出力 | 8.7PS | 5.0PS |
| 車両重量 | 96kg | 95kg |
| シート高 | 760mm | 745mm |
| 乗車定員 | 2名 | 1名 |
| 免許 | AT小型限定普通二輪以上 | 原付免許で運転可能 |
Dio110 Liteは、125cc以下で最高出力4.0kW以下に抑えた新基準原付です。
Honda公式でも原付免許で乗れるモデルとして案内されています。
一方、この記事で中心に扱っているDio110・ベーシックは8.7PSの原付二種です。
価格差だけを見ると11,000円ですが、同じ109ccだからほぼ同じバイクというわけではありません。
普通二輪免許を持っていて、二人乗りや原付二種としての走行性能を求めるならDio110・ベーシック。
原付免許で乗れる新しい原付を探しているならDio110 Lite。
まずここを分けるだけでも、購入後の「思っていたのと違う」はかなり防げます。
ディオ110で後悔しやすい欠点を具体的に確認
坂道・向かい風・二人乗りでは余裕が少ない
Dio110・ベーシックは109cc、8.7PSです。
市街地で普通に発進し、一般道を走る用途なら必要以上に心配する性能ではありません。
ただし、同じ原付二種でもリード125は124cc・11PS、PCXは124cc・12.5PSです。
数字だけで乗り味のすべてが決まるわけではありませんが、排気量と出力の差は、負荷が大きくなったときに出やすいです。
パワー不足を感じやすい場面
- 長い上り坂を走る
- 強い向かい風の中を走る
- 二人乗りをする
- リアボックスなどへ荷物を多く積む
- 流れの速い幹線道路へ合流する
- 加速力のある125ccスクーターから乗り換える
特に「110ccと125ccなんて15ccしか違わないから同じ」と思っていると、体感差が気になる可能性があります。
逆に、平坦な市街地を一人で移動することが中心なら、この弱点は表面化しにくいです。
Dio110は、速さを楽しむより、燃費と軽さを活かして毎日使う方が得意なスクーターです。
最高速は何km/h?Hondaは公式値を公表していない

Dio110の最高速を調べると、ネット上ではさまざまな数字が出てきます。
ただし、Hondaは国内仕様のDio110・ベーシックについて、最高速度を主要諸元として公表していません。
そのため、「Dio110の最高速は必ず○km/h」と断定するのは避けた方がいいです。
メーター表示なのかGPS計測なのか、平坦路か下り坂か、風向き、乗員体重、タイヤ空気圧、駆動系の状態でも数字は変わります。
もちろん、公道で制限速度を超えて最高速度を確認する必要もありません。
購入前に見るべきなのは、限界速度より普段使う道路での余裕です。
- 信号から発進して交通の流れへ入りやすいか
- 40〜60km/h付近で再加速しやすいか
- 坂道で極端にストレスを感じないか
- 二人乗りでも自分の使う道を無理なく走れるか
- 向かい風の日でも精神的に疲れないか
この部分は試乗できるならかなり確認したいところです。
最高速の数字が数km/h違うことより、毎朝使う速度域で余裕があるかの方が満足度へ直結します。
高速道路へは乗れない
Dio110・ベーシックは原付二種なので、高速道路を走れません。
また、自動車専用道路やバイパスの中にも125cc以下が通行できない区間があります。
毎日の通勤ルートやツーリングルートに該当する区間があるなら、加速性能以前にルートそのものを確認しておきましょう。
下道だけで完結する生活なら問題ありません。
一方、「たまには高速道路も使いたい」と思うなら、150cc・160ccクラス以上も比較した方が後悔しにくいですよ。
シート下収納約18Lは荷物が多い人には小さい
Dio110・ベーシックのシート下収納は約18Lです。
雨具、小物、薄いバッグなどを入れるには便利ですが、「スクーターだから何でもシート下へ入る」と思っていると物足りなく感じます。
ヘルメットも形状や大きさによって収納できるかが変わります。
特に大きめのフルフェイス、インカム付きヘルメット、スポイラーの大きいモデルは、購入前に現物で確認した方が安心です。
比較すると、現行リード125は37L、PCXは30L、アクシスZは約37.5Lのシート下収納があります。
Dio110の約18Lとの差はかなり大きいです。
毎日通勤バッグを持つ人や、買い物を頻繁にする人なら、収納は購入前に最優先で確認してください。
収納不足はリアボックスでかなり補える
Dio110の収納不足は、車種そのものを変えなくてもリアボックスで改善しやすい欠点です。
30L前後のボックスがあれば、雨具、グローブ、買い物用品などを分けやすくなります。
ただし、ボックスだけ買えば付くとは限りません。
車両年式と型式に合うリアキャリアやベースが必要になる場合があります。
積載量もキャリアやボックスごとに上限があるので、「大きければ大きいほど便利」と考えず、普段運ぶ荷物に合わせましょう。
収納のためだけにDio110を候補から外そうとしているなら、リアボックス追加まで含めて比較してみる価値はあります。
反対に、ボックスを付けたくない、シート下だけで通勤バッグも買い物も済ませたいなら、最初からリード125やアクシスZを選ぶ方がすっきりします。
Honda SMART Keyがないのは毎日使うほど気になる場合がある
現行Dio110・ベーシックにはHonda SMART Keyがありません。
シャッター付きの物理キーを差して操作するシンプルな仕様です。
以前のDio110にはスマートキーを搭載したモデルがあったため、中古車情報や過去レビューを見ると話が混ざりやすい部分です。
スマートキーを使ったことがない人なら、物理キーでもそれほど気にならないかもしれません。
一方、PCXやリード125などのスマートキー車から乗り換える人は、毎回ポケットから鍵を出す動作を面倒に感じる可能性があります。
特に、次のような使い方では差が出やすいです。
- 通勤途中にコンビニなどへ何度も立ち寄る
- 配達などで頻繁に乗り降りする
- 雨の日にグローブをしたまま操作する
- 普段からスマートキー車に慣れている
逆に、通勤先まで一度乗って一度降りる程度なら、そこまで大きな弱点にはなりにくいです。
便利装備へ追加料金を払うより、本体価格を抑えたい人にはベーシックの割り切り方が合います。
ABSはなくコンビブレーキ
現行Dio110・ベーシックにはABSは装備されていません。
左側の後輪ブレーキレバーを操作すると前輪にも適度に制動力を配分する、Hondaのコンビブレーキを採用しています。
コンビブレーキはブレーキ操作を補助する仕組みで、ABSとは役割が違います。
Hondaも基本は左右のブレーキレバーを同時に操作するよう案内しています。
「絶対にABS付きがいい」という人は、購入価格だけでDio110を選ばず、ブレーキ装備まで含めて比較してください。
デザインや質感は実用重視

Dio110は「ダサい」「地味」と感じる人もいます。
ここは完全に好みですが、PCXのようなプレミアム感や大柄な存在感を狙ったモデルではありません。
仕事、通勤、買い物へ自然に使えるシンプルなスクーターです。
私は、これは欠点にもメリットにもなると思います。
休日にバイクを眺めて満足したい人には物足りないかもしれません。
一方で、毎朝気軽に駐輪場から出し、仕事着でも買い物でも気にせず乗りたい人には、この生活感のあるシンプルさが使いやすいです。
購入前から見た目が気に入らないなら、価格だけで無理に選ばない方がいいですよ。
毎日見るものなので、数万円の差以上に「自分が乗りたいと思えるか」は大切です。
ディオ110は壊れやすい?故障より整備状態を見る
「壊れやすい車種」と決めつけるより中古の使われ方を確認
「Dio110は壊れやすいの?」という不安は多いと思います。
ただ、現行Dio110について、車種そのものを一律に「壊れやすい」と判断できる公式データはありません。
注意したいのは、Dio110が日常の足として酷使されやすいスクーターだということです。
通勤で毎日使われていた車両もあれば、配達で長時間走っていた車両もあります。
中古なら、同じ走行距離でも前オーナーの使い方と整備状態で差が出ます。
中古Dio110で見たい消耗部分
- エンジンオイルの交換履歴
- 駆動ベルトやウエイトローラーなど駆動系
- タイヤの残り溝・製造年・ひび割れ
- ブレーキの残量と引きずり
- バッテリーの状態
- ホイールやリムの腐食
- 追加電装品の配線状態
- 転倒傷やハンドル周辺の損傷
たとえば「以前より加速が悪い」という中古車でも、エンジン本体ではなく駆動系の消耗が原因になっている可能性があります。
セルの回りが弱いならバッテリー。
雨の日に落ち着かないならタイヤ。
「Dio110だから壊れた」と決めつけず、症状ごとに点検することが大切です。
オイル交換は距離だけでなく期間も見る
2026年型Dio110について、Hondaはエンジンオイル交換時期を、初回1,000kmまたは1か月、以後3,000kmまたは1年ごとと案内しています。
つまり、年間の走行距離が少なくても「全然走っていないから何年も交換しなくていい」というわけではありません。
特に短距離通勤が中心の人は、走行距離だけでなく前回交換からの期間も見ておくと安心です。
毎日の燃料代を節約するためにDio110を選んでも、整備を後回しにして故障させてしまえば意味がありません。
オイル、タイヤ、ブレーキ、空気圧といった基本部分へきちんとお金を使う方が、結果的に安く長く乗りやすいですよ。
タイヤ空気圧も燃費と走りに影響する
Honda公式Q&Aでは、2026年型Dio110の指定空気圧は前輪200kPa、後輪225kPaです。
さらに、少なくとも1か月に一度はタイヤゲージで確認するよう案内されています。
空気圧不足は、タイヤの摩耗や操縦感だけでなく、燃費にも影響します。
「最近遅くなった」「燃費が落ちた」と感じたときに、すぐ故障を疑う前に空気圧を確認するだけで原因が見つかることもあります。
2022年のリコールは中古購入時に確認
Dio110では、2022年2月に一部の2BJ-JK03型を対象とした公式リコールがあります。
内容はエンジン制御コンピューターに関するもので、対象車では対策品への交換が行われます。
これは現在販売されているすべてのDio110が同じ不具合を持っているという意味ではありません。
中古車を購入する場合は、年式だけで判断せず、車台番号でHonda公式のリコール対象検索を確認してください。
旧型JF31・JF58を安く買うならホイール周りも見る
価格重視でDio110を探すと、現在のJK03だけではなく旧型のJF31やJF58も候補に入ります。
旧型そのものが悪いわけではありません。
ただ、年数が経過しているぶん、走行距離だけでは見えない劣化を確認する必要があります。
特に見ておきたいのがホイール周りです。
保管環境によってはリムに腐食が出ていたり、タイヤ交換後も空気圧が安定しにくかったりする場合があります。
旧型を価格優先で選ぶなら、次の順で確認すると分かりやすいです。
- 整備記録や販売店の説明が残っているか
- 冷間時に問題なく始動するか
- エンジンや駆動系から不自然な音が出ないか
- タイヤだけでなくホイールやリムに腐食がないか
- 空気圧を正常に保てているか
- 追加電装品の配線が雑ではないか
- 購入後に必要な整備費まで含めても本当に安いか
5万円安く買えても、タイヤ、バッテリー、駆動系、ブレーキをまとめて交換すれば差額は小さくなります。
中古は車両価格ではなく、「安心して乗り始められる状態までいくらかかるか」で比較してください。
Dio110・ベーシックで後悔しやすい人と向いている人
物理キーが面倒に感じる人は旧スマートキー車も含めて比較
Dio110・ベーシックの安さを支えている部分の一つが、装備のシンプルさです。
スマートキーがないこと自体は故障ではありませんし、物理キーの方が分かりやすいと感じる人もいます。
ただ、便利装備は毎日の小さな手間へ効いてきます。
朝の通勤、雨の日、買い物で何度も乗り降りする場面では、「ポケットに入れたまま操作できたら楽なのに」と感じるかもしれません。
過去のDio110にはHonda SMART Key搭載仕様もあるため、中古を含めて検討する人は「Dio110」という車名だけで判断せず、年式と仕様を確認してください。
燃費重視ならDio110の強みを活かしやすい
Dio110・ベーシックのWMTCモード燃費は55.6km/Lです。
もちろん、これは決められた試験条件で測定された数値なので、実際の燃費を保証するものではありません。
渋滞、気温、坂道、乗員重量、荷物、空気圧、アクセルの開け方によって実燃費は変わります。
それでも、毎日の通勤や買い物で使うスクーターとして、燃費性能はDio110の大きな武器です。
毎月の燃料代を抑えたい人ほど、車体価格の安さと合わせてメリットを感じやすいでしょう。
私は、燃費についてはネットの「○km/L走った」という一件の数字を見るより、自分の生活圏で管理する方が実用的だと思います。
給油したらトリップメーターをリセットし、「自分の使い方だと何km前後で給油するか」を把握する。
これだけで、燃料切れへの不安も減ります。
短距離中心でもメンテナンスは必要
通勤先が近い人は、年間走行距離がそれほど増えないこともあります。
だからといって「距離を走っていないから整備不要」と考えないようにしたいです。
先ほど触れた通り、オイル交換には期間の目安もあります。
タイヤやバッテリーも走行距離だけで劣化するものではありません。
Dio110の維持費の安さを活かすなら、壊れてから直すより、日常点検と定期交換を続ける方が安心です。
通勤・街乗り中心ならかなり相性がいい

Dio110が一番分かりやすく活躍するのは、やはり通勤・通学・買い物です。
96kgなので押し歩きが比較的楽。
前後14インチホイールで、Hondaも直進安定性や荒れた路面での落ち着いた乗り心地を特徴として案内しています。
駅前の駐輪場、狭い路地、スーパー、職場の駐輪スペース。
こうした日常で毎日使うなら、「PCXほど大きくなくていい」と感じる人もいると思います。
一方、荷物が多いなら約18Lの収納が弱点になります。
ここは購入前に、自分の通勤バッグや普段使うヘルメットを持って販売店で確認できると理想です。
長距離ツーリング中心なら別車種も比較したい
Dio110でも一般道を使って遠出することはできます。
ただし、「走れる」と「快適に長距離を走れる」は別です。
長時間ではシート、風圧、加速余裕、収納の少なさが気になりやすくなります。
さらに原付二種なので高速道路を使えません。
下道を自分のペースで楽しむならDio110でも十分。
毎週長距離を走る、高速道路も使いたい、荷物をたくさん積むという用途なら、PCX160など別区分のスクーターまで視野を広げた方がいいでしょう。
ディオ110・ベーシックは新車と中古どちらがいい?

現行新車250,800円を基準に中古総額を考える
Dio110・ベーシックの新車メーカー希望小売価格は250,800円です。
原付二種の新車として比較的購入しやすい価格なので、中古車を選ぶときは新車との差額をかなり意識したいです。
たとえば、中古本体が数万円安くても、納車後すぐにタイヤ、バッテリー、ブレーキ、駆動系の交換が必要なら、新車との差は一気に縮まります。
逆に、年式が新しく、整備記録があり、消耗品も十分残っていて、保証まで付く車両が大きく安いなら中古のメリットがあります。
比較するときは、本体価格だけでなく次を足してください。
- 登録や納車に必要な費用
- 自賠責保険
- タイヤ交換
- バッテリー交換
- 駆動系整備
- ブレーキ整備
- 保証の有無
- 欲しいリアボックスなど用品費
「中古だから安い」ではなく、「乗り始められる状態まで含めて安いか」を見てください。
配達使用車は走行距離以外も確認
Dio110は通勤だけでなく配達用途でも使われやすいスクーターです。
配達に使われた車両が悪いという意味ではありません。
きちんと整備されていれば、走行距離が多くても状態のよい車両はあります。
ただし、ストップ&ゴーや長時間運転が多かった可能性があるので、整備履歴はより重要です。
リアキャリア周辺の取付跡、ステップの摩耗、追加USB配線なども、使われ方を考える参考になります。
使用歴だけで判断せず、「その使い方に合わせて整備されてきたか」を販売店へ聞いてください。
新車は値引き額より支払総額を見る
Dio110の新車を探すと、「何万円値引きできる?」と気になる人もいると思います。
ただ、Honda公式の250,800円はメーカー希望小売価格で、実際の販売価格は販売店が決めます。
そのため、全国共通で「必ず○万円引き」という基準はありません。
私なら値引き額だけではなく、次の条件をそろえて2店舗ほど比較します。
- 車両本体価格
- 登録・納車費用
- 自賠責保険
- リアボックスやキャリアなど用品価格
- 用品取付工賃
- 初回点検やメンテナンス条件
- 保証内容
- 納期
車両本体が少し安くても、必要な用品や工賃を足したら別の店より高かった、ということはあり得ます。
反対に値引きが小さくても、欲しい用品や取付工賃を含めた総額が低ければ、そちらの方が納得しやすいですよね。
毎日の足として使うなら、購入後に点検へ通いやすいかも意外と大事です。
Dio110のカスタムは速さより不満解消から
最初に検討したいのはリアボックス
Dio110の一番分かりやすい弱点は収納なので、カスタムもまず収納から考えると失敗しにくいです。
リアボックスを追加すれば、通勤バッグ、雨具、グローブ、買い物用品などを分けられます。
特に、シート下へヘルメットを入れるとほかの荷物が入らない人には効果が大きいです。
ただし、現行JK03と旧型JF31・JF58では適合部品が違う場合があります。
「Dio110用」と書いてあるだけで選ばず、型式と年式まで確認してください。
ウインドスクリーンは冬や長めの通勤で便利
冬の通勤や郊外を長めに走る人は、ウインドスクリーンも候補になります。
胸や上半身に当たる風を減らせるため、寒さや疲労を抑えやすくなります。
ただし、大きいスクリーンなら必ず快適というわけではありません。
高さ、視界、風切り音、ハンドルへの影響、取付部の強度を確認してください。
スマホホルダーとUSB電源は配線に注意
通勤やナビ利用ならスマホホルダーは便利です。
USB電源もあると助かりますが、取り付け方が雑だと接触不良やバッテリーへの負担につながる可能性があります。
電装作業に慣れていない場合は販売店や用品店へ依頼する方が安心です。
また、走行中にスマートフォンを注視しないことも大前提です。
マフラーや駆動系で無理に速くしようとしない
「Dio110が遅いなら駆動系を変えればいい」と考える人もいると思います。
ウエイトローラーや駆動系部品を変更すれば変速特性は変わります。
ただし、発進側を変えれば高速側、燃費、騒音、耐久性とのバランスが変わる可能性があります。
マフラーも同じです。
見た目や音を楽しむカスタムとしてはありですが、交換だけでDio110が125cc上位モデルのような走行性能になるわけではありません。
加速不足そのものが毎日ストレスなら、カスタムへ何万円も使う前にリード125やPCXへ車種を上げた方が結果的に満足しやすいこともあります。
Dio110とリード125・PCX・アクシスZを比較
価格差で何が変わるのかを見る
Dio110の欠点が許容できるかは、ライバルと並べるとかなり判断しやすくなります。
| 車種 | メーカー希望小売価格 | シート下収納 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Dio110・ベーシック | 250,800円 | 約18L | 軽さ・燃費・低価格 |
| アクシスZ | 292,600円 | 約37.5L | 収納と軽さのバランス |
| リード125 | 352,000円 | 37L | 収納・スマートキー・実用性 |
| PCX | 379,500円 | 30L | 走行性能・快適性・装備感 |
価格差を見ると、Dio110の立ち位置が分かりやすいです。
リード125との差は10万円以上あります。
PCXとの差はさらに広がります。
だからこそ、Dio110へリード125と同じ収納やPCXと同じ装備感を求めるのは少し違います。
その代わり、Dio110は新車価格をかなり抑えられます。
収納最優先ならリード125
通勤バッグ、雨具、買い物、ヘルメットなどをシート下へまとめたいなら、リード125はかなり強いです。
現行モデルは37Lのラゲッジボックスがあり、Honda SMART KeyやUSB Type-Cなど便利装備もあります。
車両価格はDio110より上がりますが、「ボックスを付けずに収納を確保したい」という人には価格差の意味があります。
収納重視で比較したい方はこちら:
リード125の欠点と魅力を再確認!初心者にもおすすめできる理由とは?
快適性や走行余裕ならPCX
PCXは124ccで12.5PS、シート下収納30L、Honda SMART Keyなどを備えています。
Dio110より車体価格も重量も上ですが、長めの移動や走行余裕、所有感を重視する人には比較する価値があります。
「毎日短距離しか走らないのにPCXは大きすぎる」と感じる人もいれば、「毎日使うからこそ快適なPCXへ払いたい」という人もいます。
ここは予算だけでなく、毎日の走行距離で考えるといいですよ。
PCXも比較したい方はこちら:
PCXでのツーリングの魅力とは?ダサいという印象を変えるアイデア
収納と価格の中間ならアクシスZ
ヤマハのアクシスZは、2026年型でメーカー希望小売価格292,600円です。
Dio110より約4万円高い一方、シート下収納は約37.5Lあります。
「リード125までは予算を上げたくない。でも18Lでは明らかに足りない」という人には比較しやすいです。
一方、Dio110は96kgで価格も安いので、荷物より軽さを優先するならDio110が分かりやすいです。
アクシスZも候補ならこちら:
アクシスZで後悔する原因とは?失敗を防ぐための実践的アドバイス
フラットフロア重視ならアドレス125も候補
Dio110以外にも、日常性を重視する原付二種としてアドレス125があります。
モデルごとに足元、収納、車体サイズ、デザインが違うので、「HondaだからDio110」とメーカーだけで決めず、実際の生活動線に合わせて比較するのがおすすめです。
アドレス125との違いも確認したい方はこちら:
アドレス125で後悔する前に確認したい欠点や口コミ徹底解説
Dio110の口コミや知恵袋を見るときの注意点
その人の用途が自分と同じかを見る
Dio110を検索すると、知恵袋やSNS、ブログなどでいろいろな評価が出てきます。
こうした体験談は参考になりますが、「遅い」「最高」「収納が足りない」といった結論だけを切り取らない方がいいです。
一番見たいのは、その人がどんな条件で使っているかです。
- 通勤距離は何kmくらいか
- 平坦な地域か坂道が多いか
- 一人乗りか二人乗りか
- 荷物を積むか
- 新車か中古か
- どの年式・型式か
- 以前何に乗っていたか
たとえば、大排気量バイクから乗り換えた人ならDio110をかなり遅く感じるかもしれません。
50ccスクーターから原付二種へ乗り換えた人なら、十分余裕があると感じる可能性があります。
坂の多い地域の不満が、平坦な市街地のあなたへそのまま当てはまるとも限りません。
口コミは「評価」より「条件」を読む。
これだけでかなり判断しやすくなります。
ディオ110の欠点に関するよくある質問
Q1. ディオ110の一番大きな欠点は何ですか?
Q2. ディオ110で後悔しやすいのはどんな人ですか?
Q3. 2026年のDio110・ベーシックはいくらですか?
Q4. ディオ110は壊れやすいですか?
Q5. ディオ110の最高速は何km/hですか?
Q6. ディオ110は遅いですか?
Q7. Dio110・ベーシックにスマートキーはありますか?
Q8. Dio110 Liteとの違いは何ですか?
Q9. ディオ110の収納は狭いですか?
Q10. ディオ110の新車と中古はどちらがいいですか?
Q11. 古いJF31やJF58を中古で買っても大丈夫ですか?
Q12. ディオ110とリード125ならどちらがいいですか?
Q13. ディオ110とPCXならどちらがいいですか?
Q14. ディオ110は長距離ツーリングできますか?
ディオ110の欠点と後悔ポイントまとめ
- 2026年の現行Dio110・ベーシックは250,800円
- 型式は8BJ-JK03
- 排気量109cc、最高出力8.7PS
- 車両重量96kgで取り回しやすい
- シート高は760mm
- WMTCモード燃費は55.6km/L
- 燃料タンクは4.9L
- シート下収納は約18L
- 収納重視の人には物足りない可能性がある
- 収納不足はリアボックスで補いやすい
- Honda SMART Keyは非搭載
- シャッター付き物理キーを採用
- ABSはなくコンビブレーキを採用
- 最高速度はHonda公式諸元で公表されていない
- 坂道・向かい風・二人乗りではパワー不足を感じやすい
- 高速道路は走れない
- Dio110 Liteは新基準原付で、原付二種のベーシックとは別物
- 壊れやすいと決めつけるより整備状態を見ることが重要
- 2026年型のオイル交換は初回1,000kmまたは1か月、以後3,000kmまたは1年がHondaの案内
- タイヤ空気圧は少なくとも月1回確認したい
- 2022年の一部JK03には公式リコールがあるため中古は車台番号を確認する
- 旧型JF31・JF58はホイールやリムの腐食も確認する
- 中古は本体価格ではなく購入後整備を含む総額で比較する
- 新車は値引き額より支払総額と保証条件を見る
- 収納重視ならリード125やアクシスZも比較する
- 走行余裕と快適性重視ならPCXも比較する
- カスタムするなら速さより収納・防風・充電環境から整える
- 価格・燃費・軽さを重視する人にはDio110の弱点がメリットへ変わりやすい
Dio110・ベーシックは、すべてを高いレベルでこなす万能スクーターではありません。
収納ならリード125の方が上。
快適装備や走行余裕ならPCXの方が充実しています。
収納と価格のバランスならアクシスZも強いです。
それでもDio110が選択肢に残るのは、250,800円という価格、96kgの軽さ、55.6km/LのWMTCモード燃費という、毎日の生活で分かりやすい強みがあるからです。
だから私は、「どの125ccが一番豪華か」でDio110を選ぶ必要はないと思っています。
毎朝狭い駐輪場から出す。
駅や職場まで走る。
帰りにスーパーへ寄る。
ガソリン代をできるだけ抑える。
そういう日常へ無理なく溶け込むことが、Dio110の得意分野です。
反対に、毎朝の坂道で全開にするのがストレスになりそう、荷物が多い、スマートキーが欲しい、休日の長距離も快適に走りたい。
そこまで分かっているなら、安さだけでDio110へ決めず、最初からリード125やPCXも試してみてください。
数万円から10万円以上価格が上がっても、その差を毎日使う装備や性能として回収できる人もいます。
一番避けたいのは、「一番安かったから」という理由だけで買って、数年間ずっと同じ不満を感じることです。
Dio110の欠点を知ったうえで、「自分にはこれで十分」と思えたなら、むしろかなりコスパの高い一台になるかなと思います。
🏁 Hondaの原付二種をほかにも比較したい方へ
Dio110だけで決めきれないなら、リード125、PCX、スーパーカブ、クロスカブなどHondaのほかのモデルも一度比較すると、自分が何を重視しているのか分かりやすくなります。
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