「ハーレーって、結局何ccから何ccまであるの?」
ハーレーの排気量を調べると、353cc、883cc、1200cc、117ci、121ciなど、いろいろな数字が出てきます。初めて見たら、どれが同じ単位なのか迷ってしまいますよね。
883ccや1202ccの空冷スポーツスターは有名ですが、普通二輪免許で乗れる353ccのX350も登場しました。一方、現行のクルーザーには1,923ccの117ci、上級CVOには1,977ccの121ciがあります。さらに海外限定モデルまで含めると2,000ccを超える車両も存在します。だからこそ「今、日本で買える新車」と「中古で選ぶ旧型」と「海外限定車」を分けて考えることが大切です。
この記事では、ハーレーダビッドソンの排気量を、初心者にもわかりやすいように一覧・ランキング・免許区分・用途別の選び方に分けて整理します。
日本で販売された小排気量モデルの353ccから、2026年日本向けCVOの1,977ccまで、代表的な排気量の特徴と注意点を整理しました。例外となる海外限定の131ci(約2,147cc)も説明するので、「最大は何cc?」という疑問にも条件を分けて答えます。
さらに、「普通二輪免許で乗れるの?」「400ccのハーレーはある?」「117ciは何cc?」「1800ccは初心者でも大丈夫?」という疑問にもできるだけ具体的に答えていきます。
ハーレーは排気量だけで選ぶと、あとで「重すぎた」「維持費が想像より高かった」「街乗り中心なのに大きすぎた」と後悔しやすいバイクでもあります。
逆に、免許、エンジン形式、重さ、保管場所まで確認して選べば、購入後の「想像と違った」を減らせます。あなたに必要なのは最大排気量を選ぶことではなく、無理なく走り出せる一台を選ぶことですよ。
ポイント
- 2026年日本仕様と中古の旧型を区別した排気量一覧がわかる
- 普通自動二輪免許で乗れるハーレーの最新状況を把握できる
- 353cc・883cc・1202cc・1252cc・1868cc・1923cc・1977ccの違いが理解できる
- 日本向け最大級121ciと米国限定131ciの違い、向いている人がわかる
- 購入前に確認したい維持費、盗難対策、売却・乗り換えの考え方まで整理できる
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ハーレーは何ccが選べる?排気量一覧と免許区分を解説

排気量一覧と特徴
ハーレーダビッドソンのバイクは、昔から大排気量のイメージが強いブランドです。
近年は353ccのX350や500ccのX500も展開されました。ただし、両モデルは2026年6月に生産終了が発表され、国内の新車はディーラー在庫限りです。今の新車ラインアップだけを指すのか、近年の販売車や中古車まで含めるのかで答えが変わります。
空冷Vツインの鼓動感が好きなら883ccや1202ccの中古スポーツスター、現行の軽快な走りを重視するなら975cc・1252ccの水冷モデル、大排気量クルーザーを希望するなら117ci前後が候補になります。エンジンの種類による乗り味の違いも大きいんです。
まずは、代表的な排気量をざっくり一覧で見てみましょう。年式やグレードによって数値が異なることがあるため、購入前には必ず公式サイトや販売店の車両情報も確認してください。
| 排気量 | 代表モデル・年式 | 免許区分の目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 353cc | X350 | 普通自動二輪免許 | 水冷並列2気筒エンジンを搭載した軽量モデル。普通二輪で乗れるハーレーとして注目されたが、2026年6月に生産終了が発表され、国内新車は在庫限りです。 |
| 500cc | X500 | 大型二輪免許 | 水冷並列2気筒の500cc。普通二輪免許では運転できず、生産終了後の新車は在庫限りです。 |
| 883cc | スポーツスター883、アイアン883 | 大型二輪免許 | 通称「パパサン」。空冷Vツインらしい鼓動感と扱いやすいサイズ感で、今でも中古市場で人気の高い定番クラスです。 |
| 975cc | ナイトスターなど | 大型二輪免許 | 水冷レボリューションマックス系のスポーツスター。空冷883とは性格が違い、軽快さと現代的な走りを重視したクラスです。 |
| 1202cc | 旧スポーツスター1200、フォーティーエイト | 大型二輪免許 | 空冷エボリューションの1,202cc。中古中心で、フォーティーエイトはタンク容量と給油頻度も確認したいモデルです。 |
| 1,252cc | 2026 Sportster S、Pan America 1250系 | 大型二輪免許 | 水冷Revolution Maxエンジン。旧空冷スポーツスター1200(1,202cc)とは別系統で、走行性能や車体構成も異なります。 |
| 1584cc | ツインカム96搭載車、ダイナ系など | 大型二輪免許 | 96ciに相当する大排気量クラス。少し前のハーレーらしい鼓動感やカスタムベースとしての魅力があります。 |
| 1746cc | ミルウォーキーエイト107搭載車 | 大型二輪免許 | 107ciに相当する現代的な大排気量モデル。扱いやすさとトルクのバランスがよく、ツーリングにも向いています。 |
| 1868cc | 旧型ストリートボブ114、旧型ファットボーイ114など | 大型二輪免許 | 114ciは1,868cc。旧型に採用された代表的な排気量で、2026年型の同名車が117ciへ変わっている点に注意が必要です。 |
| 1923cc | 2026年型ストリートボブ、ファットボーイ、ローライダーSなど | 大型二輪免許 | 117ciは1,923cc。2026年型クルーザーの代表的な排気量で、ストリートボブやファットボーイにも搭載されています。 |
| 1977cc | 2026年型CVO Road Glide STなど | 大型二輪免許 | 2026年日本向けCVOの121ci=1,977cc。なお2025年に米国限定131ciモデルも登場しており、世界共通の最大とは断定できません。 |
| 2,147cc(参考) | 2025年米国限定 CVO Road Glide RR | 大型二輪免許(日本で公道使用する場合は登録・保安基準など別途確認) | 131ciの限定生産車。2026年日本向けの通常ラインアップとは分けて考える必要があります。 |
こうして並べると、排気量の幅だけでなく販売年や国内仕様の違いも重要だとわかりますよね。
表は歴代・近年の代表例を含みます。「現在日本で新車を注文できる全車種の一覧」ではなく、比較のための排気量ガイドです。生産終了車や国内未導入の限定車も区別して掲載しています。
ただし、排気量が大きいほど必ず満足度が高い、というわけではありません。
街乗り中心なら軽さや足つきのほうが大事ですし、高速道路や長距離ツーリングが多いなら1800ccクラス以上の余裕が魅力になります。
つまり、ハーレー選びでは「何ccがすごいか」よりも、「あなたの使い方に何ccが合うか」を考えるのが大切です。
排気量はキュービックインチでも表記される
ハーレーの排気量を調べていると、「114ci」「117ci」「121ci」という表記をよく見かけます。
これは「キュービックインチ」というアメリカ式の排気量表記です。
日本ではcc表記が一般的ですが、ハーレーはアメリカのブランドなので、エンジン名やグレード名にキュービックインチが使われることがあります。
| キュービックインチ | cc換算の目安 | 主な呼ばれ方 |
|---|---|---|
| 96ci | 約1584cc | ツインカム96 |
| 107ci | 約1746cc | ミルウォーキーエイト107 |
| 114ci | 約1868cc | ミルウォーキーエイト114 |
| 117ci | 約1923cc | ミルウォーキーエイト117 |
| 121ci | 約1977cc | ミルウォーキーエイト121 |
1キュービックインチ(cu in)は正確には16.387064ccです。計算は「ci × 16.387064 = cc」が基本ですが、メーカーの排気量表記は端数や実際の設計値の関係で単純換算と完全一致しないことがあります。
たとえば「ストリートボブ114」の114は114ccではなく114ciで、実際のエンジン排気量は1,868ccです。ただしこれは114を搭載した旧年式の話。2026年のストリートボブは117ci=1,923ccなので、車名だけで排気量を決めつけないようにしましょう。
ここは初心者が勘違いしやすいポイントなので、ハーレーを中古で探すときも「ci表記なのか、cc表記なのか」は必ず確認しておきましょう。
【話題】永野芽郁さんの愛車は何cc?
ハーレーの排気量を調べる人の中で、かなり多い疑問が「永野芽郁さんのハーレーは何ccなの?」というものです。
有名人がどの車種を選んだのか気になる方もいると思います。ここは最新の店頭モデルと混同しないよう、愛車として公表された年式を基準に確認します。
2023年に愛車として紹介されたモデルは、ストリートボブ114(Street Bob 114)です。
ストリートボブ114の排気量は1868cc。キュービックインチ表記では114ciにあたります。
普通の感覚で考えると、1868ccはかなり大きいです。軽自動車の排気量が660ccなので、その約3倍近い排気量を持つバイクということになります。
ストリートボブ114は装飾を抑えたボバースタイルが特徴で、本人仕様の外装カスタムも話題になりました。ただし正確なカスタム費用まで公表されているわけではありません。現在のストリートボブを探すなら、2026年型117ciとの違いも確認してください。
とはいえ、当時の車両は300kg前後の重量があります。憧れだけで選ぶと、取り回しや駐車場所で苦労する可能性もあるので、購入を考えるなら実車にまたがって足つきと重さを確認したいところです。
👇 永野芽郁さんのハーレーをもっと詳しく知りたい方へ
「ストリートボブ114っていくらするの?」「どんなカスタムなの?」と気になる方は、こちらの記事で値段や特徴を詳しく解説しています。
普通自動二輪で乗れる400cc以下はある?
「ハーレーに乗るには大型二輪免許が絶対に必要」と思っている人は多いです。
以前であれば、その認識はほぼ正解でした。
かつてのハーレーは、日本の普通自動二輪免許で乗れる400cc以下のモデルがほとんどなく、最小クラスでも883ccのスポーツスターが中心だったからです。
つまり、昔ながらのハーレーに乗りたいなら、大型二輪免許が必要でした。
しかし、そこに登場したのがX350です。
X350は排気量353ccなので、日本の普通自動二輪免許で運転できるハーレーとして大きな注目を集めました。
ただし、ここで注意したいのが最新状況です。
X350とX500は、2026年6月10日に生産終了と在庫限りでの販売が発表されています。そのため、今から新車で探す場合は「いつでも普通に買える現行モデル」と考えるのではなく、正規ディーラーの在庫状況を確認する必要があります。
つまり、普通二輪で乗れるハーレーが完全になくなったわけではありませんが、在庫があるかどうかは販売店や希望色によって違います。購入時は新車の現物の有無、保証開始、整備対応を同時に確認してください。
ハーレーの400ccモデルはある?
検索では「ハーレー 400cc」や「ハーレー 排気量 400」と調べる人も多いですが、現在のハーレーに、一般的な国産車のような400ccジャストのモデルが定番ラインアップとしてあるわけではありません。
普通自動二輪免許で乗れる排気量として注目されたのは、400ccではなく353ccのX350です。
この違いはけっこう大事です。
「400ccハーレーが欲しい」と思って探しても、実際にはX350が候補になりやすいということですね。
また、X350は伝統的な空冷Vツインではなく、水冷並列2気筒エンジンです。そのため、見た目やブランドはハーレーでも、昔ながらのドコドコした空冷ハーレーを想像していると、乗り味の方向性は少し違うと感じるかもしれません。
X350が向いている人
- 大型二輪免許を取る前にハーレーブランドに触れてみたい人
- 街乗りや通勤で扱いやすいサイズを重視する人
- 重すぎるバイクに不安がある人
- 新車価格や維持費をなるべく抑えたい人
- ハーレーブランドの新しいスポーツ系モデルを楽しみたい人
X350が向いていないかもしれない人
- 空冷Vツインの強い鼓動感を最優先したい人
- 高速道路を長時間ゆったり走りたい人
- 「これぞハーレー」という重厚感を求める人
- 部品供給の見通しが不明な車両を長期所有するのが不安な人
👇 中型免許で乗れる「X350」が気になる方へ
X350は、車体価格だけでなく乗り出し価格や維持費まで含めて判断するのが大切です。購入前に具体的な費用感を知りたい方はこちらも参考になります。
排気量最小モデルはどれ?

ハーレーの最小排気量を考えるときは、少し分けて考えるとわかりやすいです。
国内で近年販売されたハーレーを含めるなら、最小クラスはX350の353ccです。
一方、「伝統的な空冷スポーツスターを中心に考える」という条件なら、長く人気を集めてきたスポーツスター883が代表格になります。
ここを混同すると、「ハーレーの最小は353ccなの?883ccなの?」と迷ってしまうんですよね。
整理すると、次のようになります。
| 見方 | 最小クラス | 特徴 |
|---|---|---|
| 国内で近年販売された車種で見る | X350:353cc | 普通自動二輪免許で乗れる軽量モデル。ただし生産終了発表後は在庫状況の確認が必要です。 |
| 空冷Vツインらしさで見る | スポーツスター883:883cc | 伝統的なハーレーらしい鼓動感を楽しめる人気モデル。現在は中古車中心です。 |
883ccモデル、通称パパサンの魅力
- 扱いやすいサイズ感:大型バイクではありますが、ハーレーの中では比較的コンパクトです。足つきや車体の細さもあり、初めてのハーレーとして選ばれることが多いモデルです。
- 空冷Vツインの鼓動感:国内で近年販売された車種で見ると大排気量ハーレーより控えめですが、エンジンを回して楽しめる感覚があります。ゆっくり流しても楽しいのが魅力です。
- カスタムパーツが豊富:長く愛されてきたモデルなので、チョッパー、カフェレーサー、ボバー、クラブスタイルなど、カスタムの選択肢が非常に広いです。
- 中古市場で選択肢が多い:年式や状態、カスタム内容によって価格差が大きいため、自分に合う一台を探す楽しさがあります。
ただし、883ccモデルは中古車選びが中心になります。
見た目がきれいでも、メンテナンス履歴、オイル漏れ、電装系、タイヤやブレーキの消耗、カスタムの内容によって購入後の出費が変わります。
「小さめのハーレーだから初心者向き」とだけ考えず、状態確認はしっかり行いましょう。
排気量最大モデルはどれ?
日本向け2026年CVOの排気量で最大級となるのが、CVO Road Glide STなどに採用される121ci、1,977ccのエンジンです。ここでいう「最大級」は2026年日本向けの掲載モデルを基準にしています。
検索では「ハーレー 2000cc」と調べる人も多いですが、日本で比較しやすい現行CVOでは、この1,977ccが2,000ccに近い代表例です。ただし、ハーレーの歴代生産車を世界中で見た場合は話が変わります。
2000ccというと、普通車のエンジン並みです。
それだけの容積を2気筒で受け持つため、エンジンの存在感は大きいです。ただし最大排気量が必ず最高出力・最速・最も扱いやすいことを意味するわけではありません。トルクや最高出力、車重、ギア比を組み合わせて性能を判断しましょう。
海外限定の131ciは約2,147cc
日本向けの2026年モデルに限らず、ハーレーの純正完成車の歴史も含めて調べるなら、2025年の米国限定「CVO Road Glide RR」を見落とせません。メーカー公式の米国仕様ではScreamin’ Eagle 131を搭載し、排気量は131キュービックインチ。約2,147ccです。
この車両は米国で131台の限定生産として発表されたモデルで、日本の通常販売ラインアップとは位置付けが違います。「ハーレーの最大は1,977cc」という説明は、2026年日本向け現行車を念頭に置いた場合に限定して使うのが適切です。排気量をもっと大きくするエンジンキットや社外カスタムの話もありますが、純正完成車の仕様とは分けてください。
参考:米国ハーレー公式・CVO Road Glide RR(2025)。
最大排気量クラスの魅力
- 圧倒的なトルク:アクセルを大きく開けなくても、低回転から力強く車体を押し出します。高速道路の合流や追い越しでも余裕を感じやすいです。
- 長距離移動の快適性:ツーリングモデルやCVOには、大型カウル、快適なシート、オーディオ、クルーズコントロールなど、長距離を楽に走るための装備が充実しています。
- 所有する満足感:CVOのような上位モデルは、専用ペイントや豪華装備も魅力です。単なる移動手段ではなく、所有欲を満たすバイクと言えます。
- タンデムや荷物を積んだ走行に強い:大排気量の余裕があるため、二人乗りや荷物満載のツーリングでも走りにゆとりが出ます。
最大排気量クラスの注意点
- 車重が非常に重い:モデルによっては車両重量が350kgを超えることもあります。押し引きや傾斜地での駐車はかなり気を使います。
- 価格が高い:車両本体だけでなく、保険、メンテナンス、タイヤ、カスタム費用も高くなりやすいです。
- 街乗りでは持て余すことがある:渋滞、狭い駐輪場、細い道、Uターンでは、排気量の大きさよりも車体サイズが負担になることがあります。
- 初心者がいきなり選ぶにはハードルが高い:乗れないわけではありませんが、取り回しと立ちゴケリスクを考えると、最初の一台としては慎重に考えたいクラスです。
最大排気量のハーレーは、まさに憧れの世界です。
ただ、誰にでもおすすめというより、「長距離を走る」「保管場所に余裕がある」「大きな車体の扱いに慣れている」「維持費も含めて楽しめる」という人に向いています。
1800ccクラスの特徴と人気

現在のハーレーらしさをしっかり味わいたいなら、1800ccクラスはかなり有力な選択肢です。
ミルウォーキーエイト114の1,868ccは旧型ソフテイルなどで広く使われた人気の排気量でした。2026年型のストリートボブやファットボーイは117ci=1,923ccへ変わっているので、同じ車名でも年式で確認してください。
「大きすぎるのでは?」と不安になるかもしれませんが、実際には現代のハーレーらしい扱いやすさもあり、街乗りからツーリングまで幅広く対応できます。
もちろん軽いバイクではありません。ですが、低回転から太いトルクが出るため、走り出してしまえば意外とゆったり扱いやすいと感じる人も多いクラスです。
1800ccクラスが人気の理由
- 高速巡航がとても楽
1800ccクラスは、エンジンを高回転まで回さなくても力強く走れます。高速道路を一定速度で流すときの余裕は大きな魅力です。 - ハーレーらしい鼓動感と迫力がある
低回転でドコドコ進む感覚は、やはり大排気量ハーレーならでは。音、振動、見た目の存在感まで含めて満足感があります。 - カスタムの幅が広い
ストリートボブ、ファットボーイ、ローライダー系などは、カスタムベースとしても人気があります。ハンドル、マフラー、シート、外装など、自分好みに仕上げやすいです。 - 所有感が強い
「1800cc級のハーレーに乗っている」というスケール感は、趣味の一台として魅力になるでしょう。趣味のバイクとしての満足度を重視する人には刺さりやすいクラスかなと思います。
1800ccクラスで後悔しやすいポイント
一方で、1800ccクラスはいいことばかりではありません。
まず、車種によっては300kg前後になるモデルもあります。平坦な場所なら問題なくても、傾斜のある駐車場、砂利、狭いガレージではかなり神経を使います。
また、タイヤ、オイル、バッテリー、ブレーキ、車検などの維持費も、国産中型バイクと同じ感覚では考えないほうがいいです。
「たまに近所を走るだけ」という使い方なら、1800ccの魅力を活かしきれない可能性もあります。
逆に、休日にしっかり走る人、長距離ツーリングが好きな人、ハーレーらしい迫力を重視する人には、とても満足度の高い排気量です。
2026年現行車と旧型の排気量を比較
ここまでの一覧には新車と中古車が混在しています。ハーレーをこれから買うなら、車名だけで排気量を調べないことが意外と大切です。たとえば同じ「ストリートボブ」でも、114ci搭載の旧型と117ci搭載の2026年型では排気量が異なります。
| モデル・年式の例 | 排気量 | エンジン形式 | 購入時の見方 |
|---|---|---|---|
| X350(近年の国内販売車) | 353cc | 水冷並列2気筒 | 生産終了。新車は在庫の有無、中古は保証と部品体制を確認 |
| 旧アイアン883 | 883cc | 空冷Vツイン | 中古中心。年式・カスタム・整備履歴で判断 |
| 2026 Nightster | 975cc | 水冷Revolution Max 975T | 比較的軽い現行スポーツ系。実際の足つきを確認 |
| 旧フォーティーエイト | 1,202cc | 空冷Vツイン | 小型タンクと中古車の状態を確認 |
| 2026 Sportster S | 1,252cc | 水冷Revolution Max 1250T | 旧1200とは別系統。ポジションや出力特性の確認が必要 |
| 2023 Street Bob 114 | 1,868cc | Milwaukee-Eight 114 | 114ci=旧年式の例。2026年型と混同しない |
| 2026 Street Bob/Fat Boy | 1,923cc | Milwaukee-Eight 117 | 現行車の仕様・価格・重量を比較 |
| 2026 CVO Road Glide ST | 1,977cc | Milwaukee-Eight 121 High Output | 日本向けの大型上級モデル。380kgの車重も確認 |
同じ「スポーツスター」の名が付いていても、空冷883・空冷1202cc・水冷975cc・水冷1252ccは乗り味が違います。音や鼓動感を重視するのか、軽さや走行性能を重視するのか。ここで希望をはっきりさせておくと、比較する車種を絞りやすくなりますよ。
スポーツスターSとパンアメリカは1252cc
旧スポーツスター1200は実排気量1,202ccですが、現行のスポーツスターSは1,252ccの水冷Revolution Max 1250Tエンジンを採用します。同じ「1200クラス」という呼び方でも、設計やパワーの出し方は別物です。
また、パンアメリカ1250系にも1,252ccのRevolution Maxが使われています。同じ排気量でもスポーツスターSはスポーツクルーザー、パンアメリカはアドベンチャー系。タイヤ、姿勢、車重、積載、用途が大きく異なるため、排気量が同じなら乗り味も同じとは考えないほうがよいでしょう。
参考:ハーレー公式・Sportster S、ハーレー公式・Nightster。
114ciと117ciで何が変わる?
「114」と「117」の違いは排気量だけでいえば55ccです。ですが、エンジンの仕様、吸排気、電子制御、足回り、車両重量などは年式とグレードで異なるため、排気量の差だけで加速や乗りやすさを決めつけられません。
例えば2026年ストリートボブはMilwaukee-Eight 117クラシック、ファットボーイは117カスタムを採用しています。同じ117ciでも仕様が同一ではありません。中古の114ciと比較する場合は、試乗条件と乗り出し総額をそろえてから判断するのがおすすめです。
参考:ハーレー公式・Street Bob、ハーレー公式・Fat Boy。
ハーレーは何ccがおすすめ?最新モデルと選び方を紹介

X350のスペックと注意点
ハーレーダビッドソンX350は、ハーレーの中でもかなり異色のエントリーモデルです。
排気量は353cc。普通自動二輪免許で乗れることから、「ついに中型免許で乗れるハーレーが出た」と大きな話題になりました。
従来の空冷Vツインとは違い、水冷並列2気筒エンジンを搭載しているため、昔ながらのハーレーというより、軽快に走れる都市型バイクという印象が強いです。
X350の基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| エンジン | 水冷式Parallel-Twin 353cc |
| 排気量 | 353cc |
| 最高出力 | 36HP / 27kW |
| 最大トルク | 31Nm |
| 燃料容量 | 13.5L |
| 車両重量 | 195kg |
| シート高 | 777mm |
| フロントタイヤ | 120/70-ZR17 |
| リアタイヤ | 160/60-ZR17 |
X350の魅力
- 普通自動二輪で乗れる
最大の魅力はここです。大型二輪免許を取らなくても、ハーレーブランドのバイクに乗れるのは大きなメリットです。 - 車体が比較的軽い
車両重量195kgなので、1800ccクラスのハーレーと比べるとかなり軽いです。取り回しに不安がある人でも検討しやすいサイズ感です。 - 街乗りで扱いやすい
低速域から中速域を重視したキャラクターで、通勤、買い物、ちょっとしたツーリングに使いやすいです。 - 価格面でも手が届きやすい
ハーレーの大型モデルと比べると、車両価格や維持費のハードルは低めです。ただし、最終的な乗り出し価格は登録費用や保険で変わるため、見積もり確認は必須です。
X350の注意点
X350は魅力的なモデルですが、万人向けではありません。
まず、伝統的な空冷Vツインの鼓動感を期待すると、少し違うと感じる可能性があります。
また、長距離高速ツーリングで余裕を求めるなら、353ccでは物足りない場面もあります。高速道路を走れないわけではありませんが、1800ccクラスのように低回転でどっしり巡航する感覚とは別物です。
さらに、2026年6月10日にX350の生産終了が発表され、新車は在庫限りとなっています。新車で検討している場合は、早めに正規ディーラーへ在庫状況を確認したほうがいいでしょう。
👇 X350の走行性能まで知りたい方へ
X350を検討するなら、最高速や高速道路での余裕、口コミの傾向も気になりますよね。走りの実力をもう少し深く知りたい方はこちらも参考になります。
X350とX500は中古で選んでも大丈夫?
生産終了と聞くと「すぐに部品がなくなる」「故障したら修理できない」と心配になりますよね。ただし、生産終了と部品供給の即時停止は別です。どの部品がいつまで入手できるかは、メーカー・販売店の供給状況を確認する必要があります。
中古車で確認したいのは、整備記録、メーカー保証の残期間、立ちゴケや事故歴、純正部品の有無、消耗品の入手先です。特にブレーキ・サスペンション・電装系の修理見積もりを取りやすい店が近くにあると、購入後の負担を判断しやすくなります。
「生産終了だから値上がりする」と期待して買うのも慎重に。中古相場は流通台数だけでなく、需要、修理費、販売店保証、年式、状態で変わります。乗るために購入するなら、将来の高値より今の満足度と維持できるかを優先したいところです。
X350の登場背景と生産終了後の見方
X350が登場した背景には、ハーレーがより幅広いライダーにブランドを届けたいという狙いがありました。
従来のハーレーは、大排気量のクルーザーやツーリングモデルが中心です。そのため、若年層や初心者にとっては、免許、価格、車重のすべてが大きな壁になっていました。
X350は、その入口を広げるモデルとして登場しました。
市場の変化に合わせたモデル
都市部では、狭い道や駐輪場、渋滞などの事情から、大きすぎるバイクよりも軽くて扱いやすいモデルが好まれる場面があります。
また、日本では免許制度の関係で、400cc以下のバイクに乗れる人は多いです。
その中で、普通自動二輪免許で乗れるX350は、ハーレーに興味はあるけど大型免許までは考えていなかった人にとって、かなり魅力的な選択肢でした。
生産終了後は「希少性」と「部品供給」を見て判断
X350は注目度の高いモデルですが、生産終了後に中古市場でどう評価されるかは、すぐに断定できません。
希少性が出る可能性もありますが、一方でパーツ供給や中古価格の安定性を気にする人も出てくるはずです。
もし購入を検討するなら、「今欲しいから買う」のか、「長く保有する前提で買う」のかを分けて考えたいところです。
長く乗るつもりなら、正規ディーラーでメンテナンス体制や部品供給の見通しを確認しておくと安心ですよ。
X500のスペックと向いている人

X500は、X350よりひと回り余裕のある500ccクラスのハーレーです。
普通自動二輪免許では乗れないため、大型二輪免許が必要になります。
ただ、排気量500ccなので、1800ccクラスのハーレーほど身構える必要はありません。大型二輪の入口として、扱いやすさと余裕のバランスを求める人に向いています。
X500の基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 全長 | 2,135mm |
| シート高 | 820mm |
| 最低地上高 | 153mm |
| ホイールベース | 1,485mm |
| 燃料容量 | 13.1L |
| 車両重量 | 208kg |
エンジンとパフォーマンス
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| エンジンタイプ | 水冷式Parallel-Twin |
| 排気量 | 500cc |
| 最高出力 | 47HP / 35kW |
| 最大トルク | 46Nm |
| 圧縮比 | 11.5:1 |
X500が向いている人
- 大型二輪免許を持っていて、軽めのハーレーに乗りたい人
- 街乗りとツーリングの両方をほどよく楽しみたい人
- X350では少しパワー不足を感じそうな人
- 1800ccクラスの重さや維持費までは必要ない人
- 水冷エンジンの扱いやすさや現代的な走りを重視する人
X500が向いていないかもしれない人
- 普通自動二輪免許だけで乗りたい人
- 空冷Vツインの鼓動感を最優先したい人
- ハーレーらしい重厚なクルーザースタイルを求める人
- 新車在庫や将来的な流通量を慎重に見たい人
X500は、ハーレーの中ではかなり扱いやすい部類です。
ただし、X350と同じく生産終了が発表されているため、新車で購入したい場合は在庫確認が必要です。
中古で選ぶ場合も、年式、走行距離、保証、整備履歴を見て、価格だけで判断しないようにしましょう。
排気量ランキングとその傾向
ここでは、日本で販売された代表車と2026年日本向けモデルの排気量を「大きい順」に整理します。完全な歴代全モデルの順位ではありません。なお世界限定車として登場した2025年CVO Road Glide RR(約2,147cc)は国内向け比較の外に置きます。
同じエンジン名でも新旧モデルが混在するため、車名・年式を一緒に載せました。大きい順の表ですが、購入に適した順番ではありません。
ハーレー排気量ランキング
| 代表順位 | 排気量 | ci換算 | 主な車種・年式 | 位置づけ |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1,977cc | 121ci | 2026年CVO Road Glide ST | 2026年日本向けCVO最大級 |
| 2 | 1,923cc | 117ci | 2026年Street Bob/Fat Boy/Low Rider S | 現行クルーザーを代表するクラス |
| 3 | 1,868cc | 114ci | 旧Street Bob 114など | 旧年式の人気エンジン |
| 4 | 1,746cc | 107ci | 旧Milwaukee-Eight 107搭載車 | 中古中心で選ぶクラス |
| 5 | 1,584cc | 96ci | 旧Twin Cam 96搭載車 | 旧車・中古車中心 |
| 6 | 1,252cc | 約76.4ci | 2026 Sportster S、Pan America | 水冷・高性能スポーツ系 |
| 7 | 1,202cc | 約73.4ci | 旧Forty-Eight、XL1200 | 空冷スポーツスター |
| 8 | 975cc | 約59.5ci | 2026 Nightster | 水冷Revolution Max 975T |
| 9 | 883cc | 約53.9ci | 旧Iron 883 | 伝統的空冷スポーツスター |
| 10 | 500cc | 約30.5ci | X500 | 生産終了・新車は在庫限り |
| 11 | 353cc | 約21.5ci | X350 | 普通二輪免許で運転可能・生産終了 |
ランキングから見える傾向
ハーレーは、やはり1800cc以上の存在感が強いです。
特に114ci・117ci・121ciはハーレーの大排気量エンジンを理解するうえで重要です。ただし2026年の主力クルーザーは117ciへ移行した例があり、114ciは旧モデルとしての意味合いが強くなっています。
一方で、883ccや1200ccのスポーツスター系は、今でも「初めてのハーレー」として根強い人気があります。
X350やX500は排気量だけ見ると小さめですが、ハーレーの入口を広げたという意味では重要なモデルです。
つまり、ハーレーの排気量ランキングは、単に大きい順で見るだけではもったいないです。
「迫力」「扱いやすさ」「免許」「維持費」「中古相場」を合わせて見ると、自分に合うクラスが見つけやすくなります。
他メーカーとの排気量比較

ハーレーの排気量は、他メーカーと比べてもかなり特徴的です。
国産メーカーは原付クラスから125cc、250cc、400cc、1000cc級まで幅広く扱っています。ただし50ccの新車販売状況や新基準原付は制度変更の影響を受けるため、過去のラインアップと今の国内新車を混同しないようにしてください。
それに対してハーレーは、もともと大排気量クルーザーのイメージが強く、883cc以上の大型モデルが中心でした。
X350やX500の登場で小排気量側にも広がりましたが、ブランド全体としては今でも大排気量の存在感が大きいです。
他メーカーとの比較表
| メーカー名 | 主な排気量帯 | 特徴 |
|---|---|---|
| ハーレーダビッドソン | 353cc~1977cc前後 | 大排気量クルーザーが中心。トルク、鼓動感、所有感を重視するライダーに人気。 |
| ホンダ | 50cc~1800cc前後 | 原付クラスから大型ツアラーまで多彩。現行の国内販売モデルは公式サイトで確認。 |
| ヤマハ | 50cc~1000cc超 | スポーツ、スクーター、ネイキッドなど多彩。走りの軽快さを重視するモデルも多い。 |
| カワサキ | 125cc~1000cc超 | スポーツ系やネオクラシックが強い。Z系やNinja系など指名買いされるモデルが多い。 |
| BMWモトラッド | 310cc~1800cc前後 | アドベンチャー、ツアラー、高価格帯モデルに強み。長距離走行の快適性が高い。 |
ハーレーは排気量より「乗り味」で選ばれやすい
国産車でも、免許区分と車検の有無、使う道路に合わせて250cc・400cc・1000cc級を比較することがあります。
一方でハーレーは、排気量だけでなく「エンジンの鼓動感」「見た目」「カスタム」「所有感」で選ばれることが多いブランドです。
たとえば、883ccは大排気量ランキングでは下のほうですが、ハーレーらしさを楽しめる人気モデルです。
逆に、1977ccのCVOは圧倒的ですが、街乗りメインの人には大きすぎるかもしれません。
大切なのは、「大きいから偉い」「小さいから物足りない」と決めつけないことです。
ハーレー選びのポイント:排気量編
ハーレーを選ぶとき、排気量はかなり重要です。
ただ、排気量だけで決めると失敗しやすいです。
ここでは、あなたに合う排気量を選ぶためのポイントを整理します。
まずは乗る目的をはっきりさせる
ハーレーを選ぶときは、「何ccが人気か」よりも「自分がどう使うか」を先に考えるのがおすすめです。
| 使い方 | 向いている排気量 | 理由 |
|---|---|---|
| 通勤・街乗り中心 | 353cc、500cc、883cc | 軽さや取り回しを重視しやすい。狭い道や駐輪場でも扱いやすいです。 |
| 休日の近距離ツーリング | 883cc、975cc、1200cc | パワーと扱いやすさのバランスがよく、初めてのハーレーにも向いています。 |
| 高速道路をよく使う | 1200cc、1746cc、1868cc以上 | 巡航時の余裕があり、長時間走っても疲れにくいです。 |
| 長距離ツーリング中心 | 1868cc、1923cc、1977cc | 大排気量の余裕と快適装備が活きます。荷物やタンデムにも強いです。 |
| カスタムを楽しみたい | 883cc、1200cc、ソフテイル系 | パーツが多く、好みのスタイルに仕上げやすいです。 |
体格と足つきは必ず確認する
排気量が大きくなるほど、車体も重くなりがちです。
ただし、足つきの良さはシート高だけでは決まりません。
シートの幅、ハンドル位置、ステップ位置、車体の重心でも体感は変わります。
たとえば、シート高が低くても車体が横に太いと足をまっすぐ下ろしにくいことがあります。
逆に、数値上は少し高くても、車体が細ければ意外と安心して乗れることもあります。
購入前は、できれば次の3つを確認してください。
- 両足または片足が安定して着くか
- ハンドルを切った状態で支えられるか
- 駐車場で押し引きできる重さか
ここを軽く見ると、走っているときは楽しくても、出発前と帰宅後に毎回ストレスを感じるかもしれません。
維持費は排気量だけでなく年式や状態でも変わる
排気量が大きいほど、燃料代、タイヤ代、オイル交換、車検、任意保険などの負担は大きくなりやすいです。
ただし、維持費は排気量だけで決まるわけではありません。
古い車両なら修理費が増えることがありますし、カスタム車なら純正部品がなくて整備に手間がかかる場合もあります。
中古ハーレーを選ぶなら、購入価格だけでなく、買ったあとの整備費まで見ておくのがかなり大事です。
👇 維持費で後悔したくない方へ
ハーレーは購入価格だけでなく、車検、保険、燃料、メンテナンスまで含めて考えることが大切です。年間コストの目安を知りたい方はこちらも参考になります。
💡 ハーレー購入前に忘れたくない盗難対策
ハーレーのような高額バイクは、盗難対策もかなり大切です。
せっかく憧れの一台を手に入れても、盗難に遭ってしまうと金銭的にも精神的にもダメージが大きいですよね。
車両本体の予算だけでなく、ロック、保管場所、盗難保険、ロードサービスまで含めて考えておくと安心です。
たとえば、ZuttoRide Clubのようなバイク専用の盗難保険・ロードサービスを検討しておくのもひとつの方法です。補償内容や料金は変更される可能性があるため、申し込み前に公式情報を確認してください。
排気量ごとの主な特徴
| 排気量クラス | 主なモデル | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 350~500cc | X350、X500 | 軽さ、街乗り、扱いやすさを重視する人 | 伝統的な空冷Vツインとは乗り味が違う。生産終了後の在庫確認も必要です。 |
| 883cc | アイアン883など | 初めて空冷ハーレーに乗りたい人 | 中古車中心なので、状態確認と整備履歴のチェックが大切です。 |
| 975~1200cc | ナイトスター、フォーティーエイトなど | 街乗りとツーリングをバランスよく楽しみたい人 | 空冷と水冷で乗り味が大きく違うため、エンジン形式の確認が必要です。 |
| 1500~1800cc台 | ツインカム、ソフテイル、ツーリング系 | ハーレーらしい迫力とツーリング性能を求める人 | 車重、維持費、保管場所を事前に確認しておきたいクラスです。 |
| 1900cc前後~2000cc級 | 117ci、121ci、CVO系など | 長距離ツーリング、所有感、最高峰モデルを重視する人 | 価格も車重も大きいため、初心者は特に慎重に判断したいです。 |
中古ハーレーは「買ってはいけない個体」を避けるのが大切
ハーレーは中古市場が充実しているぶん、選択肢が多いです。
でも、選択肢が多いということは、状態の差も大きいということ。
特に、カスタムが多すぎる車両、整備履歴が不明な車両、極端に安い車両、長期間放置されていた車両は注意が必要です。
見た目がかっこいいとテンションが上がりますが、購入後に修理費がかさむとかなりつらいです。
👇 中古ハーレー選びで失敗したくない方へ
排気量だけでなく、年式、状態、カスタム内容まで見て判断することが大切です。避けたほうがいい個体の特徴はこちらで詳しく解説しています。
年間燃料費は排気量より実燃費で計算する
「883ccの方が燃費が良く、1,923ccは燃料代が2倍になる」と考えるのは早計です。エンジンの形式や走行条件、タイヤ、車重によって実燃費は変わります。さらに、燃費が同じでもタンク容量が違えば給油の頻度は変わります。
例えば、年間5,000kmを走り、ハイオクを1Lあたり180円と仮定すると、実燃費20km/Lなら燃料代は45,000円、17km/Lなら約52,941円、15km/Lなら60,000円です。燃料価格と実燃費はいずれも計算のための例で、ハーレー各モデルの実測データではありません。
| 仮定した実燃費 | 年間5,000kmの使用量 | 年間燃料代(180円/L) | 20km/Lとの差 |
|---|---|---|---|
| 20km/L | 250L | 45,000円 | 基準 |
| 17km/L | 約294.1L | 約52,941円 | 約7,941円 |
| 15km/L | 約333.3L | 60,000円 | 15,000円 |
「大排気量を買うとガソリン代が払えなくなるのでは」と気になる場合は、自分の年間走行距離で試算してみてください。燃料費の差より、タイヤ交換、車検、保険、駐輪場代、購入価格の違いが大きくなる場合もあります。
実際の公称燃費や満タン法での計測方法は、ハーレーの燃費は悪い?モデル別比較・実燃費と改善方法で詳しく解説しています。
免許・車検・保管場所の条件で候補を絞る
排気量の大小は、必ずしも車検の有無を決めません。日本では、軽二輪の区分を超える250cc超の二輪車は原則として車検対象です。そのためX350の353ccも、883ccや1,923ccと同様、車検を考慮する必要があります。一方、排気量が400cc以下なら普通二輪免許、400cc超なら大型二輪免許という線引きは明確です。
排気量による税区分だけでなく、車重、タイヤの価格、購入後に必要になる整備まで含めると、予算の見え方が変わります。特に大型ハーレーは、ガレージの段差や傾斜、玄関から道路までの通路も重要です。購入前に実車を押してみると、試乗だけでは分からなかった負担に気づくことがあります。
見積もりは車両本体価格と「乗り出し総額」を分け、登録費用・保険・車検整備・保証・消耗品交換・保管費を確認しましょう。購入費用を抑えても、最初の半年で大きな整備費が必要なら、結果的に高い買い物になるかもしれません。
購入前に考えたい売却・乗り換え資金
ハーレーを買うときは、今乗っているバイクをどうするかも大切です。
「下取りに出す」「買取に出す」「そのまま残す」など選択肢はありますが、乗り換え資金を少しでも増やしたいなら、査定額を比較しておくのがおすすめです。
特にハーレーは車両価格が高くなりやすいので、今のバイクが高く売れれば、頭金やカスタム費用、盗難対策費用に回しやすくなります。
ここで選択肢のひとつになるのが、カチエックスです。
カチエックスは、写真を使ってオンラインで査定を進められるバイク売却サービスです。しつこい営業電話が苦手な人や、複数業者とのやり取りを自分で進めるのが面倒な人には検討しやすいサービスかなと思います。
もちろん、必ず高く売れると断定はできません。バイクの状態、年式、走行距離、需要、地域、時期によって査定額は変わります。
ただ、今の愛車の相場を知らないまま乗り換えを進めるより、先に査定額を確認すると予算計画が立てやすくなります。ただし、査定額は売却価格の確約ではありません。下取り条件と買取の見積もりを比較することも大切です。
ハーレー購入では、車両本体だけでなく、保険、装備、盗難対策、メンテナンス費用も必要です。
今のバイクを手放す予定があるなら、先に査定額を確認しておくと、無理のない予算を組みやすくなります。
カチエックスは、写真をもとに査定を進められるため、店舗に何度も足を運ぶのが大変な人にも使いやすい選択肢です。
👇 バイクを売るタイミングで迷っている方へ
買ったばかりのバイクを売る場合や、乗り換えで損をしたくない場合は、売却先やタイミングの考え方を知っておくと安心です。
ハーレーの排気量に関するよくある質問
Q1. ハーレーは何ccから何ccまでありますか?
Q2. 普通自動二輪免許で乗れるハーレーはありますか?
Q3. ハーレーに400ccモデルはありますか?
Q4. ハーレーの排気量最小モデルはどれですか?
Q5. ハーレーの排気量最大モデルはどれですか?
Q6. ハーレーのキュービックインチとは何ですか?
Q7. ハーレーの1800ccクラスは初心者でも乗れますか?
Q8. 永野芽郁さんのハーレーは何ccですか?
Q9. X350とX500の違いは何ですか?
Q10. ハーレーは何ccを選ぶのがおすすめですか?
Q11. 2026年のストリートボブは114ciですか?
Q12. スポーツスター1200とスポーツスターSは同じ排気量ですか?
Q13. 世界で2,000ccを超える純正ハーレーはありますか?
Q14. X350でも車検が必要ですか?
Q15. ハーレーは排気量が大きいほど燃費が悪くなりますか?
ハーレーは何ccを選ぶべき?まとめ
- 国内で近年販売された353ccから2026年日本仕様CVOの1977ccまで幅広い排気量があり、海外限定の131ciモデルは約2147cc
- 普通自動二輪免許で乗れる代表モデルはX350で、排気量は353cc
- X350とX500は2026年6月に生産終了が発表され、在庫限りの販売状況を確認する必要がある
- ハーレーの400ccモデルを探す場合、実際には353ccのX350が候補になりやすい
- 伝統的な空冷Vツインの最小クラスとしては、スポーツスター883が代表的
- 883ccは中古市場で人気が高く、初めての空冷ハーレーとして選ばれやすい
- 旧型の空冷1202ccは中古で人気があり、現行の水冷1252ccとは選び方が異なる
- 1800ccクラスは現在のハーレーらしい迫力と高速巡航の余裕を味わいやすい
- 1868ccの114ciは、旧型ストリートボブ114などで見られる人気クラス
- 1923ccの117ciは2026年のストリートボブやファットボーイにも採用されている
- 1977ccの121ciは、2026年日本向けCVOの最大級クラス。海外には2147ccの米国限定131ci車もある
- キュービックインチ表記では、114ciが約1868cc、117ciが約1923cc、121ciが約1977ccに相当する
- 永野芽郁さんの愛車として話題になったストリートボブ114は、排気量1868ccの大排気量モデル
- 排気量が大きいほどトルクや高速巡航の余裕は増すが、車重、価格、維持費も上がりやすい
- 初心者は排気量だけでなく、足つき、車重、保管場所、維持費を含めて判断することが大切
- 街乗り中心なら軽量モデル、長距離中心なら1800cc以上が候補になりやすい
- 中古ハーレーは排気量よりも、整備履歴、状態、カスタム内容の確認が重要
- ハーレー購入前には盗難対策やロードサービスも予算に入れておくと安心
- 今のバイクから乗り換える場合は、下取り・買取の査定額を確認して総予算を考える
👇 ハーレーのエンジンや維持費をもっと知りたい方へ
「エボリューションって何?」「ミルウォーキーエイトってどんなエンジン?」と気になった方は、排気量だけでなくエンジンの種類も見ておくと選びやすくなります。
👇 値落ちやリセールも気になる方へ
ハーレーは趣味性が高いバイクだからこそ、買う前に資産価値や売るときのことまで考えておくと安心です。
👇 憧れのハーレー、購入資金は今のバイクから
「ハーレーに乗り換えたいけど、予算が少し不安」という方は、今のバイクの査定額を先に確認しておくのがおすすめです。
カチエックスなら、写真を使ってオンラインで査定を進められるため、忙しい人でも相場を確認しやすいです。
「この排気量も気になるけど、他のハーレーも見てから決めたい」
「空冷Vツインの鼓動感か、水冷エンジンの扱いやすさか。自分に合う相棒はどれだろう?」
そんな方は、排気量だけで決めず、ラインアップ全体を見てから選ぶのがおすすめです。
ハーレーは、数字だけで優劣を決めにくいバイクです。
空冷883の鼓動感、空冷1202ccのカスタムの楽しさ、水冷1252ccのスポーティーな走り、117ciの余裕、121ciのCVOの特別感。どれが正解というより、あなたの使い方と気持ちに合う一台を選ぶことが一番大切ですよ。
現在購入できるモデルや中古で狙えるモデルをまとめて比較したい方は、こちらのハーレー図鑑も参考にしてみてください。
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