こんにちは、双輪Log運営者のソウリンです。

その考え方、かなり大事です。
グロムは、小さくて軽い車体にMTの楽しさを詰め込んだ、かなり個性的な125ccスポーツです。
2026年モデルの現行グロムは車両重量103kg。123ccの空冷単気筒エンジンに5速MTを組み合わせ、最高出力は10PS。燃料タンクは6.0Lで、Honda公表のWMTCモード燃費は67.8km/Lです。
数字だけ見ても、街中で気軽に扱うにはかなり魅力的ですよね。
一方で、「軽くて楽しそう」という印象だけで買うと、用途によってはかなり不便です。
シート下収納はありません。高速道路等の自動車専用道路も走れません。長距離ではお尻や風圧が気になることがあり、二人乗りを日常的にこなすための余裕も大きくありません。
125ccなので、幹線道路、上り坂、向かい風、荷物を積んだ状態では「もう少し余裕が欲しい」と感じる人もいるでしょう。
逆に、この弱点を分かったうえで「一人で近場を走る」「下道を寄り道しながら楽しむ」「MT操作を楽しむ」「カスタムして遊ぶ」という使い方なら、グロムはかなり面白い相棒になります。
つまり、「グロムを買わない理由」はグロムそのものが悪いからではありません。
あなたがバイクに何を求めているかによって、長所がそのまま短所へ変わるバイクなんです。
中古を検討しているなら、さらに年式選びも重要です。
旧型には4速モデルがあり、2021年以降のJC92は5速。さらに初期のJC61にはHondaから燃料ポンプの改善対策が案内された車両があります。
すでにグロムを所有していて、「最近乗らなくなった」「飽きてきた」「250ccへ乗り換えたい」と感じているあなたもいると思います。
そこでこの記事では、グロムを無理に持ち上げることも、必要以上に否定することもしません。
どんな人なら買わない方がいいのか、弱点は用品で解決できるのか、どの年式なら選びやすいのか、すでに所有しているなら本当に売るべきなのかまで順番に整理します。
最後まで読めば、「自分にはグロムが合う」「これは別の125ccへ行った方がいい」「250ccまで広げよう」と、自分なりの答えを出しやすくなるはずです。
この記事でわかること
- グロムを買わない方がいい人と、買っても後悔しにくい人の違い
- 高速道路・積載・タンデムなど購入後に変えられない弱点
- ツーリングがきつい、お尻が痛いと感じる原因と対策
- 「壊れやすい」と言われる理由と旧JC61の改善対策
- 飽きる人と「楽しすぎる」と感じる人の違い
- 2021年以降の5速JC92と旧型4速モデルの選び方
- 2026年モデルの価格・仕様・カラー
- 中古グロムで確認したい整備履歴とカスタム状態
- すでに所有している人が売却を判断する基準
先に結論
高速道路、たっぷりの収納、快適な二人乗り、長距離を楽に移動できる余裕まで一台へ求めるなら、グロムは買わない方がいい可能性があります。
反対に、一人で近距離を走ることが多く、小さな車体を操ることそのものを楽しみたいなら、グロムの弱点はそれほど致命的ではありません。
特に「車体が小さいからダメ」ではなく、小さいから103kgまで軽くできて、狭い場所でも扱いやすいと考えられる人には相性がいいです。
グロムを万能車として買うか、遊べるミニバイクとして買うか。この違いが満足度をかなり左右します。
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グロムを買わない理由|最初に確認したい6つの弱点

先に「買わない方がいい条件」を確認
グロムを買わない理由として、最初に確認してほしいのは次の6つです。
- 高速道路等を利用できない
- 車体側の収納がほとんどない
- 長距離では快適性に割り切りが必要
- 二人乗りを頻繁に使う用途には余裕が少ない
- 125ccなので速度域によっては動力性能へ余裕を感じにくい
- 小さな車格そのものが好みに合わない人もいる
大事なのは、この6つを同じ重さで考えないことです。
積載不足ならバッグやキャリアである程度補えます。
お尻の痛みならクッションや休憩頻度を変える方法があります。
でも、高速道路へ乗れないことや125ccという排気量は、パーツを買っても変わりません。
用品で解決できる不満なのか、車種そのものを変えないと解決しない不満なのかを分けて考えると、判断しやすくなります。
| 気になる弱点 | 対策しやすさ | 判断 |
|---|---|---|
| 積載が少ない | バッグ・キャリアで改善しやすい | 荷物量次第では購入候補のままでOK |
| お尻が痛い | 休憩・クッション・シートで改善余地あり | 試乗して判断 |
| 風がつらい | 小型スクリーンなどで軽減可能 | 下道中心なら許容しやすい |
| 高速道路へ乗れない | 対策不可 | 高速必須なら別車種 |
| 加速の余裕が欲しい | 根本改善は難しい | 150cc・250ccも比較 |
| 頻繁に二人乗りする | 快適性の根本改善は難しい | 車格の大きいモデルも比較 |
| 小さな見た目が嫌 | 好みの問題 | 我慢して買わない |
高速道路を使いたいならグロムは買わない方がいい
これはかなり明確です。
グロムは123ccなので、高速道路等の自動車専用道路を走ることはできません。
ツーリング先が近場なら大きな問題になりません。
むしろ高速道路を使わず、下道で海沿いや山道へ寄り道しながら走る方がグロムらしい楽しみ方とも言えます。
ただし、「朝に高速へ乗って100km先へ移動し、現地で遊んで夕方には帰る」というツーリングをしたいなら、ルート自由度の差はかなり大きいです。
一般道だけで同じ場所へ向かうと、信号、市街地、渋滞を通る時間が増えます。
目的地への距離が伸びるほど、排気量以上に移動時間が効いてくるんですよね。
高速道路が必要なら
「年に一度使えればいい」なら、その一度だけルートを変える方法もあります。
ただ、月に何度も高速道路を利用したいなら、グロムをツアラー化するより、最初から軽二輪以上へ広げた方が自然です。
250ccまで候補を広げられるなら、長距離ツーリングが楽な250ccバイクの選び方も比較してみてください。
荷物をたくさん運ぶならスクーターの方が楽
グロムは、シート下へヘルメットや買い物袋を収納できるスクーターとは違います。
財布とスマホだけで走るなら問題ありません。
でも通勤で弁当、レインウェア、仕事道具、盗難防止ロックを持ち歩き、帰りに買い物もするとなると話は変わります。
毎回リュックへ詰めれば運べますが、夏は背中が蒸れますし、重い荷物は肩や腰へ負担がかかります。
この使い方が週5日続くなら、グロムの収納不足は「少し不便」ではなく、日常的なストレスになる可能性があります。
逆に荷物が少ない人なら、シートバッグやリアキャリアを必要なときだけ使えば十分です。
買い物性能が欲しいのか、MTバイクを操る楽しさが欲しいのか。
ここはグロムとスクーターを分ける大きなポイントです。
長距離を「楽に」走りたい人には向かないことがある
グロムで長距離ツーリングすること自体はできます。
「125ccだから100km走ったら壊れる」というような話ではありません。
ただ、長距離をできるだけ楽に移動する目的なら、もっと向いている車種があります。
グロムはネイキッドで走行風を受けやすく、12インチホイールを採用しています。
シートと体格の相性によっては、お尻への圧が気になる人もいます。
さらに高速道路を使えないため、遠距離では一般道を長時間走ることになります。
ここが「ツーリングできる」と「ツーリングが楽」の違いです。
二人乗りをメインに考えているなら実車確認は必須
現行グロムの乗車定員は2名です。
つまり二人乗り自体を想定した車両ではあります。
ただ、コンパクトな車体なので、運転者と同乗者の体格によってはかなり窮屈に感じる可能性があります。
さらに一人乗車より重量が増えるため、発進や坂道でも余裕の感じ方は変わります。
「たまに近所で二人乗りする」程度と、「休日は毎回二人で遠出する」では求めるものが違います。
後者なら、同乗者にも実車へ座ってもらった方がいいです。
速い流れの道路を頻繁に使うなら125ccの余裕を確認する
現行グロムは123cc空冷単気筒で、最高出力は10PS、最大トルクは11N・mです。
街中で法定速度の範囲を普通に走る用途なら、数字だけを見て「遅すぎて乗れない」と考える必要はありません。
ただ、速度の高い流れへ合流する場面、登り坂、向かい風、荷物、二人乗りなどの条件が重なると、余裕が小さいと感じる人もいます。
ここで大事なのは最高速度を追いかけることではありません。
普段使う道路でアクセル操作にどれくらい余裕が残るかです。
購入前に可能なら試乗し、あなたが普段使う速度域に近い環境で確認してください。
小さい見た目が好きになれないなら無理に選ばない
グロムは12インチホイールのコンパクトなスタイルが魅力です。
一方、大柄なフルサイズバイクと並べれば明らかに小さく見えます。
「そこがかわいい」「凝縮感があってかっこいい」と思えるなら問題ありません。
でも、あなたがバイクへ大きなタンク、長い車体、重厚感、迫力を求めているなら、燃費や価格を理由にグロムを選ぶと後悔が残るかもしれません。
趣味の乗り物なので、見た目は軽視しなくていいです。
駐車場で振り返ったときに「やっぱりこれ好きだな」と思えることも、長く所有する理由になります。
グロムで後悔しやすい最大の原因は用途のミスマッチ

グロムで後悔が出やすい最大の原因は、故障やスペック不足だけではありません。
あなたの生活とグロムの得意分野が合っていないことです。
グロムは普通のMTネイキッドをぎゅっと小さくしたような姿をしています。
そのため、見た瞬間に「これなら通勤も買い物もツーリングも全部できそう」と感じやすいんですよね。
実際、短距離の通勤や街中での取り回しはかなり得意です。
現行モデルは103kgなので、駐輪場で向きを変える、狭い道で切り返す、ちょっとコンビニへ寄るといった場面では軽さが効きます。
問題は、その便利さから少しずつ用途を広げたときです。
最初は近所だけだった。
次は50km先の道の駅へ行きたくなる。
そのうち海へ行きたい、キャンプしたい、友人の250ccと一緒に遠出したい、泊まりで走りたい。
そうなると、積載、高速道路、風圧、長時間のシートなどが急に気になり始めます。
「乗れるか」ではなく、「その使い方を何度も繰り返しても苦にならないか」まで考えることが大切です。
ミスマッチが起きやすい人
- 休日は片道100km以上走りたい
- 高速道路を使って移動時間を短縮したい
- 通勤帰りに大きな買い物をする
- 仕事道具・雨具・ロックを常に車体へ収納したい
- 二人乗りを頻繁に使いたい
- 幹線道路や流れの速い道路を長時間走る
- 一台ですべての用途をこなしたい
- 大きな車体の所有感を重視する
購入前に一か月の使い方を書き出してみる
グロムが合うかを確認するなら、「ツーリングしたい」のような曖昧な言葉だけで考えない方がいいです。
あなたの実際の一か月へ落とし込んでみてください。
- 週何日使うか:毎日なのか、休日だけなのか
- 普段の片道距離:5kmなのか、30kmなのか
- 休日の距離:50km程度か、200km以上か
- 道路:住宅街、郊外、峠、幹線道路のどれが多いか
- 荷物:財布だけか、仕事道具や買い物まであるか
- 二人乗り:年数回なのか、毎週なのか
- 遠出:高速道路が必要な目的地へ行くか
ここまで具体化すると、かなり見えます。
たとえば「平日は片道8kmの通勤、休日は50kmくらいのカフェ巡り、一人乗り、荷物はリュック一つ」なら、グロムはかなり相性がよさそうです。
逆に「片道35kmの幹線道路通勤、ノートPC持参、帰りに買い物、月2回は150km以上のツーリング」なら、スクーターや軽二輪も比較した方が楽かもしれません。

2026年の現行グロムはどんなバイク?買わない理由と長所を数字で確認
ネガティブな話だけ見ていると、グロムがかなり不便なバイクに見えてきます。
そこで、2026年9月時点でHondaが掲載している現行モデルをいったん整理します。
| 項目 | 2026年モデル GROM |
|---|---|
| 型式 | 8BJ-JC92 |
| 総排気量 | 123cm³ |
| エンジン | 空冷4ストロークOHC単気筒 |
| 最高出力 | 10PS / 7,250rpm |
| 最大トルク | 11N・m / 6,000rpm |
| 変速機 | 5速MT |
| 車両重量 | 103kg |
| シート高 | 761mm |
| 燃料タンク容量 | 6.0L |
| WMTCモード燃費 | 67.8km/L |
| タイヤ | 前120/70-12・後130/70-12 |
| ブレーキ | 前後ディスク、前輪ABS |
| 乗車定員 | 2名 |
現行モデルの特徴は、やはり103kgという軽さです。
250ccクラスから乗り換えると、押し引きの時点でかなり違いを感じやすいでしょう。
シート高761mmも極端に高い数値ではありません。
ただし、足つきはシート幅や体格でも変わるため、数値だけで判断せず実車へまたがってください。
2026年モデルは3色、価格は色で異なる
Hondaは2026年5月15日にカラーバリエーション変更を発表し、6月19日に発売しています。
現在のカラーは次の3色です。
- ゲイエティーレッド
- スプレンディドブルー
- パールシャイニングブラック
メーカー希望小売価格は、スプレンディドブルーとパールシャイニングブラックが423,500円。
ゲイエティーレッドはアンダーカウルを標準装備しており、440,000円です。
もちろん実際の乗り出し額には登録などに伴う費用が加わります。
新車を比較するときは、本体価格だけではなく乗り出し総額で見てください。
前輪ABSが標準装備されている
現行グロムにはABSがありますが、ここは少し注意が必要です。
ABSは前輪のみです。
後輪までABSが付いた2チャンネル式ではありません。
「ABS付きだから強く握れば何でも止まれる」という装備でもありません。
雨天や砂、マンホールなど滑りやすい場所では、車間距離を取り、早めに減速する基本が重要です。
燃費の良さはグロムのかなり大きな武器
Honda公表のWMTCモード燃費は67.8km/Lです。
これは決められた試験条件で算出された数値なので、実際の燃費を保証する数字ではありません。
気温、渋滞、体重、荷物、アクセルの開け方、タイヤ空気圧、整備状態などで変わります。
それでも、125ccという排気量と6.0Lタンクを考えると、日常で給油コストを抑えやすいことは魅力です。
「燃費がいいから遠くへ高速移動できる」のではなく、近距離を何度も気軽に走るときの負担が小さいと考える方がグロムらしいと思います。
現在の価格・カラー・仕様はHonda公式GROMページでも確認できます。
グロムが「買えない」と言われても生産終了とは限らない
「グロム 買えない」「グロム 新車ない」といった情報を見て不安になる人もいます。
ただ、2026年9月時点では現行モデルがHonda公式サイトへ掲載されています。
2026年6月にも新しいカラーバリエーションが発売されていますので、在庫が見つからないことと生産終了は分けて考えましょう。
近所で見つからない理由としては、次のようなものがあります。
- 希望カラーがその店舗にない
- 入荷前後で在庫が動いている
- 販売店によって発注状況が異なる
- ゲイエティーレッドなど特定仕様を探している
- 中古で特定年式・カラーを探している
- 諸費用込みの予算と合わない
特に「JC92のこの色が欲しい」「走行距離○千km以下がいい」と条件を絞るほど、中古は見つかりにくくなります。
新車が見つからないとき
- Honda正規取扱店を複数確認する
- 欲しい色と希望納期を伝える
- 乗り出し総額で見積もりを取る
- 新車との差額を見て高年式中古も比較する
- 旧型なら整備状態と改善対策を確認する
ネット上の「もう買えない」という古い書き込みだけで諦めるより、現在の店舗在庫と入荷予定を確認した方が早いです。
グロムは恥ずかしい?小ささを気にする人は実車で確認
グロムを買わない理由として、意外と無視できないのが見た目です。
「125ccだから恥ずかしい」というより、12インチの小さな車体へ自分が乗った姿をどう感じるかですね。
一般的な17インチホイールのネイキッドや大型バイクと並べると、グロムはかなりコンパクトです。
大柄な人なら、「バイクが小さく見えすぎないかな」と気になるかもしれません。
でも、小さいことそのものがグロムの設計の中心です。
大きく見せようとするより、凝縮されたミニバイクとして楽しめるかの方が重要です。
横から乗車写真を撮ると判断しやすい
見た目が気になるなら、店頭でまたがるだけではなく、できれば横から写真を撮ってもらってください。
自分の目線ではバイクしか見えませんが、写真なら体格とのバランスを客観的に確認できます。
そこで「小さいけど、この感じ好きだな」と思えるなら問題ありません。
逆に何度見ても違和感があるなら、価格や維持費を理由に我慢して選ばない方がいいと思います。
大人っぽく乗りたいなら色数を増やしすぎない
小さな車体を大人っぽく見せたいなら、パーツを大量に付けるより全体の色を揃える方が効果的です。
- ヘルメットと車体の色を2〜3色以内にまとめる
- 派手なアルマイトパーツを何色も混ぜない
- 車体をきれいに保つ
- 荷物をビニール袋でぶら下げずバッグへまとめる
- 用途のない大型車風パーツを付けすぎない
グロムは小さいからこそ、すっきりまとめた方が個性が出やすいです。
125ccでツーリングすること自体の見られ方が気になるなら、125ccでツーリングは本当にダサい?も参考になります。
グロムは壊れやすい?故障と旧型の改善対策を分けて考える
「グロム 壊れやすい」という情報を見て購入を迷っているなら、ここは整理して考えた方がいいです。
グロムについて出てくる不調の話には、大きく分けて3種類あります。
- Hondaが正式に案内した改善対策
- タイヤ・チェーン・バッテリーなど消耗品や整備不足
- 中古車固有の転倒歴・改造・保管状態によるトラブル
これらを全部まとめて「グロムは壊れやすい」とするのは適切ではありません。
JC61では燃料ポンプの改善対策が案内されている
中古JC61では必ず確認したい
Hondaは2016年9月、グロムとズーマーXの燃料ポンプについて改善対策を案内しています。
グロムの対象型式はEBJ-JC61。
対象範囲として示されている車台番号はJC61-1000003~JC61-1202305です。
燃料ポンプ内部のインレットカバーが膨張し、インペラと干渉することで、最悪の場合は燃料ポンプが停止し、エンストして再始動できなくなるおそれがあるとされています。
ただし、Hondaはこの車台番号範囲の中にも改修対象ではない車両が一部含まれると案内しています。
つまり、「JC61だから未対策」「この番号の範囲だから必ず交換が必要」と自分だけで決めつけないでください。
中古で購入するなら車台番号と点検記録を確認し、改善対策の実施状況を販売店へ聞きましょう。
不明ならHonda正規取扱店へ確認するのが確実です。
中古ではカスタムの施工状態もかなり重要
グロムはカスタムパーツが多いバイクです。
だからこそ、中古では「パーツがたくさん付いている=お買い得」とは限りません。
特に確認したいのは次の部分です。
- 電装:USB電源やウインカーの配線が雑ではないか
- マフラー:排気漏れや極端な音量がないか
- ハンドル:ケーブル類が突っ張っていないか
- フェンダーレス:灯火類・反射板・ナンバー周りが適切か
- 外装:固定部分の割れやツメ折れがないか
- ボルト:なめや欠品、無理な締め付け痕がないか
- 純正部品:取り外したパーツが残っているか
カスタム自体が悪いわけではありません。
ただ、前オーナーがどう施工したか分からない車両ほど、初心者には判断が難しくなります。
初めて中古グロムを買うなら、整備履歴があり、ノーマルに近い個体はかなり選びやすいです。
中古購入前のチェックリスト
ここは見ておきたい
- 冷えた状態からエンジンが始動するか
- アイドリングが大きく乱れないか
- オイルや燃料のにじみがないか
- チェーンに固着や強いサビがないか
- スプロケットが極端に摩耗していないか
- タイヤの残量だけでなく製造年とひび割れを見る
- ブレーキのタッチが不自然ではないか
- フォークにオイル漏れがないか
- バーエンド、レバー、ステップ、マフラーに転倒傷がないか
- ハンドルストッパー周辺に強い打痕がないか
- カスタム電装の配線を確認する
- 点検記録や改善対策の実施状況を確認する
遠出するなら故障そのものより「帰れない」を考える
中古バイクで怖いのは、故障率を数字で想像し続けることより、出先でトラブルが起きたときにどう帰るか決めていないことです。
パンク、バッテリー上がり、転倒などは、車種に関係なく起こる可能性があります。
下道で遠くへ行くなら、任意保険やロードサービスに搬送サービスが含まれているか確認しておくと安心です。
遠出する前にロードサービスも確認
ZuttoRide Clubなどを利用する場合も、搬送距離、対象トラブル、利用回数などはプランによって変わる可能性があります。
すでに任意保険へロードサービスが付いているなら、重複して加入する必要があるかも確認してください。
長期間乗らないならバッテリー管理も考える
休日しか乗らない、冬はほとんど乗らないという使い方では、バッテリー管理も重要です。
自宅で電源を確保できるなら、対応する維持充電器を使う方法があります。
ただし、バッテリーの種類、充電器の対応電圧、接続方法を確認してください。
グロムの「欠陥」と感じやすい部分は故障ではなく車体設計の特徴
グロムについて調べていると、「欠陥では?」という強い表現を見ることがあります。
でも、故障と設計上の特徴は分けた方がいいです。
たとえば、次の項目は壊れているわけではありません。
- シート下に実用的な収納がない
- 高速道路へ乗れない
- 12インチホイール
- コンパクトなタンデムスペース
- ネイキッドで走行風を受ける
- 125ccなので大排気量ほどの加速余裕がない
これらはグロムのサイズと用途に伴う特徴です。
小さく軽くして、街中や低い速度域でも操作を楽しめるようにした代わりに、収納や長距離性能を割り切っていると考えた方が自然です。
だから「欠陥か?」ではなく、「自分が毎週使う場面で困るか?」を考えてください。
毎日使う弱点ほど購入後に大きくなる
年に一度しか二人乗りしないなら、タンデムの窮屈さはそれほど大きな問題にならないかもしれません。
でも毎日ノートPCを持って通勤するなら、収納不足は毎日感じます。
年間数回しか遠出しないなら、高速道路不可を割り切れる可能性があります。
月に4回、高速道路を使って遠方へ行きたいなら致命的です。
同じ欠点でも、使用頻度で重さが変わります。
迷ったときの判断
毎週困る弱点なら、車種変更まで考える。
年に数回しか困らない弱点なら、用品や使い方で補えるか考える。
この分け方をすると「買わない理由」がかなり整理できます。
グロムのデメリットで致命的になりやすいのは積載・長距離・走行余裕

グロムのデメリットはたくさんありますが、全部が致命的ではありません。
私が購入前に特に重く見るなら、次の3つです。
- 荷物をどれだけ運ぶか
- 一回の移動時間がどれくらいになるか
- 速い道路や坂道で余裕をどこまで求めるか
積載不足はかなり改善できる
積載については、グロムの弱点の中では対策しやすい方です。
シートバッグ、リアキャリア、防水バッグなどを使えば、通勤や日帰りツーリング程度ならかなり実用的にできます。
ただし、積めるスペースがあるからといって無制限に積載していいわけではありません。
リアキャリアには製品ごとの最大積載量があります。
ボックスやバッグ自体の重さも含め、製品メーカーの指定範囲を守ってください。
積載用品は荷物から逆算
「一番大きい箱を付ければ安心」ではなく、普段の荷物量から決める方がグロムらしさを残せます。
雨具と小物だけならシートバッグ。通勤と買い物まで使うならリアキャリア+バッグなど、用途を先に決めましょう。
長距離の疲れは軽減できても高速道路不可は変えられない
シート、スクリーン、バッグなどで疲労は軽減できます。
でも高速道路を利用できないことは変わりません。
ここは「グロムを快適化すれば250ccと同じになる」と考えない方がいいです。
グロムはグロムのペースで下道を楽しむバイク。
その前提を気に入れるかが大切です。
走行余裕をカスタムだけで追い続けると費用が膨らむ
排気系や駆動系を変えると、フィーリングが変化する場合があります。
ただ、グロムを買ったあとに「もっと加速」「もっと高速寄り」「もっと余裕」と性能を追い続けるなら、一度立ち止まった方がいいかもしれません。
あなたが本当に欲しいのが150ccや250ccの余裕なら、グロムへ大量にパーツを付けるより車種を変えた方が目的へ近い場合があります。
| 用途 | グロムとの相性 | 注意点 |
|---|---|---|
| 近所の散策 | かなり良い | 小ささと軽さを活かしやすい |
| 短距離通勤 | 良い | 荷物量を確認 |
| 買い物 | 荷物次第 | 収納用品が必要になりやすい |
| 下道ツーリング | 良い | 休憩と積載対策をする |
| 長距離ツーリング | 人を選ぶ | 高速不可・風圧・シート |
| 頻繁なタンデム | あまり向かない | 実車で二人の姿勢を確認 |
| 高速道路を使う旅 | 不可 | 軽二輪以上を検討 |
| カスタム遊び | かなり良い | 予算上限を決める |
グロムのツーリングがきつい5つの理由

グロムでツーリングして「きつい」と感じる原因は、単に125ccだからではありません。
主に次の5つが重なります。
- シートと体格が合わずお尻へ負担が集中する
- 走行風を体で受ける
- 長時間同じ姿勢になりやすい
- 12インチホイールで路面の細かな動きを感じやすい
- 高速道路を使えず一般道の走行時間が長くなる
逆に言えば、原因を分ければ改善できる部分もあります。
距離ではなく「走行時間」で計画する
グロムで150km走るとしても、信号の少ない郊外と都市部では疲れ方が違います。
高速道路を使えないため、150kmという数字だけを見て「3時間くらいかな」と考えると、実際はかなり長くなることがあります。
ツーリング前はGoogleマップなどで実際の下道時間を確認し、休憩時間も追加してください。
お尻が痛くなる前に休む
お尻の痛みは、一度強くなると少し休憩しただけでは戻りにくくなります。
最初のうちは30〜50km程度で一度降り、自分がどれくらいで疲れ始めるかを確認する方が安全です。
人によっては30kmで気になることもあれば、もっと長く平気な場合もあります。
距離を固定ルールにせず、自分の体の反応を基準にしてください。
シート交換前にクッションを試す方法もある
「グロムはお尻が痛い」と聞くと、すぐ社外シートへ交換したくなります。
ただ、痛みはシートの硬さだけではなく、体格、骨盤の角度、着座位置、パンツの縫い目などでも変わります。
まずは座る場所を少し前後へ変える。
こまめに休憩する。
それでも厳しければ、着脱できるゲルクッションやエアクッションを試す。
それからシート交換へ進んでも遅くありません。
まず低予算で試したい場合
クッションは比較的簡単に戻せるので、「自分は座面の圧が原因なのか」を確認しやすいです。
ただし、厚い製品はシート高や足つきも変えるため、寸法と固定方法を確認してください。
重いリュックを背負わないだけでもかなり違う
長距離でリュックを背負い続けると、肩、首、腰に負担がかかります。
特に夏は背中が蒸れます。
雨具や飲み物など重いものは、できればシートバッグなど車体側へ移してください。
その分、ライダーの上半身が自由になりやすいです。
風がつらいなら小型スクリーンも候補
グロムはネイキッドなので、胸元へ風を受けます。
小型スクリーンで完全なツアラーになるわけではありませんが、体格や製品形状によっては風の当たり方を変えられます。
見た目との相性もあるので、装着写真を確認して選ぶといいですね。
安全面で大切なこと
疲労、眠気、強いお尻の痛み、手のしびれを感じた状態で無理に予定距離を走り切る必要はありません。
予定より早くても休憩し、回復しなければルート短縮や中止を選んでください。
長距離そのものを最優先するなら、双輪Logのツーリングガイドや長距離が楽な250ccバイクも見ておくと比較しやすいです。
グロムは飽きる?排気量より「やることが固定される」と飽きやすい
「グロムはすぐ飽きる」という不安もあります。
確かに、速度や強烈な加速を刺激の中心に置く人なら、125ccに物足りなさを感じる可能性はあります。
でも、飽きの原因は排気量だけではありません。
毎日同じ通勤路だけ。
休日も近所を一周するだけ。
目的地もカスタムも変わらない。
この状態なら、大きなバイクでも飽きる人はいます。
グロムで飽きやすい人
- 加速や最高速そのものを刺激として求める
- 高速道路で遠方へ行くことに興味が出てきた
- 他人の排気量と比べてしまう
- 通勤以外の使い方が思いつかない
- 積載や快適性への不満が大きくなっている
グロムで長く遊びやすい人
- 知らない細い道へ入るのが好き
- 低い速度でもMT操作を楽しめる
- 近所のカフェや景色を目的にできる
- 洗車・整備・カスタムも趣味にできる
- 大きなバイクと同じ遊び方を求めない
グロムは「遠くへ最短時間で運んでくれるバイク」というより、近距離でも遊びを作りやすいバイクです。
この違いにハマる人は、むしろ「楽しすぎる」と感じます。
| 飽きた原因 | 対策 |
|---|---|
| 通勤しかしていない | 近場の目的地やルートを変える |
| 見た目に飽きた | 方向性を決めて少しだけカスタム |
| 荷物が不便 | バッグやキャリアを検討 |
| お尻がつらい | 休憩・クッション・シートを見直す |
| 高速へ乗りたい | 軽二輪以上への乗り換えを検討 |
| 加速が物足りない | カスタム沼へ入る前に排気量変更も比較 |
グロムが楽しすぎてカスタム沼へ入るのも買わない理由になる?

グロムの魅力として外せないのがカスタムです。
マフラー、フェンダーレス、ミラー、ハンドル、シート、ステップ、キャリアなど、選択肢がかなりあります。
小さい車体なので、一か所変えるだけでも印象が大きく変わります。
ここが楽しい。
ただし、ここにも落とし穴があります。
最初は3,000円の小物。
次はレバー。
その次はフェンダーレス。
そのうちシート、マフラー、ハンドル、サスペンション。
一つずつは払える金額でも、合計するとかなり大きくなることがあります。
グロムをグロムらしく楽しくするカスタムと、グロムを別の排気量のバイクへ近づけようとするカスタムは分けた方がいいです。
カスタム前に目的を一つ決める
- 通勤仕様:積載・スマホ・電源を優先
- 下道ツーリング仕様:シート・スクリーン・バッグを優先
- 外観仕様:色と素材を揃える
- 軽快仕様:余計な重量増加を避ける
全部を同時にやろうとすると、お金も重量も増えやすいです。
「不満を3回感じてから買う」くらいでもいい
パーツを見て欲しくなったから買うのではなく、同じ不満を何度か感じてから買う方法もあります。
たとえば、一度だけお尻が痛かったなら様子を見る。
毎回同じ距離で痛くなるならクッションを考える。
それでも改善しなければシートを考える。
この順番なら無駄な購入を減らせます。
純正部品は可能なら残しておく
マフラー、フェンダー、ミラーなど、外した純正部品を置けるなら保管しておくと便利です。
あとでノーマルへ戻したくなったときや、車両を売却するときの選択肢が増えます。
マフラー・フェンダーレスは年式適合を確認
グロムはJC61・JC75・JC92など世代があります。
「グロム用」と書かれているだけで購入せず、あなたの型式・年式へ適合するかメーカー情報を確認してください。
マフラーなら騒音・排ガス関連の適合、フェンダーレスなら灯火類・反射板・ナンバー周りも重要です。
グロムのおすすめ年式は?迷うなら2021年以降の5速JC92が選びやすい

中古グロムを買うときに迷うのが年式です。
「安い4速を買うべき?」「5速じゃないと後悔する?」という疑問ですね。
先に言うと、初めてグロムを買い、予算が許すなら2021年以降のJC92を優先すると分かりやすいです。
2021年のモデルチェンジで、新しい123ccエンジンと5速トランスミッションが採用されました。
現行モデルも5速です。
5速だから最高速度が劇的に上がるわけではない
5速モデルの良さを、「4速より絶対速い」と理解するのは少し違います。
5速化によって、道路の速度や勾配に合わせて選べるギアが増えます。
街中から郊外まで、エンジン回転を合わせる選択肢が増えたと考える方が分かりやすいです。
一方で4速モデルには、変速回数が少なくシンプルに走れる楽しさがあります。
旧型の見た目が好きなら、5速という理由だけでJC92へ変える必要もありません。
年式より状態のいい個体を優先する場面もある
高年式だから無条件に良い車両とは限りません。
屋外放置され、チェーンがサビ、転倒歴があり、電装カスタムが雑なJC92と、屋内保管され定期整備された旧型を比べれば、後者の方が安心できることもあります。
中古は必ず個体状態まで見てください。
| 目的 | 選びやすい方向 | 理由 |
|---|---|---|
| 初めてグロムを買う | JC92 | 5速・高年式車を探しやすい |
| ツーリングもしたい | JC92 | ギア選択の幅が広い |
| 街乗り中心で予算重視 | 状態のよい旧型も候補 | 価格差が大きければメリットがある |
| 初代デザインが好き | JC61 | 見た目の好みを優先できる |
| 中古JC61 | 改善対策確認必須 | 燃料ポンプの対象確認 |
| 安心感を重視 | 新車・保証付き高年式 | 履歴を確認しやすい |
| カスタムベース | 欲しい部品の適合で選ぶ | 型式ごとに適合が違う |
中古価格は「購入後の交換費用」まで足して比較する
本体価格が安い車両を見つけると、お得に感じます。
でも中古は、次の交換が重なると数万円単位で差が縮まります。
- 前後タイヤ
- チェーン
- 前後スプロケット
- バッテリー
- ブレーキパッド
- 油脂類
- 純正戻しが必要なカスタム部分
「5万円安い旧型」を買って、納車直後にタイヤ、チェーン、バッテリーを交換したら、保証付きの高年式車との差がほとんどなくなることもあります。
本体価格ではなく、安心して乗り始めるまでの総額で比べてください。
グロムとPCXで迷うなら「MTの楽しさ」か「生活の便利さ」かで決める
グロムを買わない理由を整理すると、PCXのような125ccスクーターが候補へ入ってくる人も多いと思います。
排気量は近くても、かなり性格が違います。
| 重視すること | グロム | PCX系 |
|---|---|---|
| MT操作 | 楽しめる | クラッチ・シフト操作不要 |
| 収納 | 追加用品が必要 | シート下収納あり |
| 買い物 | バッグ等を準備 | 使いやすい |
| 軽快な遊び | かなり得意 | 方向性が違う |
| カスタム | 趣味性が高い | 実用カスタムも豊富 |
| 高速道路 | 不可 | 125cc仕様は不可 |
通勤・買い物の効率を第一に考えるなら、スクーターの収納とATはかなり便利です。
反対に、信号を曲がるだけでもクラッチとシフトを操作することが楽しいなら、グロムにはスクーターにない魅力があります。
PCXでの長距離やツーリング性能は、PCXでのツーリングの魅力と注意点でも詳しく解説しています。
さらにホンダ車全体から比較したい場合は、ホンダバイク全車種ガイドも使えます。
グロムをすでに持っている人|売ると後悔するか判断する方法
ここからは、すでにグロムへ乗っている人の話です。
「買わない理由」を検索している人の中には、購入前ではなく、売る理由を探している人もいると思います。
最近乗っていない。
250ccが欲しくなった。
高速道路へ乗りたい。
カスタムも一通りやった。
でも売ったら寂しくなりそう。
この状態で勢いだけで売ると、あとから買い直したくなることがあります。
最初に「なぜ乗っていないのか」を分ける
乗らない理由が季節なら、一時的かもしれません。
真冬、梅雨、仕事が忙しい時期なら、数か月後にまた乗りたくなる可能性があります。
一方で、次のような不満なら車種そのものが合わなくなっている可能性があります。
- 毎回高速道路へ乗れないことが不満
- 遠出するたびに移動時間がつらい
- 積載対策をしても荷物が足りない
- 二人乗りをする機会が増えた
- もっと余裕のある排気量が欲しい
- 半年以上ほとんど乗る気が起きない
売る前に4つだけ答えてみる
- 直近3か月で何回乗ったか
- 乗らない理由は季節か、グロムへの不満か
- その不満は3万円程度の用品で解決するのか
- 一年後も税金・保険・整備・保管の費用を払って残したいか
お尻が痛いだけなら、いきなり売る必要はないかもしれません。
一方、高速道路へ乗りたいという不満なら、何万円カスタムしても解決しません。
この違いは大きいです。
カスタム代をそのまま査定へ上乗せできるとは考えない
グロムへ10万円、20万円とパーツを付けている人もいるでしょう。
でも、購入したパーツ代がそのまま査定額へ加算されるとは限りません。
買い手の好みと合わないカスタムもあります。
純正部品が残っているなら、一緒に査定してもらえるか確認してください。
査定前に整理しておくもの
- 年式・型式
- 走行距離
- 転倒・修理歴
- 現在の不具合
- カスタム内容
- 純正パーツの有無
- 点検記録
- 鍵・取扱説明書など付属品
売るか迷うなら先に現在の査定額だけ確認する方法もある
「売る」と決める前に、今いくらくらいの評価になるのか確認すると判断材料になります。
提示額を見て「この金額なら乗り続けよう」と思うこともありますし、「これなら250ccへの乗り換え資金になる」と判断できることもあります。
写真査定で現在の価値を確認したい人へ
カチエックスは、車両情報や写真を使って査定を進めるタイプのサービスです。
「まだ売ると決めていないけれど、乗り換え予算を考えるために現在の価値を知りたい」という人にも検討しやすい方法です。
サービス条件や査定の流れは変わる可能性があるため、申し込み前に公式画面で最新条件を確認してください。
買取サービスの違いや、一括査定で電話が増えるのが不安な場合は、バイク一括査定のデメリットと避け方も先に読んでおくと判断しやすいです。
グロムを買わない理由に関するよくある質問
Q1. グロムを買わない方がいいのはどんな人ですか?
A. 高速道路を頻繁に使う人、荷物をたくさん積みたい人、二人乗りが多い人、長距離をできるだけ楽に移動したい人、125cc以上の加速余裕を求める人は、購入前に別車種も比較した方がいいです。
逆に、一人で近場や下道を走り、MT操作と小さな車体を楽しみたい人にはかなり相性があります。
Q2. グロムは高速道路を走れますか?
A. 走れません。グロムは123ccで、125cc以下の普通自動二輪車は高速道路等を通行できません。
高速道路利用が購入条件なら、軽二輪以上も比較してください。
Q3. グロムのツーリングはきついですか?
A. 下道ツーリング自体は楽しめます。ただし、走行風、シートとの相性、12インチホイール、高速道路を使えないことによる走行時間の長さなどから、長距離で疲れを感じる人はいます。
休憩、シートクッション、積載、スクリーンなどで改善できる部分もあります。
Q4. グロムはお尻が痛くなりやすいですか?
A. シートとの相性や体格によっては痛みを感じる人がいます。ただし全員が同じ距離で痛くなるわけではありません。
まず着座位置、休憩間隔、荷物の背負い方を変え、それでも厳しければクッションや社外シートを検討すると無駄を減らせます。
Q5. グロムは壊れやすいバイクですか?
A. 車種全体を一律に壊れやすいと判断するのは適切ではありません。中古では年式、整備履歴、転倒歴、カスタム状態などで差があります。
旧JC61の一部についてはHondaから燃料ポンプの改善対策が案内されているため、中古購入時は車台番号と実施状況を確認してください。
Q6. JC61のグロムは買わない方がいいですか?
A. JC61というだけで避ける必要はありません。ただし2016年に燃料ポンプの改善対策が案内されている対象範囲があるため、対応済みか確認することが重要です。
さらに年数が経っているため、タイヤ、チェーン、バッテリー、ブレーキ、ゴム類なども含めて個体状態を見てください。
Q7. グロムのおすすめ年式は何年ですか?
A. 初めて購入する人で予算に余裕があるなら、2021年以降のJC92は選びやすいです。5速MTを採用し、高年式中古も探しやすいためです。
ただし旧型のデザインが好きなら、状態のよいJC61やJC75を選ぶのもありです。年式だけでなく整備状態を優先してください。
Q8. グロムは4速と5速のどちらがいいですか?
A. 2021年以降のJC92は5速です。ギアの選択肢が増えるため、街中から郊外まで速度や勾配に合わせやすいのがメリットです。
ただし5速だから最高速度が劇的に高くなる、必ず疲れにくいという意味ではありません。旧型4速の見た目や価格が魅力なら、個体状態を見て選んでも問題ありません。
Q9. グロムはすぐ飽きますか?
A. 加速や最高速度だけを楽しみの中心にすると、物足りなさを感じる可能性があります。
一方で、MT操作、近場の散策、峠、整備、カスタムなど小さな車体ならではの遊びを楽しめる人には長く刺さりやすいです。
Q10. グロムは恥ずかしいですか?
A. 小さな車体なのでフルサイズ車と並ぶとコンパクトに見えますが、それ自体がグロムの特徴です。
見た目が気になるなら購入前に横から乗車写真を撮ってもらい、自分がそのスタイルを好きか確認するのがおすすめです。
Q11. グロムは二人乗りできますか?
A. 現行モデルの乗車定員は2名です。ただしコンパクトな車体なので、二人の体格や距離によって快適性の感じ方は変わります。
頻繁にタンデムする予定なら、実際に二人でまたがってスペースを確認してください。
Q12. 2026年の新車グロムはいくらですか?
A. 2026年6月発売モデルのメーカー希望小売価格は、スプレンディドブルーとパールシャイニングブラックが423,500円、アンダーカウルを標準装備するゲイエティーレッドが440,000円です。
登録などの諸費用は別なので、購入時は乗り出し総額を確認してください。
Q13. グロムとPCXならどちらを選ぶべきですか?
A. MT操作、軽快な車体、カスタムを楽しみたいならグロム。通勤、買い物、収納、操作の楽さを重視するならPCX系が比較しやすいです。
どちらも125cc仕様なら高速道路は利用できないため、高速利用が必要なら排気量自体を見直してください。
Q14. グロムはカスタムすると速くなりますか?
A. パーツによってフィーリングが変わることはありますが、カスタムだけで別排気量のバイクと同じ余裕を得られると考えない方がいいです。
求めているのが高速道路や大きな加速余裕なら、カスタム費を増やす前に軽二輪以上も比較してください。
Q15. グロムを売るか迷ったらどうすればいいですか?
A. まず直近3か月の乗車回数と、乗らなくなった理由を整理してください。
季節やシートの不満なら解決できる可能性がありますが、高速道路や排気量への不満なら乗り換えの方が自然な場合があります。現在の査定額を確認してから判断する方法もあります。
グロムを買わない理由まとめ|弱点より「何に使うか」で決める
グロムを買わない理由を一言でまとめるなら、一台ですべてをこなす万能バイクとして期待すると、弱点が目立ちやすいからです。
- グロムは123ccの原付二種スポーツ
- 2026年モデルの車両重量は103kg
- 最高出力は10PS、最大トルクは11N・m
- 現行JC92は5速MT
- 燃料タンク容量は6.0L
- WMTCモード燃費は67.8km/L
- 前輪ABSを装備している
- 高速道路等の自動車専用道路は走れない
- シート下の実用収納は期待できない
- 長距離ではお尻や風圧が気になる人がいる
- 二人乗りはできるが、頻繁なタンデム用途では実車確認が重要
- 積載不足はバッグやキャリアである程度改善できる
- 高速道路不可と排気量そのものはカスタムでは変えられない
- 旧JC61の一部は燃料ポンプ改善対策の確認が必要
- 中古は年式より整備履歴と個体状態も重要
- 2021年以降のJC92は5速化されている
- 初めて購入するならJC92は候補にしやすい
- 旧型の見た目が好きなら状態のよい4速モデルも選択肢
- カスタムは目的と予算上限を決めてから始める
- 速度よりMT操作や近場の散策を楽しめる人ほど相性がいい
- 通勤・買い物の効率最優先ならスクーターも比較したい
- 長距離と高速道路を優先するなら250cc以上も比較したい
- すでに所有している人は不満が用品で解決するかを確認してから売却を決める
最後にもう一度、グロム向きか確認
グロムを買っても後悔しにくい人
- 一人で乗る時間が圧倒的に多い
- 主な用途は近距離・街乗り・下道ツーリング
- 高速道路へ乗れなくても困らない
- 荷物はバッグで対応できる量
- 小さな車体の見た目が好き
- 速度より操作そのものを楽しみたい
- こまめに休みながら下道を走る旅が好き
- 整備やカスタムにも興味がある
この条件が多く当てはまるなら、「買わない理由」を読んだからといってグロムを候補から外す必要はありません。
むしろ、弱点を理解してから買う人の方が長く楽しみやすいと思います。
反対に、高速道路、収納、タンデム、長距離の快適性のどれかが絶対条件なら、グロムへ大量の用品を付けて無理に合わせるより、最初から別車種を試乗してください。
最後に役立つのは、やっぱり実車です。
またがって、押して、可能なら試乗してみてください。
- 足つきは安心できるか
- 車体サイズを気に入れるか
- クラッチとシフト操作が楽しいか
- 40〜60km/h付近での感覚は好みか
- 普段の荷物をどこへ積むか想像できるか
- 駐輪場での押し引きが楽か
- 横から見た乗車姿勢を気に入るか
カタログの10PSや103kgという数字より、ここで「これなら毎週乗りたい」と思えるかの方が重要です。

すでにグロムを所有していて乗り換えを考えている方へ
高速道路へ乗りたい、もっと長距離を楽にしたい、250ccへステップアップしたいという気持ちが強いなら、現在の査定額と次の車両に必要な追加予算を比べてみると判断しやすくなります。
査定額は年式、走行距離、転倒歴、状態、カスタム、純正部品の有無などによって変わります。「グロムだから高い」と決めつけず、実際の条件で確認してください。