こんにちは。双輪Log 運営者のソウリンです。

小さくて軽く、維持費を抑えやすく、見た目も個性的。グロムには、数字だけでは語れない魅力があります。
一方で、積載性の低さ、お尻の痛み、高速道路を走れない制約、二人乗りの窮屈さ、流れの速い道路での余裕の少なさなど、使い方によっては無視できないデメリットもあります。
中古を探しているなら、旧型の燃料ポンプに関する改善対策や、カスタム車の状態も気になりますよね。現行の5速モデルを選ぶべきなのか、安い4速モデルでも十分なのかも、購入価格だけでは判断しにくいところです。
さらに、すでにグロムを所有していて「最近あまり乗らない」「飽きたかもしれない」「売ったほうがいいのかな」と迷っている人もいると思います。
この記事では、グロムを無理に持ち上げることも、必要以上に否定することもしません。
あなたの用途にグロムが合うのか、どの年式なら後悔しにくいのか、すでに持っている場合は手放すべきなのかを、順番に整理します。
読み終わるころには、「自分は買うべきか」「別の車種へ切り替えるべきか」「今のグロムを乗り続けるか」が、かなり判断しやすくなるはずです。
この記事でわかること
- グロムを買うと後悔しやすい人と相性がいい人の違い
- 壊れやすいといわれる理由と中古車で確認すべき箇所
- ツーリングの疲れ、積載不足、飽きへの現実的な対策
- 4速と5速の違いを踏まえたおすすめ年式の選び方
- 売るか迷ったときに損を避ける判断基準
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グロムを買わない理由の結論

まず結論から整理
結論から言うと、グロムは「性能が低いから買わないほうがいいバイク」ではありません。
軽さ、気軽さ、小さな車体を操る楽しさを優先した結果、快適性や積載性、長距離性能に明確な割り切りがあるバイクです。
その割り切りを魅力として受け入れられる人には、グロムは楽しすぎる相棒になります。
反対に、スクーターのような収納力や快適性、250cc以上のような巡航の余裕、二人乗りでの実用性まで求めると、購入後の後悔につながりやすいです。
| 買わないほうがいい可能性が高い人 | 買っても後悔しにくい人 |
|---|---|
| 高速道路を使う遠出が多い | 近場や下道をのんびり楽しみたい |
| 買い物や通勤で多くの荷物を運ぶ | 荷物は少なく、必要ならバッグを追加できる |
| タンデムを頻繁に使いたい | 基本的に一人で乗る |
| 加速や最高速に強い刺激を求める | 低い速度域で操作する楽しさを重視する |
| 一台ですべてをこなしたい | 用途を街乗りや遊びに絞れる |
| 車格や迫力を所有満足の中心にしたい | 小ささと個性的な見た目を楽しめる |
まずは、この表のどちらに近いかを考えてみてください。
右側に多く当てはまるなら、ネット上のネガティブな意見だけを理由に候補から外す必要はありません。左側が多いなら、PCXなどのスクーターや、150cc・250ccクラスまで広げたほうが、長く満足できる可能性があります。
後悔しやすい用途ミスマッチ

グロムで後悔が出やすい最大の原因は、故障や性能不足だけではありません。
あなたの使い方と、グロムの得意分野が噛み合っていないことです。
グロムは見た目がスポーティーで、普通のMTバイクをそのまま小さくしたような存在感があります。そのため「通勤も買い物もツーリングも、これ一台で全部いけそう」と感じやすいんですよね。
実際、短距離の通勤や街中での取り回しはかなり得意です。車体が軽いため、狭い駐輪場から出すときや、道を間違えてUターンするときも構えすぎずに済みます。
ところが、休日に片道80kmや100kmを超える移動を繰り返すようになると、別の顔が見えてきます。
ネイキッドタイプなので走行風を受けやすく、同じ姿勢が続くとお尻や腰に負担が集中します。12インチホイールは軽快な操作感につながる一方、荒れた路面や段差では、大きなホイールの車種より細かい動きを感じやすいです。
高速道路を使えないため、目的地まで一般道を走り続ける必要もあります。信号や渋滞が多いルートでは、距離以上に時間がかかります。
目的地へ着くことはできても、着いたときに遊ぶ体力が残っていない。これが、ツーリング目的で購入した人に起きやすいミスマッチです。
ミスマッチが起きやすい人
- 週末は片道100km以上の移動が多い
- 通勤帰りにスーパーやホームセンターへ寄る
- 雨具、ロック、仕事道具を常時積んでおきたい
- 二人乗りで出かける機会が多い
- 幹線道路や流れの速いバイパスを頻繁に使う
- アクセルを開けたときの余裕ある加速を重視する
ミスマッチの怖いところは、納車直後には見えにくいことです。
初めのうちは、軽さと小回りだけでも新鮮です。近所を走るだけで楽しいし、駐輪もラク。燃料代も抑えやすく、「これで十分じゃん」と感じると思います。
しかし、生活に組み込むほど、やりたいことが増えていきます。
海へ行きたい。山へ行きたい。キャンプ道具を積みたい。友人の250ccと一緒に走りたい。帰りに買い物も済ませたい。
こうした希望が増えるほど、グロムの不得意な領域へ入りやすくなります。
ミスマッチを潰すチェック方法
購入前におすすめしたいのが、あなたの一か月の使い方を書き出すことです。
難しく考える必要はありません。以下の質問へ、具体的に答えてみてください。
- 利用頻度:週に何日乗る予定か
- 片道距離:普段は何kmで、休日は何kmか
- 道路環境:住宅街、幹線道路、峠道のどれが多いか
- 荷物:雨具、仕事道具、買い物袋を運ぶか
- 同乗者:二人乗りを現実に何回使うか
- 保管環境:自宅で充電や簡単な整備ができるか
さらに、次の3場面を想像すると、向き不向きが見えやすくなります。
- 通勤帰り:スーパーで大きな袋を受け取ったら、どう持ち帰るか
- 休日の帰路:お尻が痛く、日が暮れた状態で下道を走り続けられるか
- 予定変更:突然雨が降ったとき、雨具や荷物を収納できるか

迷ったらこの考え方
人気の理由と期待値のズレ
グロムの人気理由は、かなりわかりやすいです。
小さくて軽い。MT操作を楽しめる。燃費性能が高い。個性的な外観がある。カスタムパーツも豊富。大型バイクと比べて、出すこと自体を面倒に感じにくい。
普通のネイキッドバイクらしい操作感を持ちながら、車体サイズはコンパクトです。初めてのMT車として検討する人にも、メインバイクとは別の遊び用として探すベテランにも届きやすいんですよね。
現行モデルは車両重量103kgで、5速マニュアルを採用しています。Hondaも、コンパクトで軽快な原付二種スポーツモデルとして位置づけています。
ただし、人気が高いほど期待値も上がります。
SNSや動画で見るグロムは、ワインディングを軽快に走り、きれいにカスタムされ、仲間と楽しそうに並んでいます。その映像だけを見ると、「自分も買えば同じ楽しさが手に入る」と感じるかもしれません。
でも、あなたの日常が片道30kmの幹線道路だったらどうでしょう。
信号からの発進を何度も繰り返し、トラックの風を受け、帰りには買い物袋も増える。その使い方では、動画で見た軽快さよりも、余裕や積載の少なさが気になる可能性があります。
期待値が上がりやすいポイント
人気理由と現実のズレが出やすい場面

- 初めての遠出:移動時間が長くなり、お尻や風圧の負担に気づく
- 排気量の違う友人との走行:加速や巡航ペースに差が出る
- 日常の買い物:収納がないため、荷物の持ち帰り方に困る
- カスタム開始後:小さな不満を全部パーツで解決したくなる
- 別のバイクを見たとき:車格や高速道路への憧れが出てくる
人気理由は本物です。
ただし、その人気は「すべての用途に優れている」ことではなく、気軽に乗り出せて、低い速度域でも操作を楽しめることにあります。
移動のラクさを最優先するならPCXやNMAXなどのスクーター、長距離の余裕を求めるなら150ccや250ccも比較してください。
ネガティブを許せる最強の武器
公式燃費は大きな強み
グロムの弱点を受け入れやすくしてくれる強みが、燃費性能です。
Hondaが公表している2026年5月時点の現行モデルは、WMTCモード値で67.8km/Lです。これは決められた試験条件で算出された数値で、実際の燃費は気温、渋滞、荷物、乗り方、整備状態によって変わります。
それでも、通勤や近距離の散策で燃料代を抑えやすいことは、グロムを日常的に使う大きなメリットです。
燃費だけでバイクを選ぶ必要はありませんが、気軽に何度も乗りたい人にとって、給油の負担が小さいのはかなり助かります。
現行モデルの最新価格や仕様は、Honda公式のGROM製品ページで確認してください。メーカー希望小売価格には、保険料や登録などの諸費用が含まれていません。
125ccで走る楽しさや、周囲の目が気になる人は、双輪Logの125ccでツーリングは本当にダサい?評判とおすすめ車種紹介も参考になると思います。
期待値調整の結論
買えないといわれる理由
検索していると「グロムが買えない」「新車がない」という言葉も見かけると思います。
ただ、在庫が見つからないからといって、すぐに生産終了と判断するのは早いです。
2026年5月15日、Hondaはグロムのカラーバリエーション変更を発表し、2026年6月19日の発売を案内しています。つまり、2026年6月時点では現行モデルとして公式ラインアップに掲載されています。
それでも買えないと感じる理由としては、次のようなものが考えられます。
- 希望カラーの在庫が近隣販売店にない
- 入荷時期と来店時期が合っていない
- 販売店ごとに発注や在庫の状況が異なる
- 中古車の価格と新車価格の差が小さい
- 旧型の特定カラーや低走行車を探している
- 本体価格だけでなく諸費用込みの予算が合わない
特に中古は、同じ型式でもカスタム内容や状態が大きく違います。
安い個体を見つけても、タイヤ、チェーン、スプロケット、バッテリーなどの交換が重なると、高年式車との価格差が小さくなることがあります。
新車が見つからないときの順番
- Honda公式の正規取扱店検索で候補を広げる
- 希望カラーと納期を複数店舗へ確認する
- 本体価格ではなく乗り出し総額を比較する
- 納期が合わなければ高年式中古も検討する
- 旧型狙いなら整備履歴とリコール対応を優先する
在庫や納期は動くため、ネット上の古い情報だけでは判断できません。
生産終了という噂より、今買える個体の総額と状態を見る。これが遠回りしない探し方です。
恥ずかしいと感じる外観
ここはスペックでは解決できないけれど、購入満足度にかなり影響する部分です。
グロムは12インチホイールを採用したコンパクトなバイクなので、一般的なフルサイズ車と並べると明らかに小さく見えます。
大柄な人が乗ると、乗車姿勢や車体との比率が気になることもあるでしょう。
ネットでは「おもちゃっぽい」「子供っぽい」と表現されることもあります。その言葉を見て、職場の駐輪場やツーリング先で浮かないか不安になる人もいると思います。
ただし、恥ずかしいという感情は、他人の評価だけで決まるものではありません。
あなたが思い描くバイク乗りの姿と、グロムのキャラクターが合っているかが大きいです。
重厚な車格や迫力ある排気音に所有満足を感じる人にとって、グロムの小ささは物足りなく映るかもしれません。
一方で、小さな車体をきれいにまとめて乗ることや、「大きいほど偉い」という価値観から離れて遊ぶことに魅力を感じる人なら、むしろ個性になります。
恥ずかしいを減らす考え方
- グロムを小さな本格MT車として楽しめるか
- 服装とヘルメットの雰囲気を揃えられるか
- 車格よりも使い方や清潔感を重視できるか
- ミニバイク文化やカスタムを楽しめるか
- 他人の排気量と比較せず、自分の用途を優先できるか
恥ずかしいを減らす具体策
見え方が気になるなら、派手な改造を始める前に、装備と車体のまとまりを意識してください。
- 装備の方向性を揃える:ヘルメット、ジャケット、グローブの色数を増やしすぎない
- 車体を清潔に保つ:汚れたままより、手入れされたノーマル車のほうがまとまって見える
- 荷物を整える:ビニール袋を無理に結ぶより、車体に合うバッグを使う
- 無理な大型車風カスタムを避ける:小ささを隠すより、小ささを活かす
- 試乗時に写真を撮る:第三者視点で体格とのバランスを確認する
特に効果的なのが、試乗やレンタル時に横から写真を撮ってもらうことです。
鏡の前で考え続けるより、実際の乗車姿勢を見たほうが早く判断できます。
我慢して選ばない
反対に、「小さいのがかわいい」「街中で扱いやすそう」「この独特な形が好き」と素直に思えるなら、グロムとの相性はかなり高いと思います。
壊れやすい不安と整備
グロムが壊れやすいかを考えるときは、話を3つに分ける必要があります。
- メーカーが案内した改善対策やリコール
- 消耗品や日常点検の不足による不調
- 前オーナーの転倒やカスタムに起因する中古車固有の問題
これらを一緒にして「グロムは壊れやすい」と結論づけると、判断を誤ります。
現行モデルや適切に整備された個体まで、すべて同じ弱点を持っているわけではありません。
一方で、中古車は見た目がきれいでも、整備履歴やカスタムの施工状態がわからない場合があります。
チェーンが乾いている、タイヤの空気圧が不足している、バッテリーが弱っている、配線の分岐が雑といった状態は、すぐに重大故障へつながらなくても、乗りにくさや不安定な始動として現れます。
不安を減らす最低限のチェック
- エンジンが冷えた状態から素直に始動するか
- アイドリングが不自然に上下しないか
- チェーンのたるみ、固着、サビがないか
- タイヤの残量だけでなく製造時期やひび割れも確認する
- レバー、バーエンド、ステップ、マフラーに転倒傷がないか
- 後付け電装品の配線が無理に処理されていないか
- 点検記録簿や交換履歴が残っているか
ここは確認したい旧型JC61の燃料ポンプ
対象は型式だけで決めつけない
Hondaは2016年、グロムの燃料ポンプについて改善対策を案内しています。
公式情報で示されている対象型式はEBJ-JC61で、対象となる車台番号の範囲はJC61-1000003からJC61-1202305です。ただし、その範囲内でも改修対象ではない車両が一部含まれると案内されています。
燃料ポンプ内部の部品が膨張してインペラと干渉し、最悪の場合はエンストして再始動できなくなるおそれがあるため、対策品への交換が実施されています。
ここで重要なのは、JC61だからすべて未対策、JC75なら必ず安心という見方をしないことです。
中古でJC61を検討する場合は、登録書類の車台番号を確認し、改善対策が実施済みか販売店へ聞いてください。
Honda公式のグロム、ズーマーXの改善対策には、対象範囲と車台番号検索への案内があります。
記録が確認できない場合は、Honda正規取扱店へ相談するのが確実です。対象車であれば、公式案内に沿って対応を確認してください。
中古で壊れやすいと感じる原因
中古グロムで注意したいのは、純正状態より、変更履歴がわからないカスタム車です。
グロムはパーツが豊富なので、マフラー、ハンドル、フェンダーレス、ウインカー、USB電源、灯火類などが交換された個体を多く見かけます。
カスタムされていること自体が悪いわけではありません。
ただし、取り付け方が雑だったり、純正部品が残っていなかったりすると、購入後に追加費用が発生しやすくなります。
- 配線:圧着や防水処理が適切か
- ボルト:欠品、なめ、締めすぎの痕跡がないか
- マフラー:排気漏れや極端な音量がないか
- ハンドル周辺:ケーブルが引っ張られていないか
- 外装:固定部の割れやツメ折れがないか
- 純正部品:売却時や仕様変更時に戻せるか
初心者が中古を選ぶなら、派手にカスタムされた最安車よりも、整備記録があり、純正に近い個体のほうが判断しやすいです。
購入前後にやると安心なこと
- 納車整備の内容を項目ごとに確認する
- タイヤ、チェーン、ブレーキの残量を聞く
- 購入後早めに空気圧とチェーン状態を確認する
- 長期間乗らないならバッテリー管理を考える
- 遠出前にロードサービスの補償範囲を確認する
週末しか乗らない場合や冬季に乗車回数が減る場合は、バッテリーを弱らせない管理も重要です。
中古グロムの不安を減らす備え
中古車は、新車より前の使われ方を把握しにくいのが弱点です。納車整備を受けても、出先のパンクやバッテリー上がりを完全に防げるわけではありません。
遠出をするなら、ロードサービスの搬送距離、利用回数、対象トラブルを確認しておくと安心です。ZuttoRide Clubなどを検討する場合も、加入前に最新プランと適用条件を公式画面で確認してください。
自宅に電源があり、数週間乗らないことがあるなら、維持充電に対応した充電器も候補になります。ただし、バッテリー種類や接続方法への適合確認が必要です。
整備や安全に関わる判断は、販売店や整備士などの専門家へ相談してください。ブレーキ、タイヤ、燃料系、電装系に不安がある状態で無理に走らないことが大切です。
欠陥と感じる弱点の正体
欠陥という言葉は強いですが、購入前の人からすると、シートや積載性の低さを見て「設計上の問題では?」と疑いたくなる気持ちはわかります。
ただし、故障や不具合と、車種の設計思想による弱点は分けて考えるべきです。
グロムの代表的な弱点は、次のとおりです。
- シート下に実用的な収納がほとんどない
- 長時間座るとお尻が痛くなる人がいる
- 二人乗りの居住性に余裕がない
- 高速道路や一部の自動車専用道路を利用できない
- 無風状態の快適な巡航を想定したカウルがない
- 125ccのため、積載や二人乗りで加速への影響が出やすい
これらは、修理すれば消える故障ではありません。
小さく、軽く、気軽なスポーツモデルとして成立させるためのトレードオフです。
そのため「欠陥かどうか」を議論するより、あなたの日常で許容できる弱点なのかを確認したほうが、購入判断に役立ちます。
判断のコツ
弱点を欠陥に感じやすいタイミング
カタログを見ている段階では、小ささも収納のなさも「なんとかなる」と思いやすいです。
弱点が急に大きく見えるのは、実際の生活で困った瞬間です。
- 初めて長く走った日:お尻、腰、首、手首の疲れが目立つ
- 買い物をした日:予定外の荷物を積めず困る
- 二人乗りをした日:同乗者の姿勢と加速の余裕が気になる
- 遠方へ行く日:高速道路を使えず、移動時間が長くなる
- 雨の日:泥はねや荷物の防水対策が必要になる
- 仲間と走る日:排気量差による巡航ペースが気になる
事前にわかっていれば、付き合い方を変えられます。
タンデムを非常用と割り切る。荷物はリアキャリアと防水バッグで対応する。遠出は休憩場所を先に決める。高速道路が必要な目的地には別の交通手段を使う。
こうした線引きができる人は、弱点を欠陥ではなく個性として受け入れやすいです。
結論
デメリットは何が致命的か

グロムのデメリットが致命的かどうかは、デメリットの数ではなく、使う頻度で決まります。
たとえば積載性が低くても、休日に財布とスマホだけで走る人には大きな問題ではありません。
反対に、毎日の通勤で弁当、雨具、パソコン、着替えを運ぶなら、収納のなさは一日ごとにストレスになります。
致命的になりやすい3点
- 積載性:通勤や買い物で荷物を運ぶたびに対策が必要
- 長距離の快適性:疲れが原因で乗車回数が減る可能性がある
- 走行の余裕:幹線道路や二人乗りで心理的な余裕が小さくなりやすい
まず積載性です。
雨具、盗難防止ロック、飲み物、買い物袋を毎回リュックへ入れると、肩や背中に負担がかかります。夏場は蒸れやすく、重い荷物はライダーの動きを妨げます。
次に快適性です。
シートの形や硬さが体に合わないと、走行性能に不満がなくても「長く乗りたくない」という気持ちにつながります。
最後は走行の余裕です。
これは最高速度だけの話ではありません。合流、登り坂、向かい風、荷物、二人乗りなどが重なると、アクセル操作へ余裕が少ないと感じる場面があります。
致命的になりやすい人の共通点
用途別:致命度の目安
| 用途 | 積載の致命度 | 快適性の致命度 | 走行余裕の致命度 | 相性 |
|---|---|---|---|---|
| 街乗り・近所探索 | 低〜中 | 低 | 低 | 良い |
| 短距離通勤 | 中 | 低〜中 | 低〜中 | 荷物次第 |
| 長距離通勤 | 中〜高 | 中〜高 | 中 | 要試乗 |
| 週末ツーリング | 中 | 高 | 中 | 休憩前提 |
| タンデム中心 | 中 | 高 | 高 | 不向き |
| カスタム・近距離遊び | 低 | 低 | 低 | かなり良い |
積載不足はリアキャリアとバッグで変わる
積載性はグロムの構造的な弱点ですが、日常使いならリアキャリアやシートバッグで改善できます。
ただし、キャリアには製品ごとの最大積載量があります。大きなボックスを付けられそうに見えても、キャリアの許容荷重や車体への取り付け条件を超えてはいけません。
選ぶときは、年式と型式への適合、積載上限、バッグの固定方法、タンデムスペースへの影響を確認してください。
通勤や買い物で積載に困りそうな人へ
最初から大型ボックスを買うより、普段運ぶ荷物の大きさを測ってから選ぶほうが失敗しにくいです。
雨具とロック程度なら小型のシートバッグ、買い物にも使うならリアキャリアと防水バッグというように、用途から逆算してください。
デメリットを相殺する現実的な強み

現行モデルの公式WMTCモード値は67.8km/Lですが、実際の燃費は条件によって変わります。
数値だけを期待するのではなく、「気軽に乗り出せるから結果としてよく乗る」という価値まで含めて考えてください。
長距離や積載が中心なら、グロムの弱点を大量のパーツで補うより、最初からPCXなどのスクーターを選ぶほうが費用を抑えられる場合があります。
快適性を優先する場合は、PCXでのツーリングの魅力と注意点も比較材料にしてください。
グロムを買わない理由と対策

弱点を知ったうえで対策する
ここからは、グロムを買わない理由として挙がりやすい不満を、具体的な対策まで落とし込みます。
大切なのは、用品を付ければすべて解決すると考えないことです。
小さな不満なら用品や乗り方で改善できます。一方、排気量、高速道路、根本的な車格のように変えられない部分もあります。
対策できる弱点と、車種変更を考えたほうがいい弱点を分けて見ていきましょう。
ツーリングがきつい原因

グロムでのツーリングをきついと感じやすい理由は、主に次の5つです。
- 長時間同じ姿勢になりやすい
- シートが体に合わないとお尻へ負担が集中する
- 走行風を体で受けやすい
- 12インチホイールで路面の細かな動きを感じやすい
- 高速道路を利用できず、一般道の走行時間が長くなる
グロムはツーリングできないバイクではありません。
実際、下道で景色や寄り道を楽しむスタイルとは相性があります。軽いため、細い道へ入ったり、目的地を変更したりする心理的な負担も小さいです。
ただし、250cc以上と同じ距離を同じ休憩回数で走ろうとすると、疲れやすい可能性があります。
特に見落としやすいのが、距離より走行時間です。
同じ150kmでも、信号の少ない道と市街地を通る道では疲れ方が違います。高速道路を使えないため、帰りの渋滞まで含めた計画が必要です。
きつさを減らす現実的な対策
- 走行距離ではなく走行時間でルートを考える
- 疲れる前に休憩を入れる
- ゲルクッションやシートを段階的に試す
- 小型スクリーンで胸元への風を軽減する
- 重い荷物を背負わず、車体側へ固定する
- 帰りの渋滞時間を避ける
お尻の痛みは道具と姿勢で変わる
ツーリングの楽しさを奪いやすいのが、お尻の痛みです。
痛みはシートの硬さだけで決まりません。
ライダーの体格、骨盤の角度、着座位置、体重、服装、休憩間隔によっても変わります。そのため、評判のいいシートへ交換しても、全員が同じように快適になるわけではありません。
最初から高価なシートへ交換する前に、次の順番で試すと無駄を減らせます。
- 着座位置を前後に変えて圧が集中する場所を確認する
- 30〜50kmを目安に一度降りる
- ゲルクッションやエアクッションを試す
- 改善が足りなければ社外シートを検討する
- ハンドルやステップ位置も含めて姿勢を見直す
クッションを追加すると座面が高くなったり、足つきや体の固定感が変わったりする場合があります。厚ければ快適とは限らないので、薄型から試すのも一つの方法です。
まず低予算でお尻対策を試したい人へ
シート交換は製品によって価格や形状の差が大きいため、最初は着脱できるゲルクッションから試すと、あなたの痛みに効果があるか判断しやすいです。
購入前にシート幅、固定ベルト、滑り止め、雨天時の扱いを確認してください。
休憩前提を上手く回すコツ
休憩は、痛くなってから取るより、痛くなる前に取ったほうが効果的です。
一度強い痛みが出ると、少し休んでも再び痛くなるまでの時間が短くなりやすいです。
- 距離の目安を決める:まず30〜50kmごとに降りて体の状態を見る
- 休憩場所を先に登録する:道の駅、コンビニ、公園を候補にする
- 休憩中に姿勢を変える:座り続けず、軽く歩く
- 帰りの余力を残す:目的地で予定を詰め込みすぎない
- 撤退時刻を決める:暗くなる前に帰路へ入る
ロングツーリングを主目的にしているなら、用品でグロムをツアラーへ近づける方法だけでなく、初めからスクリーンや車格に余裕のあるモデルも比較してください。
250ccまで候補を広げられるなら、長距離ツーリングが楽な250ccの特徴と選び方も判断材料になります。
安全面の注意
飽きるのは性能か用途か
グロムに飽きる理由を「排気量が小さいから」の一言で終わらせると、本当の原因を見落とします。
もちろん、加速や速度に刺激を求める人は、125ccの範囲に物足りなさを感じる可能性があります。
ただ、実際には性能よりも、乗り方と目的が固定されることで飽きるケースも多いです。
納車直後は、軽さ、シフト操作、小さな車体で曲がる感覚が新鮮です。
ところが、通勤で毎日同じ道を走り、休日も近所だけになると、バイクの性能を使い切る前に体験が単調になります。
また、別のバイクと比較する時間が増えると、「高速に乗れたら」「もっと荷物を積めたら」「音に迫力があれば」と、グロムにないものばかりが気になってきます。
飽きるを回避する考え方
飽きの正体を分解すると対策が見える
| 飽きの正体 | 起きやすい状況 | 向いている対策 |
|---|---|---|
| 速度への物足りなさ | 幹線道路や排気量の大きい車種との走行 | 排気量アップも含めて乗り換えを検討 |
| ルートのマンネリ | 通勤と近所だけに用途が固定 | 目的地やテーマを変える |
| 積載への不満 | 買い物やキャンプで使う | キャリア追加またはスクーター比較 |
| 見た目への飽き | 方向性のないカスタム | テーマを一つ決める |
| 乗り出しの面倒 | バッテリーや整備状態が悪い | 維持管理を整える |
| 他車への憧れ | グロムに別ジャンルの性能を求める | 増車または乗り換えを現実的に比較 |
刺激不足なら、無理に公道で速度を求めるのではなく、操作の滑らかさやルート選びを楽しむ方法があります。
マンネリなら「道の駅を巡る」「近場の展望台を探す」「一時間だけ知らない道を走る」など、目的を外側に作ると変化が出ます。
それでも「高速道路を使って遠くへ行きたい」「追い越しや合流でもっと余裕が欲しい」という気持ちが強いなら、飽き対策のカスタムより乗り換えのほうが合理的かもしれません。
飽きるか不安なあなたへ
楽しすぎの落とし穴とは

グロムが楽しすぎるといわれる理由の一つが、カスタムの自由度です。
外装、ハンドル、ミラー、マフラー、ステップ、シート、キャリアなど、自分の用途や好みに合わせられるパーツが多くあります。
少し変更するだけでも見た目や操作感が変わるため、プラモデルのように育てる楽しさがあります。
ただし、楽しさがそのまま出費へつながる点には注意が必要です。
よくある流れは、シートの不満から始まり、スクリーン、キャリア、バッグ、マフラー、フェンダーレス、ハンドルと追加していくパターンです。
一つひとつは納得できる金額でも、合計すると上位排気量との車両価格差を超えることがあります。
グロムを自分好みにするカスタムと、グロムを別ジャンルのバイクに変えようとするカスタムは分けたほうがいいです。
楽しすぎて起きやすい失敗
- 目的がないまま人気パーツを買い続ける
- 複数の方向性を混ぜて見た目がまとまらない
- 快適化で重量が増え、軽さを損なう
- 保安基準や音量を確認せずパーツを選ぶ
- 純正部品を処分し、売却時に戻せない
- パーツ代まで査定で回収できると思い込む
カスタム沼を回避するテーマ設計
カスタムを始める前に、目的を一つ決めてください。
- 街乗り快適仕様:シート、積載、スマホ電源を優先
- 下道ツーリング仕様:風対策、シート、バッグを優先
- 外観重視仕様:色と素材感を揃え、機能を損なわない
- 軽快さ重視仕様:重量を増やしすぎず、操作性を優先
予算上限も先に決めると効果的です。
たとえば「最初の半年は3万円まで」「不満を三回感じてから買う」とルールを作ると、勢いだけの購入を減らせます。
純正部品は保管しておく
マフラーやフェンダーレスを選ぶ場合は、型式への適合だけでなく、騒音、灯火類、ナンバープレートの角度、反射器などの条件も確認してください。
車検のない排気量でも、保安基準を無視してよいわけではありません。取り付けや適合に不安がある場合は、販売店や用品店へ相談しましょう。
カスタムは、欲しい見た目より目的を先に
マフラーは音質や外観を変えられますが、製品によって適合型式、音量、重量、特性が異なります。「速くなるはず」と決めつけず、政府認証の有無やメーカーの適合情報を確認してください。
フェンダーレスはリア周りをすっきり見せやすい一方、泥はねが増える場合があります。雨天走行や通勤で使うなら、見た目だけでなく実用性も考えましょう。
おすすめの年式は2021年以降の5速モデル

グロムのおすすめ年式は、予算だけで決めるものではありません。
ツーリング、街乗り、カスタム、外観、購入後の安心感のどれを重視するかで、向いている世代が変わります。
結論として、初めてグロムを買い、街乗りだけでなくツーリングも試したいなら、2021年以降のJC92を優先すると選びやすいです。
理由は5速ミッションだけではありません。
高年式を選びやすく、旧型より車両の保管期間や経年劣化が少ない個体を探しやすいことも、初心者には大きなメリットです。
一方で、旧型のデザインが好き、予算を抑えてカスタムしたい、4速のシンプルさを楽しみたいという人には、JC61やJC75も候補になります。
選び方の目線
- 扱いやすさと新しさ:JC92を優先
- 購入価格:旧型も含め、消耗品交換後の総額で比較
- デザイン:好きな世代を選ぶ。外観への妥協は残りやすい
- カスタム:欲しいパーツが型式へ適合するか確認
- 安心感:整備記録、保証、リコール対応を優先
ツーリング重視なら4速か5速か
迷うならJC92の5速を優先
2021年に登場したJC92では、トランスミッションが5速になりました。現行モデルも常時噛合式5段リターンを採用しています。
5速化のメリットは、単純に最高速度が大幅に上がることではありません。速度や勾配に応じて選べるギアが増え、街中から郊外までエンジン回転を合わせやすくなることです。
ただし、5速だから必ず疲れない、旧型よりすべての場面で速いと断定はできません。体格、速度、風、荷物、道路状況でも印象は変わります。
旧型の4速は、変速回数が少なく、街中でシンプルに走れることが魅力です。
ただし、一定速度で走る場面や細かく速度が変わる道では「もう一段選べたら」と感じる人もいます。
ツーリングもしたい、初めてで比較基準がない、予算差を許容できるという条件なら、JC92のほうが無難です。
年式より個体状態が重要な理由
高年式でも、屋外で長期間放置されていた個体や、転倒を繰り返した個体が必ず良いとは限りません。
逆に旧型でも、屋内保管され、定期的に整備され、純正状態に近い個体なら、安心して乗れる可能性があります。
中古価格を見るときは、購入後に必要な費用まで足してください。
- タイヤ前後の交換
- チェーンとスプロケットの交換
- バッテリー交換
- ブレーキパッドやフルードの整備
- オイルやフィルター類の交換
- カスタム箇所の純正戻し
車両価格が5万円安くても、納車後に消耗品交換が重なれば、高年式車との差が小さくなります。
中古で見るべきポイント
- 冷間時のエンジン始動とアイドリング
- 外装の割れ、ツメ折れ、色あせ
- レバー、ステップ、マフラー、バーエンドの転倒傷
- ハンドルストッパー付近の強い打痕
- チェーン、スプロケット、タイヤの摩耗
- ブレーキの引きずりや不自然なタッチ
- カスタム配線やボルトの処理
- 点検記録、改善対策、純正部品の有無
ペルソナ別の推奨モデル整理
あなたに合う年式の目安
| あなたの目的 | おすすめの方向性 | 選ぶ理由 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 初めてグロムを買う | JC92のノーマル寄り | 5速で高年式個体を探しやすい | 新車と中古の総額差を確認 |
| ツーリングも楽しみたい | JC92 | ギア選択の幅が広い | 高速道路は利用不可 |
| 街乗り中心で価格重視 | 状態の良いJC61・JC75 | 価格差があれば候補になる | 整備履歴と消耗品を確認 |
| 旧型デザインが好き | 好みの世代を優先 | 外観の満足は長く残る | JC61は改善対策を確認 |
| カスタムを楽しみたい | 対応パーツが多い型式 | 目的に合う部品を選びやすい | 型式違いの誤購入に注意 |
| 安心感を最優先 | 新車または保証付き高年式 | 履歴が明確になりやすい | 保証範囲を確認 |
現行JC92の主要諸元は、Honda公式で確認できます。2026年5月時点では、123cm³空冷単気筒エンジン、5速MT、車両重量103kg、燃料タンク容量6.0Lと案内されています。
価格、カラー、仕様は変更される可能性があります。購入前にHonda公式サイトと販売店で最新情報を確認してください。
ほかのホンダ車まで候補を広げたい場合は、双輪Logのホンダバイク全車種図鑑も比較に使えます。
売った時の後悔を避ける判断基準
すでにグロムへ乗っていて、「最近乗らなくなった」「別のバイクが気になる」と感じている人もいると思います。
この段階では、売るか残すかを感情だけで決めないほうがいいです。
一度売却すると、同じ年式、同じ色、同じ状態の個体を買い直せるとは限りません。
反対に、「もったいないから」という理由だけで保管し続けると、バッテリー、タイヤ、燃料、チェーン、サビなどの管理費用がかかります。
売る前に確認したい4つの質問
- 直近3か月で何回乗ったか
- 乗らない理由は季節か、車種への不満か
- 不満は用品で解決できるか、排気量の問題か
- 一年後も保管費と整備費を払って残したいか
冬や梅雨で一時的に乗っていないだけなら、急いで売る必要はありません。
お尻の痛みや積載だけが不満なら、比較的低コストで改善できる場合があります。
一方で、高速道路を使いたい、二人乗りを快適にしたい、長距離をもっと余裕を持って走りたいという不満は、パーツだけでは根本解決が難しいです。
高く売れると決めつけない
査定前に純正部品と状態を整理する
売却を検討するなら、次の情報を揃えておくと査定内容を比較しやすくなります。
- 型式と年式
- 走行距離
- 転倒や修理の履歴
- カスタム内容
- 純正部品の有無
- 点検記録や取扱説明書
- 傷、不具合、始動状態
傷や不具合を隠すと、引き取り時の確認で査定条件が変わる原因になります。写真を撮る段階から、マイナス部分も正直に伝えたほうが話を進めやすいです。
売るか決める前に、現在の価格を確認する
手放すか迷っている段階で店舗へ持ち込み、対面で断るのが苦手な人もいますよね。
カチエックスは、車両情報と写真を使い、オンラインで査定を進められるサービスです。買取業者との交渉を自分で何度も行いたくない人や、まず現在の査定額を知ってから判断したい人に向いています。
ただし、査定額、入札数、連絡方法、売却後の手続きなどの条件は変更される可能性があります。申し込み前に公式画面の最新案内と利用規約を確認してください。
一括査定の仕組みや電話連絡への不安を先に整理したい場合は、双輪Logのバイク一括査定のデメリットと避け方も参考にしてください。
査定を取ったからといって、必ず売る必要はありません。
提示額と、今後一年間の保管費・整備費・乗る予定を並べてから決めると、売ったあとも残したあとも納得しやすいです。
グロムを買わない理由に関するよくある質問
Q1. グロムはどんな人が買うと後悔しやすいですか?
Q2. グロムでのツーリングは本当にきついですか?
Q3. 中古グロムは壊れやすいですか?
Q4. おすすめ年式はJC92の5速モデルですか?
Q5. グロムは恥ずかしい、すぐ飽きるという評判が不安です
グロムを買わない理由のまとめ
グロムを買わない理由を一言でまとめるなら、万能な一台を期待すると後悔しやすいからです。
積載が少ない。高速道路を走れない。二人乗りに余裕が少ない。長時間ではお尻や風圧が気になる場合がある。排気量の大きい車種と比べれば、加速や巡航の余裕も限られます。
これらは購入前に知っておくべき、現実的なデメリットです。
ただし、デメリットがあるから価値がないわけではありません。
車両重量が軽く、近距離でもMT操作を楽しめて、狭い場所で扱いやすい。燃費性能も高く、カスタムや整備を含めて自分の一台を育てられる。
小さな車体でバイク遊びを濃く楽しめることが、グロムの大きな魅力です。
あなたがグロム向きかどうか、最後に整理
最後のチェック
- 主な用途は一人での近距離移動か
- 高速道路を使えなくても困らないか
- 荷物はバッグやキャリアで対応できるか
- 小さな車体の見た目を気に入っているか
- 速度より操作や寄り道を楽しめるか
- ツーリングは休憩を前提に計画できるか
- 中古なら整備履歴と改善対策を確認できるか
このチェックでほとんど問題がなければ、グロムは有力な候補です。
反対に、高速道路、積載、タンデム、長距離の快適性のうち、どれか一つでも絶対に譲れない条件があるなら、購入前に別車種へ試乗してください。
後悔しない買い方の最終アドバイス
最終判断で一番役立つのは、短時間でも実車へ触れることです。
可能なら、またがるだけでなく試乗やレンタルを利用してください。
確認したいのは速さだけではありません。
- 信号待ちで足を着いたときの姿勢
- シートの前後へ動ける余裕
- ミラーの見え方
- クラッチとシフトの操作感
- 40〜60km/h付近で感じる風と振動
- 駐輪場所での押し引き
- 普段の荷物をどう運ぶか
中古を選ぶ場合は、車両価格だけで決めず、消耗品、保証、納車整備、純正部品の有無を含めた総額で比較してください。
すでに所有していて売却を迷っているなら、乗らない理由を整理し、現在の査定額と今後の維持費を見てから決めましょう。
費用、保険、整備、法令、用品の適合条件は変更される場合があります。正確な情報はHonda公式サイト、用品メーカー、販売店で確認し、安全に関わる最終判断は整備士などの専門家へ相談してください。

すでにグロムを所有していて、乗り換えを迷っている方へ
査定額は、年式、走行距離、状態、カスタム、純正部品、時期によって変わります。「人気車だから必ず高い」と決めつけず、実際の査定額を確認してから判断してください。
カチエックスは、写真と車両情報を使ってオンラインで査定を進めたい人に向いています。売却するか決める前に、現在の価格を判断材料として確認したい場合の選択肢です。
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