ホンダのバイクに乗っていると、オイル交換のたびに「G1でいいの?」「G2やG3にしたほうがいい?」「G4って何が違うの?」と迷うことがありますよね。
特に最近は、ホンダ純正オイルの名称やパッケージが変わったこともあり、「G1は廃盤なの?」「昔のG1と今のG1は何が変わったの?」と気になっている方も多いはずです。
結論から言うと、ホンダ純正オイルは2025年にPro Hondaブランドへ一新され、旧ULTRAシリーズを見直し、STANDARD・SPORTS・PREMIUM SPORTS・RACINGなどの新しい製品名で展開しています。ただし「G1の成分がそのままSTANDARDになった」という意味ではありません。
一方、通販やホームセンター、バイク用品店では、旧パッケージのウルトラG1・G2・G3がまだ流通していることもあります。旧製品と現行Pro Hondaを比較するときは、商品名だけでなく粘度や規格を見比べることが大切です。パッケージが違っても、あなたのバイクに合う製品を迷わず選べるように整理していきます。
オイル選びで大切なのは、「高いオイルを入れれば必ず正解」という考え方ではありません。あなたのバイクの指定粘度、JASO規格、排気量、走り方、交換頻度に合っているかが重要です。
この記事では、ホンダのオイルG1・G2・G3・G4の違い、値段の目安、適合表の見方、G1が変わった理由、混ぜてもいいのか、スーパーカブやGB350、モンキー125にどれを選ぶべきかまで、できるだけ分かりやすく解説します。
ポイント
- ホンダ純正オイルG1・G2・G3・G4の違い
- 旧ULTRAと現行Pro Hondaの対応関係
- ホンダバイクのオイル適合表を見るときの注意点
- G1が廃盤と言われる理由と、G1が変わった内容
- 自分のバイクに合うオイルの選び方
- オイルを混ぜるリスクと避けたい失敗
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- 旧G1に近いSTANDARD:5W-30・MA。年式別の指定に合う通常使用なら候補
- 旧G2に近いSPORTS:10W-40・MA。10W-40が適合する車両で高負荷にも備えたい人向け
- 旧G3に近いPREMIUM SPORTS:10W-30・MA。指定に合えば上質な回転感も求める人向け
- 旧G4に近いRACING:0W-30・MA。対応条件を満たす高性能車・スポーツ走行向け
迷ったら、まずは取扱説明書の指定粘度とJASO規格を確認してください。そのうえで、その条件に合う製品の中から、価格と走り方を基準に選んでください。粘度が違うSPORTSを「G1より上だから」と無条件に入れるのは避けたいところです。
ホンダのオイルG1・G2・G3・G4の違いをやさしく解説
まず確認するのは「取扱説明書の指定」と「今買うオイルの缶の表示」です。
旧G1・G2・G3・G4は覚えやすい名前ですが、現行Pro Hondaを数字順に置き換えるだけでは選べません。Hondaが公表している5製品のSAE粘度は4種類。特にG2に近いSPORTSの10W-40とG3に近いPREMIUM SPORTSの10W-30は、価格の上下だけで代用できる関係ではありません。
さらに、同じ車名でも年式によって推奨表記が異なる場合があります。古い取扱説明書にG1と書かれていても、缶に記載された粘度を確かめてから選んでください。
メーカーの最新製品情報はHonda公式のPro Hondaオイル一覧で確認できます。
G1・G2・G3・G4はそれぞれどんな性能?
ポイント
- G1:ホンダ純正のスタンダード系オイル
- G2:10W-40のスポーツ系。指定が合う車両で検討
- G3:10W-30のプレミアム系。油種も確認
- G4:0W-30のレーシング系。車両の指定条件が前提
ホンダの純正4サイクルエンジンオイルは、以前は「ULTRA G1」「ULTRA G2」「ULTRA G3」「ULTRA G4」という名前で知られていました。
グレードの順番だけならG1が標準、G2がスポーツ、G3がプレミアム、G4がレーシング系です。ただし、同時に粘度がG1系は5W-30、G2系は10W-40、G3系は10W-30、G4系は0W-30と異なることも重要です。単純な上下関係だけでは選べません。
ただし、ここで注意したいのが「数字が大きいほど、すべてのバイクにとって正解」というわけではないことです。G3やG4は高性能ですが、通勤や買い物中心のバイクに必ず必要とは限りません。
たとえば、スーパーカブや小排気量の街乗り中心なら、指定粘度と規格を満たすG1系で十分なケースが多いです。一方、GB350のような空冷単気筒で長距離を走る場合も、まず年式別の指定粘度を優先してください。例えば10W-30指定なら、10W-40のSPORTSへ変更する前に許容条件を確認しましょう。PREMIUM SPORTSは10W-30なので、規格・粘度が一致する場合の比較対象になります。
モンキー125のような小排気量でも、上位グレードを選ぶ余地はあります。ただし、G2系の10W-40を入れてよいかは年式別の指定を先に確認。10W-30指定車なら、同じ10W-30のG3系と比べるほうが判断しやすいです。逆に、ほとんど近所しか走らないなら、G1系をこまめに交換するほうが合理的です。
旧名称で見るG1・G2・G3・G4の使い分け
| 旧名称 | 位置づけ | 向いている使い方 | 選ぶ目安 |
|---|---|---|---|
| ULTRA G1 | スタンダード | 街乗り・通勤・買い物・小排気量 | コスパ重視、通常使用中心 |
| ULTRA G2 | スポーツ | 街乗り+ツーリング、中排気量、やや高負荷 | シフトフィールや熱への余裕も欲しい |
| ULTRA G3 | プレミアム | 長距離、高温環境、余裕あるエンジン保護 | 性能重視、愛車を長く大切に乗りたい |
| ULTRA G4 | レーシング系 | スポーツ走行、高回転、高負荷走行 | 指定車種や走り重視の人向け |
オイル選びで大事なのは、ブランド名よりも「あなたの車両が何を指定しているか」です。取扱説明書に書かれている粘度、JASO規格、API規格を確認し、その条件を満たしたうえでグレードを選ぶのが基本ですよ。
旧ULTRA G1を購入するなら、商品名だけでなく「5W-30・MA」などの容器表示も確かめてください。現行Pro Honda STANDARDとは品番やパッケージが異なります。販売店の商品写真と説明が食い違う場合は、購入前に確認しておくと安心ですよ。
G1は廃盤?ホンダ純正オイルは何が変わった?
ポイント
- 旧ULTRAシリーズは2025年からPro Hondaブランドへ一新
- G1相当は現行ではSTANDARDとして整理されている
- 旧G1は2021年にも性能・パッケージがリニューアルされている
- 店頭や通販では旧パッケージ在庫が残っている場合もある
「G1は廃盤になったの?」と気になったら、これまで使っていたオイルと同じ粘度・規格の製品が今も手に入るのか、まず知りたいですよね。缶の色や名前が変わっていても、見るべきポイントが分かれば落ち着いて選べます。
結論としては、ホンダ純正二輪用オイルは2025年にPro Hondaブランドへ一新され、旧ULTRA G1・G2・G3・G4という名称から、STANDARD・SPORTS・PREMIUM SPORTS・RACINGなどの名称へ整理されています。
つまり、G1という名前だけを見ると「なくなった」「廃盤になった」と感じるかもしれませんが、現行ではSTANDARDが標準グレードの位置にあると理解できます。ただし、旧製品と新製品で配合や性能まで同じとは限りません。名前の置き換えだけで判断せず、規格や粘度を確認することが大切です。
また、G1は2021年にも大きく変わっています。従来のULTRA G1は鉱物油系・10W-30というイメージを持っている人も多いですが、2021年のリニューアルで部分化学合成油となり、5W-30へ低粘度化されました。
このため、昔の感覚で「G1は10W-30の安い鉱物油」と覚えていると、現在の仕様とズレてしまいます。古い情報を見てオイルを選ぶと間違いやすいので、今は必ず缶の表示や公式情報を確認しましょう。
店頭やネット通販では、旧ULTRA G1の在庫が販売されていることもあります。購入自体がすぐに悪いわけではありませんが、粘度、JASO規格、API規格、製造時期、保管状態を確認したうえで選ぶと安心です。
なお、2025年3月21日のHonda公式ニュースリリースでは、新製品5種類の粘度・規格・油種が公開されています。製品を選ぶときは、旧名称の印象より現在の缶の表示を優先してください。
旧ULTRAと現行Pro Hondaはどう違う?
ホンダ純正オイルの名称変更で一番ややこしいのが、「旧G1は現行だと何にあたるの?」という部分です。
厳密には完全に同じものと断定するのではなく、グレードの位置づけとして近いものを対応させて理解するのが安全です。
| 旧ULTRAの製品名 | 現行Pro Hondaの近いグレード | SAE | JASO | 油種 | 向いている使い方 |
|---|---|---|---|---|---|
| ULTRA G1(2021年改良後) | STANDARD | 5W-30 | MA | 部分化学合成油 | 通常使用、街乗り、通勤、幅広いホンダ車 |
| ULTRA G2 | SPORTS | 10W-40 | MA | 部分化学合成油 | ツーリング、高温環境、やや負荷の高い走行 |
| ULTRA G3 | PREMIUM SPORTS | 10W-30 | MA | 100%化学合成油 | 滑らかさ、性能、余裕ある保護性能を重視 |
| ULTRA G4 | RACING | 0W-30 | MA | 100%化学合成油 | 高回転、高負荷、ハイパフォーマンス重視 |
| E1系(旧製品は10W-30・MB・鉱物油) | SCOOTER(現行品は5W-30・MB・部分化学合成油) | 5W-30 | MB | 部分化学合成油 | 4サイクルスクーター向け |
ここで特に大事なのは、STANDARDはJASO MA、SCOOTERはJASO MBという点です。
湿式クラッチのミッション車にはMA系、スクーターにはMB系という考え方が基本になります。名前が似ているからといって、スクーター用とミッション車用を適当に入れ替えるのは避けましょう。
10W-30指定車にSPORTS 10W-40を入れてもいい?
「G2はG1より良いから、スーパーカブやGB350にも上位のSPORTSを使いたい」。この考え方は一度確認したいポイントです。指定が10W-30の車種に10W-40が使えるかは、グレードではなく車種の許容粘度で決まります。
5W-30・10W-30・10W-40・0W-30は、どれも同じ粘度のオイルではありません。たとえば10W-30指定車に10W-40を使うと、高温時の粘度区分が変わります。エンジンの設計やオイルの流れ方、燃費、シフトの感触に関わる可能性があるため、単に「夏は硬いオイルが安心」と判断しないでください。
10W-30が指定されている車両で、より上位のオイルが気になる場合、現行PREMIUM SPORTSは10W-30・MA・API SLなので、同じ粘度の比較候補になります。ただし、取扱説明書にあるAPI・JASOの条件も一緒に満たす必要があります。
複数の粘度が認められている車両もあるため、説明書に粘度範囲が示されているならその範囲で選びましょう。記載が見つからなければ、年式・型式を伝えてHonda二輪車正規取扱店へ確認するのが確実です。
SAE・JASO・APIはそれぞれ何を表す?
オイル容器に並ぶアルファベットは難しそうですが、最初は次の3つに分けると分かりやすいです。
- SAE:5W-30、10W-40などの粘度分類。Wの前は低温時、後ろの数字は高温時の粘度区分
- JASO:二輪用4サイクルオイルの摩擦特性などを示す分類。湿式クラッチ車ではMA・MA2、スクーターではMBが指定される例がある
- API:オイルの品質分類。Pro Hondaの現行4サイクル用5製品はHonda公表でSL
「MAは全部同じ」「APIの文字が新しいほど必ず適合」と考えず、車両で求められる条件をすべて満たしているか確かめてください。粘度とJASOが一致しても、取扱説明書に別の条件があればそちらを優先します。
ウルトラG1とG2を混ぜるのはOK?
ポイント
- 基本的に混合はおすすめしない
- 粘度や添加剤のバランスが変わる
- 緊急補充なら一時的な対応として考える
- 次回交換時は指定オイルへ戻すのが安心
オイル交換をしていると、「G1が少し余っているからG2と混ぜてもいいかな?」と思うことがありますよね。
結論から言うと、基本的には混ぜないほうが無難です。
G1とG2では粘度や添加剤の設計が異なります。G1とG2は、それぞれ製品として配合が調整されています。混ぜると「G1の軽さ」と「G2の保護性能」のいいとこ取りになるわけではありません。
混ぜた瞬間に必ず故障するという意味ではありませんが、混合後の粘度や摩擦特性を製品表示から判断しにくくなります。メーカーの推奨と異なる混合を日常的に繰り返す理由はありません。
出先でオイル量が不足した場合は、まず安全な場所に停止し、漏れや異音を確認してください。取扱説明書で認められる粘度・規格の製品であれば、必要量だけ補充する判断もありますが、適合が不明なら無理に走らず販売店へ相談しましょう。補充後も減り続ける場合は原因の点検が必要です。
オイルは「混ざれば何でもOK」ではありません。とくに大切なバイクや長く乗りたい車両ほど、指定に近いオイルを単独で使うほうが安心です。
旧ULTRA G2を購入するときは、10W-40という粘度だけでなく、JASO規格と販売店の在庫表示を確かめてください。現行のSPORTSも10W-40ですが、同じ製品とは限りません。車種の指定に合うことを確認してから選びましょう。
オイルが足りないとき、混ぜるより先に確認したいこと
レベルゲージでオイルが少ないと分かったときは、すぐに「家にあるオイルを足そう」と考えがちです。ただ、まず確認してほしいのは、量が減った理由です。正常な消費なのか、ドレンボルトやオイルフィルター周辺から漏れているのかによって対応は変わります。
エンジン停止直後は高温です。安全な場所で冷まし、取扱説明書に書かれた方法で車体の傾きと測定タイミングを合わせて点検しましょう。サイドスタンドのまま測る車両と、車体を垂直にして測る車両では手順が違うことがあります。
規定量を超えて入れるのもよくありません。交換時の量は「フィルターを交換したか」「エンジンを分解したか」で変わるため、缶の残りを全部入れるのは避けてください。オイル警告灯が点灯した、異音がする、明らかな漏れがある場合は、そのまま走り続けず販売店に相談しましょう。
スーパーカブにはG1とG2どちらが合う?

ポイント
- 街乗り・通勤・買い物中心ならG1系で十分なケースが多い
- 坂道・長距離・荷物積載が多くても、G2系の粘度が適合するかを先に確認
- 最終判断は年式ごとの指定粘度・規格を確認する
スーパーカブにG1とG2のどちらが合うかは、使い方で変わります。
通勤、買い物、近所の移動が中心なら、G1系のスタンダードオイルで十分なケースが多いです。スーパーカブは実用性を重視したエンジンなので、指定条件を満たすオイルをこまめに交換することのほうが大切です。
一方、長距離や荷物積載が多いときに「G2を試したい」と思う人もいるはずです。ただし、現行SPORTSは10W-40。年式によって10W-30指定のスーパーカブもあるため、負荷が高いという理由だけで粘度を変えないことが大切です。指定が10W-30なら、同粘度のPREMIUM SPORTSを検討するか、純正販売店に相談してください。
ただし、「G2のほうが高いから必ずスーパーカブに良い」とは限りません。指定条件に合うG1系で交換時期を守ることが、費用面でも整備面でも合理的です。「早め」の交換が必要かは走行環境と取扱説明書の基準に照らして判断しましょう。
スーパーカブ乗りならこの選び方がわかりやすいです
通勤・買い物・街乗り中心 → G1系
坂道・荷物積載・長距離も走る → まず粘度を確認し、適合する上位グレードを比較
スーパーカブC125の注意点や選び方は、関連記事のスーパーカブC125のデメリット解説も参考になります。
スーパーカブの交換時期と必要量の目安
カブは燃費がよい実用車ですが、オイルが無交換でよいわけではありません。Honda公式の原付二種FAQでは、2026年型スーパーカブC125などの対象車両について、初回1,000kmまたは1か月、以降3,000kmまたは1年ごとの交換時期が案内されています。型式によって数値が異なる可能性があるため、あなたの車両の説明書で確認してください。
同じFAQに掲載されたC125のオイル交換時の量は0.8Lです。1L缶を買うと少し余る計算ですが、余ったオイルを次回まで保管するならキャップを密閉し、高温や直射日光、水分混入を避けましょう。必要量は必ず年式別に確認してください。
実際に支払う金額はオイル1Lの価格だけでなく、ドレンワッシャーや作業工賃、廃油処理費も含めて考えると分かりやすいです。自分で作業する場合は、作業手順と廃油の処分方法も準備しておくと安心ですよ。
参考:Honda公式・スーパーカブのエンジンオイル量と交換時期
E1とG1の違いは何?
ポイント
- E1系はスクーター向け。旧E1と現行SCOOTERは粘度・油種も異なる
- G1系はミッション車を含む幅広い4サイクルバイク向け
- 現行ではSCOOTERがMB、STANDARDがMAとして整理されている
- 湿式クラッチ車にMBを使うとクラッチ滑りの原因になる場合がある
E1とG1は名前が似ているので、初心者ほど迷いやすいポイントです。
ざっくり言うと、E1系はスクーター向け、G1系はミッション付きバイクを含む4サイクルバイク向けとして考えると分かりやすいです。
現行Pro Hondaラインアップでは、スクーター向けとしてSCOOTERが設定されており、これはJASO MB規格です。一方、STANDARDはJASO MA規格です。
JASO MAは湿式クラッチとの適合を考えた摩擦特性の区分で、MBは摩擦低減側の特性を持つ区分です。多くのスクーターではMBが使われますが、スクーターなら必ずMBと決めつけず、車両の指定を優先しましょう。
たとえばMB指定スクーターにMAオイルを入れた場合、直ちに故障するとは限りませんが、メーカーが想定する摩擦特性や燃費の条件と異なる場合があります。逆に、湿式クラッチのミッション車にMB系を使うと、クラッチ滑りにつながる可能性があるため注意が必要です。
迷ったときはJASO MA・MB、SAE粘度、API規格をセットで見てください。JASOだけ一致していても、粘度が車両指定と異なる場合があります。
旧E1と現行SCOOTERは同じオイルではない
旧ULTRA E1は10W-30・JASO MBのスクーター向けオイルとして流通していました。一方、現行Pro Honda SCOOTERは5W-30・API SL・JASO MBの部分化学合成油です。両方ともMBだから同じ製品というわけではありません。
「旧E1を使っていたスクーターだから今はSCOOTERを入れればよい」と考える前に、説明書の指定粘度を確認しましょう。同じスクーターでも年式やエンジン仕様が異なります。4サイクル用と2サイクル用のエンジンオイルも別物なので、古い車両ほどオイルの種類を取り違えないことが大切です。
G1からG3に替えたら体感できる?
上位オイルを検討している人が気になるのは「実際に違いが分かるのか」という点ではないでしょうか。シフトチェンジの感触やメカノイズ、エンジンの回り方が違って感じられることはありますが、その変化をオイルの銘柄だけで説明することはできません。
古いオイルから新しいオイルへ交換すれば、同じ銘柄でも感触が変わる場合があります。気温、渋滞、タイヤの状態、チェーン調整、走行距離も影響します。比較したいなら、同じ車両で走る道路や気温、交換時期をできるだけ揃えて記録してみると判断しやすいでしょう。
また、価格が高いオイルを使うことと、メーカー指定の交換間隔を長くできることは別です。高価なPREMIUM SPORTSを選んだ場合でも、指定時期を超えて使う理由にはなりません。私は「期待できる性能」と「必ず実感できる性能」を分けて考えることが大切だと思います。
オイル選びでよくある3つの失敗
- 製品名だけで選ぶ:古い説明書に「G1」と書かれていても、今のSTANDARDと粘度が同じとは限らない
- 気温や負荷だけで変える:夏のツーリングだからといって、10W-30指定車にSPORTS 10W-40を無条件で選ばない
- オイルの量を推測する:全容量と通常交換時の量を取り違えると入れすぎの原因になる
この3点を意識すると、通販やホームセンターで似た商品名が並んでいても、どれが自分のバイクに合うのか確認しやすくなります。迷ったら「自分の年式の指定を満たすか」という問いに戻ってください。
ウルトラG1で十分なケースとは

ポイント
- 取扱説明書で指定条件を満たしていればG1系で十分なケースは多い
- 通勤・街乗り・短距離中心ならコスパが良い
- 長距離・高温・高負荷が多いなら指定粘度に合う製品で比較
「ウルトラG1で十分なの?」という疑問に対しては、かなり多くの人にとって「指定条件を満たしていれば十分」と言えます。
ホンダ純正のスタンダード系オイルは、幅広いホンダ車で使いやすいように設計されています。通勤、買い物、街乗り、短距離移動が中心なら、高価なオイルを入れるより、適切なサイクルで交換するほうが大切です。
たとえば、1回の走行距離が短いバイクは、エンジンが十分に温まりきる前に止まることも多く、オイルに水分や燃焼ガス由来の汚れが溜まりやすいです。この場合、高級オイルを長く使うより、指定オイルを早めに交換するほうが安心なこともあります。
一方、高速道路や渋滞、山道が多いなら、指定された粘度・規格の範囲でオイルを比較してください。上位製品へ変えることより、オイル量、交換間隔、冷却やフィルターを適切に維持することが先です。
つまり、G1系は「安いから妥協」ではなく、「通常使用に合った合理的な選択」です。大事なのは、あなたの使い方に合っているかどうかですよ。
ホンダバイクのオイル適合表と選び方ガイド

適合表に載っている車種名だけでは決めない
車種名・年式・型式に加え、取扱説明書のSAE粘度とJASO規格を確認してください。とくに昔の説明書では、旧ULTRA G1という製品名と10W-30という粘度が併記されることがあります。現在のG1相当品STANDARDは5W-30なので、製品名だけを頼りに選ばないことが大切です。
ホンダバイクのオイル適合表を見るときの基本
ポイント
- 車種名だけでなく年式も確認する
- 粘度、API規格、JASO規格を見る
- スクーターかミッション車かでMA/MBが変わる
- 迷ったら取扱説明書の指定を最優先にする
車種別のオイル適合表を調べるとき、一番知りたいのは「自分のバイクには結局どれを入れていいのか」ですよね。製品名だけでなく、年式ごとの指定を見つけるのが近道です。
ただ、適合表を見るときは、車種名だけで判断しないようにしましょう。同じ車種でも年式や仕様によって、指定粘度や交換量が違うことがあります。
まず見るべきなのは、取扱説明書の「推奨エンジンオイル」「オイル量」「交換時期」です。そこに書かれているSAE粘度、API規格、JASO規格を満たすオイルを選ぶのが基本です。
| 確認項目 | 見る理由 | 例 |
|---|---|---|
| SAE粘度 | 気温やエンジン設計に合うかを見る | 5W-30、10W-30、10W-40など |
| API規格 | エンジンオイルの品質規格を見る | SLなど |
| JASO規格 | 湿式クラッチ対応かスクーター向けかを見る | MA、MA2、MBなど |
| オイル量 | 入れすぎ・不足を防ぐ | 交換時〇L、フィルター交換時〇L |
| 交換時期 | 劣化したオイルを使い続けないため | 走行距離または期間で管理 |
とくに初心者が間違えやすいのは、オイル量です。少なすぎるのはもちろん危険ですが、入れすぎても抵抗が増えたり、エンジンに負担をかけたりする場合があります。
セルフ交換をする場合は、規定量を一気に入れるのではなく、少しずつ入れてレベルゲージや点検窓で確認しましょう。
ホンダの車種選びや関連情報をまとめて見たい方は、ホンダ全車種図鑑も参考になります。メンテナンスの視点から車種ごとの特徴を見直すと、オイル選びも理解しやすくなりますよ。
古い取扱説明書に「ウルトラG1」とあるときは?
「取扱説明書にウルトラG1と書いてあるから、現行STANDARDの5W-30を買えばよい」とは限りません。2021年の改良以前に販売されたULTRA G1は10W-30・鉱物油でした。2021年に5W-30・部分化学合成油へ変更され、2025年のPro Honda発売でブランドも変わっています。
もし手元の説明書にULTRA G1/10W-30/MAと明記されているなら、最初に照合すべきは「G1」という名前ではなく「10W-30・MA」という条件です。現行PREMIUM SPORTSは10W-30・MAですが、価格はSTANDARDより高め。年式によって別の許容粘度がある場合もあるので、販売店で確認してから決めましょう。
この確認ができれば、旧パッケージを無理に探す必要があるのか、現行ラインアップから選べるのかを判断しやすくなります。
GB350に最適なオイルはG3?
ポイント
- GB350は空冷単気筒。高温環境でも指定粘度の確認が先
- 街乗り中心なら指定に合うG1系や10W-30の製品が候補
- 長距離などでは指定に合うG3系を比較する価値がある
GB350にG3が合うのか気になる人は多いです。GB350は空冷単気筒エンジンの鼓動感を楽しむバイクなので、オイル選びでも熱や油膜の安定性を気にしたくなりますよね。
GB350で上位グレードを選ぶなら、G3系に近い現行PREMIUM SPORTSの10W-30は比較しやすい製品です。ただし、実際に適合するかはあなたの車両の年式と説明書で判断してください。長距離を走るからといって、G2系の10W-40へ無条件に変更するのは避けましょう。
ただし、街乗りが中心で、取扱説明書の指定条件を満たしているなら、必ずしもG3でなければいけないわけではありません。G1系など指定規格に適合するものなら、交換サイクルを守って使う選択肢があります。
GB350は、ゆったり走っても楽しいバイクです。だからこそ、飛ばすかどうかよりも「どれくらい長く走るか」「暑い時期に乗るか」「渋滞が多いか」で選ぶと判断しやすいです。
GB350の購入や維持について詳しく知りたい方は、GB350を購入するには?買えない理由と乗り出し価格の注意点もあわせて読むと、維持費や選び方のイメージがつかみやすいです。
旧ULTRA G3を探している場合も、容器の10W-30・MAという表示と製品の状態を確認しましょう。現行PREMIUM SPORTSも10W-30・MAですが、新旧製品が中身まで同じとは限りません。価格と品番を比べ、あなたの車両の指定に合うか確認してください。
HONDA ホンダ ウルトラG3 プレミアム 10W-30 1L 4サイクルオイル
GB350のオイル代は交換量でも差がつく
Honda公式の2023年型GB350シリーズのFAQでは、エンジンオイルは全容量2.5L、通常のオイル交換時2.0Lと案内されています。仮に必要量が2.0Lなら、Pro Hondaのメーカー希望小売価格でSTANDARDは2本分4,180円、PREMIUM SPORTSは2本分6,600円。差額は2,420円です。これはオイル本体の比較であり、工賃や部品代は含みません。
実際にどちらを使えるかは、年式別の指定条件を満たしてから判断してください。10W-40のSPORTSを選ぶ前には、特に粘度の確認が必要です。
モンキー125にオイルG3を使う理由
ポイント
- 小排気量でも高回転を使いやすい車種
- ツーリングやカスタムを楽しむ人は上位グレードを選ぶ意味がある
- 街乗り中心なら年式別指定に合うG1系などが候補
モンキー125は小排気量ですが、趣味性が高く、カスタムやツーリングを楽しむ人が多いバイクです。
だからこそ、「せっかくならG3を入れたい」と考える人もいます。これは決して変な選び方ではありません。
モンキー125は排気量こそ小さいものの、マニュアル操作を楽しむバイクです。街中でもシフトチェンジが多く、ツーリングでは高回転を使う場面もあります。このような使い方で上位製品を比較したい場合も、粘度とJASO規格を揃えたうえで、価格と使い心地を検討するのがよいでしょう。
ただし、近所の移動や短距離メインなら、G3はやや贅沢な選択かもしれません。指定に合うG1系などを交換時期どおりに使用したほうが、費用面で納得しやすい人もいます。
モンキー125でG3を選ぶなら、「性能が必要だから」というより、「愛車をより大切にしたい」「シフトフィールや保護性能に余裕を持たせたい」という考え方が近いです。
モンキー125の必要量と交換間隔も確認
Hondaの2026年型モンキー125のFAQでは、オイル交換時の量は0.9L、全容量は1.05Lと案内されています。交換時期は初回1,000kmまたは1か月、以降3,000kmまたは1年ごとです。車体ごとに取扱説明書の手順を確認してください。
交換量が0.9Lなら1L缶を1本購入するのが分かりやすいですが、入れるときはレベルゲージを見ながら規定どおりに作業しましょう。1Lを丸ごと入れるという意味ではありません。
仮に指定条件に適合する場合、現行STANDARDとPREMIUM SPORTSの1L希望小売価格差は1,210円です。オイルを替える前後でシフトの感触やエンジン音が変わったとしても、その差がすべてオイルだけの効果とは断定できません。走行条件や交換前の劣化度合いにも左右されます。
ウルトラG1の5W-30の特徴とは

ポイント
- 2021年改良のULTRA G1と現行STANDARDは5W-30
- 低温時の始動性や燃費性能を意識した設計
- JASO MAのためミッション車にも使いやすい
- 古い10W-30情報だけで判断しないことが大切
昔からホンダ純正オイルを使っている人ほど、「G1といえば10W-30」という印象があるかもしれません。
2021年に改良されたULTRA G1は5W-30です。2025年からはPro Honda STANDARDも5W-30として展開されています。旧10W-30のG1とは低温時の粘度区分が違うため、以前の製品名だけを見て購入しないようにしましょう。
5W-30の「5W」は低温時の流れやすさ、「30」は高温時の粘度を示します。数字だけ見ると柔らかく感じるかもしれませんが、ホンダが純正オイルとして開発している以上、指定条件内で使うことが前提です。
ここで大事なのは、古い情報と新しい情報を混同しないことです。「G1は10W-30だからこの車種に合う」と判断するのではなく、今買おうとしている缶に何と書かれているかを確認しましょう。
また、現行STANDARDはJASO MAです。湿式クラッチを持つホンダ車にも使いやすい設定ですが、必ずあなたの車種の取扱説明書を確認してください。
10W-30と5W-30、数字の違いは何を意味する?
5W-30と10W-30は、高温側の「30」が共通していますが、低温側の「5W」と「10W」が違います。WはWinter(冬)を表し、数字が小さいほど低温での流動性に関する区分が低くなります。
一方、10W-40は高温側が「40」なので、10W-30や5W-30と同じ粘度ではありません。0W-30のRACINGも、数字が小さいからどんな車両でも上位互換になるわけではない点に注意しましょう。
始動のしやすさや燃費はオイルの設計だけでなく車種や気温でも変わります。メーカーが指定しない粘度へ勝手に変更してまで、数値の違いを試す必要はありません。
ウルトラG1はホームセンターで買える?
ポイント
- ホームセンターで見かけることはある
- 店舗によって在庫や旧パッケージの有無が違う
- 急ぎなら店頭、価格比較なら通販が便利
- 購入時は粘度・JASO規格・パッケージを確認
ウルトラG1は流通量が多いオイルなので、ホームセンターで見かけることもあります。
ただし、すべての店舗で必ず置いているわけではありません。バイク用品コーナーが小さい店舗では、スクーター用オイルや汎用オイルだけで、ホンダ純正がないこともあります。
また、店頭では旧パッケージが残っている場合もあります。旧パッケージだからすぐ悪いわけではありませんが、購入前に粘度、規格、缶の状態を確認しましょう。
すぐに交換したいならホームセンターやバイク用品店、価格を比較したいなら通販が便利です。複数台持ちや交換頻度が高い人なら、1L缶だけでなく4L缶も候補になります。
すぐ欲しいなら店頭、価格比較したいなら通販が便利です
在庫切れや価格差を避けたいなら、先にネットで相場を見ておくと失敗しにくいです。
G1 1Lの価格を見る /
G1 4Lの価格を見る
通販で旧ULTRAを買うときに確認したい5項目
通販では商品名に「G1」「旧G1」「Pro Honda」が混在して表示されることがあります。私なら値段より先に、次の順番で商品ページと容器の写真を照合します。
- 販売しているのは旧ULTRAか現行Pro Hondaか
- SAE粘度が車両の指定と一致しているか
- JASO MA・MA2・MBなどの表示が合っているか
- APIの分類と正確な商品名・品番が分かるか
- 1L・4Lなどの容量と送料、保管状態を確認できるか
旧パッケージであることだけを理由に直ちに使えないと決めつける必要はありません。ただし、缶の凹みや液漏れ、開封済みの可能性、出品説明と写真の食い違いがあれば、無理に購入しないほうがよいと思います。
オイルを1回しか使わないなら、最安の4L缶を買うより1L缶の必要本数で比較するほうが無駄を減らせます。逆に複数台を整備する場合は、購入前に車種ごとの指定が共通か確かめてください。
G1・G2・G3・G4の値段とコスパ比較

ポイント
- 現行STANDARDはメーカー希望小売価格2,090円/L
- 現行SPORTSは2,530円/L
- 現行PREMIUM SPORTSは3,300円/L
- 通販価格は変動するため購入時に確認が必要
G1・G2・G3の値段を比較するときは、旧ULTRA名で探すのか、現行Pro Honda名で探すのかで価格表示が変わる場合があります。
現行Pro Hondaのメーカー希望小売価格では、STANDARDが2,090円、SPORTSが2,530円、PREMIUM SPORTSが3,300円、RACINGが4,400円です。いずれも1Lあたりの税込価格として公表されています。
通販では販売店によって割引や送料が違うため、実売価格は変動します。1本だけ買うと送料込みで高くなることもありますし、複数本や4L缶のほうが割安になることもあります。
価格と用途の早見表
| 旧名称イメージ | 現行名称 | メーカー希望小売価格(1L・税込) | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| G1 | STANDARD | 2,090円 | 通勤・街乗り・通常使用中心 | 高温・高負荷が多いなら上位も検討 |
| G2 | SPORTS | 2,530円 | 街乗り+ツーリングも楽しむ人 | 10W-40指定に合うか確認 |
| G3 | PREMIUM SPORTS | 3,300円 | 長距離・余裕ある保護性能重視 | 短距離中心なら過剰な場合もある |
| G4 | RACING | 4,400円 | スポーツ走行・高回転重視 | 指定や用途をよく確認 |
コスパで考えるなら、安さだけではなく「自分の使い方に対して過不足がないか」が大切です。街乗りだけなのに毎回RACINGを入れる必要はないかもしれませんし、真夏に長距離ツーリングをよくするのに最低限のグレードだけで済ませるのも不安が残ります。
迷ったら、まず指定粘度を確かめます。5W-30ならSTANDARD、10W-30ならPREMIUM SPORTS、10W-40ならSPORTSが比較候補です。いずれもJASO MA・API SLですが、最終的には車種の指定条件と購入価格で決めましょう。
オイル価格の差額を交換1回分で比べる
「G1が安い」「G3が高い」という印象だけでは、年間でどのくらい差が出るか分かりにくいですよね。Hondaの希望小売価格を使い、必要量が異なる場合の仮計算をしてみましょう。
| 購入する1L缶の本数 | STANDARD | SPORTS | PREMIUM SPORTS | RACING |
|---|---|---|---|---|
| 1本 | 2,090円 | 2,530円 | 3,300円 | 4,400円 |
| 2本 | 4,180円 | 5,060円 | 6,600円 | 8,800円 |
| 3本 | 6,270円 | 7,590円 | 9,900円 | 13,200円 |
これはあくまで缶の購入費用を比べたもので、車種への適合や交換に必要な本数を示す表ではありません。交換量が2.0Lの車両なら通常2本を購入しますが、フィルター交換の有無で必要量が変わる場合があります。
価格差が負担になるかは、年に何回交換するかでも変わります。「高価だから長く使っても大丈夫」と交換間隔を延ばさず、指定時期を守ることが先ですね。
保管してある古いオイルは使える?
オイル交換のあとに余った1L缶を、次の交換まで保管している人もいますよね。新品未開封か、すでに開封したかで考え方が変わります。特に開封済みの缶は、密閉が不十分だと水分やほこりが混入する可能性があります。
保管するならキャップをきちんと閉め、直射日光や雨が当たらない安定した場所へ置きましょう。長期間保管したものは、容器の傷みや異物の混入がないか確認してください。見た目だけでは品質劣化を確実に判断できないので、保管履歴が分からないものを無理に使わないほうが安心です。
通販の在庫品も同じです。安価でも容器の状態が不明な場合は、信頼できる販売店から新しい現行品を購入するほうがよいことがあります。旧ULTRAが好きだからといって、無理に古い在庫を探す必要はありません。
エンジン性能を保つオイルの選び方
ポイント
- 高級オイルよりも、まず指定条件を満たすことが大切
- 粘度・JASO規格・交換量を必ず確認する
- 短距離中心なら早めの交換も意識する
- セルフ交換では廃油処理も忘れない
エンジンオイルは、エンジン内部を潤滑するだけでなく、冷却、清浄、防錆、密封といった役割も持っています。
そのため、オイル選びを間違えると、エンジン音が大きくなったり、シフトフィールが悪くなったり、燃費や始動性に影響が出たりすることがあります。
とはいえ、難しく考えすぎる必要はありません。まずは取扱説明書に書かれている指定粘度と規格を確認し、その範囲内で自分の走り方に合わせてグレードを選べばOKです。
街乗りかツーリングかだけでグレードを決めず、5W-30、10W-30、10W-40、0W-30のどれが指定に合うかを先に調べてください。合う製品の中で、価格・油種・使用環境を比較するのが順番です。
また、セルフ交換をする場合は、オイルだけでなく廃油処理箱、オイルジョッキ、じょうご、ドレンワッシャーも準備しておきましょう。オイルだけ買っても、いざ交換しようとしたときに道具がなくて止まることがあります。これ、地味にありがちです。
🔧 オイル交換を自分でやるなら、消耗品も一緒にそろえるとラクです
オイルだけ先に買っても、交換時に廃油処理箱・オイルジョッキ・じょうご・ドレンワッシャーがなくて止まりがちです。
自分で交換する前に押さえたい手順と注意点
セルフ交換では、用意したオイルが合っていても作業手順で失敗することがあります。ドレンボルトを締めすぎた、ワッシャーを使い回した、オイルを入れすぎたというトラブルは避けたいところです。
- 車体の型式に対応する取扱説明書と整備資料を用意する
- 車体を安定した場所へ置き、エンジン・排気管の熱に注意する
- 適切な工具と廃油受けを使い、排出したオイルを回収する
- ドレンワッシャーやフィルターの交換指示、ボルトの締付トルクを守る
- 指定量の範囲で補給し、説明書どおりに油面を確認する
- 作業後は漏れ、警告灯、異音を確認し、必要に応じて再点検する
廃油は排水口や土へ流さず、自治体の分別規則や廃油を引き取る店舗の案内に従って処理してください。工具や作業環境が整っていない場合、工賃を払って整備店に依頼するのも十分合理的です。
エンジンオイル交換とフィルター交換は毎回同じ?
オイル交換とオイルフィルター交換の間隔は、車種・年式で異なります。フィルターを交換すると必要なオイル量が増える車両もあります。取扱説明書の「通常交換時」「フィルター交換時」「全容量」を混同しないようにしてください。
たとえばオイル交換量が0.9Lの車両に、全容量が1.05Lと記載されていても、毎回1.05Lを入れるという意味ではありません。抜けきらずに残るオイルなどがあるためです。作業中は数量を暗記するより油面の確認が大切ですよ。
四輪車用オイルや別メーカーのオイルで代用できる?
ホンダ車だからHonda純正以外は使えない、というわけではありません。ただし、他社製オイルを使う場合も、車両に指定されたSAE・JASO・APIなどの条件を満たす必要があります。自動車用オイルには二輪の湿式クラッチに適さない摩擦特性の製品もあるため、単に「10W-30だから同じ」と決めつけないようにしましょう。
また、2サイクルエンジン用オイルは4サイクル用のG1・G2・G3・G4とは用途が異なります。古いスクーターや旧車でオイルの種類が分からない場合は、車両の取扱説明書か整備店で確認してください。
ホンダ純正オイルG1・G2・G3・G4に関するよくある質問(FAQ)
Q1. G1・G2・G3・G4の違いは何ですか?
Q2. ホンダのG1オイルは廃盤ですか?
Q3. G1は何が変わったのですか?
Q4. ウルトラG1とG2を混ぜても良いですか?
Q5. スーパーカブにはG1とG2どちらが適していますか?
Q6. E1とG1の違いは何ですか?
Q7. ウルトラG1で十分なケースはどんな場合ですか?
Q8. GB350にはどのグレードが合いますか?
Q9. モンキー125にG3を使う意味はありますか?
Q10. G1の5W-30はどんな特徴がありますか?
Q11. G1はホームセンターで購入できますか?
Q12. オイル選びで一番大事なことは何ですか?
ホンダのオイルG1・G2・G3・G4の違いを総まとめで確認する
- 旧ULTRA G1はスタンダード系の純正オイル
- 旧ULTRA G2は街乗りからツーリングまで使いやすいスポーツ系
- 旧ULTRA G3は性能と滑らかさを重視したプレミアム系
- 旧ULTRA G4は高回転・高負荷を想定したレーシング系
- 2025年からホンダ純正二輪用オイルはPro Hondaブランドへ一新
- G1相当は現行STANDARDとして理解すると分かりやすい
- 旧G2に近い位置づけは現行SPORTS。ただし10W-40が適合するか確認
- 旧G3に近い位置づけは現行PREMIUM SPORTS。10W-30・MA
- 旧G4に近い位置づけは現行RACING。0W-30・MA
- G1は2021年に5W-30・部分化学合成油へ変わった
- G1が廃盤と言われる理由は名称とブランドの変更が大きい
- 旧パッケージ在庫が通販や店頭に残っている場合もある
- 通常交換でG1とG2を意図的に混ぜない。緊急補充は規格と状態を確認
- スーパーカブは年式別の指定粘度を優先。用途だけでG2へ変更しない
- GB350は指定規格に合えばG3系を比較可能。10W-40への変更は要確認
- モンキー125は仕様・年式の指定を確認し、合う油種から選ぶ
- E1系とG1系はJASO区分に加え粘度や油種も確認する
- SCOOTERはJASO MB、STANDARDはJASO MAとして見ると分かりやすい
- ホームセンターでもG1系を見かけることはあるが在庫確認が安心
- オイル選びは価格よりも粘度・規格・走行環境との相性が大切
🛒 迷ったらこの順でチェックすると失敗しにくいです
- まずは取扱説明書で指定粘度・JASO規格・オイル量を確認する
- 次にSTANDARD・SPORTS・PREMIUM SPORTS・RACINGのどれが合うか考える
- セルフ交換するなら廃油処理箱・ジョッキ・ドレンワッシャーも一緒に準備する
- 旧ULTRA名で買う場合は、粘度と規格が現行情報とズレていないか確認する
最後に私が大切だと思うのは、オイルを上のグレードへ替えることより、取扱説明書の指定を守って整備を続けられるかどうかです。G1で十分な車両なら、それは妥協ではありません。乗り方と予算に無理のないものを選び、次の交換時期まで管理していきましょう。
🏍 メンテナンス費が気になってきたら、今の価値を知っておくのもありです
オイル交換、タイヤ交換、バッテリー交換、保険、税金。バイクは楽しい反面、維持費も少しずつかかります。
「まだ乗るつもりだけど、今売ったらいくらになるのかな」「次のホンダ車に乗り換えるなら予算を知りたい」と感じたら、写真と車両情報をもとに査定を進められるカチエックスを使うのもひとつの方法です。
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