北海道ツーリングの持ち物って、考え始めるとかなり迷いますよね。
「キャンプしないなら荷物はどれくらい減らせる?」「ホテルのみなら40Lで足りる?」「6月や9月はどんな服装が必要?」「着替えは何日分?」「靴はライディングブーツだけでいい?」など、出発前に気になることが一気に出てくるはずです。
北海道でのツーリングは、広大な自然を体いっぱいに感じられる最高の旅体験です。ただ、その反面、準備不足や荷物の持ちすぎが旅の快適さを大きく左右します。
特に重要になるのが、持ち物の選び方です。
北海道は本州の感覚だけで準備すると、思った以上に寒かったり、雨で体力を削られたり、逆に荷物を積みすぎて走りにくくなったりします。道北・道東・峠・海沿いでは同じ日でも体感温度が大きく変わるので、「夏だから軽装で大丈夫」とは言い切れません。
一方で、北海道ツーリングは何でも持っていけば安心という旅でもありません。特に「北海道ツーリングはホテルのみ」「北海道ツーリングでキャンプしない」というスタイルなら、テント・寝袋・焚き火台・調理道具などは思い切って外せます。ここを整理できると、荷物容量はかなりコンパクトにできますよ。
この記事では、北海道ツーリングに必要な持ち物を、キャンプあり・キャンプなし・ホテル泊中心に分けて整理します。さらに、6月・9月・ゴールデンウィークの装備、着替えの枚数、靴の選び方、いらないもの、盗難防止、焚き火をする場合の注意点まで、実際の準備に落とし込める形でまとめます。
「何を持っていけば安心か」だけでなく、「何を持っていかないほうが楽か」まで分かるようにしているので、出発前の荷造りにそのまま使ってください。
この記事でわかること
- 北海道ツーリングに必要な持ち物と、宿泊スタイル別の選び方
- ホテルのみ・キャンプしない場合の荷物容量と削れる装備
- 6月・9月・ゴールデンウィークの服装と防寒対策
- 着替え・靴・バッグ・盗難防止・焚き火装備の判断基準
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北海道ツーリング持ち物の基本と選び方
持ち物リストの一例
まずは、北海道ツーリングの持ち物を「キャンプする場合」と「キャンプしない場合」に分けて見ていきましょう。
ポイントは、キャンプ用品を持つかどうかで、荷物の量が大きく変わることです。ホテルのみで泊まるなら、寝具・調理道具・焚き火道具は基本的に不要です。そのぶん、防寒具・雨具・洗濯用品・充電まわりに容量を回したほうが快適ですよ。
| 持ち物カテゴリ | キャンプする場合 | キャンプしない場合・ホテルのみ |
|---|---|---|
| 寝具 | テント・マット・寝袋・枕 | 基本不要。寒い時期は薄手のインナーシーツ程度で十分 |
| 調理道具 | バーナー・クッカー・カトラリー・ガス缶 | 基本不要。外食・コンビニ・道の駅を活用 |
| 衣類 | 重ね着できる機能性ウェア・防寒着 | 着回しやすい速乾インナー・軽量な防寒着 |
| レインウェア | 防水性・透湿性の高い上下セット | 防水性・透湿性の高い上下セット |
| バイク関連用品 | 基本工具・パンク修理キット・タイラップ・予備ヒューズ | 基本工具・パンク修理キット・タイラップ程度 |
| 電子機器 | スマホ・充電器・モバイルバッテリー・予備ケーブル | スマホ・充電器・モバイルバッテリー・予備ケーブル |
| バッグ類 | 防水シートバッグ+サイドバッグ+小型バッグ | 40〜60L前後のシートバッグ+タンクバッグなど |
| 洗面・ケア用品 | 携帯用洗面セット・タオル・虫除け | 携帯用洗面セット・洗濯用品・速乾タオル |
| 食事関連 | インスタント食品・水・カトラリー・小型テーブル | 最低限の飲み物・非常食・ウェットティッシュ |
| 盗難防止グッズ | ロック・ワイヤー・カバー・アラーム | ロック・ワイヤー・必要に応じてカバー |
| 靴・サンダル | ライディングシューズ+キャンプ場用サンダル | ライディングシューズ+ホテル用の軽いサンダル |
| その他 | ライト・焚き火用品・タオル・ゴミ袋・虫除け | タオル・ゴミ袋・折りたたみバッグ・使い捨て用品 |
持ち物を考えるときは、「使うかもしれない」ではなく「使わないと困るか」で判断すると失敗しにくいです。
北海道は距離が長いので、荷物が重いほど疲れます。特に大型シートバッグを満杯にすると、バイクの重心が変わり、駐車場や砂利道で取り回しが重く感じることもあります。
旅の快適さは、持っていく量より、必要なものをすぐ取り出せるかどうかで決まります。雨具、財布、スマホ、モバイルバッテリー、予備グローブ、ネックウォーマーなどは、奥に入れず、すぐ出せる場所に入れておくと安心です。
荷物の容量の目安とは
北海道ツーリングにおける荷物容量は、旅のスタイルと日数でかなり変わります。
ざっくり言うと、キャンプしない・ホテル泊が基本なら40〜60L前後、キャンプありなら80L以上を見ておくと現実的です。
ただし、この数字は「必要最低限を整理した場合」の目安です。防寒着や着替えを多めに入れたり、カメラ機材や焚き火道具を持ったりすると、すぐに容量は増えます。
宿泊スタイル別の容量目安
| スタイル | 容量の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ホテルのみ・3〜5日 | 30〜45L | 荷物を少なくしたい人、毎晩洗濯できる人 |
| ホテルのみ・1週間前後 | 40〜60L | 防寒具や着替えもある程度持ちたい人 |
| キャンプしないが長期滞在 | 50〜70L | 洗濯しながら長めに走る人、予備装備を持つ人 |
| キャンプあり | 80L以上 | テント・寝袋・マット・調理道具を持つ人 |
| 焚き火もするキャンプ | 90L以上になりやすい | 焚き火台・防火シート・薪関係の装備を持つ人 |
北海道は広いので、道中の気温差や天候変化に備える装備がどうしても必要になります。特にレインウェア、防寒インナー、予備グローブ、ネックウォーマーなどは、真夏でも削りにくい装備です。
一方で、ホテルのみなら寝具と調理器具を丸ごと省けます。これはかなり大きいです。
テント、寝袋、マット、バーナー、クッカー、テーブル、椅子、ランタンを外すだけで、容量は一気に軽くなります。そのぶん、荷物の積み下ろしも楽になり、疲れた日のチェックインもスムーズです。
私の考えとしては、初めての北海道ツーリングで不安が強いなら、まずはホテルのみ・キャンプなしで計画するのがかなり現実的かなと思います。走る距離、天候、フェリー、宿泊、給油など、考えることが多いので、最初からキャンプ装備まで背負うと準備の難易度が上がります。
荷物容量は、足りないと困りますが、大きすぎても使いにくいです。容量に余裕があると、つい余計なものを詰めたくなるんですよね。だからこそ、出発前に「これは毎日使う」「これは緊急用」「これは現地で買える」と分けておくことが大切です。
ホテルのみ・キャンプしない場合の容量
北海道ツーリングをホテルのみで回るなら、荷物容量は40〜60Lあればかなり組みやすいです。
3泊4日くらいなら30〜45Lでも可能ですが、北海道は気温差と雨対策を考えると、少し余裕を持たせたほうが安心です。特に6月・9月・ゴールデンウィークは、薄手の防寒具だけでは不安な日もあります。
ホテル泊で削れる代表的なものは、テント、寝袋、マット、焚き火台、バーナー、クッカー、食器、ランタンです。これらを持たないだけで、バイクの取り回しはかなり楽になります。
一方で、ホテル泊でも必要になるものがあります。
- 防寒インナー
- レインウェア
- 予備グローブ
- 着替え
- 洗濯用品
- 充電器・モバイルバッテリー
- 盗難防止ロック
- サンダルや部屋着
「北海道ツーリングはキャンプしないから軽装で大丈夫」と考えると、寒さや雨で後悔しやすいです。キャンプ用品は削ってOKですが、防寒・雨具・充電・洗濯まわりは削りすぎないほうがいいです。
ホテル泊の強みは、洗濯と充電がしやすいことです。コインランドリーを使う前提にすれば、着替えは日数分すべて持つ必要はありません。荷物を減らしたいなら、速乾インナーを2〜3セット持って、洗いながら回すのが現実的です。
ホテルのみなら削れるもの・削らないもの
| 削れるもの | 削らないほうがいいもの |
|---|---|
| テント・寝袋・マット | レインウェア |
| バーナー・クッカー | 防寒インナー |
| 焚き火台・薪関係 | 予備グローブ |
| ランタン・キャンプ椅子 | 洗濯用品・充電器 |
| 食器類 | 盗難防止ロック |
ホテルのみの北海道ツーリングは、身軽さが最大の武器です。走ることに集中したい人、キャンプ設営に時間を使いたくない人、疲れをしっかり取りたい人にはかなり向いています。
宿泊費は上がりますが、そのぶん体力を温存できます。特に初めて北海道を走る人や、長距離に慣れていない人は、ホテル泊中心のほうが旅全体の満足度は上がりやすいですよ。
バッグの選び方

北海道ツーリングに使うバッグを選ぶときは、「容量・防水性・固定のしやすさ・取り出しやすさ」の4つを見てください。
特に大事なのは、防水性と固定力です。北海道は長距離移動が多く、雨に当たる時間も長くなりがちです。バッグの中まで濡れると、着替えも電子機器も一気にダメージを受けます。
シートバッグは容量を確保しやすく、ホテル泊にもキャンプ泊にも使いやすい定番です。キャンプしないなら40〜60L前後、キャンプありなら55〜70L以上の拡張タイプが便利です。
ただし、1つの大きなバッグに全部詰めると、荷物の出し入れが大変になります。北海道では休憩のたびに防寒具を出したり、雨具を取り出したりすることもあります。よく使うものはタンクバッグや小型バッグに分けておくと楽です。
おすすめの考え方は、次のような分担です。
- シートバッグ:着替え、防寒具、洗面用品、予備装備
- タンクバッグ:財布、スマホ、モバイルバッテリー、地図、チケット類
- サイドバッグ:レインウェア、工具、サンダル、濡れ物
- 小型防水ポーチ:鍵、薬、イヤホン、充電ケーブル
重いものはできるだけ低く、ライダーに近い位置に積むのが基本です。重い荷物を高い位置や後ろ寄りに積みすぎると、ふらつきやすくなります。特にキャンプ用品を積む場合は、積載バランスに注意してください。
また、防水バッグでも過信は禁物です。長時間の雨ではファスナーや縫い目から水が入ることがあります。衣類や電子機器は、バッグの中でも防水スタッフバッグやジップ袋に入れて二重に守ると安心です。
固定は、付属ベルトだけでなく、必要に応じてサブベルトやネットを使うと安定します。ただし、ネットだけで大きな荷物を押さえるのは不安が残ります。走行中にバッグがズレると危険なので、出発前と休憩時に必ず緩みを確認しましょう。
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服装の注意点
北海道ツーリングの服装は、「気温差」「防風・防寒」「雨対策」を軸に考えるのが基本です。
北海道は夏でも涼しい日があります。特に朝晩、峠、海沿い、道東・道北方面では、体感温度がぐっと下がることがあります。日中は暑くても、夕方から一気に冷えることもあるので、Tシャツ+メッシュジャケットだけで走るのは不安です。
服装は重ね着を前提にすると調整しやすいです。
- ベース:吸汗速乾インナー
- 中間着:薄手フリース・インナーダウン・長袖シャツ
- 外側:防風性のあるライディングジャケット
- 雨天時:透湿防水レインウェア
特に北海道ツーリングでは、レインウェアを「雨具」ではなく「防寒具」としても使う場面があります。風を通しにくいので、急に冷えたときの一枚としてかなり役立ちます。
グローブも1つだけだと不安です。夏用だけでは朝晩や雨の日に寒く、冬用だけでは日中に蒸れます。できればメイングローブに加えて、防水グローブか防寒寄りの予備グローブを持っておくと安心です。
首まわりも見落としがちです。ネックウォーマーや薄手のバフが1つあるだけで、体感温度がかなり変わります。北海道は風が強い場所も多いので、首元から入る冷気を防ぐと疲れにくくなりますよ。
また、雨に濡れた服は体温を奪います。濡れたまま長時間走ると、夏でもかなり寒く感じます。安い雨具で済ませたくなる気持ちも分かりますが、長距離を走る北海道では、レインウェアの質はかなり重要です。
旅の日程が長いほど、服を多く持つより、速乾性のある服を洗いながら使うほうが快適です。綿素材は肌触りが良い反面、乾きにくく冷えやすいので、走行中のインナーにはあまり向きません。
6月・9月・ゴールデンウィークの持ち物の違い
北海道ツーリングの装備は、時期によって大きく変わります。
同じ北海道でも、6月、9月、ゴールデンウィークでは必要な服装がかなり違います。ここを間違えると、荷物が足りないよりも「寒くて走るのがつらい」という後悔につながりやすいです。
時期別の装備イメージ
| 時期 | 装備の考え方 | 追加したいもの |
|---|---|---|
| ゴールデンウィーク | 冬寄り。道北・峠・朝晩はかなり寒い前提 | 冬用グローブ、防寒インナー、ネックウォーマー、カイロ |
| 6月 | 日中は走りやすいが、朝晩と道東・道北は冷える | 3シーズンジャケット、薄手フリース、防水グローブ |
| 7〜8月 | 日中は暑い日もあるが、雨と夜の冷えに注意 | メッシュ+防風インナー、レインウェア、薄手防寒具 |
| 9月 | 秋装備。朝晩は冷え込みやすく、油断できない | インナーダウン、冬寄りグローブ、厚手ソックス |
ゴールデンウィークに北海道を走るなら、かなり防寒寄りに考えたほうがいいです。本州の春ツーリングの感覚で行くと、寒さに驚くかもしれません。特に早朝、日没後、峠道、海沿いは冷えます。
6月の北海道ツーリングは、比較的走りやすい時期です。ただし、朝晩や道東・道北方面では肌寒く感じることがあります。3シーズンジャケットに、薄手の防寒着を足すくらいの準備が使いやすいです。
9月は秋装備で考えましょう。日中は気持ちよく走れても、朝晩は一気に冷えます。稚内地方気象台も、9月は日中暖かくても朝晩の冷え込みに備え、薄手のセーターやコートがあるとよいと案内しています。バイクの場合は風を受け続けるので、体感はさらに下がりやすいです。
季節別のルートや時期の選び方をもっと詳しく見たい場合は、春夏秋…北海道ツーリングは時期でこんなに違う!おすすめの楽しみ方を紹介も参考になります。
装備は「少し寒いかも」ではなく、「寒くても走れるか」で考えるのが北海道向きです。暑ければ脱げますが、寒いのに着るものがないと本当にきついです。
着替えは何日分必要か
北海道ツーリングの着替えは、宿泊スタイルで考えると決めやすいです。
ホテルのみなら、コインランドリーを使う前提で2〜3日分に抑えるのがおすすめです。キャンプ中心なら洗濯のタイミングが限られるので、少し余裕を持たせてもいいでしょう。
着替えの目安
| 日数 | ホテル泊中心 | キャンプ泊中心 |
|---|---|---|
| 2〜3日 | 日数分でもOK | 日数分+予備1セット |
| 4〜7日 | 2〜3セットを洗濯で回す | 3〜4セット+速乾タオル |
| 1週間以上 | 3セット前後+洗濯前提 | 3〜5セット+防水収納 |
着替えで大事なのは、枚数より乾きやすさです。
速乾インナー、薄手の靴下、軽量パンツを選べば、ホテルの部屋干しでも乾きやすくなります。反対に、厚手の綿Tシャツやジーンズは乾きにくく、濡れたときの不快感も大きいです。
下着や靴下は予備を1セット多めに持つと安心です。雨で濡れたときや、洗濯ができなかった日に助かります。
衣類は圧縮袋に入れると容量を減らせますが、圧縮しすぎると取り出しにくくなります。毎日使うものは小分けのスタッフバッグに入れ、「着るもの」「洗濯待ち」「濡れたもの」で分けると管理しやすいです。
北海道ツーリングでは、着替えを持ちすぎる人も多いです。ホテル泊なら洗えばいいので、日数分すべて持つ必要はありません。荷物を減らしたいなら、着替えより洗濯用品を持つほうが効果的です。
北海道ツーリングの靴選び
北海道ツーリングの靴は、走行中の安全性と、観光地で歩く快適さの両方を考えて選びましょう。
基本は、くるぶしまで守れるライディングシューズやライディングブーツです。長距離ツーリングでは、足首を守れるかどうかが安心感につながります。
一方で、北海道は観光地や道の駅、展望台、フェリー乗り場、ホテル周辺など、意外と歩く場面も多いです。ガチガチのレーシングブーツだと歩きにくく、疲れが溜まることがあります。
おすすめは、防水性があり、歩きやすいツーリング向けシューズです。雨に強く、足首を守れて、歩行もできるタイプが北海道向きです。
ホテルのみなら、部屋用や近場用に軽いサンダルを1足持っておくと便利です。フェリー船内、ホテルの館内、コインランドリー、ちょっとした買い出しでかなり楽になります。
ただし、サンダルでバイクに乗るのは避けてください。安全面で不安が大きいです。サンダルはあくまで宿泊先やキャンプ場で使うものとして考えましょう。
靴選びのポイント
- 走行用はくるぶしを守れるライディングシューズが基本
- 防水性があると雨の日の疲労が減る
- 観光地を歩くなら、歩きやすさも重要
- ホテル泊なら軽いサンダルがあると便利
- サンダルでの走行は避ける
足元が濡れると、体力をかなり削られます。防水シューズでも長時間の雨で浸水することがあるので、靴下の予備や防水ソックスも候補に入れておくと安心です。
マットは必要?

北海道ツーリングでキャンプをするなら、マットはほぼ必須です。
マットの役割は、寝心地をよくするだけではありません。地面からの冷気を遮る断熱装備でもあります。
北海道のキャンプ場は、夏でも夜に冷えることがあります。寝袋だけで地面に寝ると、下から冷えが伝わってきて眠りが浅くなります。翌日に長距離を走ることを考えると、睡眠の質はかなり大事です。
マットには、フォームタイプ、エアーマット、インフレーターマットがあります。
- フォームタイプ:壊れにくく、すぐ使える。かさばるが安心
- エアーマット:軽くて小さい。パンクに注意
- インフレーターマット:寝心地と収納性のバランスが良い
荷物を減らしたい人ほど、マットを削りたくなるかもしれません。でも、キャンプ泊をするなら削らないほうがいい装備です。眠れないまま翌日走るほうが、よほどつらいです。
一方で、ホテルのみ・キャンプしないならマットは不要です。ここははっきり削ってOKです。
「念のためキャンプするかも」と思ってマットを持つ人もいますが、ホテル泊中心でキャンプ予定がないなら、マットはかなり大きな余分荷物になります。宿泊スタイルを決めきれない場合は、キャンプ場泊を本当に入れるのか、出発前に決めておきましょう。
テントが必要なケース
北海道ツーリングでテントが必要になるのは、「宿泊費を抑えたい」「自由なスケジュールで旅をしたい」「キャンプ場で北海道らしい夜を過ごしたい」というケースです。
北海道にはキャンプ場が多く、比較的低料金で泊まれる場所もあります。そのため、コストを抑えながら長期で走りたい人には、テント泊が向いています。
一方で、テント泊には荷物と手間が増えるデメリットがあります。テント、寝袋、マット、ランタン、ペグ、グランドシートなどを積むと、容量は一気に増えます。さらに、雨の日は設営と撤収がかなり大変です。
ホテルのみで回るなら、テントは不要です。これはかなり大事です。
「念のためテントを持っていこう」と考えると、使わないまま大きな荷物を背負うことになります。北海道ツーリングでは走行距離が長いので、使わない装備の重さがじわじわ効いてきます。
テントを持つべき人は、キャンプ場泊を旅の目的にしている人です。宿泊費を抑えたいだけなら、ライダーハウスやゲストハウス、早めのホテル予約も選択肢になります。
逆に、朝焼けや星空、キャンプ場でのライダー同士の交流を楽しみたいなら、テント泊はかなり魅力的です。北海道らしい旅の雰囲気を味わえるのは、キャンプの大きなメリットですね。
ただし、強風や雨の日は無理をしないこと。キャンプ予定でも、天候が悪い日はホテルやライダーハウスに切り替える柔軟さがあると安心です。
北海道ツーリング持ち物の失敗と対策
いらないものとは?
北海道ツーリングでは、持ち物を増やすより、いらないものを減らすほうが旅が快適になります。
特に初めて北海道を走る人ほど、「念のため」で荷物が増えがちです。気持ちは分かります。でも、使わない荷物はただの重さになります。
いらないものとして見直したい代表例は、次の通りです。
- 大型工具セット
- 使う予定のない焚き火道具
- 予備の服を日数分以上
- 大きすぎる洗面用品
- 現地で買える食料品や消耗品
- 読まない本や使わないガジェット
- ホテル泊なのに持っていくキャンプ用品
工具は最低限で十分なことが多いです。もちろん、パンク修理キットや簡易工具はあると安心ですが、大掛かりな整備が必要なトラブルは、旅先で無理に直すよりロードサービスやバイク店を頼るほうが現実的です。
食料も同じです。道東や道北の一部では補給ポイントが少ない場所もありますが、常に大量の食料を積む必要はありません。非常食を少し持ち、あとはコンビニ、道の駅、スーパーを活用するほうが荷物を減らせます。
着替えも持ちすぎ注意です。ホテル泊なら洗濯できますし、速乾素材なら乾きも早いです。日数分の服を全部持つより、2〜3セットを洗って回すほうが北海道ツーリング向きです。
ファッションアイテムも、旅先で使う場面があるか考えましょう。街歩き用の服を増やしすぎると、走行中はただの荷物になります。ホテルの夕食や観光用に1セットあれば十分なケースが多いです。
持っていくか迷ったときの判断基準
- 毎日使うものか
- ないと安全に関わるものか
- 現地で買えるものか
- 雨や寒さに対応するものか
- ホテル泊なら本当に必要か
北海道ツーリングでは、「軽くするために安全装備を削る」のはNGです。でも、「使わない快適グッズを削る」のはかなり有効です。
荷物が少ないと、走りも休憩も宿への移動も楽になります。結果的に、景色を楽しむ余裕が増えますよ。
焚き火道具は本当に必要か
北海道ツーリングで焚き火をしたい人も多いと思います。キャンプ場で焚き火を眺める時間、最高ですよね。
ただ、バイクツーリングの荷物として考えると、焚き火道具はかなり優先順位を考えるべき装備です。
焚き火をするには、焚き火台、防火シート、火ばさみ、着火剤、耐熱グローブ、場合によっては薪やナイフなどが必要になります。これらを積むと、容量も重さも増えます。
さらに、北海道のキャンプ場ならどこでも自由に焚き火できるわけではありません。直火禁止の場所も多く、焚き火台や防火シートが必要な場合もあります。利用ルールはキャンプ場ごとに違うため、必ず事前に確認してください。
ホテルのみ・キャンプしない北海道ツーリングなら、焚き火道具は完全に不要です。
キャンプ泊でも、焚き火を旅の目的にしないなら、最初は持たない選択もアリです。調理はバーナーだけにして、夜は温泉や食事を楽しむスタイルのほうが、荷物はかなり軽くなります。
焚き火道具を持つべき人・持たなくていい人
| 持つべき人 | 持たなくていい人 |
|---|---|
| キャンプ時間を重視したい人 | ホテルのみで泊まる人 |
| 焚き火可能なキャンプ場を事前に選ぶ人 | 走行距離を優先したい人 |
| 荷物が増えても楽しみたい人 | 荷物容量を抑えたい人 |
| 後片付けや灰の処理までできる人 | 設営・撤収を短時間で済ませたい人 |
焚き火は楽しいですが、北海道ツーリングでは「必須」ではありません。キャンプ道具に慣れていないなら、まずは焚き火なしのキャンプから始めても十分楽しめます。
焚き火をする場合は、火気使用のルール、強風時の中止判断、灰の処理、周囲への配慮までセットで考えてください。自然の中で遊ぶからこそ、ルールを守ることが大切です。
後悔しがちな準備不足
北海道ツーリングで後悔しやすい準備不足は、天候・宿泊・燃料・積載・通信の5つです。
まず多いのが、天候対策の甘さです。北海道は広く、地域によって気温も天気も変わります。朝は晴れていても、峠や海沿いで急に冷えたり、雨に降られたりすることがあります。
防寒具を持たずに走ると、寒さで体力を削られます。特に6月や9月、ゴールデンウィークの北海道ツーリングでは、防寒不足がかなり大きな後悔になりやすいです。
次に、宿泊予約の甘さです。人気シーズンやフェリー発着地周辺、観光地近くのホテルは早めに埋まることがあります。ホテルのみで回るなら、最低でも初日・最終日・混雑しやすいエリアの宿は早めに押さえておくと安心です。
給油計画も重要です。道東や道北では、ガソリンスタンドの間隔が長いエリアがあります。営業時間が短いスタンドもあるため、「まだ半分あるから大丈夫」と思わず、早めに給油するクセをつけましょう。
積載の準備不足も危険です。バッグの固定が甘いと、走行中にズレたり、マフラーに接触したり、最悪の場合は脱落することがあります。出発前だけでなく、休憩ごとにベルトの緩みを確認してください。
通信面では、スマホの電波が弱い場所もあります。ナビをスマホだけに頼る場合は、オフライン地図や紙の地図もあると安心です。モバイルバッテリーと予備ケーブルも忘れないようにしましょう。
北海道ツーリングで後悔しやすいポイントを全体的に整理したい場合は、北海道ツーリングで後悔しないための費用・宿泊・装備・ルート対策もあわせて確認しておくと、準備の抜け漏れを減らせます。
盗難防止の方法

北海道は旅先として安心感のある地域ですが、バイクや荷物の盗難リスクがゼロになるわけではありません。
長期ツーリングでは、宿泊、食事、温泉、観光、フェリー乗船など、バイクから離れる機会が多くなります。そのたびに荷物をどう守るかを考えておくことが大切です。
基本は物理ロックです。U字ロック、ディスクロック、チェーンロック、ワイヤーロックなどを組み合わせると、盗難の手間を増やせます。
特に荷物が多い北海道ツーリングでは、車体だけでなくバッグも守りたいところです。シートバッグやヘルメットをワイヤーロックで車体に固定しておくだけでも、持ち去り対策になります。
貴重品は必ず持ち歩いてください。財布、スマホ、カメラ、鍵、チケット類、モバイルバッテリーなどは、タンクバッグに入れっぱなしにしないほうが安心です。
ホテル泊の場合は、駐車場所も確認しましょう。屋根付き駐輪場があるか、バイクを停められるスペースがあるか、予約前に確認しておくと安心です。すべてのホテルがバイクに優しいとは限りません。
キャンプ場では、荷物を出しっぱなしにしないことが大切です。テントを離れるときは、貴重品を身につけ、バッグ類は閉じておきましょう。人の出入りが多い場所ほど油断しないほうがいいです。
盗難防止アラームやGPSトラッカーも選択肢になります。絶対に防げるわけではありませんが、心理的な安心感はあります。長期旅や高額なバイクで行く場合は、検討する価値があります。
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キャンプしない場合の持ち物
キャンプしない北海道ツーリングでは、荷物をかなり軽くできます。
寝具や調理道具を持たなくていいので、積載に余裕が出ます。そのぶん、宿泊施設で快適に過ごすための小物や、走行中の天候対策を優先しましょう。
キャンプしない場合に必要な持ち物は、以下のようなものです。
- 速乾インナー2〜3セット
- 防寒インナー・薄手フリース
- レインウェア上下
- 予備グローブ
- 洗濯ネット・小分け洗剤
- 室内用サンダル
- 部屋着
- 充電器・モバイルバッテリー
- 盗難防止ロック
- 折りたたみバッグ
ホテルやライダーハウスでは、コインランドリーを使える場合があります。洗濯前提にすれば、着替えをかなり減らせます。
また、宿泊施設に泊まるなら、夜はバイクウェアから着替えたいですよね。軽い部屋着があると、疲れの取れ方が違います。特に長旅では、走行中の装備と休む服を分けると気持ちも切り替わります。
キャンプしない場合、食事は外食やコンビニ、道の駅が中心になります。そのため、バーナーやクッカーは不要です。持つとしても、非常食と飲み物くらいで十分です。
ただし、道北や道東など、補給ポイントが少ないエリアを走る日は、飲み物と軽食を少し持っておくと安心です。
キャンプなしの旅は、荷物が軽いぶん、走行の自由度が高いです。観光地に寄りやすく、ホテル到着後の片付けも楽です。北海道を初めて走る人にはかなりおすすめできるスタイルです。
ホテルのみで泊まる人向け

ホテルのみで北海道をツーリングする場合、持ち物は「走行中に必要なもの」と「宿で回復するためのもの」に分けると考えやすいです。
走行中に必要なのは、防寒具、雨具、予備グローブ、スマホ関連、工具、ロック類です。これはキャンプの有無に関係なく必要です。
一方、ホテルで役立つのは、部屋着、サンダル、洗濯用品、充電器、折りたたみハンガー、小型の延長コードや複数ポート充電器です。
ホテル泊では、毎晩しっかり休めるのが大きなメリットです。そのメリットを活かすなら、睡眠と洗濯と充電をスムーズにする持ち物を優先しましょう。
複数ポートのUSB充電器があると、スマホ、インカム、カメラ、モバイルバッテリーをまとめて充電できます。ホテルのコンセントが少ない部屋もあるので、これはかなり便利です。
また、ホテルを選ぶときはバイク駐車場の有無を確認してください。屋根付き駐輪場があるか、駐車料金がかかるか、バイクをどこに停めるのかは宿によって違います。
北海道ツーリングはフェリー前後の宿泊も重要です。フェリー到着が夜になる場合や、出発前日に港近くへ移動する場合は、宿を早めに押さえておくと安心です。
ホテル泊は費用がかかる反面、疲れを残しにくいです。長距離を安全に走りたい人、キャンプ設営の手間を省きたい人、荷物を軽くしたい人にはかなり向いています。
ルートや宿泊計画までまとめて考えたい場合は、【2026年保存版】北海道ツーリングガイド|ルート・費用・失敗しない準備を全網羅もあわせて確認しておくと、持ち物と行程をセットで整理しやすいです。
北海道ツーリングの持ち物に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 北海道ツーリングの持ち物の容量目安はどれくらいですか?
Q2. 北海道ツーリングをホテルのみで回る場合、テントやマットは必要ですか?
Q3. 北海道ツーリングでキャンプしない場合の持ち物は?
Q4. 北海道ツーリングに必要なバッグの選び方は?
Q5. 北海道ツーリングの6月の持ち物は?
Q6. 北海道ツーリングの9月の持ち物は?
Q7. ゴールデンウィークの北海道ツーリング装備は?
Q8. 北海道ツーリングの着替えは何日分必要ですか?
Q9. 北海道ツーリングでいらないものは?
Q10. 北海道ツーリングで靴は何を選べばいいですか?
Q11. 北海道ツーリングで焚き火道具は必要ですか?
Q12. 北海道ツーリングの盗難防止対策は?
北海道ツーリングの持ち物の基本と準備のポイントまとめ
- 荷物容量の目安はホテル泊中心で40〜60L
- 短期のホテル泊なら30〜45Lでも組める
- キャンプありなら80L以上を見ておくと安心
- 焚き火道具まで持つと90L以上になりやすい
- バッグは容量・防水性・固定力・取り出しやすさで選ぶ
- シートバッグだけでなくタンクバッグやサイドバッグに分散する
- 雨具は防寒具としても使えるため削らない
- 6月は3シーズン装備+薄手防寒が使いやすい
- 9月は秋装備で朝晩の冷え込みに備える
- ゴールデンウィークは冬寄り装備で考える
- 着替えはホテル泊なら2〜3セットを洗濯で回す
- 靴は防水性と歩きやすさを兼ねたライディングシューズが便利
- ホテルのみならテント・マット・寝袋は不要
- キャンプしないならバーナーやクッカーも基本不要
- 焚き火道具はキャンプ場ルールを確認してから持つ
- いらないものを減らすほど走行中の疲れが減る
- 盗難対策は車体だけでなくバッグやヘルメットも意識する
- 宿泊施設のバイク駐車場は事前確認が安心
- 給油ポイントと宿泊地は余裕を持って計画する
- 北海道ツーリングは荷物よりも取捨選択が旅の快適さを左右する
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