こんにちは。双輪Log 運営者のソウリンです。
XJR400RとXJR400の違いが知りたくて、ネットをさまよっていませんか?
XJR400の年式ごとの違いや4HMとRH02Jの違い、XJR400Rの中古相場やXJR400が安い理由、さらにはXJR400Rが不人気と言われる理由まで、気になるポイントはけっこう多いと思います。
XJ400とXJR400の違いがごちゃ混ぜになっていたり、コールを前提にマフラーや音の違いを知りたい人もいれば、部品の互換性がどこまであるのか気になる人もいますよね。
特にXJR400RとXJR400のエンジンや足回りの違い、XJR400Rの中でも4HMとRH02Jで何が変わるのか、中古で選ぶならどの年式が狙い目なのかは、購入前にしっかり整理しておきたいところです。
この記事では、XJR400RとXJR400の違いを軸に、コールやマフラーの音の違い、XJR400Rの中古選びのコツ、XJR400が安い理由やXJR400Rが不人気と言われる背景まで、メカ的な視点からまとめていきます。
読み終わるころには、「自分にはどのXJRが合うのか」「どこをチェックして中古を選べばいいのか」がかなりクリアになるはずなので、一緒に整理していきましょう。
ポイント
- XJR400RとXJR400の基本的な違いと選び方の軸がわかる
- 4HMとRH02Jなど年式ごとのキャブや装備の違いが理解できる
- コールやマフラー音の違いと、合法的に楽しむためのポイントがつかめる
- 中古相場や維持費の目安をおさえて、自分に合う1台を選びやすくなる
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XJR400RとXJR400の違いと選び方

まずはXJR400RとXJR400の違いを、大きく「エンジン周り」「足回り・装備」「音やフィーリング」という3つの観点で整理していきます。
そのうえで、4HMとRH02Jの年式差や、XJ400との違い、マフラー選びまでをつなげて見ることで、自分がどの方向性のXJRを選ぶべきかが見えてきます。
XJR400系のキャブの違いと年式差
XJR400系を語るうえで、「キャブの違い」は外せないポイントです。
特にXJR400(4HM前期〜後期)とXJR400R RH02Jでは、どちらも負圧式(CV)キャブレターではあるものの、口径やセッティング、点火制御の組み合わせが違っていて、ここがフィーリングの差に直結しています。
4HMキャブの特徴
4HM型のXJR400やXJR400Rは、ミクニのBS32系CVキャブレターを採用しています。
名前のとおり口径は32mmで、今の感覚で見るとけっこう大きめのサイズです。
アクセルワイヤーはキャブのバタフライバルブを直接動かし、その変化に応じて負圧でスロットルバルブ(ピストンバルブ)が上下します。
構造そのものはRH02Jと同じ「負圧式」ですが、口径が大きいぶん吸入空気量の変化が大きく、セッティングも当時の自主規制ギリギリのパワーを狙った元気な味付けになっています。
その結果として、アクセル開度に対するツキはかなり良くて、スロットルを開けた瞬間に「グッ」と前に出るパンチのある加速を感じやすいです。
一方で、アイドリング付近〜低速域の燃調がずれている個体だと、ドンツキ感やギクシャク感が出やすいのも4HMの特徴ですね。
中古で見ると、長年放置されていた車両や、素性の分からないキャブセッティングが入っている個体も多いので、インシュレーターのひび割れ、ジェット類の汚れ、同調のズレあたりはしっかりチェックしておきたいところです。
RH02Jキャブの特徴
2001年以降のXJR400R RH02Jになると、キャブはミクニBSR30へ変更されます。
こちらも負圧式のCVキャブですが、口径が30mmへ小径化されているのが大きな違いです。
口径を32mm→30mmに絞ることで、同じ回転数でも吸気の流速が上がり、低〜中速域でのトルク感や扱いやすさを出しやすくなります。
さらにRH02Jでは、スロットルポジションセンサー(TPS)と3次元マップの点火制御が組み合わされていて、アクセル開度と回転数に応じて点火時期をきめ細かく制御するようになっています。
この「小径CVキャブ+緻密な点火マップ」の組み合わせのおかげで、RH02Jは4HMに比べて全域でフラットにトルクが出て、ギクシャクしにくいキャラクターになっています。
街乗りやツーリングで「あ、扱いやすいな」と感じるのは、この辺の違いが効いているところですね。
どちらも負圧キャブだけど、口径と制御の考え方が違う、というイメージで覚えておくと混乱しにくいかなと思います。
キャブ違いが走りに与える影響
キャブと点火制御の違いが、実際の走りにどう出るかをざっくりまとめるとこんな感じです。
- 4HM系:大きめのBS32と元気な燃調で、レスポンス鋭め&パンチ強め。開けた瞬間にドンと出る感覚が楽しい反面、荒っぽさもある
- RH02J:BSR30と3次元マップ点火で、スムーズかつフラット。ラフな操作でもギクシャクしにくく、ロングでも疲れにくい
極端に言うと、同じ回転域・同じギアでも、4HMは「ちょっとだけツンデレなスポーツ寄り」、RH02Jは「フレンドリーで素直な相棒」というキャラクターです。
どちらが正解というより、あなたがどんな乗り味を求めるかで選び方が変わってくる部分ですね。
キャブ違いを基準に選ぶなら
- 刺激重視・空冷らしいドライなレスポンスが好き → 4HM後期のXJR400R
- 通勤やロングツーリングでラクに乗りたい → RH02JのXJR400R

なお、キャブのオーバーホール費用は、ショップに依頼すると工賃込みで数万円〜になるケースが多いです。
金額はあくまで一般的な目安なので、実際の見積もりは必ず依頼先のショップで確認してください。
パーツの供給状況も変わることがあるので、最終的な判断は販売店や専門の整備工場と相談しながら進めるのがおすすめです。
XJR400系の音の違いを比較
XJR400とXJR400Rの違いを語るとき、「音の違い」が気になる人も多いはずです。
特にコールやマフラー交換を前提にしている人にとって、どのモデルをベースにするかは大事なポイントですよね。
ノーマルマフラーでの音の違い
同じ空冷4発とはいえ
- XJR400(4HM前期〜中期)
- XJR400R 4HM後期
- XJR400R RH02J
と並べて聞くと、排気音と吸気音のバランスがけっこう違います。
4HM系は、先ほど触れたとおりキャブの口径が大きく燃調も元気なので、アクセルを開けたときの吸気音がガバッと前に出てきます。
回転を上げていくと、「ドドドッ」と太く乾いた空冷4発サウンドが立ち上がっていく感じですね。
RH02Jは、口径の小径化と点火マップの緻密さもあって、音の立ち上がりが少しマイルド。
排気音自体はしっかり聞こえるものの、全体としては「フラットに伸びていく」印象が強く、長時間乗っていても耳に刺さりにくいバランスになっています。
社外マフラー装着時の傾向
社外マフラーを入れると、どの年式でも一気に音のキャラクターが変わります。ただし、JMCA認定などの保安基準をクリアしたマフラーを選ぶのが大前提です。
最近は規制も厳しくなっているので、カタログ値だけでなく、実際の音量レビューもチェックしておくと安心ですよ。
4HM系は、高回転までしっかり回したときの「伸びる音」が気持ちよく、昔ながらの空冷4発サウンドを楽しみたい人にはぴったり。
一方でRH02Jは、フラットに回るエンジン特性と相まって、中〜高速域での連続したサウンドが心地いいタイプです。

直管マフラーの仕組みやリスクを詳しく知りたい場合は、当サイトのバイク直管とは何か?初心者にもわかる仕組みと特徴も参考になると思います。
XJRとコールの相性と注意点

「XJRとコールの相性ってどうですか?」という質問もよく見かけます。
確かにXJR400やXJR400Rは空冷4発で回転の上がり方も素直なので、コールとの相性は良い方のバイクです。
4HMとRH02Jでのコールの違い
どちらもCVキャブではあるものの、口径やセッティングの違いによって、コール時の反応も変わります。
4HM系はレスポンスが鋭く、リズムよくアクセルを煽ると、しっかり音がついてきます。
いわゆる「パンッ、パンッ」というキレのあるコールがしやすいタイプですね。
RH02Jは、BSR30+3次元マップ点火のおかげで回転の上がり下がりが少しマイルドになっているため、同じように煽っても、4HMほど鋭い切り返しにはなりにくいです。
そのぶん、ある程度ラフに扱っても破綻しにくく、「リズムで遊ぶ」というよりは「空冷4発サウンドを気持ちよく鳴らす」方向の楽しみ方が向いています。
エンジンへの負担と周囲への配慮
コールはエンジンにとってそれなりに負担が大きい行為です。
特にXJR400系は年式的に古い個体が多く、オイル管理が甘い状態で高回転を連発すると、故障リスクが一気に上がります。
また、公道や住宅街での大きなコールは、周囲にとってはただの騒音です。
場所や時間帯、法律・条例を守ることは絶対に忘れないようにしたいところです。
最近は騒音や違法改造への取り締まりも強くなっているので、「ちょっとぐらいなら…」という感覚は捨てておいた方が安心ですよ。

4HMとRH02Jの互換性
XJR400RとXJR400の違いを調べていると、「4HMとRH02Jで部品の互換性はあるのか?」という疑問もよく出てきます。
結論から言うと、一部は共通だけど、ポン付けできないパーツも多いというイメージです。
エンジン・駆動系の互換性
4HMとRH02Jは、ベースとなるエンジン設計は共通ですが、
- キャブレターの型式と口径(BS32 vs BSR30)
- 点火制御(TPSや3次元マップ制御の有無)
- 排ガス関連部品(AISなど)
といった部分で違いがあります。
そのため、エンジン単体を載せ替えるような大掛かりな互換性を取ろうとすると、ハーネスやCDI、センサー類、排ガス対策パーツも含めてまとめて移植しないとチグハグになりがちです。
「ヘッドだけ移植したい」「キャブだけRH02J仕様にしたい」といったピンポイント流用も不可能ではありませんが、燃調や点火の整合性をとる必要があるので、ある程度の知識と時間が必要になります。
ここはDIYの限界を越えそうなら、無理せずプロに相談した方が安心です。
足回り・ブレーキまわりの互換性
ホイールやスイングアーム、フロントフォークなどは、同じXJR400系の中で流用されることもあります。
ただし
- ブレンボキャリパー仕様(4HM R系)
- MOSキャリパー仕様(RH02J)
など、キャリパーの種類が違うと、キャリパーの取り付けピッチやオフセット、ブレーキホースの長さ、マスターシリンダーの容量なども合わせて考えた方が安全です。
見た目が似ているからといってキャリパー単体だけを中古で買ってきてポン付けしようとすると、「ボルト穴が微妙に合わない」「ローターとの位置関係がおかしい」といったことが起きがちです。
実際にはフォークごと移植したり、きちんとしたサポートを使ったりするのが現実的なケースも多いですね。

なお、RH02Jが登場した2001年のモデルは、ヤマハ発動機の公式ニュースリリースでも「約250点のパーツ変更による大幅改良」として紹介されています。
詳しい変更点や当時のスペックは、(出典:ヤマハ発動機 公式ニュースリリース「約250点のパーツを変更し、3年ぶりの大幅改良 スポーツ性と乗り心地をアップ ヤマハスポーツ『XJR400R』発売」)もあわせてチェックしておくと安心です。
XJ400とXJR400の違いも整理

「XJ400とXJR400の違い」も一緒に気になっている人が多い印象です。
ここは名前が似ているだけで、基本的にはまったく別の世代のバイクだと思っておいてOKです。
設計思想と時代背景の違い
XJ400は1980年代の空冷2バルブ4気筒で、当時のスポーツモデル〜ツアラー的な立ち位置のバイクです。
一方、XJR400は1990年代のネイキッドブームの中で生まれた、空冷4バルブ4気筒の高性能ネイキッドというポジション。
エンジン構造もデザインコンセプトもまったく違うので、見た目のクラシックさだけで同列に考えない方が安心です。
XJ400はより旧車文化寄り、XJR400は「ギリギリ現代の交通環境にもついていきやすいクラシックネイキッド」というイメージで分けておくと、選び方の軸がブレにくくなります。
パーツ供給とメンテナンスのリアル
XJ400クラスになると、純正部品の供給はかなり厳しくなってきています。
社外品や流用パーツを駆使して維持する世界なので、「旧車を弄るのが楽しい」「多少待たされてもレアパーツを探すのが好き」という人向けです。
それに対してXJR400シリーズは、まだ流通量も多く、社外パーツや中古パーツも含めると選択肢は豊富です。
初めての400ccネイキッドで、維持しながら長く乗りたいなら、やはりXJR400〜XJR400Rの方が現実的かなと思います。
XJR400系に合うマフラー選び
最後に、XJR400系に合うマフラー選びの方向性も整理しておきます。
XJR400RとXJR400の違いを理解したうえで、どんな音とキャラクターを狙うかを決めていくイメージですね。
街乗り・ツーリング重視のマフラー
日常使いやツーリングがメインなら、
- JMCA認定などの保安基準を満たしたスリップオン
- 純正形状に近いサイレンサーで、音量控えめのタイプ
を選ぶのがおすすめです。
特にRH02JのXJR400Rは、もともと静かでスムーズな特性なので、控えめな社外マフラーでも十分に「ちょうどいい音量と音質」が楽しめます。
また、高速道路やロングツーリングを多く走るなら、1998年以降の20Lタンク車(4HM後期〜RH02J)を選んで、そこにツーリング向けマフラーを組み合わせると、航続距離と快適性のバランスがかなり良くなります。
音を楽しみたい人向けの選び方
4HM系XJR400やXJR400Rで音をしっかり楽しみたい場合でも、直管や極端な爆音仕様はおすすめしません。
低回転トルクの落ち込みや、近所からのクレーム、取り締まりのリスクを考えると、長く乗るにはあまり現実的ではないからです。
抜けすぎないフルエキやインナーバッフル付きのサイレンサーを選びつつ、キャブセッティングも合わせてあげると、フィールもパワーもバランスよく仕上がります。
マフラー交換を機に、プラグやエアクリーナー、アイドリングの状態も一緒にチェックしておくと安心ですよ。

維持費から見るXJR400RとXJR400の違い

ここからは、維持費や中古相場の違いを踏まえて、XJR400RとXJR400のどちらを選ぶべきかを考えていきます。
年式やグレードによって「最初に払うお金」も「乗り続けるためのお金」も変わってくるので、自分の予算感と用途に合わせて整理していきましょう。
XJR400が安い理由と注意点
まず、XJR400が安い理由についてです。
中古サイトを眺めていると、XJR400Rと比べてXJR400の方が安く見えることがありますが、その背景にはいくつかの要素があります。
XJR400が安く見える主な理由
- 年式が古く、走行距離の多い個体が多い
- ノーマル度が低く、改造車ベースになっていることが多い
- RグレードやRH02Jと比べると装備がシンプル
特に、族車寄りのカスタム履歴がある個体は、相場より安く出ていることが多いです。
ただし、その分だけ原状回復や整備にコストがかかる可能性も高くなります。
メーター交換歴や外装のカラーリングが純正かどうかなど、見た目だけでは分かりにくいポイントもあるので、写真だけで判断しない方がいいですね。
価格だけで飛びつかないためのチェックポイント
安いXJR400を見つけたときこそ、
- フレームやステム周りに曲がりや溶接の痕跡がないか
- スタータークラッチ周りの異音がないか
- インシュレーターのひび割れや二次エア症状がないか
- レギュレーターや配線が純正状態かどうか
といった点をしっかり確認したいところです。
さらに、前後サスペンションのオイル漏れや、フロントフォークインナーチューブの点サビ、ブレーキディスクの減り具合なんかも、地味ですがあとから効いてくる項目です。

価格相場や店舗レビューを並行して確認しておくと、掘り出し物かどうかの判断がしやすくなります。
XJR400Rの中古相場と選び方
次に、XJR400Rの中古を狙う場合の考え方です。
XJR400Rは、XJR400と比べて装備が豪華なぶん、中古相場も少し高めに推移しがちです。
ざっくりした相場感と狙い目
年式や状態によってかなり幅はありますが、
- 4HM前期〜中期のベース車:比較的安め〜中程度
- 4HM後期(1998〜2000年)の程度良好車:やや高め
- RH02Jの最終型・低走行・フルノーマル:高値安定
という傾向が多いです。
金額は市場やタイミングで大きく変動するので、ここでのイメージはあくまで一般的な目安として捉えてください。
特に、ノーマル外装+ノーマルマフラーが残っている個体は将来的な価値も含めて人気が高くなりやすいです。
XJR400Rを選ぶときのチェックポイント
XJR400Rは、XJR400と比べて
- リアにオーリンズサス
- フロントにブレンボまたはMOSキャリパー
- 大型オイルクーラー
といった装備が特徴的です。中古で選ぶときは、これらの部品が
- 純正のまま残っているか
- オーバーホール歴やメンテナンス状況はどうか
をチェックしておくと安心です。
オーリンズサスは見た目がキレイでも中身のオイルが完全にヘタっていることが多く、ブレンボ/MOSキャリパーもピストンやシール類が疲れているケースがあります。

XJR400Rが不人気と言われる理由

XJR400Rが不人気といった言葉も目に入ってきますが、これはちょっと言葉のイメージが一人歩きしている部分もあります。
不人気と言われがちな理由
- 新車としての販売終了から年月が経ち、若い層の認知度が下がった
- 大型バイクの価格が下がり、「どうせなら大型」という流れになりやすい
- 族車イメージのある個体も多く、敬遠されるケースがある
このあたりが、「なんとなく不人気」というイメージにつながっていると感じています。
あと、1996年に一瞬だけ登場したXJR400R II(いわゆるR2)の角ばったデジタルメーター+ビキニカウル仕様が、当時は賛否両論で「これはちょっと……」という声も多かったんですよね。
その記憶から、XJR400R全体を「不人気」とざっくり括ってしまう人もいるかなと思います。
実際のところはどうか
実際に市場を見ていると、状態の良いXJR400Rはむしろ取り合いに近い状況です。
特にフルノーマル〜ライトカスタムのRH02Jや、4HM後期の「おいしい年式」は、しっかり値段が付いています。
つまり、「不人気だから安い」というよりは、「コンディションの悪い個体が多く、良いタマの奪い合い」という方が実態に近いかなと思います。
XJR400Rを探すときは、「不人気=コスパがいい」と考えるよりも、「良い個体を見つけたら早めに押さえる」くらいの気持ちでいた方が安全です。

XJR400Rのカスタムの方向性
最後に、XJR400Rのカスタムを前提に選ぶ人向けに、方向性の考え方も整理しておきます。
XJR400Rはカスタムベースとしても人気がありますが、やりすぎると価値を落としてしまうこともあります。
おすすめのライトカスタム
個人的におすすめなのは、
- ハンドル・ミラー・ウインカーなどポジションと見た目のバランス調整
- 車検対応マフラーへの交換
- ステップやペダルの操作性向上
- サスペンションのリフレッシュとセッティング
といった、「純正の良さを活かしつつ、足りないところを補う」方向性です。
もともとのフレーム剛性やポジションバランスが優秀なので、足回りのメンテナンスとちょっとした操作系カスタムだけでも「別物レベル」に化けることがあります。
価値を下げやすいカスタム
逆に
- 極端なローダウンやフォーク延長
- 直管マフラーや過度な爆音仕様
- 純正オーリンズや純正外装を完全に手放してしまう
といったカスタムは、見た目の好みによってはアリですが、中古としての資産価値はどうしても下がりやすいです。
特に、純正の外装一式やノーマルマフラーは、あとから戻そうと思っても入手が難しくなってきているので、売ってしまう前によく考えた方がいいパーツですね。

XJR400RとXJR400の違いに関するよくある質問
Q1. XJR400RとXJR400はどちらが初心者向きですか?
Q2. 4HMとRH02Jではどちらを選ぶべきですか?
Q3. XJR400系の中古を買うときのチェックポイントは?
Q4. XJRでコールやマフラー交換をしても車検は大丈夫ですか?
Q5. XJR400RとXJR400の維持費はどのくらいかかりますか?
XJR400RとXJR400の違いの結論を整理
最後に、XJR400RとXJR400の違いをもう一度まとめておきます。
| 項目 | XJR400(4HM) | XJR400R(4HM後期〜RH02J) |
|---|---|---|
| キャラクター | 荒々しくパンチのある空冷4発 | 洗練されて扱いやすい高性能ネイキッド |
| キャブ・フィーリング | BS32CVでレスポンス鋭め | BSR30CV+3次元点火でスムーズ |
| 装備 | シンプルな足回り | オーリンズサスや高性能キャリパー |
| 燃料タンク | 〜1997年は18L中心 | 1998年以降は20Lでツーリング向き |
| 中古相場 | 安い個体もあるが要整備のことが多い | 状態の良い個体は高値安定 |
XJR400RとXJR400の違いをざっくり言うなら、
- 「機械をねじ伏せるような空冷感」を味わいたいなら、4HM系XJR400〜XJR400R
- 「長くラクに付き合える空冷ネイキッド」が欲しいなら、RH02JのXJR400R
という選び方がしっくりくるかなと思います。
どちらを選ぶにしても、年式なりの弱点や整備コストは必ずついてきます。
ここで紹介した内容はあくまで一般的な目安なので、最終的な判断は現車の状態と、信頼できるショップや専門家の意見を踏まえて行ってください。
正確なスペックやリコール情報などは、メーカーや公式サイトでもあわせて確認しておくと安心です。
あなたのライディングスタイルや予算に合った、ベストなXJRと出会えるきっかけになればうれしいです。
この名車以外にも、ヤマハには「人機官能」の精神を受け継ぐ素晴らしいバイクがたくさんあります。
生産終了してしまった絶版車から、最新のテクノロジーを搭載した現行モデルまで。
「ヤマハの歴史」と「今買える選択肢」を一覧で確認したい方は、こちらの全車種ガイドを参考にしてください。
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