Ninja 1000SXが気になっているものの、「236kgはさすがに重すぎるかな」「街乗りで持て余して後悔しないかな」と迷っていませんか。
見た目はシャープなNinjaですが、中身は1,043ccの並列4気筒エンジンを積んだ本格的なスポーツツアラーです。
高速道路では安定感があり、クルーズコントロール、クイックシフター、グリップヒーター、ETC2.0なども備えています。長距離を走る装備はかなり充実していますよ。
その一方で、駐車場から押し出すとき、傾斜のある場所で方向転換するとき、渋滞した市街地を走るときには、大きさと重さをはっきり感じます。
つまり、Ninja 1000SXは性能が低くて後悔するバイクではありません。
性能が高く、ツーリング装備も豊富だからこそ、自分の用途に対して大きすぎると後悔しやすいバイクです。
さらに注意したいのが年式です。
日本向けのNinja 1000SXとして公式に案内されている最終モデルは2024年式です。2025年には、排気量を1,098ccへ拡大した後継のNinja 1100SXへ移行しています。
そのため、「2025年型Ninja 1000SXが売り切れた」と思って探している場合は、車名とモデル年度を整理する必要があります。
この記事では、Ninja 1000SXのデメリット、重さ、最高速の考え方、2023・2024年式中古の違い、2025年の後継車、リセール、レッドバロンで中古を探す際の注意点、維持費まで詳しく解説します。
すでに所有していて「最近あまり乗らなくなった」と感じているあなたが、乗り続けるか売却するかを判断できる内容も入れました。
ポイント
- 236kgの重さと車体の大きさで後悔しやすい場面
- Ninja 1000SXのデメリットと向いていない人
- 2023年式中古と2024年式を比べる判断基準
- 2025年に登場したNinja 1100SXとの違い
- 最高速の情報を購入判断へどう使うべきか
- 中古相場・リセール・レッドバロンでの確認事項
- 燃料・車検・保険・タイヤを含む維持費
先に結論
Ninja 1000SXは、高速道路を使った長距離ツーリングを楽しみつつ、ワインディングでもスポーティに走りたい人には完成度の高い一台です。
反対に、狭い駐輪場から毎日出し入れする人、近所への買い物が中心の人、軽さを最優先する人、足つきに強い不安がある人は後悔する可能性があります。
購入前には試乗だけでなく、エンジンを切った状態で押し引きし、傾斜、切り返し、センタースタンドの操作まで確認してください。
2025年以降の新車を探しているなら、比較対象はNinja 1000SXではなくNinja 1100SXです。価格差だけでなく、低中速トルク、燃費、装備、在庫状況まで比べる必要があります。
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Ninja 1000SXで後悔しやすいデメリット

2024年式Ninja 1000SXの基本スペック
後悔ポイントを見る前に、2024年式Ninja 1000SXの大きさと性能を整理します。
| 項目 | 2024年式Ninja 1000SX |
|---|---|
| エンジン | 水冷4ストローク並列4気筒 |
| 総排気量 | 1,043cc |
| 最高出力 | 141PS/10,000rpm |
| 最大トルク | 111N・m/8,000rpm |
| 車両重量 | 236kg |
| シート高 | 820mm |
| 全長×全幅×全高 | 2,100×830×1,190mm |
| 最小回転半径 | 3.1m |
| 燃料タンク容量 | 19L |
| 使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン |
| WMTCモード燃費 | 17.5km/L |
| メーカー希望小売価格 | 1,595,000円 |
141PSという数字へ目が行きますが、日常で後悔するかどうかを左右するのは、236kg、シート高820mm、最小回転半径3.1mの方です。
走り出せば安定する車体でも、停止した瞬間に重量はそのままライダーへ返ってきます。
デメリット1:236kgの重さで取り回しがつらい
Ninja 1000SXで最も後悔につながりやすいのが、エンジンを切った状態での取り回しです。
平坦な場所をまっすぐ押すだけなら対応できても、次の状況では急に難しくなります。
- 少し上りになった駐車場から後ろ向きに出す
- ハンドルを切ったまま段差を越える
- 砂利や土の駐車場で方向転換する
- 狭い場所で何度も切り返す
- パニアケースと荷物を付けたまま押す
- 足元が滑りやすい場所でまたがる
重量級のバイクは、傾き始めてから腕力だけで戻すのが難しいです。
足つきの数値だけでなく、足を着く路面が平らか、シート幅で脚が開かないか、ブーツのソールが滑らないかまで影響します。
購入前には展示車へまたがるだけで終わらせず、許可を得て押し引きと取り回しを試してください。
大型バイク全体の重さや維持の現実も確認しておきましょう:
大型バイクはやめとけの真相は?それでも乗りたい人へのアドバイス
デメリット2:ニンジャ1000はでかいと感じやすい
全幅は830mmですが、ミラー、カウル、タンク周辺にボリュームがあり、またがったときには数値以上に大きく感じる人がいます。
純正パニアケースを付けると後方の幅が広がるため、駐車場所や車庫入口ではさらに注意が必要です。
自宅の保管場所へ入るかどうかは、カタログの全幅だけでは判断できません。
ミラーを含む実際の幅、ハンドルを切るスペース、門扉、段差、傾斜を測っておきましょう。
車庫へ入るたびに何度も切り返す環境だと、乗る前から面倒に感じ、次第に出番が減ることがあります。
デメリット3:街乗りでは熱とパワーを持て余しやすい
1,043ccの並列4気筒は、高速道路や郊外では余裕があります。
一方、信号が多い市街地では、低いギアのまま止まる、走るを繰り返すため、エンジンの能力をほとんど使いません。
夏場や渋滞では、ラジエーターファンの排熱やエンジン周辺の熱を感じることもあります。
毎日の通勤が片道数kmで、狭い道や渋滞が中心なら、Ninja 650やNinja 400など、軽量なモデルの方が気軽に乗れる可能性があります。
141PSが必要かどうかより、「236kgを毎回出し入れしてでも乗りたいか」で考える方が現実的です。
デメリット4:前傾姿勢とシートは人によって合わない
Ninja 1000SXはZX-10Rのような強い前傾姿勢ではありません。
ただし、完全に直立するアドベンチャーやクルーザーと比べれば、上半身は前へ傾きます。
体格や柔軟性によっては、次の部位に疲れが出ます。
- 首
- 肩
- 手首
- 腰
- 膝
- お尻
試乗では30分程度なら快適でも、2〜3時間後に痛みが出ることがあります。
レンタル車が利用できるなら、短時間の試乗だけでなく半日以上乗り、高速道路、市街地、駐車場を一通り経験するのが理想です。
デメリット5:スポーツとツーリングの中間が合わない人もいる
Ninja 1000SXは、スポーツ性能と長距離快適性を両立したモデルです。
このバランスが魅力である一方、目的がはっきりしている人には中途半端に感じることがあります。
サーキットや峠で軽快さを最優先するなら、より軽く前傾の強いスーパースポーツが向いています。
タンデム、積載、長距離の姿勢を最優先するなら、アドベンチャーや大型ツアラーの方が快適な場合があります。
ただし、一台で通勤、日帰り、峠、高速道路、数泊の旅行までこなしたい人には、この中間的な性格が大きな長所になります。
デメリット6:高性能を使い切れず後悔する
141PSは、一般道で簡単に使い切れる出力ではありません。
追い越しや高速道路の合流では余裕がありますが、アクセル操作を誤れば、予想以上の勢いで速度が上がります。
電子制御があるから転倒しないわけではありません。
タイヤの温度、路面、荷重、操作によっては、トラクションコントロールやABSでもすべてを救えない場合があります。
大型バイクへ乗り換えたばかりなら、低いパワーモードや穏やかな走行モードから慣れ、急なアクセル操作を避けてください。
デメリット7:立ちゴケでカウルを傷付けやすい
フルカウル車は、停車中の転倒でもカウル、ミラー、レバー、マフラー、パニアケースなど複数箇所へ傷が付く可能性があります。
修理額は倒れ方、部品、塗装、工賃で変わるため、一律に10万円以上と断定はできません。
小さな傷で済む場合もあれば、複数の外装部品を交換して高額になる場合もあります。
スライダーやエンジンガードは被害を軽減する可能性がありますが、カウルを完全に守る保証はありません。
【エンジンスライダーは保険ではなく補助装備】
Ninja 1000SX用スライダーを選ぶときは、対応年式、取付位置、カウル加工の有無、締付トルクを確認してください。
突出量が大きい製品は、転倒時の状況によって車体へ力が加わる場合もあります。製品説明と取付説明書を読み、心配なら販売店へ依頼しましょう。
Ninja 1000SXの2023・2024・2025年モデルを整理

2023年式Ninja 1000SXの中古は状態と価格で選ぶ
2023年式の中古車を検討するときは、「2024年式より古いから性能が低い」と決めつける必要はありません。
Ninja 1000SXは2020年に現在のSX世代へ移行しており、2023年式もクルーズコントロール、KQS、TFTメーター、ライディングモードなどを備えた世代です。
中古車では年式差より、次の項目を比較してください。
- 走行距離
- 転倒・立ちゴケ歴
- タイヤの製造年と残量
- チェーンとスプロケット
- ブレーキパッド
- 車検残
- 点検記録簿
- 純正部品の有無
- メーカー保証や販売店保証
価格差が小さいなら2024年式を選びやすいですが、2023年式で消耗品交換済み、低走行、保証付きの車両なら、総支払額では有利になる可能性があります。
2024年式Ninja 1000SXは最終モデルとして検討しやすい
2024年式Ninja 1000SXは、2023年10月1日に発売されました。
メーカー希望小売価格は1,595,000円で、通常モデルには3色が設定されています。
- エメラルドブレイズドグリーン×メタリックマットグラフェンスチールグレー
- メタリックマットグラファイトグレー×メタリックディアブロブラック
- メタリックディアブロブラック×メタリックファントムシルバー
さらに、ファイアクラッカーレッド×エボニーの40th Anniversary Editionも設定されました。
通常モデルとの価格差や希少性だけでなく、購入後に色を気に入って長く所有できるかを重視してください。
2025年のNinja 1000SXはNinja 1100SXへ移行
検索すると「Ninja 1000SX 2025」という言葉が出てきますが、日本で2025年式として発売された後継モデルはNinja 1100SXです。
2025年式Ninja 1100SXは2025年3月29日に発売され、排気量が1,098ccへ拡大されました。
| 項目 | 2024 Ninja 1000SX | 2025 Ninja 1100SX |
|---|---|---|
| 排気量 | 1,043cc | 1,098cc |
| 最高出力 | 141PS/10,000rpm | 136PS/9,000rpm |
| 最大トルク | 111N・m/8,000rpm | 113N・m/7,600rpm |
| 車両重量 | 236kg | 236kg |
| シート高 | 820mm | 820mm |
| 燃料タンク | 19L | 19L |
| WMTCモード燃費 | 17.5km/L | 18.6km/L |
| 価格 | 1,595,000円 | 1,771,000円 |
1100SXは最高出力の数字だけを見ると5PS低くなっていますが、排気量拡大とギア比の見直しにより、低中速域の扱いやすさを重視しています。
KQSの作動回転域、USB Type-C、スマートフォン連携なども見直されているため、新車価格差に納得できるかを比較しましょう。
Ninja 1000SXは売り切れ?在庫は店舗ごとに確認する
Ninja 1000SXの公式ページが残っていても、全国すべてのカワサキプラザへ新車在庫があるとは限りません。
反対に、後継モデルが発売されたからといって、すべて売り切れたとも断定できません。
未登録在庫、展示車、キャンセル車などが店舗に残っている可能性があります。
新車の1000SXを希望する場合は、複数のカワサキプラザへ次の内容を確認してください。
- 希望色の在庫
- 製造年とモデル年度
- 展示・試乗歴
- 保証開始日
- 値引きではなく用品サービスの有無
- 1100SXとの乗り出し価格差
車両価格が安くても、タイヤやバッテリーの保管期間が長ければ、納車前の状態確認が必要です。
Ninja 1000SXの最高速は?公式値は公表されていない

Ninja 1000SXの最高速度について、240km/h前後などの数値が紹介されることがあります。
しかし、日本向けのカワサキ公式主要諸元では、最高速度は公表されていません。
実際の速度は、車両状態、タイヤ、ライダー、風、路面、計測方法、装備によって変わります。
もちろん、公道で確認することもできません。
重要なのは最高速より高速巡航の余裕
141PSのメリットは、最高速度そのものより、合流、追い越し、登り坂、タンデム、積載時に余裕があることです。
高速道路では低い回転数で速度を維持しやすく、クルーズコントロールを使えば右手の負担も減らせます。
ただし、余裕があるため速度感覚が薄れやすい点には注意が必要です。
周囲の流れ、制限速度、車間距離を意識し、パワーを安全マージンとして使ってください。
【雨の日は無理に走らず、レース観戦を楽しむ選択肢も】
Ninjaシリーズの高性能に興味がある方なら、世界のレースを観戦し、プロのブレーキングやライン取りを見るのも楽しみ方の一つです。
ただし、公道でレースの走り方を再現するものではありません。サーキットと公道は別物として楽しみましょう。
ニンジャ1000とNinja 1000SXの違い

中古車を探していると、「Ninja 1000」と「Ninja 1000SX」が混在しています。
Ninja 1000SXは2020年から使われた名称で、従来のNinja 1000をスポーツツアラーとして進化させたモデルです。
1000SXで追加・強化された主な装備
- 電子制御スロットル
- エレクトロニッククルーズコントロール
- 上下対応のKQS
- インテグレーテッドライディングモード
- TFTカラー液晶メーター
- スマートフォン接続機能
- 片側一本出しマフラー
- 全灯火類LED
旧型Ninja 1000は中古価格を抑えやすい一方、年式によって電子装備や排ガス規制、カラー、ブレーキなどが異なります。
単にSXの方が上位と考えず、クルーズコントロールやKQSを本当に使うか、購入価格差に見合うかを考えてください。
Ninja 1000SXの中古をレッドバロンで買う注意点
Ninja 1000SXの中古を探す際、レッドバロンを候補にする方もいるでしょう。
レッドバロンでは、店舗に希望車がない場合でも全国在庫を検索できる仕組みがあります。
また、初度登録から7年以内の中古車には、原則として6か月または6,000kmの品質保証が案内されています。
ただし、保証の適用には条件があり、消耗品、カスタム部品、使用状況によっては対象外になります。
レッドバロンで確認したいこと
- 車両本体価格と支払総額
- 納車整備で交換される部品
- 品質保証の期間と対象範囲
- パーツ保証と品質保証の違い
- 転倒・修復歴
- メーター交換歴
- 純正部品の有無
- カワサキケアやメーカー保証の残り
- 購入店舗以外での整備対応
販売店の規模だけで車両状態が決まるわけではありません。
同じNinja 1000SXでも、一台ずつタイヤ、チェーン、外装、点検履歴が違います。
中古車で確認する箇所
Ninja 1000SX中古チェックリスト
- 左右カウル、ミラー、レバー、マフラーの傷
- ハンドルストッパーとステップの損傷
- パニアケースと取付部のがたつき
- KQSのシフトアップ・ダウン動作
- クルーズコントロールとスイッチ類
- TFTメーターの警告表示
- グリップヒーターの作動
- フロントフォークの漏れ
- ブレーキディスクとパッド
- タイヤの製造年と偏摩耗
- チェーンの固着と調整残量
- 冷却水やオイルの漏れ
- 社外配線と電装品の取付状態
- スマートキーではなく通常キーがそろっているか
Ninja 1000SXのリセールは高い?
Ninja 1000SXは中古市場で流通があり、低走行の2023・2024年式には新車価格に近い販売価格が付く例もあります。
ただし、中古販売価格とあなたが受け取る買取価格は同じではありません。
販売価格には、点検整備、保証、店舗経費、在庫リスク、利益などが含まれています。
「リセールが高い車種だから、購入額の大半が必ず戻る」とは考えないでください。
査定に影響しやすい項目
- モデル年式と初度登録
- 走行距離
- 転倒・修復歴
- カウルとタンクの状態
- 純正マフラーや純正部品の有無
- 点検記録簿
- 車検残
- タイヤやチェーンの状態
- カラーと限定仕様
- 買取業者の在庫と販売経路
純正パニアケースは便利な付属品ですが、購入価格がそのまま査定へ上乗せされるわけではありません。
鍵、取付部品、説明書がそろい、ケースに大きな傷がない状態で査定へ出しましょう。
【重さが負担になったら、売却を決める前に現在価値を確認】
「高速では快適だけど、取り回しが面倒で乗る回数が減った」という場合でも、すぐに手放す必要はありません。
まず、今後必要になる車検、タイヤ、保険、保管費と、現在の査定額を比較してみましょう。
カチエックスは、車両写真と情報を登録し、複数の買取業者から提示される査定額を比較できるサービスです。
写真や申告内容と実車が異なる場合は金額が変わる可能性があります。立ちゴケ、傷、カスタム、ローン残債まで正確に伝えてください。
提示額に納得できなければ、売らずに乗り続ける判断もできます。
買取業者の違いと査定準備を確認する:
【2026年決定版】バイク買取どこがいい?おすすめ業者ランキング
Ninja 1000SXのパニアケースは便利だが注意点もある
純正パニアケースは、Ninja 1000SXをツアラーとして使うなら魅力的な装備です。
車体側のデザインと一体化しやすく、宿泊用品やレインウェアを左右へ分けて収納できます。
ワンタッチで取り外しやすく、トップケースより車体の重心を低く保ちやすい点もメリットです。
パニアケースのデメリット
- 車体後部の幅が広がる
- 狭い駐車場で接触しやすい
- 左右の荷物量が偏るとバランスへ影響する
- 横風の影響が増える場合がある
- 転倒時にケースや取付部が損傷する
- 付けたまま保管するスペースが必要
すり抜けを前提に考えず、ミラーが通ってもパニアが通らない可能性を常に意識してください。
荷物はメーカー指定の積載量と速度条件を守り、重い物を下側へ入れます。
Kawasaki 純正 Ninja 1000SX パニアケース左右セット
Ninja 1000SXの維持費を項目別に確認
維持費は、年間走行距離、年齢、保険条件、駐車場所、整備を依頼する店で大きく変わります。
「年間5万円で足りる」「必ず20万円かかる」と一律にはいえません。
燃料費
使用燃料は無鉛プレミアムガソリンです。
公式WMTCモード値は17.5km/Lですが、街乗り、渋滞、峠、高速道路で実燃費は変わります。
年間5,000km、実燃費17km/L、ハイオク180円/Lと仮定すると、燃料費は約52,900円です。
年間10,000kmなら、同条件で約105,900円になります。
税金・自賠責・車検
Ninja 1000SXは小型二輪に分類され、毎年の軽自動車税、車検時の重量税、自賠責保険、検査費用が必要です。
自賠責や重量税は契約期間、登録年数、制度改定で変わるため、車検時点の最新料金を確認してください。
販売店車検では、法定費用に加えて点検、代行、部品交換の費用がかかります。
任意保険
保険料は年齢、等級、補償、地域、使用目的、車両保険の有無で大きく変わります。
大型バイクでは対人・対物だけでなく、弁護士費用、ロードサービス、携行品、車両保険も比較しましょう。
タイヤ
タイヤは前120/70ZR17、後190/50ZR17です。
銘柄と工賃によっては前後交換で数万円から高額になるため、購入時に残量だけでなく製造年と偏摩耗を確認してください。
141PSと236kgを支える重要部品なので、安さだけで銘柄を決めない方が安心です。
オイル・チェーン・ブレーキ
エンジンオイル容量は4.0Lで、交換量はフィルター交換の有無などで変わります。
オイル、フィルター、ブレーキパッド、フルード、チェーン、スプロケットを年間予算へ入れてください。
年間走行距離が少なくても、時間で劣化する油脂やゴム部品があります。
維持費の予算例
| 項目 | 年間予算を考えるポイント |
|---|---|
| 燃料 | 走行距離÷実燃費×ハイオク単価 |
| 軽自動車税 | 毎年必要 |
| 自賠責・重量税・車検 | 2年分を年割りで積み立てる |
| 任意保険 | 年齢・等級・補償で大きく変動 |
| オイル・点検 | 走行距離と依頼先で変動 |
| タイヤ | 交換周期を予測し毎月積み立てる |
| チェーン・ブレーキ | 使用状況と整備状態で変動 |
| 保管・盗難対策 | 駐車場、カバー、ロック費用 |
車検がない年でも、タイヤ交換が重なれば出費は増えます。
毎月一定額を「タイヤ・車検積立」として分けておくと、突然の出費に慌てにくくなります。
マフラー交換で後悔しないための注意点
Ninja 1000SXのマフラーを選ぶ際は、音と見た目だけで決めないことが大切です。
公道対応を確認する
商品名に「レーシング」とある製品は、公道使用不可の場合があります。
JMCA認証、対応型式、対応年式、排ガス証明、近接排気騒音を確認してください。
車検対応という表示があっても、異なる年式や型式へ付ければ適合しない可能性があります。
軽量化の効果を誇張しない
純正より軽いマフラーへ交換すれば、車体右側の重量を減らせる場合があります。
ただし、236kgの車両が別物のように軽くなるわけではありません。
押し引きの重さを解決する目的だけで、高額なマフラーを購入すると期待外れになるかもしれません。
パニアケースとの同時装着を確認
サイレンサー形状によっては、純正パニアケースやステーへ干渉する可能性があります。
タンデムステップ、バッグ、ウインカーとの位置関係も確認してください。
TRICKSTAR レーシングスリップオンマフラー IKAZUCHI Ninja 1000SX
ツーリング先のトラブルへ備える
【重量級バイクほどレッカー条件を事前確認】
Ninja 1000SXがパンクや電装トラブルで動けなくなった場合、自力で長距離を押すのは現実的ではありません。
ただし、任意保険のロードサービスが必ず不足するとは限りません。保険会社によって無料搬送距離、搬送先、宿泊・帰宅費用が異なります。
まず現在加入している保険の内容を確認し、不足がある場合にZuttoRide Clubなどのサービスを比較しましょう。
Ninja 1000SXが向いている人・向いていない人
向いている人
- 高速道路を使った長距離ツーリングが多い
- 並列4気筒の滑らかさと音が好き
- クルーズコントロールやKQSを活用したい
- 一台で峠と旅行の両方を楽しみたい
- パニアケースを使った宿泊ツーリングをしたい
- 車庫と取り回しスペースを確保できる
- タイヤや保険を含む大型車の維持費を負担できる
向いていない可能性がある人
- 近距離の街乗りがほとんど
- 狭く傾斜した駐輪場を使う
- 軽いバイクを気軽に乗り出したい
- 足つきと押し引きに強い不安がある
- タイヤや車検費用をできるだけ抑えたい
- オフロードや荒れた林道も走りたい
- サーキット性能だけを最優先したい
Ninja 1000SXで後悔しない購入前チェック

- 自宅の駐車場所の幅・傾斜・段差を測る
- エンジン停止状態で押し引きする
- 両足と片足の足つきを確認する
- 半日以上のレンタルまたは試乗を行う
- パニア装着時の車幅を確認する
- 年間の燃料・保険・車検・タイヤ費用を計算する
- 2024年式1000SXと2025年式1100SXを比較する
- 中古なら転倒歴と消耗品を確認する
- 維持を任せる店舗とロードサービスを決める
- 軽いNinja 650・400とも比較する
試乗で速さに感動しても、日常では押し引き、保管、給油、洗車の時間の方が多いかもしれません。
乗っているときの楽しさと、乗るまでの負担の両方を比べてください。
Ninja 1000SXの後悔に関するよくある質問
Q1. Ninja 1000SXで最も後悔しやすい点は何ですか?
Q2. Ninja 1000SXは街乗りで使えますか?
Q3. Ninja 1000SXの最高速は何km/hですか?
Q4. 2025年型Ninja 1000SXはありますか?
Q5. 2024年式Ninja 1000SXは売り切れですか?
Q6. 2023年式と2024年式中古はどちらがよいですか?
Q7. Ninja 1000SXのリセールは高いですか?
Q8. レッドバロンの中古は安心ですか?
Q9. Ninja 1000SXの維持費は高いですか?
Q10. エンジンスライダーは必須ですか?
Q11. パニアケースは付けた方がよいですか?
Q12. Ninja 1000SXと1100SXはどちらを選ぶべきですか?
Ninja 1000SXで後悔しないためのまとめ
- 2024年式は1,043cc並列4気筒で141PS
- 車両重量236kg、シート高820mm
- 押し引きと傾斜地で重さを感じやすい
- 全幅830mmで車体にボリュームがある
- パニア装着時は後方の幅へ注意する
- 街乗り中心では熱とパワーを持て余しやすい
- 前傾姿勢の感じ方は体格によって異なる
- 141PSでも公式最高速度は公表されていない
- 最高速より高速巡航の余裕が実用上の魅力
- 2024年式は2023年10月1日発売
- 2024年には40周年記念仕様も設定された
- 2025年式の後継はNinja 1100SX
- 1100SXは1,098cc、136PS、113N・m
- 1000SXの新車在庫は店舗ごとに確認する
- 2023年式中古は状態と消耗品を重視する
- レッドバロンでは保証範囲と納車整備を確認する
- 中古販売価格と買取価格は同じではない
- 純正部品と整備記録は売却時にも役立つ
- スライダーは損傷を完全に防ぐ用品ではない
- マフラーは公道適合とパニア干渉を確認する
- ハイオク、車検、保険、タイヤ費を予算化する
- 購入前に半日以上の試乗を行う
- 重さに納得できれば長距離と峠を一台で楽しめる
最後に
Ninja 1000SXは、軽くて気軽なバイクではありません。
その代わり、高速道路の安定性、並列4気筒の滑らかさ、充実した電子装備、積載性を一台で得られます。
後悔を避けるには、141PSの速さより、236kgを日常で扱えるかを先に確認することです。
自宅から無理なく出し入れでき、半日乗っても姿勢がつらくなく、維持費を負担できるなら、長く付き合える一台になるかなと思います。
新車在庫の1000SX、中古の2023・2024年式、後継の1100SXを並べ、乗り出し価格と使い方を比較してから決めてください。
Ninjaシリーズ全体から軽さ・排気量・用途を比較する:
カワサキNinja全種類の違いと選び方|250・400・ZXからZZRまで徹底比較