バイク選びにおいて、デザインは重要なポイントの一つですが、「ヤマハ MT-25はダサいのか?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
特に、新型のモデルチェンジ後はデザインが大きく変わり、旧型との違いやライバル車との比較を知りたい人も増えています。
また、MT-25には「壊れやすいのでは?」「ギア抜けが起こりやすい?」といった疑問や、「購入後に後悔しないか?」という不安を抱く声もあります。
一方で、実際のレビューでは「かっこいい」という意見も多く、走行性能や使い勝手の良さを評価するライダーも少なくありません。
中古市場でも多く流通しているMT-25ですが、新型と旧型の違いや、中古を選ぶ際のポイントを知っておくことが大切です。
この記事では、MT-25のデザインや性能、耐久性について詳しく解説し、購入を検討している方に役立つ情報をまとめました。
MT-25の魅力や注意点をしっかり理解し、自分にぴったりのバイク選びに役立ててください。
ポイント
- MT-25の新型と旧型のデザインの違いと、それに対する評価
- 「ダサい」と言われる理由と「かっこいい」と評価する意見の両方
- モデルチェンジによる変更点や性能の進化
- MT-25のライバル車との比較や中古車の選び方
スポンサーリンク
ヤマハ MT-25はダサい?デザインの評価と評判
新型はダサい?デザインの変化を比較
MT-25の新型モデルに対して「ダサい」という意見があるのは、デザインの変化が大きな要因の一つです。
特に、ヘッドライトの形状や全体的なシルエットの違いに着目すると、従来のモデルと比べて印象が大きく変わりました。
まず、旧型のMT-25は、丸みを帯びたヘッドライトとシンプルなフロントマスクが特徴でした。
全体的に落ち着いたデザインで、どちらかというとネイキッドバイクらしいクラシックな雰囲気を持っていたため、万人受けしやすいスタイルでした。
しかし、新型MT-25ではフロント部分が大きく変更され、LEDを採用したシャープなデザインへと進化しています。
この変化が、ダサいと感じる人がいる理由の一つでしょう。
また、新型ではアグレッシブな印象を与えるデュアルLEDヘッドライトが採用され、全体的に攻撃的なスタイルへとシフトしました。
これにより、好みが分かれるデザインになり、一部のライダーからは「昆虫のような顔つきで違和感がある」「未来的すぎてMTらしくない」といった否定的な声も聞かれます。
一方で、近年のバイクデザインのトレンドとして、こうしたシャープで近未来的なデザインが主流になりつつあるため、「新型のほうがかっこいい」と評価する声も少なくありません。
デザインの変化は個人の好みに大きく左右されるため、新型MT-25を「ダサい」と感じるか「かっこいい」と感じるかは人それぞれです。
ただ、従来のシンプルなデザインを好んでいた人にとっては、新型の変化が大きく、違和感を覚える可能性があるのは確かでしょう。
旧型と新型の違いとは?
MT-25の旧型と新型では、デザインの変更だけでなく、性能や装備面でもいくつかの違いがあります。
まず、最も大きな違いはフロント周りのデザインです。
旧型は丸みを帯びたヘッドライトとシンプルなスタイルが特徴だったのに対し、新型はデュアルLEDヘッドライトを採用し、よりシャープで攻撃的な印象になりました。
この変化は賛否が分かれるポイントですが、視認性の向上という実用的なメリットもあります。
また、新型では倒立フォークが採用され、サスペンションの剛性や安定性が向上しました。
これにより、スポーティな走行が可能になり、特にワインディングや高速走行時の安定感が増しています。
旧型は正立フォークを採用していたため、街乗りやツーリングでは十分な性能を発揮していましたが、よりスポーティな走りを求めるライダーにとっては、新型の倒立フォークの採用は魅力的な変更点でしょう。
エンジンに関しては、基本的なスペックは旧型と大きく変わりませんが、新型では細かな調整が施され、よりスムーズな加速フィーリングを実現しています。
特に低回転域でのトルクの出方が変わり、街乗りでの扱いやすさが向上したという声もあります。
さらに、新型ではライディングポジションが若干変更され、よりアグレッシブな姿勢で乗れるようになりました。
これにより、スポーツ走行を楽しみたいライダーには魅力的なポイントとなっています。
加えて、新型はフルデジタルメーターを搭載し、視認性や情報量が向上しました。
旧型はアナログとデジタルのハイブリッドメーターだったため、クラシカルな雰囲気を好む人にはそちらの方が良かったかもしれません。
しかし、デジタルメーターは近年のバイクのトレンドでもあり、視認性の高さや機能性の向上というメリットもあります。
このように、MT-25の旧型と新型には、デザインだけでなく装備面でも明確な違いが存在します。
どちらを選ぶかは、ライダーの好みや用途によって異なりますが、デザインの好みや走行性能の向上を求めるかどうかが選択のポイントとなるでしょう。
かっこいい派の意見もチェック
MT-25に対して「ダサい」という意見がある一方で、「かっこいい」と評価する声も少なくありません。
特に、新型のデザインを支持するライダーからは、先進的なルックスやスポーティな印象が好評を得ています。
まず、新型の特徴的なデュアルLEDヘッドライトについては、「攻撃的なデザインが戦闘機のようでかっこいい」「近未来的な雰囲気が魅力的」といった意見があります。
バイクのデザインは時代とともに進化しており、現代のトレンドを反映したMT-25のルックスを評価する人も多いようです。
特に、ストリートファイター系のデザインが好きな人には、新型のシャープな外観が好まれています。
また、新型の倒立フォークやスポーティなライディングポジションについても、「走りに特化したバイクらしい」「スポーティで乗っていて楽しい」といった声が見られます。
見た目だけでなく、実際の走行性能の向上を評価するライダーも多く、特にワインディングやサーキット走行を楽しむ人にとっては、新型の仕様変更が魅力的に映るようです。
さらに、MTシリーズならではの「トルクのあるエンジンフィール」や「軽量で取り回しのしやすいボディ」に対する評価も高く、「街乗りからツーリングまで幅広く楽しめる」「初心者でも扱いやすいのにスポーティな走りもできる」といった意見が寄せられています。
一方、旧型のデザインを支持する声としては、「シンプルで無駄がない」「クラシカルなデザインが好き」という意見が多く、新型のアグレッシブなスタイルとは対照的です。
このため、旧型を「かっこいい」と思う人も一定数いることが分かります。
総じて、MT-25のデザインに関する評価は個人の好みによる部分が大きいですが、新型のスポーティなスタイルを支持する意見も多く見られます。
実際に試乗してみると印象が変わることもあるため、購入を検討している場合は、実際に目で見て確かめることをおすすめします。
ライバル車と比較!デザインの違いは?
MT-25は、ネイキッドスポーツバイクのカテゴリーに属し、同クラスには多くのライバル車が存在します。
代表的なライバルとして挙げられるのは、カワサキの「Z250」、ホンダの「CB250R」、スズキの「GSX-250R」などです。
それぞれに特徴があり、デザインの面でも異なる方向性が見られます。
まず、カワサキのZ250は、MT-25と同じくストリートファイター系のデザインを採用しています。
シャープなラインと力強いタンク形状が特徴で、特にヘッドライト周りのデザインは攻撃的な印象を与えます。
新型MT-25と比較すると、Z250のほうが角ばったシルエットで、より無骨なストリートファイターらしいデザインを好む人に向いていると言えるでしょう。
一方、ホンダのCB250Rは、ネオレトロなデザインを採用しており、現代的な機能を持ちながらもクラシカルな雰囲気を感じさせます。
丸型LEDヘッドライトやシンプルな車体構成が特徴で、モダンクラシックなスタイルが好きなライダーに支持されています。
MT-25が未来的なスタイルへと進化したのに対し、CB250Rはレトロとモダンを融合させた独特のスタイルを貫いており、この点で好みが分かれるでしょう。
スズキのGSX-250Rは、ネイキッドバイクではなくフルカウルモデルですが、価格帯やエンジン性能の面でMT-25のライバルとして比較されることが多いです。
デザイン面ではフルカウルによるスポーティな印象が強く、レーシングバイクの雰囲気を求める人には適した選択肢となります。
MT-25が「ストリートファイター系のネイキッドバイク」としてシャープなデザインを追求しているのに対し、GSX-250Rは「スポーツツアラー」として流線型のデザインが採用されています。
このように、MT-25のライバル車は、それぞれ異なるデザインコンセプトを持っています。
Z250はより攻撃的なデザイン、CB250Rはネオレトロ、GSX-250Rはスポーツツアラーと、方向性が異なるため、自分の好みに合ったスタイルを選ぶことが重要です。
デザインを重視するなら、実際に各モデルを見比べたり、試乗してみることで、自分に最適な一台を見つけやすくなるでしょう。
モデルチェンジでデザインは改善した?

出典:YAMAHA公式サイト
MT-25は、モデルチェンジを経てデザインが大きく変更されましたが、これが「改善」と言えるかどうかはライダーの好みによります。
従来のMT-25は、シンプルで落ち着いたデザインが特徴でしたが、新型ではよりアグレッシブな印象に変わりました。
まず、最大の変更点はヘッドライトのデザインです。
旧型の丸みを帯びた単眼ヘッドライトから、新型ではデュアルLEDヘッドライトへと進化しました。
これにより、フロントマスクがよりシャープで未来的な印象になり、一部のライダーからは「戦闘的でかっこいい」と評価されています。
一方で、旧型のシンプルなデザインを好んでいた人からは、「派手になりすぎてMT-25らしさが失われた」との意見も聞かれます。
また、新型ではタンク周りのデザインも変化しており、よりボリューム感のある形状になりました。
これにより、ライディング時のニーグリップがしやすくなり、操作性の向上にもつながっています。
しかし、見た目のバランスが変わったことで「ゴツくなりすぎた」と感じる人もいるようです。
さらに、倒立フォークの採用によってフロント周りの剛性が向上した点も、デザインの一部として影響を与えています。
倒立フォークはスポーツバイクらしいルックスを強調する要素でもあり、フロントビューに迫力を与える効果があります。
そのため、スポーティなバイクが好きな人には魅力的に映るでしょう。
このように、MT-25のモデルチェンジによるデザインの変化は、機能的な進化を伴っているものの、好みが分かれる部分もあります。
より近未来的でスポーティなデザインを求める人には「改善」と言えるかもしれませんが、従来のシンプルなデザインを好んでいた人には必ずしもそうとは言えないでしょう。
最終的には、実車を見て自分の感覚に合うかどうかを確かめるのが最も重要です。
ヤマハ MT-25はダサい?性能と耐久性を解説
後悔する?購入者のリアルな声
MT-25を購入した人の中には、「買ってよかった」という声もあれば、「少し後悔している」という意見もあります。
購入者のリアルな声をもとに、どのような点で後悔する可能性があるのかを見ていきましょう。
まず、後悔の理由として挙げられるのは「デザインが好みでなかった」という意見です。
特に新型のMT-25に関しては、ヘッドライトのデザインが賛否を呼んでおり、「実物を見たら思っていた印象と違った」という声もあります。
写真やカタログではかっこよく見えたものの、実際に見るとデザインが予想以上にシャープすぎたり、昆虫のようなフロントフェイスが気になったりする人もいるようです。
そのため、デザインにこだわる人は、購入前に実車を確認することが重要です。
次に、走行性能に関する後悔も見られます。
MT-25は軽量で扱いやすいバイクですが、一部のライダーからは「もう少しパワーが欲しかった」「高速道路での加速が物足りない」といった意見が挙がっています。
250ccクラスのバイク全般に言えることですが、特に長距離ツーリングや高速道路を頻繁に利用する人には、やや非力に感じることがあるようです。
ただし、市街地での取り回しの良さや燃費の良さを考慮すると、街乗りメインの人には十分な性能とも言えます。
また、「ギア抜けが気になる」という声もあります。
MT-25では、特にシフトチェンジ時にギアが抜けることがあると指摘されることがあり、これが気になるライダーもいるようです。
ただし、適切なクラッチ操作や慣れによってある程度改善されるため、初心者であれば乗りこなすうちに気にならなくなる可能性もあります。
一方で、ポジティブな意見も多く、「軽くて乗りやすい」「燃費が良い」「スタイルがかっこいい」といった評価もあります。
特に初心者にとっては扱いやすいバイクであり、日常の移動手段としても適しています。
結局のところ、MT-25が合うかどうかは用途や好みによります。
購入を検討している人は、試乗してみることをおすすめします。
ギア抜け問題とは?対策はある?
MT-25に関するユーザーの声の中で、「ギア抜けが発生する」という意見を耳にすることがあります。
ギア抜けとは、シフトチェンジをした際にギアが正しく噛み合わず、一瞬ニュートラルのような状態になる現象を指します。
これはスムーズな走行を妨げるだけでなく、状況によっては安全性にも関わるため、気になる人も多いでしょう。
まず、MT-25でギア抜けが起こる主な原因としては、シフト操作のミスや慣れの問題が挙げられます。
特に初心者ライダーに多く見られる現象で、ギアチェンジの際にしっかりとシフトペダルを踏み込めていないと、ギアが中途半端に入ることで抜けやすくなります。
また、MT-25のミッションは軽量かつスムーズな構造になっているため、適切な操作を行わないとギアが抜けやすくなる場合があります。
さらに、オイルの状態やクラッチ調整の影響も考えられます。
エンジンオイルが劣化していたり、粘度が適していなかったりすると、ギアの入りが悪くなることがあります。
また、クラッチワイヤーの調整が適切でない場合、クラッチが完全に切れず、ギアチェンジ時の動作が不安定になることもあります。
このような要因が重なると、ギア抜けが発生しやすくなる可能性が高くなります。
では、ギア抜けを防ぐためにはどうすればよいのでしょうか。
まず、確実なシフト操作を意識することが重要です。
シフトペダルをしっかりと踏み込む、または引き上げることで、ギアが確実に噛み合うようにするだけでも改善されるケースがあります。
特に2速から3速、または5速から6速へとシフトアップする際に抜けやすいと感じる場合は、操作の癖を見直してみると良いでしょう。
次に、定期的なメンテナンスを行うことも重要です。
エンジンオイルは定期的に交換し、適切な粘度のものを選ぶことでギアの滑らかな動作を維持できます。
また、クラッチワイヤーの遊びが大きすぎたり、逆に張りすぎていたりするとギア操作が不安定になるため、調整をこまめに行うことも対策になります。
これらの点を意識することで、MT-25のギア抜け問題はある程度防ぐことができます。
もし頻繁に発生する場合は、バイクショップでミッションの状態をチェックしてもらうのも一つの方法です。
耐久性は?壊れやすいと噂される理由
MT-25は、ヤマハが製造するネイキッドスポーツバイクの中でも人気の高いモデルですが、一部では「壊れやすいのでは?」という噂を目にすることがあります。
実際の耐久性はどうなのでしょうか?
結論から言えば、MT-25自体は特に壊れやすいバイクではありません。
ヤマハは長年にわたってバイクを製造しており、品質管理もしっかりしています。
しかし、ライダーの扱い方やメンテナンスの頻度によっては、故障が発生しやすくなる場合もあります。
そのため、「MT-25が壊れやすい」と言われる背景にはいくつかの要因があると考えられます。
まず、エンジンオイルの管理が不十分な場合、エンジンの寿命を縮める原因になります。
MT-25は並列2気筒エンジンを搭載しており、高回転まで回すことが多いバイクです。
そのため、オイル交換の頻度が少なかったり、適切なオイルを使用していなかったりすると、エンジン内部の摩耗が進み、トラブルにつながることがあります。
定期的なオイル交換を怠ると、エンジンの焼き付きや異音の発生といった問題が起こりやすくなります。
次に、チェーンやスプロケットの劣化が原因でトラブルが発生することもあります。
MT-25は軽量な車体設計のため、強いトルクをかけるとチェーンに負担がかかることがあります。
特にメンテナンスを怠ると、チェーンの伸びやスプロケットの摩耗が進み、最終的には駆動系のトラブルにつながる可能性があります。
適切なテンション調整や潤滑を行うことで、これらのリスクは大幅に軽減できます。
また、電装系の不具合が報告されることもあります。
特に、バッテリーの管理を怠ると始動時のトラブルが発生しやすくなります。
MT-25は電子制御技術が進化しているため、電装系のコンディションが悪化するとメーター表示やエンジン始動に影響が出ることがあります。
寒冷地での使用や、長期間乗らずに放置すると、バッテリーが上がりやすくなるため、定期的な充電やバッテリー交換を意識することが重要です。
これらの要因を考えると、「MT-25が壊れやすい」という噂は、主にメンテナンス不足や適切な管理がされていないことに起因すると言えます。
定期的な点検や消耗品の交換をしっかり行っていれば、大きなトラブルを未然に防ぐことができ、長く安心して乗ることが可能です。
そのため、MT-25を長く快適に乗り続けるためには、定期的なオイル交換、駆動系のメンテナンス、バッテリー管理といった基本的な点検を欠かさないことが重要です。
適切に管理されたMT-25であれば、耐久性に問題はなく、長く楽しむことができるでしょう。
続きを見る
MT-25が壊れやすいと言われる理由と誤解されがちな実態とは
レビュー!実際のオーナーの評価は?
MT-25はヤマハが誇る250ccクラスのネイキッドスポーツバイクで、多くのライダーに支持されています。
しかし、実際のオーナーの評価はどうなのでしょうか?ここでは、MT-25の長所と短所について、実際のオーナーの意見をもとに整理していきます。
ポジティブな評価:軽快なハンドリングとスタイリッシュなデザイン
まず、MT-25のオーナーから特に評価されているポイントの一つは、軽量で扱いやすいハンドリングです。
MT-25は車重が約169kgと比較的軽量であり、街乗りやワインディングロードでの操作性が高いと好評です。
特に初心者ライダーや女性ライダーからは、「取り回しが楽で扱いやすい」という声が多く聞かれます。
また、アップライトなポジションと幅広のハンドルにより、長時間のライディングでも疲れにくい設計になっています。
デザイン面でも評価は高く、特に2020年以降のモデルはLEDヘッドライトを採用し、よりアグレッシブなフロントマスクへと進化しています。
これにより、MTシリーズの持つストリートファイターらしいスタイルが強調され、所有する満足感も高いと感じる人が多いようです。
ネガティブな評価:高速域での安定性や装備面の物足りなさ
一方で、MT-25に対する否定的な意見として挙げられるのが、高速走行時の安定性です。
軽量な車体設計のため、高速道路では風の影響を受けやすく、安定感に欠けると感じるライダーもいます。
特に、100km/h以上の巡航では振動が気になるという声もあり、長距離ツーリングをメインに考えている人には少し不向きかもしれません。
また、MT-25にはトラクションコントロールやABS(2019年モデル以前)といった最新の電子制御装備が少ない点をデメリットに感じる人もいます。
特にABS非搭載モデルでは、雨天時の制動力に不安を感じることがあり、購入時にはABS付きの新しいモデルを選ぶことをおすすめします。
総評:街乗り・ワインディング派に最適な一台
全体的に見て、MT-25は街乗りや峠道を楽しく走りたいライダーにとって非常に優れた選択肢です。
軽快な走行性能やスタイリッシュなデザインを求める人にとっては、高い満足度が得られるバイクでしょう。
ただし、高速走行の安定性や装備面においては、より上位のモデルやツアラータイプのバイクと比較すると物足りなさを感じるかもしれません。
そのため、どのような用途でバイクを楽しみたいのかをしっかり考えた上で選ぶことが大切です。
中古車はどう?選び方と注意点
MT-25は中古市場でも人気があり、多くの個体が流通しています。
しかし、中古車を購入する際には注意すべき点がいくつかあります。
ここでは、MT-25の中古車を選ぶ際のポイントやリスクについて詳しく解説します。
中古を選ぶメリット
中古車を購入する最大のメリットは、新車よりも安く手に入ることです。
特に、2015~2018年の初期モデルは市場価格が比較的安定しており、予算を抑えてMT-25に乗りたい人には魅力的な選択肢となります。
また、MT-25は比較的耐久性の高いエンジンを搭載しているため、適切なメンテナンスが行われている車両であれば長く乗ることが可能です。
中古を選ぶ際の注意点
一方で、中古のMT-25を購入する際には、車両の状態をしっかりと確認することが重要です。
特に以下のポイントには注意が必要です。
-
エンジンの状態
- エンジンの始動時に異音がしないかを確認する。
- アイドリングが不安定でないかチェックする。
- オイル漏れや冷却水漏れがないかを確認する。
-
走行距離と消耗品の状態
- 走行距離が多い場合(3万km以上)は、エンジンや駆動系の摩耗が進んでいる可能性がある。
- チェーンやスプロケットの摩耗がないかを確認する。
- タイヤの溝の残りやブレーキパッドの減り具合もチェックポイントとなる。
-
転倒歴の有無
- フレームやフォークに歪みがないかを確認する。
- タンクやカウルに大きな傷やヘコミがないかをチェックする。
- ステップやハンドルバーに曲がりがないかを見て、転倒歴があるかどうかを推測する。
-
年式による違いを理解する
- 2019年以前のモデルにはABSが搭載されていない場合がある。
- 2020年モデル以降はデザインが刷新され、ヘッドライトがLED化された。
- モデルチェンジによる装備の変化を理解し、自分に合った年式を選ぶことが大切。
中古を購入する際のおすすめの方法
中古のMT-25を探す際には、信頼できるバイクショップでの購入が安心です。
個人売買の場合、安く購入できる可能性がありますが、整備履歴や状態を見極めるスキルが必要になります。
バイクショップであれば、整備済みの車両が多く、保証が付くこともあるため、初めてのバイク購入には特におすすめです。
また、購入前には必ず試乗やエンジン始動チェックを行うことが重要です。
実際にまたがってみて、ポジションがしっくりくるかどうか、ハンドルやステップの違和感がないかを確認することで、より満足度の高い一台を選ぶことができます。
慎重に選べば中古も魅力的な選択肢
中古のMT-25は、新車よりも安価に手に入り、適切に選べばコストパフォーマンスの良いバイクになります。
しかし、エンジンや駆動系、フレームの状態をしっかり確認し、信頼できる販売店から購入することが重要です。
自分に合った年式や仕様を見極め、慎重に選ぶことで、中古のMT-25でも快適なバイクライフを楽しむことができるでしょう。
ヤマハ MT-25がダサいと言われる理由と評価の実態まとめ
- 新型MT-25はヘッドライトのデザイン変更により賛否が分かれる
- 旧型はクラシカルで万人受けしやすいデザインだった
- 新型はデュアルLEDヘッドライトが特徴で未来的な印象が強い
- 一部では「昆虫のような顔つき」として違和感を持たれることもある
- デザインの好みは個人差があり、新型を「かっこいい」と評価する声も多い
- 旧型と比べ、新型は倒立フォークを採用しスポーティな走りを実現
- エンジン性能は大きな変更はないが、細かな調整で扱いやすさが向上
- ライバル車のZ250やCB250Rと比較すると、デザインの方向性が異なる
- MT-25はモデルチェンジを経て機能性や視認性が向上した
- 高速道路では軽量ゆえに安定感が不足すると感じるライダーもいる
- ギア抜けの問題は適切な操作やメンテナンスで改善できる
- MT-25の耐久性は高いが、メンテナンス不足でトラブルが発生することもある
- 実際のオーナーからは「軽くて扱いやすい」との評価が多い
- 中古車を選ぶ際は、走行距離や転倒歴のチェックが重要
- 目的に応じて旧型・新型のどちらを選ぶかが満足度を左右する