CB400SFは長年にわたり、多くのライダーに愛されてきたホンダの名車です。
しかし、現在は新車を買えない状況が続いており、「なぜ購入できないのか?」と疑問を持つ人も多いでしょう。
特に、ホンダドリームでの販売終了や受注再開の可能性について気になる方も多いはずです。
生産終了の影響で、中古市場ではCB400SFの値段が高騰しており、「高すぎる」と感じる声も少なくありません。
レッドバロンをはじめとする販売店でも在庫が限られており、状態の良い中古車はすぐに売れてしまう状況です。
では、CB400SFはなぜここまで人気なのか?「何がすごい?」と感じるその魅力を再確認しつつ、次期モデルの可能性についても考察します。
今後、新車の受注再開はあるのか、また、代わりとなる選択肢は何か?
この記事では、CB400SFの現状と入手方法について詳しく解説していきます。
ポイント
- CB400SFの新車が買えない理由と生産終了の背景
- 中古市場の価格高騰や販売店の在庫状況
- 受注再開の可能性や次期モデルの情報
- CB400SFの魅力や代わりとなるバイクの選択肢
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CB400SFの新車が買えない理由と現状
CB400SFの新車が買えない理由と現状
- 2022年10月31日に生産終了
- 受注再開の予定はない
- ホンダドリームで検索しても在庫はない
- 新車の値段はどれくらいだった?
- 高すぎる?価格高騰の理由
2022年10月31日に生産終了
CB400SFは、2022年10月31日をもって正式に生産を終了しました。
これはホンダが発表した公式情報であり、現在、新車として購入することはできません。
この決定にはいくつかの背景があります。その一つは環境規制の強化です。
近年、排ガス規制が厳しくなり、従来のエンジン技術では新基準をクリアすることが難しくなってきました。
特に、CB400SFに搭載されていた空冷・水冷混合の直列4気筒エンジンは、性能やフィーリングに優れていましたが、最新の環境基準を満たすためには大幅な設計変更が必要でした。
また、生産コストの増加も大きな要因です。
CB400SFは高品質なパーツや製造技術が求められるバイクであり、これを維持しながら価格を抑えるのが難しくなっていました。
加えて、国内の中型バイク市場が縮小傾向にあることも影響し、メーカーとしては採算が取れなくなったと考えられます。
このような背景から、CB400SFは惜しまれつつも生産終了となりました。
現在、市場には中古車のみが流通しており、新車としての購入は不可能な状況です。
受注再開の予定はない
CB400SFの受注が再開される予定は、現在のところ一切ありません。
ホンダの公式発表でも明確に生産終了が宣言されており、今後、同じ仕様のCB400SFが再販される可能性は極めて低いです。
その理由の一つに、生産ラインの終了があります。
CB400SFの製造はすでにストップしており、生産設備も他のモデルに転用されていると考えられます。
再び生産を開始するには、新たな設備投資が必要となるため、コスト的に現実的ではありません。
また、次世代モデルへの移行も理由の一つです。
ホンダは、電動バイクや最新の排ガス規制に対応した新モデルの開発を進めています。
今後は、CB400SFの後継となるモデルが登場する可能性はあるものの、同じスペックやエンジンを搭載したバイクが再販されることはほぼないでしょう。
中古市場ではCB400SFの価格が高騰しており、新車に近い状態のものはプレミア価格で取引されるケースも増えています。
今後、受注が再開されない限り、この傾向は続く可能性が高いです。
ホンダドリームで検索しても在庫はない
CB400SFの新車を探している人がまず確認するのが、ホンダドリームでの在庫状況です。
しかし、現在ホンダドリームで検索しても、CB400SFの新車は購入できません。
その理由として、すでにメーカー側の生産が終了していることが挙げられます。
2022年10月31日をもって正式に生産がストップしており、これ以降、ホンダドリームなどの正規販売店でも新車の供給が行われていません。
また、在庫車の取り扱いもほぼないのが現状です。
生産終了発表後、CB400SFは大きな注目を集め、多くのライダーが駆け込みで購入しました。
そのため、ホンダドリームでも在庫がすぐに売り切れ、現在はほぼ入手不可能な状況になっています。
一部のホンダドリーム店舗では、過去に販売された新車未登録のCB400SFが極まれに入荷することがありますが、その場合もすぐに売れてしまうため、事前予約が必要だったり、抽選販売になったりするケースもあるようです。
このように、ホンダドリームで検索してもCB400SFの新車が見つからないのは、単に「売り切れ」ではなく、「供給自体が終了している」ことが理由です。
もしCB400SFを入手したい場合は、中古市場で探すしかありません。
新車の値段はどれくらいだった?
CB400SFの新車価格は、モデルによって異なりますが、生産終了前の最終モデルであるCB400SFの場合、メーカー希望小売価格は約96万円(税込)でした。
ただし、これはメーカーが発表した価格であり、実際の販売価格は販売店ごとに異なります。
特に生産終了が発表された後は、人気の高まりとともに販売価格が上昇し、一部の店舗では100万円を超えるケースもありました。
また、CB400SFにはいくつかのバリエーションがあり、価格も異なります。
例えば、
- CB400SF スタンダードモデル:約92万円(税込)
- CB400SB(スーパーボルドール):約102万円(税込)
といった価格帯でした。
現在では、新車の流通がほぼなくなり、中古車市場で取引されています。
そのため、中古価格が新車価格を大きく超えることも珍しくありません。
特に未登録の新車同様の個体は、150万円以上で取引されることもあり、過去のメーカー希望小売価格とは大きく異なる状況になっています。
このように、CB400SFの新車価格は本来90万円台でしたが、生産終了によってプレミア価格がつき、現在では市場価格が大きく変動しているのが現実です。
高すぎる?価格高騰の理由
CB400SFの価格が「高すぎる」と感じる人が増えています。
特に、生産終了後の中古市場では、新車価格をはるかに超える値段で取引されていることが多く、以前よりも手に入りにくくなっています。
この価格高騰の背景には、いくつかの要因があります。
まず第一に、生産終了による希少価値の上昇です。
CB400SFは2022年10月31日をもって生産が終了し、それ以降は新車の供給が完全にストップしました。
その結果、需要が供給を大幅に上回り、価格が上昇しました。
次に、中古市場の影響も大きいです。
CB400SFは長年にわたり多くのライダーに愛されてきたバイクであり、特に「最後の国内400cc直4エンジン搭載車」として高い評価を受けています。
このため、生産終了が発表された直後から、購入希望者が急増し、中古車価格が一気に高騰しました。
さらに、バイク全体の市場価格上昇も影響しています。
近年、バイクの需要が増加し、新車の価格も上昇傾向にあります。
それに伴い、中古バイクの価格も引き上げられる形となり、CB400SFもその流れに乗る形で高騰しました。
これらの理由から、CB400SFの価格は「高すぎる」と言われるほど上昇しています。
特にファイナルエディションの未使用車や低走行車は、新車価格の1.5倍以上の値段で販売されることも珍しくありません。
CB400SFの新車が買えないならどうする?
CB400SFの新車が買えないならどうする?
- 中古はレッドバロンで探せる?
- 中古相場と価格の動向
- CB400SFは何がすごい?魅力を再確認
- 次期モデルは登場するのか?
- 代わりになるおすすめバイク
中古はレッドバロンで探せる?
CB400SFの中古車を探す際、多くの人がレッドバロンを利用することを検討します。
レッドバロンは全国に店舗を展開しており、中古バイクの取り扱いも豊富だからです。
しかし、現在CB400SFの在庫を見つけるのは決して簡単ではありません。
その理由の一つは、CB400SFの中古市場における需要の高さです。
特に生産終了後、CB400SFの人気がさらに高まり、良質な中古車が市場に出るとすぐに売れてしまう傾向にあります。
レッドバロンでも、入荷があればすぐに売約済みとなるケースが多いため、タイミングが重要です。
また、レッドバロンは独自の仕入れルートを持っているため、一般的な中古車販売店とは異なる流通経路でバイクを確保しています。
そのため、他の店舗では見つからなかった車両が入荷する可能性もあります。
ただし、全国規模で流通しているとはいえ、CB400SFのような人気車種は常に在庫があるわけではありません。
もしレッドバロンでCB400SFを探したい場合、定期的に在庫情報を確認することが重要です。
また、店舗に直接問い合わせたり、入荷待ちの予約をすることで、よりスムーズに購入できる可能性が高まります。
中古相場と価格の動向
CB400SFの中古相場は、ここ数年で大きく変化しています。
特に生産終了後は価格が高騰し、新車時の価格を大幅に上回ることも珍しくありません。
では、具体的にどのような動きがあるのでしょうか?
現在の中古市場では、年式や走行距離によって価格が大きく異なります。
例えば、ファイナルエディションの低走行車や未使用車は特に高額で、新車価格の1.5倍以上になることもあります。
一方、走行距離が多い車両や過去に修復歴のある車両は比較的手頃な価格で取引されることがありますが、それでも以前より値上がりしている傾向があります。
また、今後の価格動向にも注目が必要です。
CB400SFは長年愛されてきたモデルであり、特に最後の400cc直列4気筒エンジン搭載車という点で価値が高まっています。
このため、市場に出回る台数が減少するにつれて、今後さらに価格が上昇する可能性もあります。
もしCB400SFの中古車を購入したい場合、市場の動向を定期的にチェックし、できるだけ早めに決断することが重要です。
また、価格だけでなく、車両の状態やメンテナンス履歴もしっかり確認することが、後悔しない選び方につながります。
CB400SFは何がすごい?魅力を再確認
CB400SFは長年にわたって多くのライダーに支持されてきた名車ですが、その魅力とは一体何なのでしょうか?
ここでは、CB400SFが持つ特徴を改めて整理してみます。
まず、一番の魅力は400ccクラス唯一の直列4気筒エンジンです。
多くのバイクが並列2気筒や単気筒を採用する中、CB400SFはスムーズな回転フィーリングと力強い加速を実現する4気筒エンジンを搭載しています。
このエンジンは低回転域から高回転域まで扱いやすく、特にVTEC機構が作動する高回転域では爽快な走りを楽しめます。
次に、バランスの取れた車体設計も見逃せません。
CB400SFは初心者にも扱いやすい安定感を持ちながら、ベテランライダーが乗っても十分に楽しめる高い走行性能を兼ね備えています。
シート高は低めに設定されており、足つきの良さから幅広いライダーに適したバイクと言えます。
さらに、ホンダならではの信頼性と耐久性も大きなポイントです。
エンジンの作りが頑丈で、適切なメンテナンスを行えば長く乗り続けることができます。
これにより、中古市場でも高い価値を維持しており、リセールバリューの高さも魅力の一つです。
このように、CB400SFは「エンジン性能」「車体のバランス」「信頼性」の3つが高いレベルで融合しているバイクです。
これが多くのライダーに愛され続けてきた理由と言えるでしょう。
次期モデルは登場するのか?
CB400SFが2022年に生産終了したことで、多くのライダーが次期モデルの登場を期待しています。
そして最近、ホンダの次期CB400SFが2025年秋頃に登場する可能性があり、注目が集まっています。
CB400SFは長年にわたり人気を博してきましたが、2022年10月に生産終了しました。
これは、排出ガス規制の強化により、従来のエンジンでは環境基準をクリアすることが難しくなったためです。
また、CB400SFの生産終了により、400ccクラスの並列4気筒エンジンを搭載したバイクは現行ラインナップから完全に消滅しました。
そのため、4気筒エンジン特有のフィーリングを求めるライダーにとって、新たな選択肢がなくなった状況となっています。
しかし、最近の報道では、ホンダが次期モデルの開発を検討しているとの情報があり、再び400ccクラスに4気筒エンジンのバイクが登場する可能性が高まっています。
次期CB400SFは、従来モデルの万能キャラクターを引き継ぐ方針がとられるとされています。
これは、街乗りからツーリング、スポーツ走行まで幅広い用途に対応できるバイクとして設計されることを意味します。
また、生産国については、中国が有力視されているようです。
これは、コスト削減や生産体制の最適化を図るためと考えられます。
最近ではホンダだけでなく、多くのメーカーが中国生産を進めているため、特に驚くべき動きではありません。
エンジン性能については、カワサキのZX-4R(77PS)に対抗するため、70PS前後の出力を目指すとの見方が強いようです。
もしこれが実現すれば、従来のCB400SF(約53PS)よりも大幅にパワーアップすることになり、よりスポーティな走行が楽しめるモデルになる可能性があります。
まだ正式な発表はありませんが、これらの情報から考えると、次期CB400SFは単なる復刻ではなく、最新の技術とパワーアップしたエンジンを搭載した新世代のモデルとして登場する可能性が高いと言えるでしょう。
もし2025年秋頃の発表が実現すれば、CB400SFを待ち望んでいたライダーにとって、大きなニュースとなることは間違いありません。
今後の続報に注目が集まります。
代わりになるおすすめバイク
CB400SFの生産終了により、400ccクラスの並列4気筒エンジンを搭載したバイクは現行ラインナップから消滅しました。
そのため、CB400SFのようなバイクを探している人は、別の選択肢を検討する必要があります。
ここでは、CB400SFの代わりとなるおすすめのバイクを紹介します。
カワサキ ZX-4R
カワサキのZX-4Rは、400ccクラスで並列4気筒エンジンを搭載した数少ないバイクです。
最高出力は77PSと、CB400SFを大きく上回るスペックを誇ります。
フルカウルのスポーツモデルであるため、ネイキッドスタイルのCB400SFとは異なりますが、4気筒エンジンならではの高回転サウンドやスムーズな加速を求める人におすすめです。
ホンダ CB650R
ホンダのCB650Rは、CBシリーズの中でも特にCB400SFの流れをくむネイキッドバイクです。
649ccの並列4気筒エンジンを搭載しており、パワーは大幅に向上しています。
車体サイズはCB400SFよりもやや大きいですが、ネオクラシックなデザインと高い走行性能を兼ね備えたモデルです。
CB400SFよりも余裕のあるエンジン性能を求める人に適しています。
スズキ SV650
スズキのSV650は、650ccのVツインエンジンを搭載したネイキッドバイクです。
CB400SFとは異なり、並列4気筒ではありませんが、軽快なハンドリングとトルクフルな走りが特徴です。
価格も比較的リーズナブルで、中型免許で乗れるパワフルなバイクを探している人に向いています。
ヤマハ XSR700
ヤマハのXSR700は、クラシックなデザインとモダンな走行性能を両立したバイクです。
エンジンは並列2気筒ですが、軽量な車体と扱いやすい特性が魅力です。
CB400SFのようなオールラウンドな乗り心地を求める人におすすめです。
ホンダ CBR500R
CBR500Rは、ホンダが展開する500ccクラスのフルカウルスポーツモデルです。
並列2気筒エンジンですが、バランスの取れたパワー特性と扱いやすさが特徴です。
CB400SFの後継として、もう少しパワーが欲しいと考えている人には良い選択肢となるでしょう。
代わりになるバイクを選ぶポイント
CB400SFのようなバイクを探す際には、「並列4気筒エンジンにこだわるか」「ネイキッドスタイルが良いか」「排気量はどの程度が適切か」を考慮すると選びやすくなります。
現在のラインナップでは完全に同じ特性を持つバイクは存在しませんが、用途に合わせた選択をすれば、満足できる1台が見つかるはずです。
CB400SFの新車買えない理由と現状を整理
- CB400SFは2022年10月31日に生産終了した
- 排ガス規制の強化が生産終了の大きな要因となった
- 高品質な部品や製造コストの上昇も影響した
- 日本の中型バイク市場の縮小が背景にある
- 受注再開の予定はなく、新たな生産計画もない
- 生産ラインはすでに他モデルへ転用されている
- ホンダドリームで新車を探しても在庫はない
- 生産終了前の新車価格は約96万円だった
- 中古市場では新車価格を大幅に超える高騰が続く
- レッドバロンでもCB400SFの中古車は品薄状態
- CB400SFの中古相場は年式や走行距離で大きく変動する
- 最後の400cc並列4気筒エンジン搭載車として価値が高まる
- 2025年秋頃に次期CB400SFが登場する可能性がある
- 新型は70PS前後のエンジンを搭載する見込み
- CB400SFの代わりとしてZX-4RやCB650Rが候補となる