「CBR250RRは実際に何km/hまで出るの?」「180km/hという情報は本当?」と気になっている方は多いですよね。
250ccとは思えない鋭い見た目と、現行モデルで42PSを発揮する高回転型エンジン。スペックを見れば、最高速を知りたくなるのも自然かなと思います。
ただし、最初に押さえておきたいのは、HondaがCBR250RRの最高速度を公式には公表していないことです。
ネット上で見かける「約180km/h」という数字は、実走テスト、メーター表示、GPS計測、計算上の速度などが混在しています。
同じCBR250RRでも、年式、ライダーの体重、伏せ方、風向き、気温、タイヤ、チェーン、道路の勾配によって結果は変わります。
さらに、CBR250RRには2017年の38PS仕様、2020年の41PS仕様、2023年以降の42PS仕様があります。
すべて型式名にMC51が使われますが、エンジン出力や装備は同じではありません。中古で探すときは、「MC51だから全部同じ」と判断しないことが大切ですよ。
この記事では、CBR250RRの最高速の現実的な目安、0-100km/h加速、馬力と年式差、リミッターカットで何が変わるのかを詳しく解説します。
また、ZX-25R、YZF-R25、ZX-4R、CBR400Rとの違いや、「CBR250RRで高速道路はきついのか?」という疑問、中古車選びの注意点までまとめました。
最高速だけを見て選ぶのではなく、あなたが街乗り、峠、高速道路、サーキットのどこで楽しみたいのかまで考えながら読んでみてください。
この記事のポイント
- HondaはCBR250RRの最高速を公式公表していない
- 第三者計測や実走報告では約170~180km/h前後が目安
- メーター表示とGPS実測では数字が異なる場合がある
- 現行CBR250RRの最高出力は42PS、車両重量は168kg
- 0-100km/h加速は条件が良ければ約6秒前後
- MC51には38PS、41PS、42PSの世代がある
- リミッター解除だけで最高速が大幅に伸びるとは限らない
- 公道で最高速を試す行為は危険であり、法定速度を守る必要がある
- ZX-25Rは4気筒の伸び、CBR250RRは軽さと加速バランスが魅力
- ZX-4Rは400ccであり、最高速と高速加速は別クラス
- 中古車は年式だけでなくサーキット歴やECU変更も確認する
【高速道路を少しでも楽に走りたい方へ】
CBR250RRは十分な高速性能を持っていますが、長距離でつらくなりやすいのは最高速よりも風圧と前傾姿勢です。
ロングスクリーン、ニーグリップパッド、シートクッションなどは、あなたが感じている疲れの原因に合わせて選ぶと効果を実感しやすくなります。
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CBR250RRの最高速は約170~180km/h前後が目安

HondaはCBR250RRの最高速を公表していない
CBR250RRの最高速について、「180km/h出る」と紹介されることが多いですが、Hondaの主要諸元には最高速度の記載がありません。
Hondaが公式に公表しているのは、最高出力、最大トルク、車両重量、燃費、変速比などです。
したがって、最高速はメーカー保証値ではなく、第三者による計測や実走報告を参考に判断する必要があります。
海外の第三者計測では、CBR250RRの最高速を約175km/h、0-100km/h加速を約6.13秒とする例があります。
別のテストや動画では、メーター上で180km/h前後が表示される例もあります。
これらを踏まえると、ノーマル車の現実的な目安は、GPS実測や走行条件を含めて約170~180km/h前後と考えるのが妥当です。
ただし、これは公道で試してよい速度という意味ではありません。
日本の公道では指定された法定速度を守り、性能を試したい場合は、ライセンスや装備を整えたうえでサーキットや走行会を利用してください。
メーター表示とGPS実測は同じではない
最高速の情報を見るときは、「メーター読み」なのか「GPS実測」なのかを必ず確認してください。
バイクの速度計には安全上の理由から誤差があり、実際の速度より高めに表示される場合があります。
例えばメーターに180km/hと表示されても、GPSではそれより低い数値になる可能性があります。
さらに、後輪タイヤの摩耗、空気圧、スプロケットの変更、タイヤサイズの変更も表示速度へ影響します。
ネット上の動画を比較する場合は、次の条件がそろっているかを見てください。
最高速情報を比較するときの確認項目
- メーター表示かGPS実測か
- 国内仕様か海外仕様か
- 2017年、2020年、2023年以降のどのモデルか
- マフラーやECUがノーマルか
- スプロケットの歯数が変更されていないか
- 向かい風、追い風、勾配の有無
- ライダーの体格と乗車姿勢
条件が分からない動画の数値だけで、「自分のCBR250RRは遅い」と判断する必要はありませんよ。
CBR250RRの0-100km/h加速は約6秒前後
CBR250RRの0-100km/h加速は、第三者計測では約6秒前後が一つの目安です。
計測例の中には約6.13秒という結果がありますが、これはライダーが適切な回転数を保ち、発進とシフト操作をうまく決めた場合の数字です。
発進時に回転数を落としすぎると、250ccの高回転型エンジンは本来の加速を発揮できません。
反対に、クラッチを乱暴につなぐと、クラッチの摩耗やフロントの浮き、姿勢の乱れにつながります。
0-100km/hはライダーの技量、路面、タイヤ、気温、車体の状態に左右されるため、約6~7秒程度の幅で考えておくとよいでしょう。
数字だけ見るとZX-4Rや大型バイクには及びませんが、250ccとしてはかなり俊敏です。
一般道や高速道路の合流では、法定速度内でも十分な余裕を感じやすい性能かなと思います。
現行CBR250RRの馬力は42PS
2025年モデルとして販売されている現行CBR250RRは、水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒エンジンを搭載しています。
最高出力は42PS/13,500rpm、最大トルクは25N・m/10,750rpmです。
車両重量は168kgなので、単純な出力重量比は約0.25PS/kgとなります。
YZF-R25は35PS・169kgなので、CBR250RRは同じ2気筒250ccの中でも高出力です。
一方、ZX-25RRは46PS、ラムエア加圧時48PSを発揮しますが、車両重量は184kgあります。
そのため、最高出力だけならZX-25RRが上でも、低い速度域からの加速や切り返しではCBR250RRの軽さが効いてきます。
最高速は馬力だけでは決まらない
最高速を決める大きな要素は、馬力、ギア比、空気抵抗、転がり抵抗です。
速度が上がるほど空気抵抗は急激に増えるため、170km/hから数km/h伸ばすだけでも大きな出力が必要になります。
このため、マフラーを交換して数kg軽くしただけで、最高速が何十km/hも伸びるわけではありません。
最高速へ影響しやすい主な条件は次のとおりです。
- エンジン出力とコンディション
- 最終減速比と各ギアの変速比
- カウルとスクリーンの空力
- ライダーの体格と伏せ方
- タイヤの空気圧と摩耗状態
- チェーンの張りと潤滑状態
- 気温、標高、風向き、路面勾配
体格の大きなライダーと小柄なライダーでは、同じ車両でも高速域の伸びが変わることがあります。
CBR250RRの不調を最高速だけで判断せず、始動性、アイドリング、加速、異音、燃費も含めて点検してください。
CBR250RR MC51の最高速は年式で変わる?
MC51は現行型まで続く型式系統
「CBR250RR MC51の最高速」と検索する方が多いですが、MC51は1つの年式だけを指す名前ではありません。
国内では2017年に発売された初期モデルから、2025年モデルまでMC51型が継続されています。
ただし、2017年、2020年、2023年には大きな変更がありました。
| 世代 | 最高出力 | 主な特徴 | 選び方 |
|---|---|---|---|
| 2017~2019年 | 38PS/12,500rpm | 初期型。スロットル・バイ・ワイヤ、3つのライディングモードを採用 | 購入価格を抑えたい人向け |
| 2020~2022年 | 41PS/13,000rpm | 出力向上、アシスト&スリッパークラッチ採用、クイックシフターをオプション設定 | 価格と性能のバランス重視 |
| 2023年以降 | 42PS/13,500rpm | 外装変更、SFF-BP倒立フォーク、トラクションコントロール、ハザードを装備 | 装備と最新性能を重視する人向け |
2017~2019年の38PSモデル
2017年に登場した国内初期型は、最高出力38PS/12,500rpmです。
現行42PSモデルより出力は低いものの、街乗りや峠、高速道路で明確に遅いと感じる性能ではありません。
車体が軽く、スロットルレスポンスも鋭いため、日常域では十分スポーティです。
最高速については、現行型より伸びがわずかに弱くなる可能性がありますが、走行条件による差も大きいです。
中古価格を抑えたい方には魅力がありますが、すでに発売から年数が経過しています。
走行距離だけでなく、フォークシール、冷却水、ブレーキフルード、バッテリー、タイヤの製造年を確認しましょう。
2020~2022年の41PSモデル
2020年の変更では、ピストンやコンロッド、バルブスプリングなどが見直され、最高出力が38PSから41PSへ向上しました。
アシスト&スリッパークラッチが標準装備され、クイックシフターも純正オプションとして設定されています。
初期型より高回転域の伸びが強く、現行型より中古価格を抑えやすいため、個人的には中古の狙い目になりやすい世代かなと思います。
ただし、スポーツ走行に使われていた車両も少なくありません。
クイックシフター、バックステップ、社外マフラー、タイヤの端まで強く使われた跡がある場合は、使用環境を販売店へ確認してください。
2023年以降の42PSモデル
2023年モデルでは、排出ガス規制へ対応しながら最高出力を42PSへ高めています。
ショーワ製SFF-BP倒立フロントフォーク、Hondaセレクタブルトルクコントロール、ハザードランプ、エマージェンシーストップシグナルも採用されました。
最高速だけで見ると41PSモデルとの差は大きくない可能性があります。
一方、サスペンションと電子制御を含めた総合的な安心感や、サーキットでの扱いやすさは進化しています。
2025年モデルのメーカー希望小売価格は、マットビュレットシルバーが902,000円、パールグレアホワイトとグランプリレッドが940,500円です。
参考:Honda 2025年CBR250RRニュースリリース
CBR250RRのリミッターカット・リミッター解除で最高速は伸びる?

約180km/h付近の速度制御は施工業者から情報が出ている
CBR250RRの国内仕様について、ECUチューニング業者からは、約178~180km/h付近で速度制御が入るという情報が出ています。
ただし、Hondaは一般向けの公式諸元で、速度リミッターの有無や作動速度を公表していません。
そのため、「すべての年式が必ず180km/hで同じ制御になる」と断定することはできません。
ECUの品番、国内仕様と海外仕様、年式、タイヤやスプロケットの状態によっても挙動が変わる可能性があります。
リミッター解除だけでは大幅に速くならない
速度リミッターを解除すれば、設定された速度以上へ加速できる余地は生まれます。
しかし、CBR250RRの最高速付近では、エンジン出力の多くが空気抵抗へ使われています。
ノーマル車がリミッターへ到達する前に、風圧によって加速しなくなる条件もあります。
つまり、リミッターカットをしたからといって、最高速が180km/hから一気に200km/hへ伸びるとは考えにくいです。
数km/hを伸ばすためにも、吸排気、燃調、空力、ギア比、路面条件、ライダーの姿勢などを総合的に整える必要があります。
ECU書き換えで変更される可能性がある項目
専門業者によるECU書き換えでは、速度制御だけでなく、次のような項目を調整する場合があります。
- 電子スロットル開度
- 燃料噴射量
- 点火時期
- エンジンブレーキ特性
- レブリミット
- 速度リミット
- 排気系変更に合わせた燃調
施工内容は業者や年式によって違います。
単純に制限を外すだけではなく、実車の吸排気仕様に合わせて燃調を整えることが重要です。
リミッター解除のデメリット
リミッター解除前に確認したいこと
- メーカー保証を受けにくくなる可能性がある
- 燃調が合わないとエンジンへ負担がかかる
- 排出ガスや騒音基準へ影響する可能性がある
- レブリミット変更はエンジン耐久性へ影響する
- 純正ECUへ戻せない施工もある
- 中古売却時に改造車として評価される可能性がある
- タイヤやブレーキの性能不足が危険につながる
250ccは車検がないから、どのような改造をしても問題ないわけではありません。
公道を走る車両には、排出ガス、騒音、保安基準が適用されます。
ECU書き換えとマフラー交換を行う場合は、施工業者へ公道使用の可否、保証、純正復帰の方法を確認してください。
サーキット専用ならHRCレースベース車もある
最高速やサーキットタイムを本格的に追求するなら、公道仕様を無理に変更する方法だけが選択肢ではありません。
HRCでは、CBR250RRをベースに保安部品を取り外し、専用ECU、エキゾーストパイプ、クイックシフター、レース用ワイヤーハーネスを装備したレースベース車を用意しています。
こちらはサーキット走行専用で、公道を走るための車両ではありません。
用途を完全に分けられる人なら、公道車の保証や法規を気にしながら改造するより、合理的な選択になる場合があります。
CBR250RR・ZX-25R・R25・ZX-4Rの最高速を比較

CBR250RRの速さを判断するには、同クラスや普通二輪免許で乗れる上位モデルと比較すると分かりやすいです。
ただし、各メーカーは最高速度を公式公表していません。
次の最高速は第三者計測や実走情報から見た目安であり、保証値ではありません。
| 車種 | エンジン | 最高出力 | 車両重量 | 最高速の目安 |
|---|---|---|---|---|
| CBR250RR | 249cc・2気筒 | 42PS | 168kg | 約170~180km/h前後 |
| Ninja ZX-25RR | 249cc・4気筒 | 46PS/ラムエア時48PS | 184kg | 約180~190km/h前後 |
| YZF-R25 | 249cc・2気筒 | 35PS | 169kg | 約160~175km/h前後 |
| Ninja ZX-4R SE | 399cc・4気筒 | 77PS/ラムエア時80PS | 190kg | 200km/h超の計測例あり |
| CBR400R E-Clutch | 399cc・2気筒 | 46PS | 195kg | 約170~180km/h前後 |
数字は測定方法や年式によって変わります。特にメーター表示とGPS実測を混同しないようにしてください。
ZX-25Rの最高速はCBR250RRより伸びやすい
2026年モデルのNinja ZX-25RRは、250ccでは珍しい並列4気筒エンジンを搭載しています。
最高出力は46PS/16,000rpmで、ラムエア加圧時は48PSです。
CBR250RRより4~6PS高く、16,000rpmまで回してパワーを発揮するため、高速域ではZX-25Rの方が伸びやすい傾向があります。
一方で、ZX-25RRの車両重量は184kgです。CBR250RRより16kg重いため、低い速度域やタイトな峠では軽さの差を感じることがあります。
ZX-25Rは、4気筒サウンド、高回転域の伸び、所有感を重視する人に向いています。
CBR250RRは、2気筒のトルク、軽さ、加速、コーナリングをバランスよく楽しみたい人に合いやすいです。
最高速だけでZX-25Rを選ぶと、価格、重量、燃費、日常域で回転数を上げにくい点が気になるかもしれません。
YZF-R25の最高速はCBR250RRより控えめ
YZF-R25は、水冷直列2気筒エンジンから35PS/12,000rpmを発揮します。
車両重量は169kgでCBR250RRとほぼ同じですが、出力は7PS低いため、100km/h以降の伸びではCBR250RRが有利になりやすいです。
第三者の実走情報では、R25の最高速はメーター表示を含め約160~175km/h前後とされることがあります。
ただし、YZF-R25は最高速だけを狙ったバイクではありません。
2025年モデルでは、アシスト&スリッパークラッチ、スマートフォン連携、USB端子などが採用され、日常での扱いやすさが強化されています。
新車価格もCBR250RRより抑えられているため、サーキット性能を最優先しない人にはコストパフォーマンスの高い選択です。
ZX-4Rの最高速はCBR250RRと別クラス
ZX-4Rは普通二輪免許で乗れるためCBR250RRと比較されますが、排気量は399ccです。
2026年モデルのZX-4R SEは、最高出力77PS、ラムエア加圧時80PSを発揮します。
CBR250RRの42PSに対して約1.8倍の出力があるため、100km/h以降の加速や最高速は明確に上です。
実走テストでは200km/hを超える例がありますが、カワサキは最高速度を公式公表していません。
ZX-4Rの魅力は、最高速だけではなく、400ccで15,000rpm近くまで回る4気筒エンジンを楽しめることです。
ただし、車両価格、タイヤ代、燃費、保険、重量はCBR250RRより負担が大きくなります。
高速道路やサーキットで圧倒的な余裕を求めるならZX-4R、軽さと維持費を重視するならCBR250RRという選び方が分かりやすいですよ。
CBR400Rは最高速より高速巡航の余裕が魅力
現行CBR400R E-Clutchは、399cc直列2気筒エンジンから46PS/9,000rpm、38N・m/7,500rpmを発揮します。
最高出力はCBR250RRより4PS高い程度ですが、最大トルクは大きく、発生回転数も低いです。
そのため、最高速の数字が近くても、高速道路の合流、上り坂、追い越しではCBR400Rの方が余裕を感じやすくなります。
17Lタンク、穏やかな乗車姿勢、低中速トルクを考えると、長距離ツーリングを中心に使う人にはCBR400Rが向いています。
反対に、軽快な切り返し、高回転まで使う楽しさ、サーキット走行ではCBR250RRが魅力的です。
CBR250RRで高速道路はきつい?実用性と疲れる原因

法定速度内の巡航性能は十分
結論から言うと、CBR250RRは高速道路を走るための動力性能を十分に備えています。
現行モデルは42PSあり、100km/h前後からでもシフトダウンすれば加速できます。
高速道路への合流、車線変更、上り坂でも、250ccの中では余裕を感じやすい車種です。
フルカウルとスクリーンによって胸元へ当たる風を軽減しやすく、ネイキッドより高速巡航に向いています。
最高速が約170km/h以上だから高速道路が楽なのではなく、法定速度域に達するまでの加速力と車体の安定性が高いことがメリットです。
高速道路がきついと感じる5つの原因
前傾姿勢で手首や腰が疲れる
CBR250RRは本格的なスーパースポーツなので、ハンドル位置は低めです。
腕で上半身を支えていると、手首、肩、首、腰に疲労がたまります。
ニーグリップで下半身を固定し、腕の力を抜くことが大切です。
純正スクリーンでは風圧を受ける
純正スクリーンはスポーツ走行とデザインのバランスを考えた高さです。
伏せれば風を流しやすい一方、上体を起こしたツーリング姿勢では、ヘルメットや肩へ風が当たる場合があります。
ツーリングスクリーンへ交換すると、胸元の風圧を減らせる可能性があります。
ただし、スクリーンを高くすると、身長や姿勢によってはヘルメット周辺の乱流や風切り音が増えることもあります。
高回転域の音と振動が続く
CBR250RRは高回転型エンジンなので、大排気量車より高速巡航時のエンジン回転数が高くなります。
エンジンが壊れそうという意味ではありませんが、音と細かな振動が長時間続くことで疲れる人はいます。
チェーンの張りすぎ、タイヤの偏摩耗、バーエンドの緩みがあると振動が増える場合もあるため、点検してみてください。
シートが硬くお尻が痛くなる
スポーツ走行で車体の動きを感じやすくするため、CBR250RRのシートはツアラーほど厚くありません。
休憩を取らずに走り続けると、お尻や内ももが痛くなることがあります。
シートクッションは有効な選択肢ですが、座面が高くなり、足つきや車体との一体感が変わる点に注意してください。
軽い車体は横風の影響を感じやすい
168kgという軽さは、街乗りやコーナリングでは大きな長所です。
一方、橋の上やトンネル出口、大型車の横を通るときは、横風や風圧で車体が動く感覚を受ける場合があります。
ハンドルを強く押さえ込まず、ニーグリップを保ち、急な操作を避けましょう。
高速道路を快適にするスクリーン
【高速道路の風圧がつらい人へ】
社外スクリーンには、純正に近い高さのレーシングタイプと、防風範囲を広げたツーリングタイプがあります。
見た目だけで選ばず、対応年式、スクリーンの高さ、色の濃さ、取付穴、ハンドルやミラーとの干渉を確認してください。
腕とお尻の疲れを減らす用品
| 用品 | 期待できること | 注意点 |
|---|---|---|
| ニーグリップパッド | 下半身を固定しやすく、腕の力を抜きやすい | 貼付位置と塗装への粘着跡を確認 |
| ゲルシート | 座面の圧力を分散しやすい | 足つきと乗車位置が変わる場合がある |
| タンクバッグ | 背中に荷物を背負わずに済む | ハンドル操作とメーター視認性を妨げないか確認 |
| 耳栓 | 風切り音による疲労を減らしやすい | 緊急車両や周囲の音を認識できる製品を選ぶ |
高速走行前に点検する項目
最高速を試す予定がなくても、高速道路へ入る前の点検は重要です。
- 前後タイヤの空気圧
- タイヤの溝、ひび割れ、異物
- チェーンのたるみと注油状態
- ブレーキパッドとブレーキフルード
- エンジンオイル量
- 冷却水量
- カウル、スクリーン、ミラーの緩み
- 荷物の固定
空気圧は、走行直後ではなくタイヤが冷えている状態で確認します。
社外のエアゲージには誤差もあるため、信頼できる製品を使い、車両指定値に合わせてください。
CBR250RRの中古相場と失敗しない選び方
中古価格は40万円台から80万円台まで幅がある
2026年6月時点の中古市場では、MC51型CBR250RRは年式や状態によって、本体価格40万円台から80万円台まで幅広く掲載されています。
中古車全体の掲載平均が70万円台になることもありますが、これは高年式の低走行車、カスタム車、登録済み未使用車などを含む数字です。
2017~2019年型は40万円台後半から60万円台、2020~2022年型は50万円台後半から70万円台、2023年以降は70万円台から80万円台以上が一つの目安になります。
実際の価格は地域、走行距離、カラー、ABS、用品、保証によって変わります。
本体価格だけでなく、納車整備、登録、自賠責、保証を含めた支払総額を比較してください。
中古でおすすめしやすい年式
| 重視すること | 候補 | 理由 |
|---|---|---|
| 価格優先 | 2017~2019年 | 初期型で流通量が多く、購入価格を抑えやすい |
| 性能と価格のバランス | 2020~2022年 | 41PS、スリッパークラッチ、クイックシフター対応 |
| 装備と安心感 | 2023年以降 | 42PS、トラクションコントロール、SFF-BPフォーク |
安さだけで選ぶなら初期型ですが、購入後にタイヤ、チェーン、バッテリー、フォークシールを交換すると、41PSモデルとの価格差が小さくなる場合があります。
見積もりでは、購入直後に必要な消耗品まで含めて比較しましょう。
走行距離よりサーキット走行歴を確認する
CBR250RRはサーキット走行を楽しめる車種なので、中古車にはスポーツ走行で使われた個体もあります。
サーキットを走った車両が必ず悪いわけではありません。
丁寧に整備されている場合もありますが、エンジン、クラッチ、ブレーキ、サスペンションへ負荷がかかっている可能性があります。
次の部分を確認してみてください。
中古CBR250RRの確認ポイント
- カウル、レバー、ステップ、マフラーの転倒傷
- フレームやハンドルストッパーの傷
- フロントフォークのオイル漏れ
- ブレーキディスクの段付きや焼け
- チェーンとスプロケットの摩耗
- タイヤの銘柄、製造年、偏摩耗
- 社外マフラーの認証表示
- ECU書き換えの有無
- 純正部品が保管されているか
- オイル交換と冷却水交換の記録
ECU書き換え車は内容を確認する
中古車に「フルパワー化」「リミッター解除」と書かれている場合は、施工業者と変更内容を確認してください。
信頼できる業者が実車仕様に合わせて施工し、記録が残っている車両なら判断材料になります。
一方、施工先や燃調が不明な車両は、将来の故障診断が難しくなる可能性があります。
純正ECUへ戻せるか、純正マフラーが付属するか、販売店保証の対象になるかを契約前に確認しましょう。
販売価格と買取価格は別
中古車が70万円で販売されていても、オーナーの買取価格が70万円になるわけではありません。
販売価格には、仕入れ費用、整備、保証、店舗運営費、利益などが含まれます。
カチエックスが公開しているCBR250RRの取引実績でも、状態や年式によって落札価格には大きな幅があります。
自分の車両の価値を知りたい場合は、ネットの平均額をそのまま当てはめず、実車情報を使って査定を比較してください。
CBR250RRの主要スペック
以下は、2025年2月時点でHondaが公表している現行CBR250RRの主要諸元です。
| 項目 | CBR250RR |
|---|---|
| 車名・型式 | ホンダ・8BK-MC51 |
| 全長×全幅×全高 | 2,065mm×725mm×1,110mm |
| 軸距 | 1,390mm |
| 最低地上高 | 148mm |
| シート高 | 790mm |
| 車両重量 | 168kg |
| 乗車定員 | 2名 |
| エンジン | 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒 |
| 総排気量 | 249cm³ |
| 内径×行程 | 62.0mm×41.3mm |
| 圧縮比 | 12.5 |
| 最高出力 | 31kW[42PS]/13,500rpm |
| 最大トルク | 25N・m[2.5kgf・m]/10,750rpm |
| 燃料供給方式 | 電子制御燃料噴射装置(PGM-FI) |
| 燃料タンク容量 | 14L |
| WMTCモード燃費 | 27.4km/L |
| 変速機 | 常時噛合式6段リターン |
| クラッチ | 湿式多板コイルスプリング式 |
| タイヤ・前 | 110/70R17M/C 54H |
| タイヤ・後 | 140/70R17M/C 66H |
| ブレーキ | 前後油圧式ディスク・ABS標準装備 |
| フロントサスペンション | テレスコピック式・倒立SFF-BP |
| リアサスペンション | スイングアーム式・プロリンク |
| メーカー希望小売価格 | 902,000円~940,500円 |
燃費や価格、仕様は変更される場合があります。購入時はHonda公式サイトや販売店で最新情報を確認してください。
CBR250RRの最高速に関するよくある質問
Q1. CBR250RRの最高速は何km/hですか?
Q2. 現行CBR250RRの馬力は何PSですか?
Q3. CBR250RRの0-100km/h加速は何秒ですか?
Q4. CBR250RR MC51の最高速は年式で違いますか?
Q5. CBR250RRには180km/hリミッターがありますか?
Q6. リミッターカットで最高速は何km/h伸びますか?
Q7. CBR250RRのリミッター解除は公道で問題ありませんか?
Q8. ZX-25RとCBR250RRはどちらが速いですか?
Q9. YZF-R25とCBR250RRはどちらが速いですか?
Q10. ZX-4Rの最高速はCBR250RRより高いですか?
Q11. CBR250RRで高速道路はきついですか?
Q12. 高速道路を100km/hで巡航できますか?
Q13. CBR250RRの中古は何年式がおすすめですか?
Q14. 中古のCBR250RRで確認すべき点は何ですか?
CBR250RRの最高速と高速性能を総まとめ
- HondaはCBR250RRの最高速を公式公表していない
- 第三者計測や実走では約170~180km/h前後が目安
- メーター表示はGPS実測より高く出る場合がある
- 0-100km/h加速は条件が良ければ約6秒前後
- 現行モデルは42PS、25N・m、168kg
- 2017~2019年型は38PS
- 2020~2022年型は41PS
- 2023年以降は42PSとトラクションコントロールを採用
- MC51という型式だけでは年式や性能を判断できない
- 約180km/h付近の速度制御は業者情報でありメーカー公表値ではない
- リミッター解除だけで最高速が大幅に伸びるとは限らない
- ECU書き換えは保証、排出ガス、耐久性へ影響する可能性がある
- サーキット専用にはHRCレースベース車という選択肢もある
- ZX-25Rは高回転4気筒による高速域の伸びが強み
- CBR250RRは軽さと加速、コーナリングのバランスに優れる
- R25より出力と高速域の伸びで有利
- ZX-4Rは400cc・77PSであり最高速は別クラス
- CBR400Rは最高速より高速巡航の余裕が魅力
- 高速道路の法定速度内では十分な性能がある
- 高速で疲れる原因は前傾姿勢、風圧、音、振動、シート
- スクリーンやニーグリップパッドで快適性を改善できる場合がある
- 中古車は走行距離より転倒歴、サーキット歴、ECU変更も重要
- 最高速を試すのは公道ではなく管理されたサーキットに限る
【CBR250RRを売るか、快適化して乗り続けるか迷っている方へ】
「高速道路をもっと楽に走りたい」という悩みは、スクリーンや乗り方で改善できる場合があります。
一方、求めているものが400ccや大型バイクの低回転トルクと巡航余裕なら、CBR250RRを改造し続けるより、乗り換えた方が満足しやすいかもしれません。
判断するためには、まず現在の愛車がいくらになるのかを把握しておくと、次のバイクに使える予算が見えやすくなります。
カチエックスは、車両の写真や情報をもとに複数の買取店による査定を比較できるサービスです。査定額は年式、状態、地域、改造内容で変わるため、必ず高値になるわけではありませんが、現在価格を知る選択肢になります。
🏁 Hondaのバイクをさらに比較したい方へ
CBR250RRは速さと軽さを高い水準で両立した250ccですが、Hondaにはツーリング向き、街乗り向き、大排気量スポーツなど、性格の違うモデルがあります。
排気量や用途ごとの違いを確認してから選びたい方は、Honda全車種図鑑も参考にしてください。
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