ハーレーのバイク選びでよくある「ハーレーは何 cc」が選べるのかという疑問。
初心者から愛好家まで、多くの人が自分に合った排気量を知りたいと考えています。
本記事では、ハーレーダビッドソンの排気量一覧をもとに、最小排気量の883ccモデルから最大1900cc以上のモデルまで、それぞれの特徴を詳しく解説します。
また、250ccや400ccといった小型モデルがない理由や、X350やX500といった新型モデルのスペック情報についても紹介します。
さらに、排気量ランキングや各モデルの用途に応じた選び方にも触れ、ハーレー初心者や愛好家の皆さんにとって参考になる内容をお届けします。
あなたにぴったりのハーレーを見つけるために、ぜひ最後までご覧ください。
ポイント
- ハーレーの排気量一覧と各モデルの特徴について理解できる
- ハーレーに250ccや400ccがない理由と背景を把握できる
- 新型モデルX350とX500のスペックや用途を理解できる
- 最小モデルや最大排気量モデルの特徴と選び方を知ることができる
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ハーレーは何ccが選べる?排気量を解説
- 排気量一覧と特徴
- 250ccや400ccはなぜない?
- 排気量最小モデルの現状
- 排気量最大モデルの魅力
- 1800ccの特徴と人気
排気量一覧と特徴
ハーレーダビッドソンのバイクは、排気量の異なる多彩なモデルがラインアップされています。
それぞれのモデルには、特有の性能やデザインがあり、ライダーの用途や好みに応じて選ぶことができます。
以下に主要な排気量とその特徴をまとめました。
排気量(cc) | 主なモデル例 | 特徴 |
---|---|---|
353cc | X350(2023年発売) | 水冷並列2気筒DOHC4バルブエンジンを搭載し、普通自動二輪免許で運転可能。 |
500cc | X500(2023年発売) | 水冷並列2気筒DOHC4バルブエンジンを搭載し、普通自動二輪免許で運転可能。 |
883cc | スポーツスター883 | コンパクトで扱いやすく、特にハーレー初心者や街乗りに最適。日本では「パパサン」の愛称でも親しまれるモデル。 |
1201cc | スポーツスター1200 | スポーツ性能とツーリング性能を兼ね備え、幅広いライダーに対応。 |
1246cc | V-ROD | 独自のデザインとパワフルなエンジン性能が特徴のスポーツ系モデル。 |
1584cc | ソフテイル、ダイナ | クラシックなデザインと優れた走行性能を誇り、ハーレーの定番モデル。 |
1689cc | ツーリングファミリー | 長距離ツーリングに最適で、快適性と収納性に優れた装備を搭載。 |
1801cc | CVOシリーズ | 高級感あふれる特別仕様で、圧倒的なパワーと最新の技術を備えた特別なモデル。 |
1923cc | ミルウォーキーエイト117 | ハーレーダビッドソンで最大排気量を誇り、圧倒的なパワーを持つモデル。 |
これらのモデルは、それぞれエンジン性能やフレームデザインが異なり、街乗りから長距離ツーリング、さらにはカスタムベースとしての利用に至るまで、幅広い用途に対応しています。
排気量が大きくなるほどパワーや快適性が向上する一方で、重量や価格も増すため、初心者は選ぶ際に十分な注意が必要です。
250ccや400ccはなぜない?
ハーレーダビッドソンは、250ccや400ccといった小型排気量モデルを基本的にラインアップに加えていません。
この理由は、ブランドの設計思想やターゲット市場に基づいています。
ブランドの設計思想
ハーレーは、伝統的に「大型エンジンでの力強い走行」を理念としてきました。
このため、小型排気量のバイクよりも、中型から大型排気量のモデルに注力しています。
特に、大排気量エンジンの持つ独特の振動や音がハーレーのブランドアイデンティティの一部とされています。
ターゲット市場の違い
主なターゲット市場が北米やヨーロッパであり、これらの地域では大型バイクの需要が高いことが影響しています。
一方、日本などの市場では小型排気量モデルが人気ですが、ハーレーはあえてその層を狙わず、ブランド価値を守る戦略を採用しています。
例外的な存在
過去にはイタリアのメーカー「アエルマッキ」との協業により、250ccの「スプリントSS」が製造されました。
しかし、このモデルは限定的な生産にとどまり、現在は中古市場でも希少品として扱われています。
今後の可能性
最近、アジア市場を意識して中国企業と提携し、250ccや400ccに近い「X350」が登場していますが、これも限定的な展開にとどまる可能性が高いです。
このように、ハーレーの戦略は「小型よりも中型・大型に特化する」という方向性が明確です。
以上の理由から、小型排気量モデルは基本的に存在せず、ハーレーは大型バイク愛好家を中心に支持を集め続けています。
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排気量最小モデルの現状
ハーレーダビッドソンの中で、最も小さな排気量のモデルは、現在「スポーツスター」シリーズに見られる883ccモデルが主流となっています。
一方で、より小型の排気量に該当する250ccや400ccのモデルはラインアップに含まれていません。
最小排気量モデルの特徴
- 扱いやすさ:883ccのスポーツスターは、比較的軽量で初心者でも扱いやすい設計が特徴です。街乗りから短距離ツーリングまで幅広く対応できます。
- 価格の手頃さ:ハーレーの中では比較的手頃な価格帯に位置し、初めてのハーレーとして選ばれることが多いです。
- カスタマイズ性:最小モデルであっても、カスタムパーツの選択肢が豊富で、自分好みに改造しやすいのも魅力です。
小型排気量モデルがない理由
250ccや400ccのモデルが存在しない理由として、ハーレーのブランド哲学や市場戦略が挙げられます。
ハーレーは、排気量の大きさと重厚な走行感を重要視しており、小型モデルがブランドイメージに合わないためです。
現在、最小排気量モデルの位置付けとして、アジア市場を意識した「X350」のような限定的なモデルがあるものの、公式ラインアップに含まれる主力モデルは依然として883ccが最小です。
排気量最大モデルの魅力
ハーレーダビッドソンの排気量最大モデルは、ツーリングファミリーやCVOシリーズに見られる1900cc以上のバイクです。
これらのモデルは、長距離ツーリングや豪華な乗り心地を追求するライダーに特化しています。
最大排気量モデルの特徴
- 圧倒的なパワー:1900ccを超えるエンジンは、驚異的なトルクを発揮し、高速道路や長距離移動でも余裕のある走行が可能です。
- 快適な装備:最大排気量のモデルには、大型スクリーンや高性能サスペンション、シートヒーターなど、快適性を高める装備が充実しています。
- 存在感あるデザイン:CVOシリーズに代表されるような高級感のある仕上げや、カスタムペイントが施された外観は、他のバイクにはない圧倒的な存在感を放ちます。
ツーリングに最適
特に長距離移動を目的とするライダーにとっては、収納スペースが豊富で快適性が重視されたこれらのモデルが最適です。
また、排気量が大きい分、エンジンの振動が抑えられ、長時間の運転でも疲れにくい設計となっています。
注意点
ただし、排気量が大きい分、車両重量が増加し、価格も非常に高額になります。そのため、初めてのバイクとしては難しい選択肢となる場合もあります。
このように、ハーレーの最大排気量モデルは、圧倒的なパワーと豪華さを持ち、特にツーリング愛好家やハーレー上級者にとって理想的な選択肢と言えます。
1800ccの特徴と人気
ハーレーダビッドソンの1800ccモデルは、大排気量ならではの力強い走行性能と、ラグジュアリーな存在感が特徴です。
1800ccエンジンは、主にツーリングモデルやカスタムバイクに採用され、長距離走行を快適にする装備が充実しています。
1800ccの特徴
ハーレーの1800ccエンジンは、排気量の大きさがもたらす圧倒的なトルクが魅力です。
例えば、6速トランスミッションと組み合わせることで、高速道路でのスムーズな加速と余裕のある走行が可能です。
また、空冷式OHVエンジンが採用されていることが多く、クラシックなデザインと現代的な性能を両立しています。
人気の理由
- 長距離ツーリングの快適さ
1800ccの大排気量エンジンは、高速巡航時にエンジン回転数を抑えられるため、エンジン音が静かで快適です。長時間の走行でも疲れにくいという利点があります。 - カスタムの自由度
大きなフレームとエンジンスペースを活かして、さまざまなカスタムが可能です。外観だけでなく、エンジン性能やハンドリングを調整する愛好家も多くいます。 - 所有する満足感
1800ccというスケール感は、ハーレー愛好家にとって一種のステータスです。大型バイクの象徴ともいえる存在で、多くの人に支持されています。
注意点
ただし、大排気量ならではの燃費の悪さや、車体の重さがデメリットとして挙げられます。
特に、街中での取り回しや駐車が苦手な初心者ライダーには、難しさを感じる場合があるでしょう。
ハーレーは何ccがおすすめ?最新情報を紹介
- X350のスペックを詳しく解説
- 新型X350の登場背景
- 新型X500のスペックを紹介
- 排気量ランキングとその傾向
- ハーレーと他メーカーの排気量比較
- ハーレー選びのポイント:排気量編
X350のスペックを詳しく解説
ハーレーダビッドソンX350は、エントリーモデルとしてデザインされ、手頃なサイズ感と軽量ボディが特徴です。
初めてのバイク購入を考える人や、小回りの効くバイクを求めるライダーに適しています。
基本スペックの概要
以下はX350の主なスペックをまとめた表です。
項目 | 詳細 |
---|---|
エンジン | 水冷式Parallel-Twin 353cc |
馬力 | 36 HP / 27 kW @ 8500 rpm |
エンジントルク | 31 Nm @ 7000 rpm |
燃料容量 | 13.5 L |
出荷時重量 | 180 kg |
シート高 | 777 mm |
フロントタイヤ | 120/70-ZR17 |
リアタイヤ | 160/60-ZR17 |
特徴と利便性
- 軽量かつコンパクトな車体
車両重量が195kgと軽量で、シート高も777mmと低めに設計されています。このため、初心者や小柄なライダーでも乗りやすく、街乗りや通勤にも適しています。 - 高い操作性
41mmの逆向き配置フロントフォークと、リバウンド調整可能なリアショックアブソーバーが搭載されており、スムーズで快適な乗り心地を実現します。 - モダンなデザイン
デジタルゲージ内蔵のダッシュボードやLEDライトが採用されており、クラシックなハーレーのイメージに近代的なアプローチを加えています。
注意点
X350は比較的低排気量のため、長距離ツーリングや高速道路での走行性能に限界があります。パワフルな走行を求めるライダーには物足りないと感じられるかもしれません。
新型X350の登場背景
ハーレーダビッドソンが新型X350を発表した背景には、バイク市場における多様化するニーズと新規顧客の獲得という明確な狙いがあります。
このモデルは、従来の大型バイク志向から一歩踏み出し、より幅広いユーザー層に対応するための新しい試みと言えるでしょう。
市場の多様化と需要の変化
従来のハーレーダビッドソンは、大排気量のアメリカンバイクを主軸としていました。
しかし、近年では都市部のコンパクトな道路事情や環境意識の高まりにより、小型・中型バイクの需要が増加しています。
X350は、このトレンドに対応するために開発されました。
若年層や初心者ライダーへのアプローチ
X350は、353ccという排気量や軽量ボディ設計によって、若年層や初心者ライダーにも手が届きやすい仕様になっています。
これにより、従来の「ハーレーは大型バイク」というイメージを打破し、新しい顧客層を開拓する意図が見えます。
グローバル市場での競争力
さらに、アジア市場をはじめとするグローバル展開を視野に入れている点もX350の特徴です。
例えば、排気量の小さいモデルは、二輪市場が活発なアジア地域で特に高い需要があります。
X350は、この市場でハーレーダビッドソンの存在感をさらに強める役割を担っています。
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新型X500のスペックを紹介
ハーレーダビッドソンX500は、中型排気量クラスで、扱いやすさとハーレーらしいデザインを兼ね備えたモデルです。
このモデルは、新しいライダー層を取り込むために設計されており、性能面でも魅力的な特徴を備えています。
以下に、X500の主なスペックを詳しく紹介します。
ディメンションとデザイン
X500は全長2,135mm、ホイールベース1,485mmと適度なサイズ感を持っています。
シート高は820mmで、平均的なライダーにとって足つきの良い設計がなされています。
また、最低地上高は153mmあり、街乗りだけでなく、軽いオフロードでの使用にも対応可能です。
項目 | 数値 |
---|---|
全長 | 2,135 mm |
シート高(非積載時) | 820 mm |
最低地上高 | 153 mm |
ホイールベース | 1,485 mm |
燃料容量 | 13.1 L |
出荷時重量 | 199 kg |
車両重量 | 208 kg |
エンジンとパフォーマンス
X500のエンジンは水冷式Parallel-Twinタイプで、排気量は500ccです。
最大出力は47馬力、最大トルクは46Nmを発揮し、中型バイクとして十分なパワーを提供します。
この出力は、都市部での軽快な加速から、高速道路での安定した巡航まで対応可能です。
項目 | 数値 |
---|---|
エンジンタイプ | 水冷式Parallel-Twin |
排気量 | 500 cc |
最大出力 | 47 HP / 35 kW @ 8500 rpm |
最大トルク | 46 Nm @ 6000 rpm |
圧縮比 | 11.5:1 |
シャシーとブレーキ
X500は、50mmの逆向き配置のフロントフォークと油ガス分離式リアショックを装備しています。
これにより、路面状況に応じたスムーズな乗り心地と高い安定性を実現しています。
また、前後ブレーキにはフローティングピストンキャリパーを採用し、安全性を確保しています。
項目 | スペック |
---|---|
フロントフォーク | 50mm逆向きリバウンド調整可能 |
リアショック | 油ガス分離式、プリロード調整可能 |
ブレーキ(フロント) | フローティング4ピストン |
ブレーキ(リア) | フローティング1ピストン |
ライダー向けのポイント
X500は、中型クラスのバイクを求めるライダーや、ハーレーブランドに初めて触れる人に最適です。
500ccという排気量は、取り回しの良さとパワフルさのバランスが取れており、都市部の通勤からツーリングまで幅広く対応します。
また、13.1Lの燃料タンクを備え、長距離走行も安心です。
総評
X500は、ハーレーダビッドソンの伝統的なスタイルを守りながらも、新しい技術とデザインを取り入れています。
その結果、初心者から中級者まで、幅広いライダー層に愛されるモデルとなっています。
特に「ハーレーらしさ」と「扱いやすさ」を両立したい人にとって、X500は理想的な選択肢と言えるでしょう。
排気量ランキングとその傾向
ハーレーダビッドソンは幅広い排気量のモデルを展開しており、それぞれ異なるライダー層に向けた魅力を持っています。
ここでは、排気量別のランキングとその傾向について解説します。
排気量ランキング(代表モデルと特徴)
以下はハーレーダビッドソンの代表的な排気量別モデルとその特徴をまとめた表です。
ランキング | 排気量 | モデル例 | 特徴 |
---|---|---|---|
1位 | 1800cc | Road Glide Special | 長距離ツーリング向け、高い快適性 |
2位 | 1200cc | Forty-Eight | アグレッシブなデザインと力強い走行性能 |
3位 | 883cc | Iron 883 | 初心者にも扱いやすいクラシックなモデル |
4位 | 500cc | X500 | 都市部や短距離向けの軽量モデル |
5位 | 353cc | X350 | 初心者向け、手頃なエントリーモデル |
排気量の傾向とライダー層
- 大型バイクの象徴としての1800ccクラス
1800ccモデルは、ハーレーダビッドソンの代名詞とも言える存在です。主にツーリングやカスタムを好むライダーに支持されています。 - ミドルクラスの幅広い対応力
1200ccや883ccクラスは、パワフルな走行性能と都市部での取り回しのバランスが良い点で人気があります。これらのモデルは、初心者から中級者まで幅広い層に適しています。 - 小型モデルの台頭
500ccや353ccの小型モデルは、新規顧客や都市型ライダーをターゲットにした戦略的な展開です。特にXシリーズは、環境意識の高まりや都市部での利便性を求めるニーズに応えています。
需要の変化
近年のハーレーダビッドソンは、大型モデル一辺倒から脱却し、小型モデルにも力を入れるようになっています。
この変化は、ブランドの伝統を守りつつ、現代のニーズに柔軟に対応しようとする姿勢を表しています。
ハーレーと他メーカーの排気量比較
ハーレーダビッドソンの排気量は、多くの他メーカーと比較して特徴的です。
特に大排気量に特化したモデルが多く、ブランドのアイデンティティとして確立されています。
一方で他メーカーは、より広範囲の排気量に対応し、異なるユーザー層にアプローチしています。
ハーレーの特徴的な排気量設定
ハーレーダビッドソンは、主に883cc以上の中型・大型バイクを中心に展開しています。
このため、ハーレーを検討するライダーの多くは、ツーリングやクルージングを目的としたライフスタイルに憧れを持つ傾向があります。
他メーカーとの比較表
メーカー名 | 主な排気量帯 | 特徴 |
---|---|---|
ハーレーダビッドソン | 883cc~1800cc | 大型バイク中心、トルク重視のエンジン |
ホンダ | 125cc~1800cc | 小型から大型まで幅広いラインナップ |
ヤマハ | 125cc~1000cc | スポーツバイクやアドベンチャー向け |
カワサキ | 250cc~1000cc | 高性能スポーツバイクが主力 |
BMWモトラッド | 500cc~1800cc | 高価格帯ツアラーとアドベンチャーバイク |
ハーレーのポジショニング
他メーカーと比較して、ハーレーダビッドソンは「大型バイクの象徴」として確固たる地位を築いています。
一方で、小型・中型モデルの不足が指摘されることもあります。
しかし最近では、X350やX500といった小型モデルの登場により、他メーカーとの競争力を高めています。
ハーレー選びのポイント:排気量編
ハーレーダビッドソンを選ぶ際には、排気量の選定が非常に重要です。
排気量によって、バイクの用途や乗り心地が大きく異なるため、自分のライディングスタイルに合ったモデルを選ぶことがポイントとなります。
乗る目的を考える
ハーレーは、その排気量によって用途が分かれています。
例えば、通勤や街乗りでは883ccクラスのモデルが扱いやすく、長距離ツーリングには1200cc以上のモデルが適しています。
また、X350のような小型モデルは、初心者や都市部での使用に適した選択肢となります。
体格やスキルに合った選択
排気量が大きいほど車両重量も増加するため、体格や運転スキルに応じた選択が必要です。
初めてハーレーに乗る場合は、883ccや500ccクラスから始めると無理なく操作できるでしょう。
コスト面の考慮
排気量が大きくなるほど、購入価格だけでなく、燃料消費やメンテナンスコストも増加します。
そのため、ランニングコストを含めて予算を検討することも重要です。
排気量ごとの主な特徴
排気量クラス | 主なモデル | 特徴 |
---|---|---|
350~500cc | X350, X500 | 初心者向け、都市部に最適 |
883cc | Iron 883 | 扱いやすいサイズ感、クラシックなスタイル |
1200~1500cc | Forty-Eight, Softail | ツーリング向け、安定感のある走行性能 |
1800cc以上 | Road Glide | 長距離移動やクルージングに最適 |
自分に合ったモデルを見つける
ハーレーを選ぶ際には、自分のライディング目的、体格、スキル、予算を考慮して、最適な排気量を選ぶことが大切です。
このプロセスをしっかり行うことで、長く愛用できる一台を見つけることができるでしょう。
ハーレーは何ccを選ぶべき?排気量ごとの特徴を総括
- ハーレーは主に883cc以上の中型・大型モデルを展開している
- 最小排気量モデルはスポーツスター883ccが主流
- 最大排気量は1900cc以上で、ツーリングやCVOシリーズに採用されている
- 排気量が大きいほどトルクが強く、高速巡航に適している
- 250ccや400ccモデルはブランドの哲学に合わないためラインアップにない
- 初心者には500ccや883ccのモデルが扱いやすい
- X350やX500などの小型モデルは都市部の使用に適している
- 1200ccクラスはスポーツ性能とツーリング性能を兼ね備えている
- 1800ccクラスは長距離ツーリングで快適性を発揮する
- 小型排気量モデルはアジア市場を意識して限定展開されることがある
- 排気量が大きいほど燃費や価格が高くなる傾向がある
- 初心者や小柄なライダーにはシート高の低いモデルが推奨される
- ツーリングモデルは収納性と快適性を重視するライダー向け
- ハーレーは他メーカーに比べて大排気量バイクが多い
- 排気量選びは用途や体格、スキルを考慮することが重要