Z900RSについて、「かっこいいと思っていたけど、ネットではダサいって言われていて不安」「高い買い物だから、買ったあとに後悔したくない」と気になっていませんか。
分かります。
Z900RSは見た目の個性がかなり強いバイクなので、「最高に渋い」と感じる人がいる一方、「多すぎて特別感がない」「タンクがでかい」「ずんぐりむっくりして見える」「CAFEは好みが分かれる」と感じる人もいます。
さらに購入を現実的に考え始めると、見た目以外の疑問も出てきます。
150万円を超える車両価格、200kgを超える車体、ハイオク指定、車検や大型タイヤの維持費、盗難対策、保管場所。こうした負担まで考えると、「デザインは好きだけど本当に自分に合うのかな」と迷いますよね。
先に結論をいうと、Z900RSは単純に「ダサいバイク」ではありません。
むしろ、Z1を思わせるクラシカルなスタイルへ、現代の車体・エンジン・電子制御を組み合わせたレトロスポーツです。
ただし、Z900RSらしさを作っている丸目ヘッドライト、大きなティアドロップ型タンク、存在感のある並列4気筒エンジン、丸みのある車体シルエットが、あなたの好みと合わなければ「なんとなく違う」と感じる可能性はあります。
ここが大事です。
「ネットでダサいと言われているからやめる」のではなく、自分が嫌なのはデザインなのか、重さなのか、維持費なのか、人とかぶることなのかを分けて考えると、後悔しにくくなります。
なお、2026年モデルだけを見ている方は情報の更新にも注意してください。
現在は2027年式Z900RSシリーズが国内ラインナップに入っています。通常Z900RS、Black Ball Edition、CAFE、SEがあり、価格やシート高、装備にも違いがあります。
この記事では、Z900RSがダサいと言われる理由を整理しながら、多すぎると言われる背景、タンクの大きさ、不人気色、CAFEの見え方、後悔しやすい人、手放す理由として考えられる点、持病の不安、ハイオク維持費、値引き、将来価値まで詳しく見ていきます。
すでに所有している方が「売るか残すか」を考えるときにも使えるように、カスタムで解決できる不満と、車種そのものを変えないと解決しにくい不満も分けました。
あなたがZ900RSを選ぶべきなのか。それともSEやCAFE、Z650RS、別のZシリーズまで比較した方がいいのか。一つずつ整理していきましょう。
ポイント
- Z900RSが「ダサい」と言われる理由を感覚だけでなく具体的に整理する
- 2027年式の現行モデル・価格・重量・装備を確認する
- 多すぎる、タンクがでかい、ずんぐりむっくりという印象の理由を考える
- CAFE・SE・Black Ball Editionと通常モデルの違いを確認する
- 後悔しやすい人と、長く満足しやすい人を分けて考える
- ハイオク、車検、消耗品など購入後の負担も確認する
- 売却や乗り換えまで考える場合の判断基準を整理する
先に結論|Z900RSがダサいかより「自分に合うか」で判断
- レトロデザインが好き:Z900RSらしい丸目・タンク・4気筒の存在感は大きな魅力
- シャープな現代車が好き:丸みのある車体を古く感じる可能性がある
- 人とかぶるのが苦手:色・グレード・カスタムまで含めて選びたい
- 軽さ最優先:216kg級のZ900RSよりZ650RSなども比較した方がよい
- 維持費を抑えたい:ハイオク、車検、タイヤ、保険まで総額で考える
- 見た目だけが不満:外装・シート・ミラーなどで改善できる場合がある
- 重さや排気量そのものが負担:カスタムでは根本解決しないため乗り換えも候補
2027年式Z900RSの現行情報を先に確認
Z900RSについて調べると、2025年式や2026年式の価格・シート高・重量が混在しています。
特に現行車を購入するなら、古い数値をそのまま当てはめない方が安心です。
2027年式では通常のZ900RSも現行ラインナップへ入り、Black Ball Edition、CAFE、SEと合わせて選べる構成になっています。
| 2027年式 | メーカー希望小売価格 | シート高 | 車両重量 |
|---|---|---|---|
| Z900RS | 1,507,000円 | 810mm | 216kg |
| Z900RS Black Ball Edition | 1,529,000円 | 810mm | 216kg |
| Z900RS CAFE | 1,540,000円 | 820mm | 218kg |
| Z900RS SE | 1,837,000円 | 820mm | 217kg |
通常Z900RSの燃料タンク容量は17L、使用燃料は無鉛プレミアムガソリン、WMTCモード値は20.5km/Lです。
さらに現行世代では、電子制御スロットル、KTRC、KQS、エレクトロニッククルーズコントロール、IMUを利用したライダーサポートなどが採用されています。
つまり、「レトロな見た目だから中身も昔ながら」というバイクではありません。
外観はクラシカルですが、中身は現代の大型スポーツとしてかなり更新されています。
2025年式以前の標準Z900RSはシート高800mm・車両重量215kgだったため、ネット上の「Z900RSは800mm」という情報だけで足つきを判断すると、現行車では感覚が違う可能性があります。
購入前には必ず年式まで確認してください。
2027年式Z900RSの最新仕様はカワサキ公式サイトでも確認できます。
双輪Log公式Xの簡易調査
2027年式Z900RSについて、双輪Log公式Xで「買うならどれ?」という簡易調査を行ったところ、回答20件は次の結果でした。
- 通常Z900RS:6件
- Black Ball Edition:5件
- Z900RS SE:9件
20回答だけの簡易調査なので、市場全体の人気ランキングとは扱えません。
ただ、通常モデルより約33万円高いSEにも9件入っており、少なくとも今回の回答者では「価格が安い仕様へ単純に集中したわけではない」ことが分かります。
見た目、装備、特別感まで含めて選ぶ人がいることを考えると、Z900RSは価格だけでグレードを決めない方がよさそうです。
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Z900RSはダサい?その理由と本当の評価を解説

この章で確認すること
- デザインがダサいとされる理由
- 多すぎて目立たないと感じる理由
- ずんぐりむっくりに見える原因
- タンクがでかいと感じる理由
- 不人気色とリセールの考え方
- Z900RS CAFEの評価が分かれる理由
- どんな人がZ900RSを嫌いだと感じやすいか
まずは外装やカラーの実物感をチェック
Z900RSは、色や外装の組み合わせでかなり印象が変わります。
カスタムを前提に買う人は、完成車だけでなくタンク、サイドカバー、シート、フェンダーレスなどの組み合わせも見ておくと、「純正状態では少し違うけど、こうすれば好みになる」という判断がしやすいです。
デザインがダサいとされる理由
Z900RSのデザインを見て「ダサい」と感じる理由で大きいのは、クラシックな造形そのものが好みに合うかどうかです。
Z900RSは、カワサキの歴史的なZを思わせるスタイルを、現代のバイクとして作り直したレトロスポーツです。
丸目ヘッドライト、ティアドロップ型の燃料タンク、横方向にも存在感のある並列4気筒、丸みのあるテールまわり。
この雰囲気に惹かれる人なら、「これこそZ900RS」と感じるでしょう。
反対に、最新のスーパーネイキッドやフルカウルスポーツのような、細く鋭いLEDライト、エッジの強いカウル、短いテールを好む人から見ると、少し古く見えるかもしれません。
ここは性能の優劣ではありません。
クラシックを「渋い」と感じるか、「古い」と感じるかという好みの違いです。
さらにZ900RSは、全体的に細く見せるバイクではありません。
タンクにボリュームがあり、エンジンも視覚的な存在感が大きく、車体中央に密度があります。
そのため、人によっては「ずんぐりむっくり」「もう少しスマートならよかった」と感じます。
一方で、この塊感があるからこそ、駐車した状態でも大型4気筒らしい存在感があります。
私は、Z900RSの見た目で迷っているなら、真正面・真横の写真だけでは決めない方がいいと思います。
斜め前、ライダーがまたがった状態、屋外の自然光、実際の塗装を見ると、Web画像とはかなり印象が違います。
特にキャンディ系の塗装やエンジンの立体感は、写真だけでは判断しにくい部分です。
そもそも、なぜZ900RSがこの形なのかを知ると、見え方も変わります。
カワサキ「Z」全シリーズ図鑑|Z900RS・ゼファー・旧車の違いと歴史では、Z1から現代Zまでの違いを整理しています。
「多すぎて目立たない」と感じるなら何を重視すべき?
Z900RSについては、「ツーリング先で見かける」「人とかぶりやすい」という不満もあります。
これは見た目の良し悪しとは別の問題です。
あなたがバイクに「人と違うこと」を強く求めるなら、同型車を見かけるだけで特別感が薄れたように感じるかもしれません。
その場合、「人気があるからいいバイク」と自分へ言い聞かせても、モヤモヤは消えにくいですよね。
人とかぶるのが嫌なら、購入前にここを正直に考えた方がいいです。
Z900RSで差を出す方法はあります。
- 通常モデルではなくSE・CAFE・Black Ball Editionまで比較する
- 過去年式の好みのカラーから中古を探す
- ミラーやシートなど小さな変更で印象を変える
- 外装やZ1仕様まで含めてカスタムする
- 逆にフルノーマルをきれいに維持する
ただし、「人とかぶらないため」だけにカスタムすると、まとまりがなくなることがあります。
Z900RSはもともとのデザインが強いため、パーツを増やせば増やすほどかっこよくなるわけではありません。
ブラック基調ならブラックでまとめる、クラシック方向ならメッキや外装色の方向をそろえる、といった統一感を意識した方が自然です。
グレードそのものから変えたいなら、Z900RS SEの違い|CAFEや各モデルとの比較も先に確認してみてください。
ずんぐりむっくりに見えるのはタンクがでかいから?
Z900RSを見て「ずんぐりむっくりしている」と感じる場合、視線が集まりやすいのはタンクとエンジン周辺です。
Z900RSのタンクは、Z1を思わせるティアドロップ型を意識した造形です。
横から見ても上から見ても丸みがあり、車体中央へしっかりボリュームがあります。
その下には948cm³の並列4気筒エンジンがあるため、細身の2気筒ネイキッドと比べると密度が高く見えます。
これを「重厚」「迫力がある」と感じるか、「太い」「ずんぐりしている」と感じるかで評価が分かれます。
現行2027年式の燃料タンク容量は17Lです。
17Lという容量はツーリングでの給油回数を考えると便利ですが、「17Lだから見た目が大きい」と単純には言えません。
容量だけでなく、タンクの形状、フレームへの収まり方、シートとのつながりで見え方が決まるからです。
また、タンクへ膝を当てた感触も体格によって違います。
「大きいタンク=必ずニーグリップしやすい」と決めつけず、実際にまたがって膝の位置を確認してください。
見た目をスッキリさせたい場合は、シートやテール周辺の変更で印象が変わります。
一方、足つきが気になってローダウンも考えているなら注意が必要です。
車高を下げると足つきは改善しやすい反面、車体全体の姿勢や最低地上高、バンク角、サイドスタンドとの関係まで変わります。
Z900RSをローダウンするデメリットと注意点で年式ごとの差も確認してから決めるのがおすすめです。
不人気色は本当にダサい?公式の人気色ランキングはない

Z900RSのカラーを調べると、「人気色」「不人気色」という表現を見かけます。
ただし、カワサキが年式ごとの色別販売台数ランキングを公開しているわけではありません。
そのため、「この色は不人気だからダサい」と断定するのは避けた方がいいです。
中古車の掲載台数が少ない場合も、「新車販売台数が少なかった」のか、「オーナーが手放さない」のか、「そもそも設定期間が短かった」のかは分かりません。
カラーは、次の3つに分けて考えると分かりやすいです。
| 見るポイント | 考え方 |
|---|---|
| 自分の好み | 所有中の満足度へ直結する |
| 流通量 | 中古で探しやすいかに影響する |
| 売却時の需要 | 査定時に評価される可能性があるが保証はない |
火の玉系のようなZらしさを感じやすいカラーが好きな人もいれば、ブラック系を落ち着いていてかっこいいと感じる人もいます。
現在の2027年式通常Z900RSにはキャンディトーングリーニッシュブルー、Black Ball Editionにはエボニー、CAFEにはキャンディトーンレッドが設定されています。
過去年式まで見れば、さらに選択肢が広がります。
色選びで後悔しやすいのは、自分の好みより「売るとき高そうだから」だけで決めるパターンです。
リセールを無視する必要はありませんが、毎回ガレージで見たときに気に入れるかも大切です。
資産価値まで含めて考えたい場合は、Z900RSの資産価値と将来の相場も参考にしてください。
Z900RS CAFEはダサい?標準車とは世界観が違う
Z900RS CAFEは、標準Z900RS以上に好みが分かれやすいモデルです。
理由は分かりやすく、フロントカウル、ローポジションハンドル、専用シートによって、標準車とはシルエットがかなり違うからです。
「カフェレーサーらしくて標準より好き」という人もいれば、「丸目ネイキッドのZ900RSにカウルはいらない」と感じる人もいます。
どちらが正解という話ではありません。
CAFEのデザインは、標準Z900RSへカウルを付けただけというより、カフェレーサー風の世界観を一式で楽しみたい人向けです。
2027年式CAFEはメーカー希望小売価格154万円、シート高820mm、車両重量218kgです。
通常Z900RSの810mm・216kgと比べると、足つきや取り回しの感覚まで同じとは限りません。
特に小柄な人は、写真で見たデザインだけで決めず、CAFEにも実際にまたがってください。
標準・CAFE・SEを迷っているなら、見た目だけでなく足回り、ブレーキ、シート高、価格まで比較した方が後悔しにくいです。
Z900RS SE・CAFE・各仕様の違いで詳しく比較しています。
乗り手の好みに合わないデザインとは
Z900RSが合わないのは、単に「センスがない人」でも「若い人」でもありません。
求めるものが違えば、同じデザインを見ても評価は変わります。
たとえば次のような人は、購入後に「見た目がやっぱり違った」と感じやすいです。
- 細くてシャープな現代ネイキッドが好き
- フルカウルスポーツの攻撃的な見た目が好き
- 車体をできるだけコンパクトに見せたい
- 人と同じバイクを避けたい
- 旧車そのものの造形を求めている
最後の「旧車そのものを求める人」も意外と重要です。
Z900RSはZ1の完全な復刻車ではありません。
水冷エンジン、現代のフレーム、倒立フォーク、ABSなどを使った現代車です。
「昔のZとまったく同じものが欲しい」と考えると、ホイール、排気系、フレームまわりなどで違和感が出ることがあります。
反対に、旧車の雰囲気は好きだけれど、日常では現代車として扱いたい人には、この折衷が魅力になります。
Z900RSを「嫌い」と感じる理由はデザインだけではない

Z900RSを嫌いだと感じる理由を整理すると、見た目以外も混ざっています。
「タンクが好みではない」はデザインの問題ですが、「高い」「重い」「維持費が気になる」「よく見かける」は所有条件の問題です。
ここを一緒にすると、自分が何に引っかかっているのか分からなくなります。
| 気になること | 分類 | 購入前の確認方法 |
|---|---|---|
| 丸目・タンクが好みではない | デザイン | 実車・カラー違いを見る |
| 人とかぶる | 所有感 | グレード・過去年式も比較 |
| 216kgが重い | 扱いやすさ | 押し引き・またがり確認 |
| 150万円超が高い | 予算 | 乗り出し総額まで見積もる |
| ハイオクが気になる | 維持費 | 年間走行距離から計算 |
| 盗難が不安 | 保管 | 駐輪環境を先に整える |
こうして分けてみると、「Z900RSがダサいから迷っている」と思っていても、実際には重さや予算が不安だったということもあります。
そこまで分かれば、Z650RSや別のZシリーズまで比較する意味も見えてきます。
Z900RSで後悔する人と手放す理由を整理

この章で確認すること
- 飽きると言われる理由
- 持病・壊れやすさの考え方
- ハイオク指定と維持費
- 値引きをどう考えるか
- 純正マフラーと近所への音
- 10年後の価値
- 手放す前に確認したいこと
Z900RSは飽きる?長く乗れる人との違い
「Z900RSは飽きる」という意見もありますが、飽きるかどうかは車両だけでは決まりません。
何を期待して購入したかによって変わります。
Z900RSは、スーパースポーツのようにサーキット性能へ特化したバイクでも、巨大なカウルと積載装備を持つ長距離ツアラーでもありません。
街乗り、ワインディング、ツーリング、4気筒のフィーリング、クラシックな外観をバランスよく楽しむタイプです。
そのため、一つの性能だけで強烈な刺激を求める人には「思ったより普通」と感じる可能性があります。
一方、毎週のツーリングや日常の短距離でも使いながら、見た目や所有感を楽しみたい人には長く付き合いやすいです。
現行世代は電子制御スロットルやクルーズコントロール、KQSなども備えているため、従来型と比べても使い方の幅が広がっています。
もし購入前から「本当はSEの見た目が好き」「本当はCAFEが欲しい」と思っているなら、安さだけで通常モデルへ妥協しない方がいいかもしれません。
後から外装や足回りへ大きなお金をかけるより、最初から欲しい仕様を選んだ方が納得しやすい場合があります。
持病がある?「壊れやすい」と消耗を分けて考える
Z900RSについて「持病」「壊れやすい」と検索すると、不安になる情報が出てくることがあります。
ただ、個別の故障報告だけを見て「Z900RSは壊れやすい車種」と決めつけることはできません。
大型バイクでは、タイヤ、チェーン、スプロケット、バッテリー、ブレーキ、油脂類などの交換費用が中小排気量車より大きくなりやすいため、消耗品交換を故障の多さと混同しないことも大切です。
中古車で見たいのは、車種名よりその個体の管理状態です。
中古Z900RSで確認したいポイント
- 冷えた状態からの始動性
- アイドリング時の不自然な異音
- エンジン・冷却系のにじみ
- フロントフォークの傷やオイル漏れ
- チェーン・スプロケットのサビや摩耗
- タイヤの残量・製造年・偏摩耗
- レバー・バーエンド・エンジンカバーの転倒痕
- タンクのへこみや補修跡
- 社外電装の配線処理
- 純正部品が残っているか
- 整備・車検記録
- リコール・改善措置の実施状況
過去の対象車両にはリコールなどの市場改善措置もあるため、中古購入時は車台番号で確認してください。
対象だったこと自体より、必要な対策が終わっているかが重要です。
カワサキのリコール情報で確認できます。
また、Z900RSはカスタム車も多いので、故障の有無だけでなく作業品質を見ましょう。
マフラーや電装、ハンドル、フェンダーレスなどは、部品そのものより取り付け状態が重要な場合があります。
ハイオク指定と維持費の現実
Z900RSは無鉛プレミアムガソリン指定です。
現行2027年式の通常Z900RSは、燃料タンク容量17L、WMTCモード値20.5km/Lです。
ただし、この20.5km/Lは定められた試験条件による値なので、実際の燃費は渋滞、気温、アクセルの開け方、荷物、整備状態などで変わります。
| 維持項目 | 購入前に考えたいこと |
|---|---|
| 燃料 | 無鉛プレミアム指定 |
| 車検 | 継続して所有するなら定期的に必要 |
| タイヤ | 大型車サイズなので交換費も確認 |
| チェーン・スプロケット | 状態と走行距離で交換時期が変わる |
| 任意保険 | 年齢や補償内容で変動 |
| 盗難対策 | 保管環境によって追加費用が必要 |
| カスタム | 欲しくなると予算が膨らみやすい |
ハイオクだけを見て「維持費が高すぎる」と判断するより、年間走行距離を基準に考える方が現実的です。
一方、車検、タイヤ、任意保険、保管、カスタムまで加えると、それなりに費用がかかる大型バイクなのは確かです。
購入できるかではなく、数年間気持ちよく維持できるかを考えてください。
「毎月の負担を気にしてほとんど乗らなくなった」では、せっかく気に入って買っても満足しにくいですよね。
Z900RSは値引きされない?本体価格だけで判断しない
Z900RSの購入を考えると、「どれくらい値引きしてもらえるのか」も気になります。
ただし、メーカーが販売店ごとの値引き額を一律に決めて公表しているわけではありません。
値引き条件は、店舗、在庫、年式、カラー、購入時期、用品、下取りなどで変わります。
そのため、「Z900RSなら必ず○万円引き」「人気だから絶対に値引きゼロ」と決めつけない方がいいです。
見るべきなのは最終的な乗り出し条件です。
- 車両本体価格
- 登録諸費用
- 保険
- 用品
- ETCなど必要装備
- メンテナンスパック
- 現在の愛車の下取り・売却額
特に乗り換えの場合、車両本体の値引きが数万円違うより、今のバイクの売却額が大きく違う方が総負担へ影響することがあります。
ディーラー下取りは手続きが楽ですが、それだけで相場全体を判断する必要はありません。
値引きだけを見るのではなく、現在の愛車にいくら付くかも確認すると、実際に必要な乗り換え資金が見えやすくなります。
カチエックスは、写真と車両情報を使って複数の買取店・販売店の査定を比較したい人向けです。
すべての車両で希望額になるわけではありませんが、「下取りだけで決める前に現在の査定額を確認したい」という使い方ができます。
近所迷惑?純正マフラーの音はどう考える?

Z900RSには、吸排気音の質感まで考えたサウンドチューニングが採用されています。
4気筒らしい音も、このバイクを選ぶ魅力の一つです。
ただし、メーカー純正だから住宅地でまったく気を使わなくてよい、という意味ではありません。
音の感じ方は、時間帯や周囲の環境でかなり変わります。
昼間の幹線道路では気にならない音でも、早朝の住宅街や壁に囲まれたマンション駐輪場では響いて聞こえることがあります。
エンジンをかけたまま長時間暖機したり、出発前に空ぶかししたりする必要はありません。
周囲への負担を減らしたいなら、始動後は必要な確認をして静かに出発する方が自然です。
社外マフラーへ変更する場合は、さらに慎重に選びましょう。
音だけでなく、車両型式への適合、公道走行の可否、政府認証やJMCA表示、車検への対応を確認してください。
社外マフラーを選ぶ前に
通販検索では、国内公道向けだけでなく競技用や海外仕様の商品も表示されます。
商品名に「Z900RS用」と書かれていても、自分の年式・型式へ適合するとは限りません。特に2026年以降は型式が従来車と異なるため、メーカーの適合表まで確認してください。
見た目を旧車方向へ振りたい場合は、マフラーだけでなく外装との組み合わせも重要です。
Z900RSをZ1仕様にする費用と外装セットで、カスタム全体の考え方を確認できます。
Z900RSは10年後どうなる?「値上がりする」とは断定できない
Z900RSを購入するとき、「10年後も高く売れるのかな」と考える人もいます。
ここは期待だけで判断しない方がいいです。
Z900RSには、Zのブランド性、4気筒、レトロスポーツとしての分かりやすさがあります。
一方で、将来の中古価格を決めるのはそれだけではありません。
- その時点で新車が販売されているか
- 後継モデルがどんなバイクか
- 中古在庫がどれくらいあるか
- 大型バイク需要が続いているか
- 特定年式・カラーへの需要があるか
- 車両の走行距離と保管状態
- 純正部品が残っているか
- 事故・転倒・補修歴があるか
ガソリン4気筒車が今後少なくなれば注目される可能性はあります。
逆に、Z900RSの中古車が十分に流通し、さらに魅力的な後継車が普通に買えるなら、すべての年式が高騰するとは限りません。
「10年寝かせれば儲かる」と考えるより、乗って楽しみながら状態を保つ方が現実的です。
乗らなくても、バッテリー、タイヤ、燃料、ブレーキ、金属部品は時間とともに劣化します。
将来価値を詳しく考えたい場合は、Z900RSの資産価値を左右する要素と将来の予測で、上昇・横ばい・下落のシナリオを整理しています。
Z900RSを手放す理由は一つではない

「Z900RSを手放した人がいる=何か大きな欠点がある」とは限りません。
なお、Z900RSオーナー全体を対象に「手放した理由」を集計した公式統計があるわけではないため、「一番多い理由はこれ」とは断定できません。
売却を考える背景としては、次のようなものが考えられます。
重さが負担になった
現行通常Z900RSは216kgです。
走行中より、駐車場で押す、坂で止まる、砂利の上で切り返す、といった場面で重さが気になる人がいます。
特に自宅駐輪場の条件が悪い場合、毎回出すだけで疲れると乗る頻度が下がります。
維持費が生活に合わなくなった
車検、保険、タイヤ、燃料、保管、盗難対策などは、所有している限り考える必要があります。
乗る回数が減れば、「この維持費を払い続けるなら一度手放そう」と考えるのも自然です。
もっと軽いバイクが欲しくなった
年齢や体力だけでなく、使い方が変わることもあります。
近場の散歩が中心になれば、200kgを超える4気筒より軽いZ650RSや中型車が魅力的に感じるかもしれません。
別ジャンルへ興味が移った
スーパースポーツ、アドベンチャー、クルーザー、オフロードなど、乗りたい方向が変わることもあります。
Z900RSに欠点がなくても、次に欲しいものができれば乗り換えは起こります。
査定額を見て乗り換えを決めた
Z900RSは仕様や状態によって査定差が出ます。
「この金額なら次のバイクへ乗り換えられる」と分かれば、売却のきっかけになることもあります。
逆に、査定額を見て「この金額ならまだ乗ろう」と思うこともあります。
手放す前に確認
- 不満は用品や調整で解消できないか
- 重さそのものが負担になっていないか
- 同じカラーを買い戻したくならないか
- 次に欲しい車種は本当に決まっているか
- 現在の査定額を確認したか
- 純正部品を含めて査定してもらったか
売却を少しでも考えているなら、バイク買取業者と査定方法の比較も確認しておくと、近所の1店舗だけで決めずに済みます。
カスタムで不満を変えられるか確認
見た目が少し物足りないだけなら、売却する前にミラー、シート、外装などの方向を見てみる価値はあります。
ただし、重さやエンジン形式そのものはカスタムでは根本的に変えられません。
Z900RSで後悔しないための選び方
Z900RSが向いている人・向いていない人
「Z900RSはダサいのか」を考え続けるより、自分の用途と好みへ当てはめた方が判断しやすくなります。
| 向いている人 | 理由 |
|---|---|
| クラシックなZデザインが好き | 丸目・タンク・4気筒の造形を楽しめる |
| 並列4気筒を楽しみたい | 948cm³エンジンの余裕がある |
| 街乗りとツーリングを両立したい | 極端に用途を限定しない |
| 高速巡航もする | クルーズコントロールなど現行装備を使える |
| カスタムを楽しみたい | 関連パーツや情報を探しやすい |
| 長く所有したい | 純正状態でも外観の個性が強い |
| 別車種も比較したい人 | 理由 |
|---|---|
| 軽さを最優先する | 216kgの取り回しが負担になる可能性 |
| 維持費を最小限にしたい | ハイオク・車検・大型タイヤなどが必要 |
| 人とかぶるのが本当に嫌 | 希少車の方が満足できる可能性 |
| フルカウルSSの姿勢が好き | Z900RSとは方向性が異なる |
| 旧車そのものが欲しい | Z900RSは現代のレトロスポーツ |
| 資産価値だけが目的 | 値上がりは保証されない |
維持費や取り回しに不安が強いなら、Z650RSも候補です。
また、レトロ系にこだわらずカワサキ全体から選び直したいなら、カワサキバイク全ラインナップ図鑑も参考になります。
通常・Black Ball・CAFE・SEは価格差だけで選ばない
現行ラインナップは見た目だけでなく、足つきや装備も違います。
通常Z900RSとBlack Ball Editionはシート高810mm、CAFEとSEは820mmです。
価格は通常Z900RSが1,507,000円、Black Ball Editionが1,529,000円、CAFEが1,540,000円、SEが1,837,000円です。
SEは高価ですが、ブレンボ製フロントブレーキやオーリンズ製リアショックなど専用装備があります。
一方、通常モデルとの差額をカスタムへ回したい人もいるでしょう。
Black Ball Editionのブラックアウトされた雰囲気が好みなら、通常モデルを後からブラック化するより最初から選ぶ方がまとまりやすいかもしれません。
CAFEは外観だけでなくハンドルやシートの世界観まで含めて選ぶモデルです。
価格順に決めるのではなく、どこへ価値を感じるかで選んでください。
買う前に「見る・またがる・押す・見積もる」
Z900RSは写真だけで決めない方がいいバイクです。
タンクの大きさ、216kgの重さ、810mmまたは820mmのシート高、ハンドル幅、排気音は、実車でないと分かりにくいからです。
購入前チェックリスト
- 正面・側面・斜めから見てもデザインが好きか
- またがった自分との車体バランスが好みか
- 片足で車体を支えられるか
- サイドスタンドから無理なく起こせるか
- 平地で押し引きできるか
- 自宅駐輪場へ入れられるか
- 通常・Black Ball・CAFE・SEを比べたか
- 年間の維持費を許容できるか
- 盗難対策を準備できるか
- 乗り出し総額を確認したか
特に保管場所は後回しにしないでください。
買ってから「駐輪場の傾斜がきつくて出せない」「ロックする場所がない」と気付くと、乗る回数そのものが減ります。
高価なバイクだけに、盗難への不安で気軽に乗れなくなるのも避けたいところです。
カバー、頑丈なロック、固定物へのロック、アラーム、GPSなどは、保管環境に合わせて組み合わせてください。
すでに所有しているなら「嫌な点」を3種類に分ける
すでにZ900RSを買って「少し後悔している」と感じるなら、すぐ売る前に不満を書き出してみてください。
私は、次の3種類へ分けると判断しやすいと思います。
| 不満 | 例 | 対応 |
|---|---|---|
| 用品で改善しやすい | ミラー、積載、風、見た目の一部 | カスタムを検討 |
| 調整で改善する可能性 | レバー位置、ハンドル、足つき | 販売店へ相談 |
| 車種を変えないと解決しにくい | 216kgが重い、4気筒が不要、維持費が厳しい | 乗り換えも比較 |
たとえば「ミラーの形が好きではない」なら車両を売るほどではないかもしれません。
一方、「駐車するたびに216kgを支えるのが怖い」「大型4気筒を持て余している」という不満は、外装パーツでは解決しません。
この違いを分けずにパーツを買い続けると、カスタム費だけ増えて結局乗り換えることもあります。
売却を考えるなら査定額を見てから決める
Z900RSを手放すか迷っているなら、まず現在の金額を知る方法があります。
売却すると決めてから査定する必要はありません。
「この金額ならまだ乗る」「この金額なら次の車両へ移る」という基準を作るために査定額を見ることもできます。
査定では、年式、グレード、カラー、走行距離、外装状態、転倒歴、カスタム、純正部品、整備履歴などが見られます。
特に純正マフラーや純正外装などを保管しているなら、勝手に処分せず一緒に提示してください。
ネット上の中古販売価格だけでは、あなたのZ900RSの買取額は分かりません。
カチエックスでは写真と車両情報を使って査定を比較できるため、何社も自宅へ呼ぶ前に現在の評価を確認したい人に向いています。
査定結果を見てから、売る・残す・別の方法を探す、の順番で考えても大丈夫です。
Z900RSがダサいに関するよくある質問(FAQ)
Q1. Z900RSが「ダサい」と言われる理由は何ですか?
Q2. Z900RSは多すぎて目立たないですか?
Q3. Z900RSがずんぐりむっくりに見えるのはなぜですか?
Q4. Z900RSのタンクはでかいですか?
Q5. Z900RS CAFEはダサいですか?
Q6. Z900RSは後悔しやすいバイクですか?
Q7. Z900RSを手放す理由には何がありますか?
Q8. Z900RSに持病はありますか?
Q9. Z900RSはハイオク指定ですか?
Q10. Z900RSは値引きされますか?
Q11. Z900RSは飽きやすいですか?
Q12. Z900RSの不人気色は避けた方がいいですか?
Q13. 2027年式Z900RSはいくらですか?
Z900RSがダサいと言われる理由まとめ
- Z900RSはクラシックなZを現代化したレトロスポーツ
- 丸目ライトや大きなタンクを渋いと見るか古いと見るかで評価が分かれる
- タンクと並列4気筒エンジンの存在感で車体中央が大きく見えやすい
- ずんぐりむっくりという印象は欠陥ではなくデザインの好み
- 公式の色別人気ランキングはなく、不人気色を断定するのは難しい
- CAFEはカウル・ハンドル・シートまで含めて標準車とは世界観が異なる
- 2027年式では通常Z900RSも現行ラインナップに入っている
- 通常Z900RSは1,507,000円、216kg、シート高810mm
- Black Ball Editionは1,529,000円、216kg、シート高810mm
- CAFEは1,540,000円、218kg、シート高820mm
- SEは1,837,000円、217kg、シート高820mm
- 現行世代は電子制御スロットル、KQS、クルーズコントロールなどを採用
- レトロな外観でも中身まで昔ながらのバイクではない
- 双輪Log公式Xの20回答では通常6件、Black Ball 5件、SE9件だった
- 簡易調査のため市場全体の人気順位とは扱わない
- ハイオク指定でタンク17L、WMTCモード値20.5km/L
- 車検、タイヤ、保険、盗難対策まで含めて維持費を考えたい
- 値引き額は店舗や時期で変わるため本体値引きだけで判断しない
- 人とかぶるのが嫌ならグレード・カラー・カスタムまで比較する
- 持病の噂より中古車個体の整備・転倒・カスタム状態を確認する
- 10年後に必ず高騰するとは言えない
- 純正部品と整備記録を残すことは将来の売却でも役立つ
- 見た目の一部ならカスタムで改善できる可能性がある
- 重さや維持費そのものが不満なら別車種も比較した方がよい
- 最終判断はネットの「ダサい」ではなく、実車を見て自分が好きかで決める
Z900RSは、誰にでも無条件で似合うバイクでも、全員がかっこいいと思うバイクでもありません。
でも、それはZ900RSに限った話ではないですよね。
むしろデザインがはっきりしているからこそ、好きな人には強く刺さります。
ネットで「ダサい」という言葉を見つけたときは、その人が何を嫌っているのかまで見てください。
タンクの形なのか。人とかぶることなのか。216kgの重さなのか。150万円を超える価格なのか。
あなたが気にならない部分なら、その評価は購入をやめる理由にはなりません。
反対に、自分自身が実車を見ても「どうしてもこのタンクが好きになれない」「押した瞬間に重すぎる」と感じるなら、その感覚は無視しない方がいいです。
価格が高いバイクだからこそ、周囲の評価ではなく自分の感覚を優先してください。
「SEやCAFEまで比較したい」という方は、Z900RS SE・CAFE・各モデルの違い。
「売るときの価値まで考えたい」という方は、Z900RSの資産価値と将来の相場。
「もっと旧車らしい見た目へ変えたい」という方は、Z900RSをZ1仕様にする費用と外装セットも参考にしてください。
Z900RSだけを見ていると、「本当に自分が欲しいZはどれなのか」が分からなくなることがあります。
Z1、ゼファー、Z650RS、現代のZシリーズまで比較すると、Z900RSを選ぶ理由も逆に選ばない理由も見えやすくなります。